「……もうねェよなァ?」
「おう、かかってきな」
ぐだぐだな雰囲気の中、両者が仕切り直す。
零夜は手足をぶらぶらさせながら、不敵に笑う。
(コイツはこんなんでも上弦の鬼……油断は出来ねェ、さっきのも油断させる演技かもしれねェ)
ー
「妹達を遺して死ぬわけねぇだろ?」
ー
(……いや、あの顔は嘘じゃねェ。だがあのガキ共には悪ィが、コイツはここで殺す)
「風の呼吸、壱ノ型 塵旋風・削ぎィ!!!」
地面を抉るような突風が零夜に襲いかかる。
零夜は横に転がり、手に取った無数の石を不死川に投げた。
雨の様に降る石の大群を不死川は日輪刀で切っていき零夜に追撃を仕掛ける。
「オイオイ、すげぇな実弥!」
「褒めてんじゃねェよ、風の呼吸 伍ノ型 木枯らし颪!」
上空から吹き荒れる竜巻に対し、普通なら避ける所を零夜は逆に突っ込んだ。
竜巻の風向きに逆らわずに飛ぶ事によって吹き飛ぶ事もない。
さらっととんでもない事を言っているが、鬼だからで済ませておこう。
「なっ!?」
「一発入れてやるから覚悟しな!血鬼術 灼熱螺旋!!」
零夜の拳に熱気が帯び、不死川の腹に向かい拳が放たれる。
然し、不死川はそれを技で防いだ。
「参ノ型 晴嵐風……ぐぁああ!!!」
風で受け致命傷は避けられたが、螺旋階段を転がっていくような感覚で吹き飛ぶ。
数メートル先で着地して不死川が零夜を睨む。
「ヒュウ、アレを防ぐかよ」
「どんな熱してんだァ、刀が熱くなってる」
「次、血鬼術 熱拳!!」
零夜は右拳を勢いよく突き出すと、不死川に向かって高熱を纏った巨大な拳のエネルギーが不死川を巻き込まんと突き進んでいく。
不死川はそれを型で守らずに、その場を脱出。
熱拳はそのまま木々にあたるとその熱が弾け、木が燃えて熱風が周りに吹く。
「うらァァァァ!!」
脱出した先に零夜が駆け、そのまま殴り掛かる。
不死川はそれに合わせ刀を振るう。
瞬間、ぶつかりあった拳と刀の間に火花が散る。
「はっ、楽しくなってきたな」
「テメェの拳の硬さはなんなんだァ!?」
「そんなもん気合いで硬くしてんだよ」
「冗談は顔だけにしとけェ!弐ノ型 爪々 科戸風!!」
四つの爪の様な斬撃を至近距離で飛ばす。
零夜は腕を交差させ、ぶつかる表面を硬化させ耐える。
「その硬さがどれくらい保つのか試してやらァ!二連!三連!」
爪々科戸風が二度、三度、四度と放たれた。
その全てを防いだ零夜の表面から、多少の血が流れていた。
「そこだァ!風の呼吸、捌ノ型 初烈風斬りィ!!」
不死川の周りに風が吹きすれ違いざまに零夜の肉体を斬りつける。
確かにその刃は零夜に届いた。
だが
「足りねぇよ実弥」
「……!!」
不死川の背後に零夜が立つ。
刹那、零夜の血鬼術が不死川を襲う。
「血鬼術 熱狂乱舞」
零夜はその場で凄まじい回転で回り、それに合わせ高熱の風を巻き起こし不死川を吹き飛ばす。
それを何とか受身を取った不死川に追撃の技を繰り出す。
「血鬼術 火熱蹴りぃ!!」
鬼の筋力で飛び、そのまま炎を纏った膝蹴りで不死川の顎を捉え打ち込まれた。
不死川は一瞬気を失いかけるも、何とか持ち直す。
だが不死川の身体は既に限界を迎えていた。
立つ足も震え、意識を保つのがやっとである。
「はァ…はァ……」
「……良くもまぁ起きてられるな、猗窩座……あぁ上弦の参でさえ頭打ち抜かれて暫く立てなかったんだがな」
「……」
「だがまぁ、これでもう実弥は闘えねぇだろ」
「旋ノ型……」
「ん?……!!」
「一風一閃 突……!!」
零夜が認識出来ないほどの速さで風が吹き抜けた。
硬化していた腹をも裂き、血が溢れ出す。
「なっ……ごふっ……」
「……ゥ」
不死川は倒れた。
零夜は腹を抑えながら、不死川の元へ歩き出した。
「なんでやつだ、ここまで強いなんてな。地味に傷口に風が回って治らねぇし痛てぇ……」
不死川を背負うと、零夜の口から涎が流れ出した。
「もしかしなくても稀血か?勘弁してくれよな……」
涎を垂らしながら零夜は帰路に着いた。
不死川が目覚めたのは一時間後の話であった。
温度差で風邪ひきそう
そして不死川君新しい技を身につける
風の呼吸は広範囲に強いが、一点集中というのがないですよね。
ない……よね????ニワカだからって許されないよギョレンよ
なので新技、一風一閃 突(いっぷういっせん とつ)を覚えさせました。ポケモンか何か?
日輪刀に風を纏わせ、風の勢いで突撃して一閃。
斬った対象に風の刃を付与させ、残留ダメージを負わせます。
零夜君は鬼殺隊(協力者)になる?因みに作者は「この要素いる?」との事
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なる
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ならない
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もう見た
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はよブラコン要素だせ
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ハンバァアアアアアアグ!!!