SAO/UNLIMITED プロジェクトSAO   作:牢吏川波実

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メインシナリオ 第二章 第20話

 瞬く隙もないほどの攻撃。

 側からみれば、突然現れたプレイヤーがエイミーを攻撃したという暴力行為に見える。

 でも、それが彼女のことを思っての一撃であることは、誰が見ても明らかだった。

 

「く、クレールさん……」

 

 彼女の、真剣にエイミーを見つめている目線を見れば。

 エイミーの前に現れたのは、二日前に自分のことを助けてくれたプレイヤーの一人。なおかつ、彼女は知らないことだったが、この二日間の道中見守ってくれていた少女、クレールであった。

 その背後には同じくキッドのことを見守っていたナイトもいる。

 強烈なビンタだった。少しだけHPが減ってはいるが、もともと体力は全快だったこともあり、その被害は微少。しかし、その心に与えられた一撃はとても大きなものだった。

 そんなエイミーの肩を掴んだクレールは、振り子のように大きく彼女を揺さぶりながら言う。

 

「馬鹿ッ……あなたも、華恋も、どうしてもっと自分のことを大事にしないの?」

「え?」

 

 華恋。ソレはエイミーの知らない、クレールの大事な、大切な、“ライバル”の名前。

 あの時と同じだ。クレールは思い出していた。

 あの、無関係な人間に言っても信じてくれないようなイギリスでの“レヴュー”そして“オーディション”で敗北した自分は、キラメキを失った。

 けど、そんな自分にもほんの少しのキラメキがまだ残っていた。だから、自分は、今度は日本に帰ってきて再びその舞台に立たされて。そして、またも敗北しそうになった。

 転校してきて早々の敗北。きっと、疲れがたまっていたのだと思う。コンディション不良という、けっして舞台少女が犯してはならないミスをした自分が悪い。

 そう考え、敗北を受け入れようとした。その時だった。

 

『星屑あふれるステージに、華麗に咲かせる愛の花! 生まれ変わった私を纏い、きらめく舞台に、飛び込み参上!! 99期生、愛城華恋!!』

 

 彼女は、目を疑った。突然、いくつもの光線が照射され、そこに忽然として現れた一人の華麗なる人物を映し出したのだ。

 それが、彼女の友達。親友。そして、ライバルたる舞台少女。愛城華恋。

 

『みんなを、スタァライトしちゃいます!』

 

 彼女が、もっともそのオーディションに参加してもらいたくない女の子が、飛び入りで参加してきたのだ。

 少女は、何も知らない無垢なキラメキを持ったままで、そのオーディションに参加した。

 その時の自分に宿った感情を一言で表すなら、“悲観”―――だったのだろう。

 彼女に、こんなオーディションに参加してもらいたくなかった。こんなレヴューの事なんて知ってもらいたくなかった。彼女に、自分の中のキラメキを、舞台少女としてのキラメキを失わせたくなかった。

 オーディションの敗北者は文字通りすべてを失う。舞台少女としての夢も、希望も、そして、舞台に立つ楽しさも。全て、自分が一度味わった。

 地獄のような、虚無を生きる毎日に、どれだけ惨めな思いになったことか。

 親友にそんな真似させられない。クレールは必死になって彼女をオーディションから抜けさせるように試行錯誤した。でも、無駄だった。

 あの子は、どんどん深みにはまっていった。オーディションの深み、身の破滅への道を。

 結局、彼女は、そしてその時のオーディションに参加した人間は誰一人としてキラメキを失うことはなかった。

 でも、それは結果論。そして、愛城華恋という人間が“再生産”したキラメキによる奇跡だ。同じことが、そう何度も起こるはずがない。それは、この世界とて同じ事。

 そして今、彼女と同じように身の破滅もいとわないような人間が自分の目の前にいる。

 やっぱり、そうなのか。彼女は、エイミーは、華恋と同じ道を歩んでしまうのか。

 そんなの、私が嫌だ。彼女はよかったとしても、私が、嫌なのだ。

 

「もっと自分のことを大切にして……誰かのことを助けなくてもいい。それで誰かに妬まれてもいい。自分の中のキラメキを……命を大切にして!」

 

 この子は、きっと今行かせて、それでピンチに陥っているプレイヤーを助けることができたとしても、また何度も同じことを繰り返す。

 何度も、何度も何度も、そのたびに生き残れるかと聞かれれば、必ずそうとは限らない。きっといつかはゲームオーバーとなって、死に至る。そう、彼女の第六感がうるさいようにささやいていた。

 

「でも! 今度は前とは違う……今度は、命があるプレイヤーだよ! ……だからッ!」

「命があるとか、ないとか関係ない! あるのは、貴方のただ一つの命だけ……それがどうしてわからないの!」

「それでも! 目の前にある命を見捨てるなんて、私にはできない!」

 

 エイミーは自暴自棄になっているわけではない。自分のことが嫌いなわけでも、死にたがりというわけでもない。ただ目の前に困っている人間がいるから、だから助けたいというだけ。

 それが、彼女の答えなのだ。たとえ、それが自己犠牲につながっていたとしても。それで誰かのことを救えたとしても、絶対に誰かのことを悲しませてしまう。彼女に、その覚悟があるのか。ソレは、彼女自身にもわからないことだ。

 しかし、分からないこと、知らないという事もまた罪というのなら、きっと彼女は罪深き女。

 そして、愚かな女なのであった。

 

「それがお前の命の使い方か?」

「え?」

 

 と、二人の会話に突然入り込んできた人物。それは、ナイトだった。

 ナイトは、どこかの≪バカ≫のことを思い出しながら言う。

 

「俺は以前、ある戦いを止めたいと願って戦ったバカの事を知っている」

「バカ?」

「ソイツは、どれだけ戦うことを強制されても、決して他人を殺すために力を使うことはなかった。その戦いが、最期の一人になるまで続くものだと、知っていてもだ……」

 

 ≪バカ≫。この言葉に、キッドはおそらく自分の事なんだろうなと、その単語で自分を連想してしまう残念な自分にむかつきながらも、ナイトの話に耳を傾けていた。

 でも、おかしい。自分にはそんな戦いに出向いた記憶なんてない。彼の話を聞いていると、まるで自分たちがデスゲームか何かに参加させられたような口ぶりだが、でも彼からはそんなこと一度も聞いたことがなかった。

 でもなぜだろう。そのことを話している彼のことを見ていると、なんだかとても懐かしい気分になってくる。まるで、遠い昔に抱かれた、母の温もりを思い出しているかのような。

 

「それで、その人は?」

「……死んだ。あっけないくらいに、簡単にな……理由は、俺にもわからん。気が付いたらそいつは致命傷を負い、虫の息だった」

「……」

 

 ナイトの言葉が本当にあったことなのかどうかは分からない。でも、その言葉ではなく、彼がその話をするときに時折見せる苦々しい表情が、その話にリアリティという肉付けを行っていた。

 誰も、言葉にできない。気が付けばあたりからは風が草原の草を撫でる音や、この現状に不釣り合いなフィールドBGMが流れているだけだ。

 

「そのバカは死の間際……俺に言った」

 

『やっぱり……≪―――≫を閉じたい……戦いを止めたい、って……きっと、すげぇ辛い思いしたり……させたり、すると思うけど……それでも、止めたい……それは……正しいかじゃなくて……俺の≪―――≫の一人として、かなえたい願いが……それなんだ』

『あぁ、だったら生きてその願いを叶えろ! 死んだら……終わりだぞ!』

『そうなんだよな……蓮、お前はなるべく……生きろ……』

 

 辛い経験。そんな単純な言葉では片づけられないような惨劇を、彼は乗り越えてここにいるのだ。もう、嘘か誠かなんて関係ない、ただ、彼の話に周囲にいる物全員が、釘付けとなっていた。

 

「その戦いは、たった一つの命をめぐる戦いだと言っても過言ではなかった。だが、その一つの命のために何人もの人間が犠牲になった……その果てでアイツが見つけた……必死で苦しんで、考え抜いて、死の間際になってようやく答えを出せる物……それが、信念だ」

「信念……」

 

 信念。その言葉を聞いたエイミーには、絶望にも似た苦悩が生まれた。果たして、自分の中にあるソレが、ただ目の前に困っている人間がいるから、だから助けたいというものが信念なのか。はたまた、命が大切な物。そんな考えに凝り固まった結果生まれた必然の雑念か。

 でも、どれだけ考えても答えは見つからない。しかし、それが答え。

 彼女は、信念をもって答えを出してはいなかった。だからこそ、即答できないのだ。これが、自分の中にある信念であると。

 彼女の中に宿る本当の信念。これから宿ることになる信念を考えるには、まだほんの少しだけ時間が必要なのであった。

 しかし、彼女の中の信念を探る時間よりも、この状況を打開するための時間は稼げたらしい。

 

「あ、いた!」

「シズ! アコ!」

「え?」

「どうやら、来たようだな」

 

 村の方からエイミーの見覚えのあるプレイヤーの姿。ナイトと同じく、昨日まで一緒に行動をしていたクリプティッド、ラフルール、スノーの三人。

 それだけじゃない。村とは反対方向の道からも、何人かのプレイヤーの姿が見える。シズやあこちゃーの名前を呼んでいることから、彼女たちの仲間なのだろう。

 

「あ、のどか! 京太郎!!」

「随分早かったわね、さっきメッセージを送ったばっかりなのに……」

「そんなことより、宮永さんはどこに?」

「向こうの森! そこでヒースクリフさんが見たんだって!」

「分かりました!」

 

 といって、のどかと言われた女性プレイヤーはすぐさま向かおうとする。しかし。

 

「おい! 待てってのどか!」

「放してください! 須賀君! 早くしないと宮永さんが!」

「心配なのはわかるけど! 咲ならだい……いや、心配っちゃ心配だけど、とりあえず冷静になれって!」

「でも!」

 

 その慌てようから、どうやらサキというプレイヤーと親しい関係である様子だ。けど、この姿、どこかさっきまでの自分とかぶるところがあるが、客観的にみていると、自分がこんなことしていたんだなと思って随分と恥ずかしい思いになってくる。

 

「あの二人、シズの友達?」

「うん! のどか、じゃなくて≪のどっち≫と≪キョウ≫。二人とも、サキと同じ清澄高校の麻雀部!」

 

 と、そんな二人と、なだめようとするあこちゃーを尻目にシシーラがシズに聞いた。なるほど、同じ高校の同級生、同じ部活の仲間であるのならあそこまで心配するのも分かる気がする。

 むしろ、まだ会話もしたことのない自分が彼女と同じ行動をとろうとしていたのだから、それはさすがに止められるというのも分かるという物だ。

 

「いた! おーい、エイミー!」

「え?」

 

 それから数分、のどっちを落ち着かせるのに奮戦しているところ、二人が現れた方向からまた別の二人のプレイヤーが現れた。エイミーの知っているプレイヤーの姿が。

 けど、何故ここにいるのだろうか。そのプレイヤーが、エイミーに近づいて来て一言。

 

「お待たせ!」

「え? お待たせって……」

 

 と言った。この言葉にも疑問符がついたエイミー。お待たせと言われても、自分は彼女が来ることなんて知らなかったのに。

 何故ここに、この場所に≪スター≫がいるのだ。

 

「あたしが呼んだの。名前は知っていたから、メッセージで……そしたら、ちょうど仲間と一緒に近くのフィールドにいたから、一緒に戦ってくれるって」

「え……」

 

 そういったのは、昨晩自分と一緒にスターに出会っていたサーヴァントだ。

 このゲームでは、相手のプレイヤー名を知ってさえすれば、メッセージを当該の人物に送ることができる。この一大事に、一人でも多くの仲間が必要だと考えた彼女は、唯一プレイヤー名を知っていたプレイヤーにそのメッセージを送ったのだ。

 運のいいことに、スターもまた一緒にこのゲームにログインしてきた友達とともにこの村のクエストをするために近くに来ていたというので、メッセージを送ると

 

≪すぐに向かう≫

 

 そう反応してくれたのだ。

 そしてスターともう一人、彼女の友達たる人物が小さく頭を下げながら言う。

 

「セレーネです。よろしくお願いいたします」

「あ、はい! こちらこそ……」

 

 明るい紫の髪をたなびかせている姿とその言葉遣い。そして、そのかぐや姫を想像させるような容姿からとても見目麗しい人間で、自分とは全く違うなと思うエイミー。

 でも、一つだけ彼女との共通点があったりする。それは以前スターが彼女に教えていたことなのだが、しかしそのことを話す時間もないので割愛となった。

 

「ん? お前たち……確か清澄と阿知賀の……」

「へ?」

 

 まだ登場人物は増加していく。次に現れたプレイヤー八人。うち二人はどうやら麻雀関係者四人と知り合いであるようだ。

 

「あれ! あなたたちは確か……」

「鶴賀の麻雀部。加治木だ。この世界ではかじゅ、と名乗らされている」

「かじゅ?」

「そのことは深く掘り下げなくていい。そしてお前たちも知っているだろうが……」

「あ! えっと、妹尾香織です……≪セノ≫って名前を使っています……」

 

 後から聞いた話によると、彼女たちは鶴賀学園という高校の麻雀部員であるそうだ。今年になってようやく団体戦に出れるメンツ五人がそろったことによって、初出場することができたくらいに歴史が浅い部。

 しかし、彼女たちの属する長野県大会ではなみいる強豪の中で見事にベスト四に進出するという強さを持つ学校だったそうだ。

 清澄高校も長野県にある学校だったがゆえに、その時に知り合い。

 また、清澄高校が全国の舞台で戦う姿を見るため上京した時、阿知賀の麻雀部にも出会っていたのだ。

 

「では、やはりサキというのはあの宮永咲の事だったのか……シシーラからその名前を聞いたときにはもしやと思ったが……」

「え? シシーラさん?」

「うん、僕が呼んだ……」

「私たち、かじゅさんも含めた何人かでちょっとしたギルドみたいなのを作っているの」

 

 あるβテスターの話によると、この世界ではギルド、と呼ばれるものが上層に向かうことによって作成することができる。いわゆる、多数のプレイヤーが所属できるグループのことだ。

 集団を作るという意味では、パーティーやレイド、それから二つとは少し違うかもしれないがフレンドという機能もある。

 フレンドは、その名前の通りにフレンドリストというものに知り合ったプレイヤーを登録してできるものだ。

 フレンドリストに登録した者同士なら、たとえ同じ階層にいなかったとしても簡単な文章のメッセージを送ったり、フレンド相手の現在位置をマップ上でサーチすることも可能となる。

 ギルドは、そのフレンドの機能に加えて、戦闘時にギルドのメンバーとパーティーを組むと、非ギルドメンバーとパーティーを組んだ時以上にコルや経験値が入手できるという利点、並びに、戦闘力にボーナスをもたらされる特典がある。

 一応、入手したコルの一定の割合はギルドに上納金として持っていかれるというデメリットはあるのだが、それもまた後々メンバーで分け合えば済む話。

 三層以上に登らなければ、ギルド作成のクエストが発生しないため、今はギルドを作ることができない。でも、その前にパーティーとして何人かでともにプレイをし、擬似的なギルドを作っていたプレイヤーが、この時点ですでに存在していたのだ。シシーラや、後に来た八人はそのメンバーの中の数名である。

 

「だからその名前は……」

「心配するな! このドゥーチェが来たからには、必ずサキという少女を助ける!」

「お! 気合入っているみたいっすね、ドゥーチェ!」

「無論! リーダーたる者、仲間のピンチを放ってはおけないからな!」

「一応リーダーは≪イインチョウ≫ですけど……」

「うッ……それは言わない約束だろ!」

 

 と随分と騒がしい女性たちも一緒だ。三人は麻雀部員ではないらしく、リーダーを≪自称≫するプレイヤーが≪アンチョビ≫、その彼女に同調してよりその騒がしさを増している要因となっている女性が≪ペパロニ≫。そして、最後に冷静にアンチョビに突っ込んでいたのが≪カルパッチョ≫だそうだ。

 他、メンバーの中には男性もいた。こちらは、その隣にいる女性ともども、一緒に来てくれたメンバーの中では異質な存在だ。

 他のもの達が皆高校生や中学生くらいの年齢であるのに対して、二人だけ大人だったから。いや、シシーラやフラウもまた大人であることを加味すると、もしかしたらそのつながりなのかもしれない。

 おそらくカップル、いや年齢から考えるともしかしたら現実では結婚もしているのかもしれない二人に、フラウが話しかける。

 

「≪ノルゲイ≫≪ビショップ≫も、来てくれたんだ……」

「えぇ、人助けも、私たちのするべきことの一つです」

「あぁ、人の命はこの世界でもっとも価値のある≪宝≫だからな……」

 

 なんとも正義感の強そうな二人で頼もしそうだ。

 そして最後の一人。中学生、いやもしかしたら小学生?

 

「いや中学生だよ! これでも花の十五歳なんだからね!」

「あ、ご、ごめん!」

 

 まるで心が読まれたかのようなツッコミが返ってきた。というか、この子どこかで見たことがあるような気がすると、エイミーは思っていた。

 

「あの、貴方名前は?」

「私? 私は≪マリン≫! よろしく!」

「あ、うん……」

 

 彼女は、自分の顔を見てもなにも思っていない様子。という事は、彼女は自分の顔を知らない。つまり、自分が覚えていないだけではなさそうだ。

 それにしても、本当にどこかで見たことがあるのだが。その奥歯に物が挟まったかのようなもどかしさを感じるエイミー。

 何故だろう。

 とにもかくにも、だ。

 

「これで私たちも含めて合計二十八人。これだけいればなんとかなるでしょ!」

「ううん、さっき≪TSF≫さんにメッセージを送ったら、ちょっと遅れるけど、一緒に行動しくれる人と来てくれるって」

「凄い、こんな大勢で……」

「ナイト、貴方の策略?」

「ん? おい蓮。どういうことだよ?」

「フン……」

 

 策略、というと少しだけ悪く聞こえるが、しかし似たようなモノだ。どれだけエイミーを止めたとしても、似たような性格であるキッドがいる限り、なんとなく押し切られそうな気がしてならなかった。

 そこで、彼が行った作戦。それが、時間稼ぎだった。サマーたちの仲間、そしてシシーラやフラウというプレイヤーが言った仲間たちの存在。それを知ったからこそ取れた作戦だ。

 これで、十数人で向かうよりはよっぽど危険度は低くなったことだろう。

 

「それじゃ、さっきの話って……」

「いや、あれは本当の話だ。当事者のバカは忘れてることだがな」

「……」

 

 と言ってキッドのことをみるナイト。

 やっぱり当事者である≪バカ≫、という事は自分の事なのか。っとなんとなく予想はしていたけれどその事実に気が付いて実は心の中で傷ついていたりするキッド。

 ここで追及してもいい。でも、それだと自分がバカであると認めているようなもので嫌だから、ここは文字通り黙っておくことにした。

 

「お前も、これでいいか?」

「……」

 

 と、クレールに聞くナイト。彼女は、一度エイミーの顔を見た直後。

 

「約束して、絶対に死なないって、死にに行くようなことはしないって」

「……うん、約束する」

「しゃぁ、それじゃ行こうぜみんな!!」

「おーッ!!」

 

 こうして、寄せ集めの、そしてこのデスゲームの世界において人を助けたいと願うもの好きなプレイヤーたちによる戦いがついに始まった。




プレイヤー№ 87 ???(のどっち【nodocch】)≪原作:???≫
プレイヤー№ 88 ???(キョウ【kyou】)≪原作:???≫
プレイヤー№ 89 ???(セレーネ【Selene】)≪原作:???≫
プレイヤー№ 90 加治木ゆみ(かじゅ【kaju】)≪原作:咲-saki-≫
プレイヤー№ 91 妹尾香織(セノ【SENO】)≪原作:咲-saki-≫
プレイヤー№ 92 ???(アンチョビ【anchovy】)≪原作:???≫
プレイヤー№ 93 ???(ペパロニ【pepperoni】)≪原作:???≫
プレイヤー№ 94 ???(カルパッチョ【carpaccio】)≪原作:???≫
プレイヤー№ 95 ???(ノルゲイ【Norgay】)≪原作:???≫
プレイヤー№ 96 ???(ビショップ【bishop】)≪原作:???≫
プレイヤー№ 97 ???(マリン【Marin】)≪原作:???≫

 因みにエイミーがマリンの顔に見覚えがあるというのは私の小説内での内輪ネタ。スパロボでいうところの虚憶的なものです。

タイトル、また変えようと思ってます。今度はシンプルに。でもそんな頻繁に変えていいものかと思ったので、ちょっとアンケートとります。なお、前提としてSAO、あるいはソードアート・オンラインを頭につける事としてます。よろしければお答えください。

  • ヴァルキリーズfeatボーイ
  • プロジェクトSAO
  • アルティメットカオス
  • 無への逃走
  • 肯定あるいは否定
  • フィクションスターズ
  • 〜いろんな著作物から以降はいらない
  • タイトルはそのままでいい
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