SAO/UNLIMITED プロジェクトSAO 作:牢吏川波実
ー京都府警本部 科捜研ー
「マリコくん、ちょっといいかい?」
「どうしたんです。所長?」
「いやね、さっきSAO最初の死亡者の、遠藤止の遺品の鑑定が終わったんだけど、見てよこれ」
「何か気になることでも……これって、リスト?」
「そっ、そしてこれが、今回のSAO事件で閉じ込められたプレイヤーのリスト」
「……これって……どういうことですか所長?」
「やっぱり気がついた?」
「遠藤止の持ってたリストの名前……そしてSAO事件の被害者の名前……瓜二つだわ……」
「数えてみたら、大体九割の被害者の名前が一致したよ。残りの一割も、警察の事情聴取によると用事や病気でプレイできなかっただけで、SAOもナーヴギアも手に入れてた」
「でも、どうしてSAO最初の死亡者となった遠藤止が、そんなリストを……」
「それだけじゃない。これ、被害者の持っていたオカルト雑誌や新聞の切り抜きのスクラップブックなんだけど……」
「文章に、マーカーが引かれてますね……今年あった麻雀全国大会の記事……宮永咲……原村和」
「リストの中にもあった。SAO被害者だよ」
「こっちは、プリキュアの特集……花咲つぼみ、夢原のぞみ? 名前が、横に付け加えられてて……まさか、この名前って……」
「SAO被害者、そしてプリキュアの本当の名前なんだろうね」
「でもこの特集記事……赤色と青色のマーカーの違いが……まさか」
「その、まさか。青色のマーカーが付けられた名前の中でSAO被害者となったのは、キュアマリン。来海えりかさんだけだった。逆に、赤のマーカーの人物でSAOをプレイしていないのはキュアハッピーの星空みゆきさんだね。因みにこの子、サービス開始日にSAOを友達に渡してたんだってさ」
「その友達って……」
「そう、来海えりかさんさ」
「プリキュアの名前は、一部を除けば一般人はおろか警察関係者さえも知らないはず……それなのに」
「遠藤止は知っていた。それも、SAOをプレイする人間までもね」
「このスプラックブック全部がそうなんですか?」
「その通り。トップシークレットのはずの特務エスパーの名前。それから七年前の中学校神隠し事件当時の生徒の名前。普通の人間が集められない情報ばかりだ」
「遠藤止……一体、何者なのかしら……」
「まぁ、死んだ今となってはその正体も闇の中……確か、風丘先生が検死したんだっけ?」
「えぇ、洛北医大に運ばれて……今は霊安室に……」
プルルルルル プルルルルル
「はい、こちら科捜研の榊です」
「……え? 遺体が、消えた? 遠藤止のですか!?」
「!?」
「はい、はい……えっ……分かりました。土門さんに連絡して、監視カメラの映像を送ってもらう様に手配します」
「マリコ君、今の、風丘先生?」
「はい……」
「遺体が消えるなんて、そんなことが……」
「それだけじゃないんです」
「どういうことだい?」
「その後、洛北医大の監視カメラに……映っていたんです」
「映っていたって、何が?」
「オルフェノク」
メインシナリオ外伝 第一章 完
タイトル、また変えようと思ってます。今度はシンプルに。でもそんな頻繁に変えていいものかと思ったので、ちょっとアンケートとります。なお、前提としてSAO、あるいはソードアート・オンラインを頭につける事としてます。よろしければお答えください。
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ヴァルキリーズfeatボーイ
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プロジェクトSAO
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アルティメットカオス
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無への逃走
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肯定あるいは否定
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フィクションスターズ
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〜いろんな著作物から以降はいらない
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タイトルはそのままでいい