歪な愛   作:糸守

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初投稿です。下手ですが暖かく見守ってくれたら幸いです。
オーバーロードのイビルアイが好きすぎることと、クロスオーバーで書きたくて挑戦しました。
「」→会話
()→内心
(「」)→脳内会話


1.邂逅
1-1 失踪、遭遇そして戦闘


「本当に、ほんとうに休みが欲しい!!!」

 

確か俺はこの国の王だよな。というか魔王だ。

ある程度は仕事があることはわかっていた。その上で俺は君臨するけど統治せずのスタンスでちょっとした仕事だけしての楽しく暮らすつもりだった。

俺一人、たいして仕事をしなくとも俺を慕ってくれる優秀な仲間たちもいるから簡単にいくと思ってた。

 

 

「なのに何だこれは!!!」

「どうしたんですか?リムル様?」

「なぁシュナ、これ本当に俺が確認しなきゃいけない書類なのか?」

「もちろんです。リムル様はこのジュラテンペスト連邦国の王様なんですから!これでもだいぶ厳選したんですよ?」

 

 

「うげぇ、、、」(これで減らしてくれたのか、、、とてもありがたい、ありがたいんだけどこの束をみるとそんな気持ちも遥か遠くに行ってしまう、、、。)

「ディアブロとかに任せちゃ、、、」

(というか厳選した時点である程度みんな確認してるし俺みる必要あるのか)と言葉途中で考えをめぐらせていると俺の思ってたことが分かったのかシュナはくすりと笑って

「もちろんリムル様が確認しなきゃダメな書類ですよ。一応私も目は通しましたが確認は大事です!」とシュナは答えた。

 

 

初めはゴブリンたちに頼まれ村を牙狼族から守りゴブリンと狼たちの共生を手助けをしてた。

その後鬼人たちとも仲良くなり少し忙しいながらも充実した生活を送っていたはずだった。

それなのにどこをどうしたらこうなる?!?!?!と過去回想している間にシュナがお茶を入れてきてくれた。

 

 

俺はお礼を言いつつもお茶を飲みながら頭の中は現実逃避を繰り返していた。

「リムル様、今日はもう遅いですしまた明日からにしましょう。」とシュナは俺が限界そうなので気を使ってくれた。

確かに辛い、ラファエルさんに頼めばすぐに終わるんだろうけどそれだと俺は全く仕事をしてないことになるし、そもそも任せても俺は座ったまんまだし退屈になる。

わがままだということはわかっている。

 

 

「んーそうだな今日は終わりにするか!」

「はい、それではお疲れ様でした。お休みなさい、リムル様」

「あぁ、お疲れ、おやすみ、シュナ」

 

シュナが部屋から出て行った後も書類の束を見ながら

「俺ってしっかり魔王やれてんのかな?」と自重気味に独り言を呟き帝王学や社長関連のハウツー本でも読みたいなって思っていると

すると「告 肯定。」と返事がきた。

 

 

「はは、励ましてくれてるのか?」

「解。違います。」なんか大賢者からラファエルに進化してから妙に人間味があるんだよな。

「んーとにかく1日でも良いから休みが欲しいー、明日1日どっか行こうかな、気分転換にしに」

「解、必ずシュナ、シオン、ディアブロに発見されます。」

「あー確かにあいつら俺の考えてること何故かわかるんだよな、シュナとディアブロはともかくシオンなんて直感で見つけてるっぽいしまじ謎だよな。んーじゃあ、転移の座標適当に決めて飛んだらどうだ?」

「解、それは距離にも寄ります。1日は可能だと推測します。」

 

 

「おし!じゃあ、申し訳ないけど一日休みもらおうかな、勝手だけど良いよね、俺魔王だし。」

「。。。。。」

うわぁ、なんかラファエルさんから何言ってんだこいつって感じの雰囲気感じる。何も言われてないのに、、、

「とりあえず急にいなくなったら困るだろうからメモ書きだけでも残しておくか」

『疲れました。ちょっと出かけてきます。1日くらいで戻るので探さないでください。』っとこれで良いかな?

「。。。。。」

すごく何か言いたそうなオーラ感じるけど何も言ってこないからいいか。

 

 

「さて、とりあえず人の街に転移するか。なんかここで適当に転移したら魔力の残滓とかで速攻でバレそうなんだよな。」

「よしあんなメッセージ送っといてなんだけど、勘違いとかされてたら困るし俺からヒナタに会いに行ってみようかな?魔王化して強くなったしこの前みたいに負けることはないだろうし、、、うん、そうしよう!」

 

 

 

 

 

 

翌朝。シュナはリムル を起こしにリムルの寝室に向かっていた。

コンコン、「リムル様ー、朝ですよー」コンコン、コンコン。何度かノックしてみたがまるで反応がない。

「失礼します。リムル様、もう朝で、、す、、ってあれいない?」

 

 

寝室にリムル がいないことに一瞬キョトンとなったがすぐに昨日の夜を思い出し

「あーきっとまだ仕事部屋にいらっしゃるんだわ」と一人納得したシュナは仕事部屋に向かった。

しかしそこにもリムル はいなかった。

 

「あれ?リムル様はどちらにいかれたのでしょう?」っと独り言を言いつつリムルの机に向かうと

『疲れました。ちょっと出かけてきます。1日くらいで戻るので探さないでください。』と書き置きがあった。

流石のシュナも狼狽し「は?」と間の抜けた声が出てしまった。しばらくし、意識を取り戻したシュナはわずかばかりの魔力の残滓に気がついた。

「ん、これは、魔力の跡。転移?リムル様はいったいどちらに?私じゃこの流れは追えない、、、。」と考えたシュナはひとまず兄のベニマルに相談してみることにした。

 

 

 

「お兄様、大変です!リムル 様が消えました!」

あの手紙を見た後シュナはすぐに兄のベニマルの元へ向かっていた。

「お、シュナおはよう、、、、は?リムル様が消えた?なんでわかるんだ?」

「この書き置きを見て下さい」とシュナはさっきリムル の部屋で見つけた書き置きをベニマルに見せた。

『疲れました。ちょっと出かけてきます。1日くらいで戻るので探さないでください。』

 

 

「。。。。これだけではまだなんとも言えなくないか?これを見つけたのは今朝なんだろ?」

「はい。」と何か思うところがありそうながらもうなずくシュナにきが浮いたベニマルは

「まだ何か気になることでもあるのか?」

「はい。昨日のことなんですけど、、、」とシュナの説明にベニマルは

「うーーん、、、やっぱり少し考えすぎじゃないか?仕事の多さに疲れてどこか気分転換でもしに行ってるんじゃ、、」と話していると突然、

 

 

(バン!!!)「それならどうして行き先とか教えてくれなかったんですか?それに転移した跡があったんですけどどこに行ったか大体の場所すらわからないんです。今までこんなことありませんでした。」とシュナが勢いよく机を叩き、話し始めた。

驚いたベニマルは呆気にとられていたがシュナが話したことを聞いて一気に現実へと引き戻された。

 

 

確かにリムルがたまに転移を使って勝手に何処か行ってしまうことがある。ただそれは周りに迷惑がかからないよう短時間で用を済まし戻ってくるしディアブロやシュナはなんとなくどこに行ったか転移の魔力から把握している。それなのに今回は全くわからないという。これはシュナが慌てるのも納得だ。

「全くわからないのか?ディアブロやソウエイには聞いてみたのか?」

「いえ、まだです。」

「それなら一緒に聞きに行ってみるか。」

 

 

 

 

「あれ?」

転移したリムルは強烈な違和感に襲われた。

「ルベリオスの周りにこんな森みたいなところあるのか?」

「解、ここは神聖法皇国ルベリオス付近ではありません」

 

「ん?じゃあここどこなんだ?」

「不明」

「は?まじで?え?何で?ルベリオスに座標合わせて転移したよな?」

「告、そうです」

 

「じゃあ何でこんなわけのわからんとこにいるんだ?」

「解、転移時に何らかの魔力干渉を受けました」

「魔力干渉?」

 

「告、誰のどのような魔力かは不明です。」

「ふえーまじか、ここからテンペストまでどれくらいの距離がある?それと転移で戻れそうか?」

「解。現在地からテンペストまでの距離不明、解析まで推定3日。」

 

「まじかー、んじゃどうするかーっつてもここ森のなかだし、、、、廃虚みたいなでかい建物見えるしそこまで行ってみるか。人がいればいいけどモンスターとかいたら魔力でバレるから一応仮面はつけとくか。」とリムルは目の先に見えるおっきな建物?を目指すことにした。

しばらく森を歩きとりあえず目的にしていた建物まで近づいてみると「これは神殿?聖堂?それともやっぱり廃虚?」ととても判断し難い建物だった。

「ラファエルさんこれ何かわかる?」

 

 

「解。不明です。」

「まじか、んーどうしようか、つってもこの建物しかここら辺にはないし、行ってみるか。」

「入ってみたはいいけど何にもないし誰かいる気配全くしないな。なのになんか違和感あるんだよなー」

 

 

しばらく歩いていると下に続く階段があり下がってみると上下左右全てブロック状の石で作られた道があった。

「なんかthe迷宮って感じだな、ただそれなら人やモンスターがいてもいいはずなんだけどなーんーよくわからん」

「告。この先複雑に入り組んでおり正確な道が不明です」

「うへーやっぱ迷宮みたいだな。前みたいな魔力が使えなくなるような結界はあるか?」

「解、ありません」

 

 

「よしそれならなんとかなるかな、飲食は不要だし最悪迷ったら転移でここに戻ればいいかな。」と思い進んでいると目の前からスケルトンの軍団が現れる。

「うわ、迷宮っていうよりダンジョンだな」と愚痴をこぼしつつ黒炎をぶつける。ちょうど一本道だったためスケルトンたちは一斉に消炭になった。

「んーこれはスケルトン関係がたくさんいるダンジョンなのか?それともかつてここに住んでいた人がアンデッドになったのか?」

「告、この先に大きな魔力反応があります。」

 

 

 

「どれくらいだ?」

「告。ベニマル以上です。」

「は?まじか、ベニマル以上って魔王並ってことか」

「解、肯定します。」

「どうしたもんか、アンデッドなら会話は無理か?いやそれだけ強いなら意思疎通できる可能性はあるか?とにかくここがどこなのか知りたいから一か八かで行ってみるしかないか」と思ったリムルは探知した大きな魔力反応の元へ足を進めた。

 

 

 

見つけた大きな魔力反応のもとへ近づいていくとそこにはゴスロリ風の女の子がいた。

(こんなところに女の子?てかすげー可愛いな、いやいやいや絶対おかしいだろ、てか感じた魔力反応はこの子からか?まじ?)

「えーーっと、こんにちは。お嬢さん。僕リムル って言います。」

 

「。。。。。。」

「あのーお名前伺ってもいいですか?」

「あぁー名前を聞きたかったんでありんすね。ナザリック地下大墳墓第1、第2、第3階層守護者シャルティア・ブラッドフォールンでありんす。ようこそ侵入者さん、一方的に楽しませてくんなまし。」

 

 

(は?墳墓?ここ墓なの?墓なのに守護者?てかなんでゴスロリ?1、2、3っていくつあんのここ?そもそもあの喋り方なに?ただの痛い子?)

とリムルの頭の中は訳のわからない情報で大変なことになり一人頭を抱えていた。

 

 

(なんか急に頭を抱え始めたんでありんす。ナザリックのことを知っている?いや妾の言葉を聞いてから悩みはじめたからその可能性は低いでありんすかね。おそらくここのことはアルベドが把握してるでありんしょうからひとまず排除するでありんす。)

とシャルティアが思い動き出そうとした時、向こうから話しかけてきた。

 

 

「えっとここは墳墓なのか?」

「さっきそう言ったでありんす」

「ここから強い反応を感じてきたんだけど君のことで間違いない??」

 

 

「そうでありんすかね」(意図的に接触してきた?まさか私を洗脳してきた奴ら?それなら慎重にするべき?それとも一気に殺してしまう?)と色々考えていると

「あのさルベリオスって知らない?」

「知らないでありんす」(ルベリオス??敵にとっての何?人?武器?国?なんの名前?)

 

 

(やべー全く会話が続かない、俺の事侵入者って言ってたしなんかまずい気がする。なんとか穏便に済ませたいんだけど)

とお互い表面上はともかく内心は全く穏やかではなかった。

 

 

(とりあえず考えていても埒があかないでありんす。一先ず気絶でもさせてアルベドに相談するでありんす。)

(んー俺から話さないと話してくれないなどうしようか)などと思っていると

(「告、背後から攻撃です。」)

 

 

とラファエルさんが相手の攻撃を知らせてくれる。素早く教えてくれたので俺は間一髪のところで避けることができた。

(ハクロウは俺の魔力探知をすり抜けて俺に攻撃を当てたけど今のは違う。これは純粋に俺の魔力感知に反応するよりも早く俺の後ろに回り込んで攻撃したんだ。まずいな相当強い、魔王化してなかったら今の一撃でやられてたな、スライムなのに冷や汗かいた、、、)

 

 

(まずいでありんす、かなり本気で仕掛けた今の攻撃避けられるとは思わなかったでありんす。これはおそらくこの世界に来てから一番強い)

互いが相手を強者だと認識ししばらくの沈黙が流れる。

 




色々と難しいです。

あんころ(餅)さん、トマス二世さん誤字報告ありがとうございます。
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