歪な愛   作:糸守

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アメトーーク5時間スペシャルやっているなぁ。
もうそんな時期かと思いつつ私はテレビを見ずに妄想して文字をカチカチ打っています。

どうでもいいことかもしれませんが明日の夜は予定があるため更新は昼過ぎくらいだと思います。


3-2 疑問と提案

リムルは呆然としてしまった。

ランガと今後について話していただけなのになぜこうなった?と。

なぜ今自分は拉致されかけているんだ?と。

いつもならばすぐに感知して避けることも可能だったが驚きすぎて一瞬思考が停止していた。

動き出したのは拉致されそうなリムルを見てランガがこちらに走ってきたくらいのことだった。

時間としては1分くらいしか経っていなかったが状況の変化は目まぐるしかった。

 

 

ひとまず落ち着こうとみんなに聞こえるようランガに声をかける「ランガ、止まれ!」と。

そうすると突然来た5人も困惑した様子で立ち尽くしている。

そこで拉致っ子の二人ではなくはじめに声をかけてきた女剣士に話しかける。

「えーっと、初めまして。状況がよくわからないんですけど、聞いてもいいですか?」

「え、あ、はい。私たちも少し現状を把握しきれていないのでので少し待ってもらってもいいですか?」

「え?はい、まぁ」とリムルも疑問符を浮かべる中5人が集まって話しだす。

リムルもランガと合流する。

「なんだったんだろうな、、、、

(あ!!!ランガひとまず人前で話しちゃダメな)」と念話で伝えるリムルに対しよくわからないものの「ワゥ」と返事するランガ。

(確かここの世界、異種族へのあたりが厳しいってアインズが言っていたよな)と思い出しランガをちょっと大きな犬で押し通そうと考えるリムル。

 

 

「どう言うことだ?」

「別に襲われていたわけじゃない?」

「そうみたいね、でも」と何かいいかけリムルたちの方向をみるラキュースに対し

イビルアイが「ああ、おかしいな。あの人間は全く強そうじゃないのにあの強いモンスターが襲わない理由がわからない。それにあの仮面、、、」

「ああ、さっきは後ろ姿しか見えなくて気がつかなかったが、、最近よく仮面に出くわすな、、、」と珍しく苦笑するガガーラン

「確かにそうだな、しかしあの仮面はおそらくあいつらとは関係ないだろう」

「そうなのか?」

「おそらくな、あいつからは何も感じない。ただの人間としか思えない。仮に何かあってもあいつらは仮面に仕掛けなんてことしてなかったからな。」

「なるほどな、じゃあひとまずよくわからねえから話してみるか?」

「ええ、そうね。理由はわからないけどあのモンスターも全く襲おうとする気配もないものね」

とよくわからないものの話を聞いてみないことには始まらないと結論付けた青の薔薇は一人と一匹の元へ近づいていった。

 

 

「先ほどは突然すみません。あ、私はラキュースと申します。冒険者をしています。」

「あ、リムルって言います。大丈夫なんですけど、どうして突然?」

「えっと、先ほど私たちが向こうのほうにいたときに悲鳴とも取れるような、取れないような声が聞こえてこちらにきてみたのですが、そうしたら地面に手をついてそのモンスターを見上げているリムルさんを見かけまして襲われてると思い、、、」

と少し申し訳なさそうに説明してくるラキュースに対し

(あー俺の声が原因なのかー。転移失敗してさらにラファエルさんでも場所がわからないって言われて驚いちゃったんだよな。

そんなに申し訳なさそうにされるとむしろこっちが申し訳ないな、、、)と思いつつ

「あ、そうでしたか。なんかすいません。

ちょうど休憩していた時にそこの湖の水でむせてしまい、、、」と適当な言い訳をいう。

「いえ、ご無事でしたら何よりです。それでその、そちらのモンスターについて伺っても?」

 

 

「あーはい、ランガって言います。」

「・・・・・え?それだけ?」

「それだけって言いますと???」

「あ、そうですね。こちらの言葉不足でした。今私たちはギルドの依頼であるモンスターの調査をしています。」

「ある調査?」

「はい、先日から多くの冒険者がそのモンスターに襲われているんですが情報が錯綜していて詳しいことが何一つ分かっていないんです。

それでそちらモンス、、ランガくんはみたことがなかったのでもしかしたらと思って、、、、」

(何組もの冒険者が襲われているモンスターの調査依頼を受けているってことはそれなりのランクと言うことかな?確かアインズはアダマンタイトが一番上位の冒険者とか言ってたっけ?)

「なるほど、わかりました。確実にランガではないですね。」

「なぜですか?」

 

 

「あ、えーっと、ランガは、こいつが小さい時に拾ったんです。それ以来ずっと一緒にいるのでそんなことはしてないですよ」再び即興で嘘を作るリムル 。

「なるほど、だからあなたと一緒にいたと、わかりました。

ありがとうございます。あのそれでリムルさんはどうしてこのようなところに?」

(んーなんて言ったものか、、、)

「えーっと道に迷ってしまって」

「道にですか?ここで?一体どちらに向かわれていたのですか?」

(墓参りって概念こっちにあるのか?んーここは無難に言っとくか)

「墓地に行こうとしてたんですけどこの辺りにありませんか?」

「墓地、、、ですか?」と訝しげな表情になる蒼の薔薇の面々。

それを察してかリムルはすぐさま

 

 

「あーそうなんですよ、この辺りに両親の墓があるらしくてランガと旅してるんですよ」

「そうなんですか、リムルさんはこの辺りの人ではないのですか?」

「えっと小さい頃はこっちに、でも両親が死んでからは遠くに、、です。」

それとなく突っ込みにくい理由を作りなんとか誤魔化すことに成功したと思ったリムル だったが突然仮面の子から話しかけられる。

「墓地なら知っているぞ、案内してやろうか?」

「え?、、本当ですか?」

全く想像していなかった返答に困るリムル。

 

 

自分から探していると言っている反面断るわけにもいかずお願いをする。

「ええと、お願いします」

するとイビルアイは

「私たちは今依頼の最中でなこの件が片付くまで待っててくれ。」

今すぐかと思いきや割と待たされそうな雰囲気を感じてリムルは

「待ってるって、どれくらいですか?」と尋ねるとイビルアイはラキュースに

「どれくらいかる?」と問いかける。

突然話題を振られたラキュースは驚き「え?!わ、わからないわ」と返事をする。

「そうか、ならばリムル、私たちについてくれば話は早い。依頼が終わり次第連れて行ってやる。」

「え?イビルアイ何を考え、、、」と何か言いかけたがイビルアイに睨まれて?黙るラキュース。

 

 

(んー何考えてるんだ?この仮面っ子は、、まあでも探してるって言ったのは俺だし断ると訝しがられるだろうし、もし俺が探してるとこならラッキーだし話に乗っとくか。)

「まぁ構わないですけど3日以上経ったら一人で探すことにしてもいいですか?俺もいろいろあ予定があるので」

「ああ、わかった。少しチームで話がある」とリムルに告げると5人は少し離れて行ってしまった。

(今あの仮面っ子、イビルアイって呼ばれてたか?意味わかってんのか?てかどうして両親はそんな名前にしたんだ?

イビルアイ って、、、めっちゃ厨二感があるよな、、いやこっちでは全く違う意味なのか?)

などと考えているとランガが小声で「いいんですか?」と疑問を投げかけてくるので「ああ、まあこのまま一人で探してもたいして変わらないだろうしもしあいつが俺の探してるとこならラッキーだしな。」とリムルとランガが話し合う一方

 

 

蒼の薔薇の五人は「どう思う?」

「一応筋は通っているだろ?小さい時から育てていたならあのモンスターが懐いているのもわかる。」

「まあね、それに死んだ両親の墓を探していると言うのも珍しいけれど別にない話じゃないわよね。」

「理由はどれもおかしなとこはない。ただあれだけのモンスターだ。どこかしらの情報から流れてきてもいいだろうし、もしこちらに届かないほど遠くから来ているならあの軽装はおかしい。街に入るにしてもあのモンスターには従魔につける首輪などもない。これでは街に入れないだろう?逆に野宿してるとしたら身なりが綺麗すぎるし少しずつだが違和感がある。」

というイビルアイの意見を聞いて蒼の薔薇の面々は確かにと納得するのだった。

「イビルアイが言う通り、確かに少し変かもしれないわね。」

「んー気になるっちゃ気になるがそこまでに気になることか?」

「まぁそれは今後行動を共にすればわかることだ。」

話し合いを終えたらしい蒼の薔薇に対し

 

 

「それでこれからどうするんですか?」

と言うリムルの問いかけにラキュースは

「ひとまずそのモンスターが目撃された場所まで行こうと思っています。」

「えっと、俺はついていけば?」

「はい、ここからそう遠くないので。」

「わかりました、改めましてリムルって言います。よろしくお願いします。」

「ラキュースです、チームメンバーが無理言ってすみません」

「ガガーランだ、よろしくな」

「ティア」

「ティナ」

「イビルアイだ」と一言ずつ名前を言い、早速目的地へと向かい始めた。

 

 

しばらく6人と1匹は無言のまま足を進めたが、リムルはその無言の雰囲気の気まずさに耐え切れず話しかける。

「それで今回の依頼ってどんな感じで達成なんですか?」と尋ねると

ガガーランが「未確認のモンスターの把握がまず第一の目標だな。可能ならば討伐も視野に入れるがそっちのみたいのなら、しっかり支度してからじゃなきゃ無理だな。」

「そうねんですか?冒険者って言ってましたけどどのくらいのランクなんですか?」というリムルの問いに今度は

ラキュースが一言「アダマンタイト級よ」と答える。

(アダマンタイト級?それって、、、そういやアインズも冒険者してるって言ってたな。

もしかして知ってたりするのか?いやあの格好で冒険者してるわけないか。あれじゃ討伐対象だもんな。とりあえずよくわからないから聞いてみるか。)

「アダマンタイト級というのはどのくらいなんですか?」とリムルがきくと皆が一様に驚きそして疑問をぶつけてくる。

 

 

「?!知らないのか?」

「ええ俺が暮らしていたところでは違う分け方でして」

「?そんな遠くから来たのか?まあいいや、アダマンタイトってのは一番上のランクだぞ」

この言葉に今度はリムルが驚く。

(は?一番上?まじか?あ、でもアインズがこの世界の生き物は皆弱いって言ってたっけな、それならまぁそのくらいなのか?)

など考えつつも黙っていては怪しがられるのでとりあえず何か言おうと思い口を開く。

しかし「そうか、アダマンタイトってのは一番上のランクなんですね」となぜか復唱してしまう。

「ええ、王国に3つしかいないのよ」と無意識に自慢してくるラキュースだがそれより気になる単語が聞こえ「今王国って言ったか?王国ってリ・エスティーゼ王国のことですか?」

「ええ、そうだけど、どうかしたの?」

 

 

「あ、いや、両親の墓はリ・エスティーゼ王国付近にあるはずなので。とりあえずそっち方面に来れてるって分かって少し安心したんです。」

「なるほど、そうなのね。さっき言ってたけど向こうではあなたも冒険者だったの?それと冒険者だったら敬語とかも面倒でしょ?タメ口で構わないわよ。」

「ん?あぁそれは助かる。そうだぞ、冒険者だぞ」

「ランクは」と突然イビルアイが話に割り込んでくる。

「Bだ。ってもよくわからないよな。向こうではA〜Fで分けられていて、そこからさらにそのランクに+や−があるな」

 

 

「ほう、初めて聞いたな。そう言った分け方をする国もあるのだな。なんと言う国なんだ?」

「ブルムンド王国って場所だ」

「ブルムンド王国、、、聞いたことないな。」と言って何か考えるように黙り込むイビルアイに双子の片割れが「Bランクってことは相当強い?」と聞いてくる。

「まあそこそこじゃないか?」(なんか俺探られてんのか?話しかえるか。)

「まあ俺のランクのことよりも今回のモンスターはどうやって判断するんだ?特徴も何もわからないんだろ?」

「まぁな、でも私たちが知らない魔物ってだけで見つけたようのもんだけどな。」

「ええ、私たちですら知らなくて強力な魔物ならそもそも危険ですしそんな魔物が多発するはずないわね、」

「なるほどね、とにかく知らない強い魔物が条件ってわけか」などと話していると目的地まで到着した。

 

 

 

「それじゃあ私たちはこの辺りの状況を調べるけどリムルさんは、、、」

「俺も適当に調べてみるから気にしないでくれ」

「じゃあ1時間後くらいにまたこの辺りで」と言い残し蒼の薔薇は森の奥へ言ってしまった。

「ランガ、どう思う?あの人たちが探している魔物強いと思うか?」

「ここの連中がリムル様の情報通り弱ければ、探している魔物もそれほど強いとは思えませんが、、、」

「だよなー。とりあえず魔力探知で探してみるか。」

「(ラファエルさん何かわかる?)」

「(解、大きめの魔力反応があります。ですがここにはもうその魔物はいないようです。)」

「(反応はあるのに魔物はいない?てことはさっきまではいたってことか?)」

 

 

「(解、その可能性が高いです。)」

「(難度とか大まかでいいからわかるか?)」

「解、おそらく難度B〜A -です。)」

「(それってどうなんだ?あの人たちじゃきついか?)」

「んー考えても分からんからとりあえずその魔力地点まで行ってみるか。

ランガあっちの方から感じる魔力のところまで行ってみてくれ」

「かしこまりました、我が主人」

向かってみるとそこにはあの仮面っ子、イビルアイがそこにはいた。

下を向き、顎に手を当て何やら考え事をしていたが俺らの気配に気がついたのかこちらをみてきた。

「お前もここに気がついたのか?」

「ん?ああランガがここに向かってな」

「ほぅ、この魔力反応に気がつくのか、強い上に賢いのか」

 

 

「まあな、それでどうするんだ?」

「ああ、居なくてもなお残り続ける魔力、想像以上に強いかも知れんな、ひとまずみんなに話してみないことにはなんとも言えないな。」

「そうか、ところで本当に墓の場所に心当たりがあるのか?」

「ん?私を疑うのか?もちろん知っている。」

「そりゃ素顔も分からない今日出会ったよく分からない人を信用してるってそいつの頭が心配だ。」

「それは、、、お前のことか?」

「あ、俺もか。って違くてお前のことだよ」

「まぁ信じるも信じないも好きにしてくれ、そろそろ1時間だ。集合場所に戻るぞ」

「あーわかった」(話をスルーされた感は否めないがまあいいか)と思いつつランガと共にイビルアイの後をついて行った。

 

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