歪な愛   作:糸守

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今回は短いです。すみません。
次パートが長いのでまとめるか迷ったのですが切ることにしました。
理由は、、、、、、、、、ないです。

嘘です、この章が短いので話数稼ぎたいなって思ってしまいました。


4-2 名ばかりは大仰な同盟

 

「それでデミウルゴス、アルベド。

あの者と同盟関係を持つことはお前たち二人が心配するほどのことか?」

「はい、あの下賤なスライムとの同盟など、、、」

「いや私は同盟に賛成です。

アルベド、君が何を気にしているのかは分からないが私はアインズ様がおっしゃったように異世界の能力などを取り入れてナザリックの戦力の底上げし、

そして私たちの強化を目指すのはとても利にかなっていると思うんだけどね。」

「そ、それは、、、そうかもしれないけれど」

(スライムがまた私のモモンガ様を奪う。それだけはなんとしてでも、、、)

 

 

「アルベドが何をそこまで嫌がっているのかは私にも分からないが、先ほどのような国と国の公的な対応をこなせない国など同盟を結ぶ価値がないと言ったのはお前だ。

そして彼は我らと同盟を結ぶにふさわしい対応を見せた。違うか?」

「はい、アインズ様のおっしゃる通りです。」

「ならば予定通り同盟は結ぶ。良いな?」

「はい、かしこまりました。」

「会議はデミウルゴス中心に進め、テンペストとの同盟を締結せよ。」

「かしこまりました。しかしアインズ様、自らが国王リムルと決める方がよろしいのでは?」

 

 

「あぁ、私は別件でリムルと話がある。その間に内容をある程度決めておいてくれ。

本来アルベドに任せようかと思ったんだが、今のアルベドが正常な判断ができるか些か不安なのでな。」

「なるほど、かしこまりました。」

「あ、アインズ様、い、今なんとおっしゃいましたか?」

「すまないな、アルベド。

お前を信用していないわけではない、ただ少し不安なだけだ。」

「い、いえそのことではなく、今あのスライムと話があると、、?」

「そのことか、そうだが、それがどうした?」

「それはもちろん私も同席のもとで話し合われるのですよね?」

「何を言っている?

違うぞ、アルベド。お前はデミウルゴスの補佐だ。

第一リムルとの話し合いは誰も同伴させるつもりはない。」

 

 

「し、しかしそれでは御身にもしものことがあったら、、、

第一デミウルゴス、どうしてあなたはアインズ様をお止めにならないの!?」

「君が何をそんなに必死になっているのか分からないが、

どうしてアインズ様の御身がこのナザリック内で危険になるんだい?」

「それはあのスライムが」

「まずあり得ないだろう。

これから同盟を結ぼうとしている国の王に危害を加えて相手になんのメリットがあるんだ。

それにアインズ様が他国の王と人払いまでしてなされるお話だ。

我々のような非才の身には到底理解の及ばない大切なことを話し合われるのだろう。

それを配下の私たちが邪魔をするなどあってはならないことではないか?」

「そ、それは、、、」

(まじデミウルゴスないす!

今回はその深読み本当に助かるよ!!!

まぁただリムルに愚痴りたいっていう国のトップとしては終わってるような行動だけど絶対デミウルゴスが対応した方がうまく行くもんな、うん。)

アインズは内心でデミウルゴスに賛辞を送りついでに自分の行いを正当化していた。

アルベドは何も言い返せなくなり話は終わった。

 

 

 

「初めまして、アインズ様より先ほど紹介いただいたデミウルゴスと申します。」

「私も先ほど紹介していただいたアルベドよ、よろしく」

「はい、お願いします。リムル様の側近でシュナと申します。」

「それでは早速だが同盟内容について話し合おうか。」

「はい、まずはそちらのお考えをお聞かせ願えますか?」

 

「我々は正直この同盟の重要性がいまいち掴み切れていなくてね。

 もちろんこの同盟にはメリットもあるがデメリットもある。

 しかし我らが主人はデメリットなんてまるでないかのように同盟を結ぼうとした。

 しかし同盟の内容はさほど気にしていない。

 あれほど望んだ同盟なのに今そちらのリムル陛下と何か話し合っているご様子。

 話し合いの内容がわからない以上判断することは少し難しいが、アインズ様は貴国もしくは貴国の王との接点が欲しかったのではないかと私は考えました。

 だから私たちの考えとしては当たり障りのない内容で貴国との関係を保ちたいと思っています。

 シュナ殿はリムル陛下から何か聞いていないのでしょうか?」

 

「なるほど、わかりました。

私もリムル様のお考えを全て聞いたわけではないのですが困った時に相互扶助できる関係が良いとおっしゃておりました。」

シュナの意見を聞いたアルベドが

「相互ねぇ、、一方的にではなく?」

とどこか挑発めいた口調でシュナに話しかけるアルベド。

「リムル様に同盟を持ちかけたのは貴国の王だと伺いましたが、ご存知ありませんか?」

イラッとはしたがあくまで外交の場なので冷静に煽り返すシュナ。

やや青筋が浮かんでいるアルベドをデミウルゴスが制し、謝罪する。

「いや、本当にすまないね、なぜか彼女気が立っていてね。

それより私はアインズ様から同盟を持ちかけたという話は初耳でして、

詳しく聞かせてもらってもよろしいですか?」

 

 

「ええ、構いません。と言いましても私も詳しくはわかりません。

ただ同盟を持ちかけられて理由を尋ねたらお互いに信用できるから同盟関係を結びたいと言われたとしか」

「出会ったばかりの相手を信用、、、

いや出会ったばかりでは、、ないのか、、?なるほど。そういうことでしたか。」

「デミウルゴスさん?」

「ああ。失礼、参考になりました。

それでは同盟はこのようなこのような感じでどうでしょう?」

 

 

「異世界同盟」

 1.相互不干渉(過度な相互干渉を避ける)

2.協力要請(依頼された際に干渉する)

 3.交換留学生制度(見聞を広げるためのもの。技術相互支援など。)

 

 

「初めはこのような感じでどうでしょう?」

「そうですね、、しかしこの1と2が矛盾しているように思うのですが、

どういった意図で?」

「1は過度に互いの世界、組織の在り方や方針に口を出しすぎないようにするためのものです。

今後付き合って行く上で貴国の世界のとはどうしても相いれないことも発生するかもしれません。

そうした時あまり干渉しすぎるというのも関係悪化につながる可能性があります。

2は目的のために互いへの干渉を許可するというものでしょうか。

ですので1と2は矛盾しているようですが危機管理と利益確保のためのものです。」

「なるほど理解しました。

3は、、、特に問題ないですね。

 

私から何か追加したいことはないので問題ありません。」

「わかりました。

ならばあとはこちらをお二人にお見せして正式に同盟締結といった流れですかね。

本日はお疲れ様でした。」

と言って手を差し出してくるデミウルゴス。

シュナは手を握り返す。

一見和やかに終わった外交だったがデミウルゴスの半歩後ろにいるアルベドは終始不機嫌だった。

 

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