ありふれた錬成師と最期のマスターは世界最強 作:見た目は子供、素顔は厨二
知らない人は先に進んでいただいて構いませんが、知っている人には少し謝罪と言い訳をば。
この作品は「ありふれた錬成師は最期のマスターと共に」の改訂版です。
正直めちゃくちゃ間を開けて改訂を始めました。
…ガチですんません。
というのも設定考えてる内に「あれ? これって2部次第では不味くなるのでは…」となって怖くなり手が付けられなくなったのです。
ですが当時高校生だった私も今は大学生。心理が変わりました。
「…やっぱ二次創作だし好きにやってよくね?」と。
というわけでこの作品はFGO5.5部以降の展開は関係無し!
ネタバレもあまりしない様に頑張ります!
というわけで古参の方も新規の方もどうぞよろしく!
第零節①、オープニングofカルデア
『私』はもう当に死んでいる。力を奪われ、命を失った。されどこの遺志を次の誰かへ届けて欲しい。そんな願望の成れの果て、
故にこの世界に在るべき残滓は『私』を召喚した。本来ならば英霊としての力を持たぬが、こういった絶望に対しては一番最適な英霊が『私』だったから。
『私』は紡ぐ者。繋げる者。次世代へと可能性を授ける者。
だからどうか救って欲しい。『私』が恨み、哀しみ、されど愛したこの世界を
貴方に届いて。己の世界を救った非力なる君よ。平凡にして非凡たる君よ。
地球最期のマスター、藤丸立香よーー
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ーーンンッ!! これはこれはマスター! 愛しき我が主よ! どうされたのです? それほど慌てたご様子で…もしや
ーーコイツ、死ぬほどめんどくせぇ
カルデア最期のマスター、藤丸立香は目の前のクソ陰陽術師を半目で見ながらそう思った。
目の前にいるのは元敵であるアルターエゴ、蘆屋道満。平安京での特異点で血を血で洗う戦いを見せたが、その末に撃破。今現在はカルデアに霊基登録された味方である、一応。
異性の神とはもう切れている様ではあるが、それはそうとしてイマイチ信用出来ないのがこの男だ。もっともその陰陽術の腕はかなりのもので、頼らざるを得ない時もしばしば存在する。ただ亜種特異点やインド、平安京での外道ぶりを思い出すとどうもわだかまりを払拭しきれないのだ。
「おやおや我が主、マスターよ! さては未だにこの拙僧を恨んでいる御様子ですねぇ! …ですがこの前の『報いを受けよ! 掎角一陣乱発の巻!』で拙僧を散々矢としたことは覚えていらっしゃいますよね?」
「…何のことかな?」
「…またやる気ですかな?」
道満の問い詰めに立香は目を逸らした。逃さぬと道満が立香の顔の方に回り込む。逃げる。回り込む。逃げる。回り込む。フェイント。引っ掛かる。…
「いや、そろそろ邪魔だから退いてよドーマン」
「ですから拙僧の事は道満と…いえそもそもこの先に何の御用ですかな? 歩いてでも良いですぞ? とか拙僧、話をお聞かせ願います」
「んー、まあ話すぐらいだったいいか。実は夢を見てね…それがいっつもみたいに変な夢だったから先にカルデアのみんなに教えておこうかなって」
「夢、ですか…。確かに平安時代でも悪霊、生霊、呪い…夢はそれらを判断する要素の一つ。ンン! どうやら貴方にもその様な経験がお有りのご様子で!」
「うん、しょっちゅうあるからね。むしろただの夢の方が最近になっては珍しい様な…」
「フハハ! 流石ですぞ、我が主!! 最期のマスターともなれば夢だろうと駆り出されるとは!」
「笑い事じゃないよ。お陰でこっちは毎度毎度眠りが浅いんだから」
「良いではありませんか! 常人ならば一生に一度見られれば運が良いものを、飽きる程に経験できるのですぞ? 寧ろ得と考えれば宜しいかと」
相もかわらず何を考えているのか。立香にはこの男の言の葉はどれこそが戯言であるのかが検討が付かない。或いは清姫が居れば嘘をついた途端焼き払ってくれるので楽だろう。しかし道満との会話は必然的に腹の探り合いとなり必然的に立香も嘘をつくので、諸共に焼かれること間違い無しだ。それは立香も願い下げである。
そうして歩いているとーーなお道満は途中で段蔵と小太郎が連れて行ったーーある一室が目に見えてきた。その部屋はカルデアに所属する者ならば一度は入る一室、『ダ・ヴィンチちゃん工房』である。
ドアは立香の姿を認知し、横にスライドされる。するとその先に現れるのは四人の面影だ。ある種、そこにいるのはカルデアを代表する人員とも言える。
「藤丸立香! 君はマスターとしての自覚はあるのかね!? ここは人類最期の砦なのだぞ! ならば5分前行動は基本だろう!」
「まあまあ、ムジークくん。落ち着いて落ち着いて。やあやあ立香くん、お疲れ様。話があるって聞いたけれどはて、どうしたのかな?」
「とはいえマスターが私達に相談してきている時点で、特異点絡み。もしくはサーヴァントからの干渉、といった所までは間違い無いだろう」
「先輩! お疲れ様です! 今度は一体どの様な夢を見られたんですか?」
尊大にして小心者。されど魔術師らしくない程に『人』らしい現カルデアのリーダー。なお彼が作る料理は非常に美味しい。昨日のスパゲッティも美味しかったです。
ーーカルデア新所長。ゴドルフ・ムジーク
その姿はかつてのものとは遥かに小さい。されどその頭脳は変わらず一級品。カルデアにある発明品の数々も彼女によってもたらされている。
ーーサーヴァント、ライダー。レオナルド・ダ・ヴィンチ(リリィ)
そんなダ・ヴィンチとは逆のアプローチによりカルデアに助力するもう一人の頭脳。そんな彼の瞳と思考により乗り換えられた窮地の数はあまりにも多く、数え切れない。
ーーサーヴァント、ルーラー。シャーロック・ホームズ
かつてギャラハドをその身に宿し戦った。今現在は黒鉄の鎧をその身に纏い戦場を掛けるその少女。藤丸立香最初にして最優のデミサーヴァント。そして立香にとって最も愛しき人。
ーーデミサーヴァント、シールダー。マシュ・キリエライト
あとシオンやネモ等も呼んだのだがどうやらまだ来ていないらしい。なおカルデアを代表する小動物、フォウくんもマシュの腕に抱えられている。ふぉうと鳴き声を上げ、立香に右前足を上げた。挨拶のつもりだろうか、可愛らしいことこの上ない。
「ええい! そもそも何故会議だと言うのにガラクタ部屋で開いている!? しかも何故小動物がいる!? しかも残り二人も遅れているぞ!?」
「失礼だねー、ムジークくん! 私の発明品達は決してガラクタなんかじゃ無いぜ! 現にカルデアの機器類は私の子達が殆どだよ?」
「所長! お二人に関しては私、マシュ・キリエライトから弁明を!」
「何だね、マシュ・キリエライト! 発言を許可する!」
「無視したね…ムジークくん」
「はい! お二人共エリザベート・バートリーさんとネロさんのリサイタルを通りすがり聞かれ、お眠りになったそうです!」
「「「…あーーー」」」
「二人とも独特だけどクセになるよね」
「はい! 私もそう思います、先輩!」
「…そう言うのは貴様らだけだと思うぞ?」
立香とマシュはもうダメだ、そんな大人組の憐憫の視線が二人を突き刺す。この二人は度重なるレイシフトと非日常との遭遇のせいで感覚が一般的なものから乖離している節がある。特に立香はその順応能力も合わせて非凡なサーヴァント達の奇行に慣れ過ぎている。懐が深いと言うべきか、それとも既にイカれているだけなのか…。
兎も角もカルデアのメンバーにとっては平和な日常だった。たとえそれが次の異聞帯攻略までの時間だったとしても。それでも間違いなく平和だった。
ーー素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公
「「「「「ーーーは?」」」」」
しかし突如とそれは終わりを告げた。鈴の音の如き声が空間を支配する。ただただ五人はその声に冷や汗を流す。
ーー
「な、なんだね、この詠唱は!? ダ・ヴィンチ! ホームズ!?」
ゴドルフ・ムジークが露骨に慌て始める。同時にこの状況を即座に理解し得るサーヴァント二騎へと尋ねる。しかし帰ってきたのは芳しく無い反応のみ。
ーー降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ
「カルデアの外からの干渉!? でもその程度なら警報が鳴る! それに防衛設備だってある! なんでそれらが揃いも揃って反応しないんだ!?」
ダ・ヴィンチは不思議がる。カルデアの設備は外からの魔力干渉などを受けると緊急警報を全域に鳴らす。同時にその干渉レベルにより対魔術用の機能を発動させる。ダ・ヴィンチが自ら編み込んだそれらの設備が未だに起動しない事はあまりにもおかしい。
ーー
ーー繰り返すつどに五度。ただ、満たされる刻を破却する
「カルデアの設備が反応するのは主に外部から内部へと干渉する魔法。中からの魔力干渉は危険性が無いと見做されればアンチマジックは発動しない。しかしそれならば何故、そして如何にして内部からの干渉を行った? 少なくともこの時点でマスターへの悪意は見えない。ならばーー」
ホームズは思考する。ダ・ヴィンチが叫んだ違和感。それらを判断材料にして魔術の発動者やその心理を掴もうとする。
ーーーー告げる
瞬間、床が魔法陣により白く染まる。まるでその光は夜明けの如く、淡く輝かしい。立香にはそれはホームズ、ダ・ヴィンチ、そしてマシュを中心として輝いている様に見えた。
ーー汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に
ーー聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
「マシュ!!」
ホームズの推理の一部を聞いた限り、この魔術自体に攻撃の意思はないらしい。そもそもこの魔術は立香にとって一位二位を争う程に馴染んだ魔術だ。だからこそ何処かへと飛ばされる可能性のあるマシュへとその手を伸ばす。
ーー誓いを此処に
ーー我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者
「先輩!!」「フォウ!」
彼女もまた立香へと手を伸ばす。彼女にとってのマスターは立香ただ一人なのだと、その手が雄弁に語っている。
ーー汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ
そして光が部屋に満ち満ちるその時、二人は手を結ぶ。
硬く結ばれた二人の掌。その感触を感じるまま、全ては世界から掻き消える。
数秒後、中央管制室にあるカルデアスに異変が起きる。それは日本、そしてカルデアに作り上げられた大きな黒い穴。それは特異点では無い。ましてや新たな異聞帯でも無い。本当にただの穴だ。
そして同時に霊子演算装置・トリスメギストスは演算を開始する。それはトリスメギストスにとっては全く新しい演算。従来のモノとは異なるソレ。
急に演算を開始したトリスメギストスに混乱するスタッフやサーヴァント。しかしそんな彼らを他所にトリスメギストスはただただ告げる。
『ーーーアンサモンプログラム、フォースドスタート。霊子変換……失敗。ーーーー演算、不可能。ーーデータ、不十分。エクストラ
ーー序章 偽神栄光世界・トータス
副題 〜邂逅〜
攻略難易度 E
なおこちらも知っている方に対してのものですので、関係ねぇって方はアンケートだけ答えて頂きたいです。
数日前にありふれと呪術のクロスオーバーを投稿したのですが、本日速攻で消しました。
楽しみにしていた方、ガチですんません。
理由はすさまじく単純にして明快です。
呪術廻戦には五条悟という最強キャラ、そして宿儺という最凶キャラがいます。
しかしありふれ世界は神代魔法がはこびっている世界です。
ぶっちゃけ二人でもエヒトに勝てる気がしません。
と言うわけでそれが嫌だった私は速攻で消しました!
私は悪くねぇ! 数日前の私が悪い!
というか元々雫メインヒロインの設定は別のクロスオーバーで考えてたし、そっちの方が色々設定とかも熟考していました。
…でもガチで呪術にハマってしまって! ふと「この設定ちょっと使って呪術クロスやったらおもろそうじゃね」となって! 深夜テンションで書いて投稿した! という流れです。
…はい、結果すごく浅慮でした。申し訳ねぇー。
まあ、元々私のファンで雫メインヒロインを楽しみにしてた方はご安心を。
ちゃんとそれは別のクロスオーバー(?)で書きます。
なんか色々な漫画の設定を好きな匙加減でこねくり回してありふれ世界にダンクシュートした様なありふれSSですが、それでも楽しみって方はちょっとまってて。
で、後はアンケートですね。
というのもハジメに関しては一応メインがユエと香織,で後はハーレムと決めてます。
しかし立香の方をどうしようものかと。
メインは当然ながらマシュです。
で多分ハーレムにもします。だってハジメがそうなんだもの。立香もそうしないと。
ただそのハーレムメンバーをどうするかが問題です。
というわけで選択肢は以下の通り。
①改訂前と同じでいい(マシュ・黒セイバー・槍トリア・X・ジャルタ・ネロ(ブライド)清姫・静謐・ママ・エレシュキガル・ケツァルコアトル・メルトリリス・スカディ&シークレット2名)
②我らが立香様がそんな少ないわけねぇだろ、もっと増やせ!
③むしろ減らせば?
④ぶっちゃけヒロインの方はそんな興味がない。
こんな感じでよろ!!
それじゃあ次はハジメ視点のオープニングでまた会おう!
立香ヒロインどうします?
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①改訂前のままでいい
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②数で攻めるのダァ!!(増やせ)
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③減らせぇえええええ!!
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④我は色沙汰に興味無し(どうでもいい)