アブソリュート・錬金   作:caose

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 最新作・・・スタート!!


始まりの日

 メラメラと燃えている。

 燃えているのは道場。

 その中に・・・3人の人間が・・・いや。

 二人と1体がそこにいた。

 二つの人間は恐らく兄妹であろう。

 似通った髪の色をしていた。

 そして最後の1体は・・・まるで・・・カンガルーのような出で立ちであった。

 唯一違っているとすれば・・・体が毛皮ではなく・・・鉄である事だ。

 そして顔が・・・化け物のようである事だ。

 最後に周りにあるのは・・・人間だったような・・・肉塊になったナニカである。

 そして少年はカンガルーのような機械に向かってこう言った。

 「どうして!どうしてこんな事するんだ!!」

 そう聞くもカンガルーのような機械は何も言わなかったがこう続けた。

 「答えろよ!!」 

 そう言うとカンガルーの様なナニカにある袋から・・・人間が・・・いや。

 人間の首が長いコードのようなものを付けて少年に向かうとそれはこう言った。

 「そんなの決まってるじゃないか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「弱いからに決まってるだろ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 「!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 それを聞いて少年は目を見開くとそれはこう続けた。

 「だから喰べるのさ。君も・・・そうなるのさ!!」

 首の様なナニカがそう言うとカンガルーのような機械が一思いに

ジャンプして・・・少年目掛けて突進してきた。

 然し・・・。

 「お兄ちゃん!!」

 そう言って少女は少年を突き飛ばして・・・カンガルーのような機械から・・・離れさせ・・・。

 「あ」

 それと同時に少女の体がカンガルーのような機械によって・・・

踏みつぶされた。

 「がはあ・・・!!」

 少女の口から大量の血を吐き・・・そのまま・・・倒れてしまった。

 それを見て少年は・・・絶叫して少女の名を呼んだ。

 「音羽!!」

 然し少女は何の反応もなく倒れたままであった。

 すると首だけのナニカが少女、音羽を見てこう言った。

 「ああ、音羽か。僕は君の事が好きだった。そして君も・・・。

 「さあ・・・喰べてやろう。」

 

 

 

 

 

 

 

 「ウワアアアアアア!!!」

 

 

 

 

 

 

 少年は唸り声を上げながら近くにあった木刀を持って叩きつけながら

こう言った。

 「よくも音羽を!音羽を!!音羽をーーーーーー!!!!」

 何度も何度も殴りつけるが・・・首だけのナニカは・・・

金属が剥がれた様な顔でこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「効かないよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう言ってカンガルーのような機械の尻尾で少年を弾き飛ばした。

 「グフ!!」

 そしてそのまま壁にぶつかって咳き込むが首だけのナニカはこう言った。

 「僕はもう人間じゃないんだよ。そんな程度じゃあ傷一つもつかないし

それに・・・」

 そう言いながら剥がれていた顔が・・・元に戻った。

 「ほら、もう直った。」

 「・・・・・・」

 それを見た少年は何も言えずにズズズと・・・座り込んでしまうと

首だけのナニカはこう言った。

 「じゃあね・・・透流。」

 そう言って少年、透流に向かってカンガルーのような機械の口が大きく・・・

開かれたその時に・・・それは上空から現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『流星  ブラボキック』!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カンガルーのような機械の頭めがけて誰かが蹴りをかました。

 「だ、誰だ!?」

 首だけのナニカがそう言うと透流の目の前に現れたのは・・・・。

 「・・・お前がこれをやったのか?」

 テンガロンハット風の帽子を付け、長手袋、裾の長いコート、スラックス、シューズを身に纏った人間がそこにいた。

 そして声色からして男性であろうその人間がそう言うと首だけのナニカは

こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うん、弱かったら喰べるのはアタリマエデショウ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何も悪気が無いようにそう言うと男性は・・・こう言った。

 

 

 

 

 

 「そうか」

 

 

 

 

 

 

 そう言った後に男性はこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 「ならば心置きなく貴様を・・・倒せる」

 そう言うと首だけのナニカは笑いながらこう言った。

 「アハハハッハ!何言ってるの?!僕は今や人間を超えた存在なんだよ!!

そんなこと出来ないよ!!!」

 ハハハハハと笑いながらカンガルーのような機械が腕を大きく振るって

男性目掛けて殴った。

 「!!!」

 透流はそれを見てもう終わりだと思って目を瞑ろうとすると・・・

男性の声が聞こえてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それで終わりか?」

 そう言う声と同時にカンガルーのような機械が・・・吹き飛んだ。

 「がはあ・・・!!」

 首だけのナニカもそう言いながら吹き飛ぶとこう言った。

 「何故だ!どうして死なないんだ!!」

 何故と言ってもう一度攻撃しようとすると・・・男性はこう言った。

 「言うか。」

 そう言って男性はカンガルーのような機械の腹部を思いっきり殴って・・・

破壊した。

 「ウがアアアアアアア!!」

 破壊したと同時に腹部に入っていた首だけのナニカの頭部に刻まれていた

マークが壊れた。

 すると・・・。

 「ウワアアアアア!!」

 「朽ちてる!朽ちてる!!何でだよ!!何でだよ!!」

 首だけのナニカが崩れ始めていったのだ。

 すると透流に向けてこう言った。

 「頼む!お願い助けて!!友達だろ僕ら!!!」

 そう言いながら命乞いをするが男性はこう言った。

 「・・・もう一度来世で出直してこい。」

 「タスケt」

 そう言って拳1発で・・・頭部を破壊して消えていった。

 そして男性は透流と死んだ音羽を連れて脱出した。

 これが・・・九重 透流が錬金戦団との出会いである。




  次回へと続く。
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