アブソリュート・錬金   作:caose

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 第1回の授業・・・スタート!!


新刃戦の説明

 そして月曜の朝。

 ホームルーム後一時間目の授業は英語。

 嘗ては苦手科目であった透流は錬金戦団に入団して以降は一般英語程度は

喋れるようになった。

 そんな中でも月見はハイテンションにこう言った。

 「おっはろー♡みーんな無事に《デュオ》が決まってよかったねー♪」

 「うんうん★さてさて、パートナーが決まって席も《デュオ》同士の並びになって心機一転・・・・」

 「ん?おやおや?中には仮同居の時のパートナーが変わってない人もいるみたいだけどーー、どうしてかなああーーー♪」

 月見はそう言って透流の方を見ると透流はこう答えた。

 「性格の相性が良かったのでね。」

 「何だ、ちぇー。」

 「一体どういう答えを期待してるんだアンタは。」

 不純異性交遊は駄目だと言ったのはアンタだろうがと内心そう思っている中で

月見がこう言った。

 「それじゃあ《デュオ》も決まったことだし、早速来週に《ブレイズ》の

使用を許可した模擬戦・・・《新刃戦》を行っちゃうよー♪」

 それを聞いた全員が驚きと戸惑いが広がった。

 まさかこんなに早く行われるとは思ってもいなかったからだ。

 「うんうん。皆の言いたいことはよーく分かるよ。アタシも学生時代に同じ事を想ってたんだよねーー♪」

 「《いきなりナニ言いだすんだこのクソ眼鏡ーー》って。」

 「あ、今のは三國先生には内緒ね。」

 「あの人がアンタのって事は・・・三國先生も月見先生と同じ感じで教師に

なったのかあ。」

 透流は三國先生の事を思い出しながらそう言った。

 そして月見はこう続けた。

 「それじゃあ《新刃戦》のルールについて説明するから耳を立てて

聞いておくんだよー★」

 「・・・アンタは既に耳を立たせているだろうが。」

 透流は月見がうさ耳バンド合わせて4つの耳があるだろうがと思っている中でルールが説明された。

 「先ず日程なんだけどー、来週の土曜日・・・つまりゴールデンウィークの

前日に行われるから誰かが病院送りになったとしても学校が始まるころには

完治してるからその日にやるねえ♪」

 「・・・なんつう縁起でもない。」

 透流はそれを聞いて呆れ顔でそう言った。

 「開始は17時、終了は19時で合図は時計塔の鐘ねー。戦う場所は北区一帯に

なるよー。」

 それを聞くと透流は手を上げてこう聞いた。

 「あのう、月見先生。一つ宜しいでしょうか?」

 「ん?何だい《異能(イレギュラー)》君♪」

 月見がそう聞くと透流はそれについて何も言わずにこう言った。

 「北区一帯という事は学校内も含まれますがそこでも戦闘して

宜しいでしょうか?」

 そう聞くと月見は親指立ててこう言った。

 「答えは・・・・YES♡《ブレイズ》の形は前にも話したと思うけど

使う人間の心によって使われる武器が違うんだよねえ♪」

 「だから、その武器の特性に合わせて正面から闘うもよし、

戦略を練るのもよし。地形や学校の機材なんかを使って如何に自分が有利な状況で戦うかも重要って訳♪」

 それを聞いた透流はこう思っていた。

 「(かなり実戦的な内容だなあ・・・相手次第で武器に対する戦略とかも

練らないとな。)」

 そう思いながらある事を思い出していた。

 錬金戦団に入団した後なのだがホムンクルスは大抵動植物をベースにした

タイプが多い為にその特徴に合わせた戦闘の取り方や動物相手に対する対策などをしているため見ようによってはこれも同じだなと思っていた。

 「(・・・それが人間に変わってしまったって事か。)」

 透流はそう思いながら周りを見ていた。

 何せここに今残っているのはどれもこれもが武術やスポーツ経験者等が

集まっており(みやびは除いて)恐らくはその中の誰かと思っていた。

 すると月見は満面の笑みを浮かべて、指を立てて楽しそうな感じでこう言った。

 「さーてさて、お楽しみの対戦相手については・・・ナナナナんとー♪」

 「・・・全員、敵♪」

 『『『『『『『・・・・・・ええええええええええええ!!!!!』』』』』』

 それを聞いて全員が驚いた。

 《デュオ》が決まったのにまた戦い合わせるのかと思っていると・・・

月見はこう続けた。

 「ああけど、今回は《デュオ》同士で戦い合わせるんじゃなくてー、

《デュオ》と組んで闘いあう事になるからあ♪」

 「正確には《《デュオ》でそれ以外の《デュオ》をぶっ潰す

バトルロワイヤルなのだーーー♪」

 そう言って月見はこう続けた。

 「それにー、これは入学試験みたいに負けたら退学なんてないから大丈V♡」

 そう言いながら月見はVサインしてこう続けた。

 「そしてーー、何と何とこの《新刃戦》で優秀な成績を収めた

《デュオ》には特別賞与として学年末を待たずに---!!」

 「《レベルアップ》することの出来る《昇華の儀》を受けさせることが

出来るのだああああ!!!」

 『『『『『『!!!!!!』』』』』

 それを聞いて全員が目の色を変えた。

 何せ学年末を待たずに受けれるのだからこれ以上のボーナスはあるまいと思うと月見はこう締めくくった。

 「それじゃあ皆---!!」

 「・・・頑張ってね♡」

 そう言う月見の顔が一瞬だけ・・・・。

 何か悪事を企むかのような顔になっていた。




 そう言えばこの世界の透流って・・・強くね?
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