アブソリュート・錬金   作:caose

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 先生!!僕は日本人なので日本語覚えてれば十分です!!
 ・・・あの頃が懐かしい。


英語は今後の世界の基本科目

週が明けて放課後。

 《新刃戦》に向けて透流とユリエは特訓していた。 

 武器の本を買ってその武器のリーチや一般的な使い方、攻撃能力の有無などを

討論しながら策を練ったり、お互いの《ブレイズ》を使って

模擬戦をしたりしていた。

 本来ならばコンビネーションを意識した特訓をすべきであろうが

透流とユリエはそんな付け焼刃でやるよりかは模擬戦をしてお互いの癖を

見極めようという考えに至ったのだ。

 拳と剣。

 お互いに攻撃は拮抗していた。

 ユリエの双剣による連撃と透流による一撃決殺。

 その攻撃に終わりなど見ることもなかった。

 

 

 

 

 

 

 「少し休憩しよう。」

 「ヤー。」

 透流はユリエに向けてそう言うとユリエも承知した。

 ユリエは天性のスピードに武器のリーチが+して攻撃力が増しているのに対し

透流は攻防一体の戦闘でバランスよく戦っていた。

 そんな中で更に4戦した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして寮に戻るとそこには・・・。

 「あ・・・こ、九重君、ユリエちゃん。今戻ったの?」

 丁度外に出ようとしたみやびがそう聞くと二人はこう答えた。

 「ヤー。みやびはお出かけですか?」

 「《新刃戦》の下見か?」

 「う、うん。」

 まあねとみやびはそう言った。

 如何やら橘と共に学園の敷地内を回って作戦を立てるようである。

 「そうか。もう直ぐ日も沈むから気を付けとけよ。」

 「ファイトです。みやび」

 透流とユリエはみやびに向けてそう言った。

 そう言うとみやびは恥ずかしそうにこう言った。

 「うん・・・ありがとう。九重君、ユリエちゃん。」

 そう言うとみやびは小走りで立ち去るのを見て二人も頑張ろうと思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 《新刃戦》まであと4日。

 二限目の授業でもある英語を終えて透流は背伸びをしていた。

 錬金戦団は世界中に支部を置き、時には海外遠征もしなくてはならないため

英語は必須課題である。

 すると透流は少しため息ついている橘を見てこう聞いた。

 「おい、大丈夫か橘?」

 そう聞くと橘はこう答えた。

 「ああ、卒業後は海外への派遣もあるから語学は重要だと初めの授業で

そう言われているが・・・・はあ。」

 「アハハ・・・実は私もちょっと苦手かな・・・。」

 それを聞いたみやびがそう言うと丁度近くにいたトラがこう言った。

 「ふん、どいつもこいつも情けない。」

 「「・・・・・・」」

 トラの言葉を聞いて橘とみやびは黙ってしまった。

 するとトラが透流に向けてこう聞いた。

 「そういえば貴様とユリエは英語の授業の時は中々発声が良かったが何処で

習ったんだ?」

 そう聞くと先ずユリエがこう答えた。

 「ヤー、北欧諸国の言葉はギムレーと似ていますし学校では英語教育が

徹底されてますし日本語はママが翻訳の仕事をしていますからそれで教わって

そうですね・・・6か国語は話せます。」

 「「「6!?」」」

 それを聞いてトラも含めて目を見開いた後に透流に向けてこう聞いた。

 「それじゃあ貴様は如何だ・・・?」

 そう聞くと透流は少し考えていた。

 何せ学校の授業は錬金戦団の戦士たちが教わりあい、学び合うだけではなく

専門教科などはその道のプロの戦士に教わっているため他の学生よりかは

それなりに出来るのだ。

 そして透流はこう答えた。

 「ええと・・・日本語のければ・・・俺も6って所かな・・・?」

 「「「はああ!?」」」

 それを聞いて又もや3人が驚く中で透流はこう説明した。

 「ええと・・・中国語とロシア語、ドイツ、フランス、エジプト、英語・・・

だな。」

 後は未だ勉強中だなと言うとそれを聞いてユリエも含めて・・・。

 「「「「・・・・・」」」」」

 口を( ゚д゚)ポカーンと開けていた。

 つまるところ合わせて7か国語の言語を習得していることとなるからだ。

 すると橘とみやびがこう頼みこんだ。

 「すまない九重、ユリエ。分からない所を今後とも教えて欲しいんだ!!」

 「私も・・・分からない所を教えてもらいたいなあ・・・。」

 そう言うと二人はこう答えた。

 「ヤー、構いません。」

 「俺もだ。力になれるのなら喜んでだ。」

 そう言うと橘はノートを開いてこう言った。

 「それでは早速なのだが先ほどの授業で分からない所があるのだが。」

 「ヤー、どこですか?」

 ユリエはそう言いながら自身のノートを開くと書かれていたのは・・・。

 綺麗な筆記体の英文と・・・その隣には謎の象形文字が書かれていた。

 透流はそれを見てこう聞いた。

 「へえ、ユリエ。エジプト語の勉強しているのか?」

 そう聞くとユリエは・・・恥ずかしそうに顔を俯かせてこう言った。

 「・・・日本語です。」

 「・・・ああ・・・そうなんだ。」

 それを聞いて透流は御免と言った後でユリエに向けてこう言った。

 「なあユリエ。今度日本語の勉強教えてやろうか?」

 「ヤー?」

 「今後がテストとかで日本語で書かなければいけねえからな。それに備えて

俺達で教えるよ。」

 そう言うと橘がこう言った。

 「確かにな、英語を教えてもらうのにこちらは何もしないのでは武門の恥だ。」

 「わ、私も手伝うよ。ユリエちゃん。」

 「まあ・・・僕も出来る限り手伝うさ。」

 それを聞いてユリエは・・・少し微笑んでこう言った。

 「ヤー、ありがとうございます。」

 それを見た全員が少し・・・笑顔になった。




 次回はあの・・・保健体育です。
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