あの後直ぐに透流は男子連中からリーリスの事についてどういう関係なのかを
聞かれまくるも透流はそれをはぐらしていた。
そして昼食時には殆どの男子学生がリーリスを見て見惚れている中で透流は
ユリエ達に自己紹介した(ユリエはリーリスの膝に座らされていた。)。
「ええとな・・・俺と同じ・・・まあ、そういう所だ。」
それを聞くとユリエはリーリスに向けてこう聞いた。
「ヤー、となれば透流と同じ錬金」
「はい、そこから先はオフレコね。」
リーリスはユリエの口を両手で塞いだ後に透流を睨んでこう言った。
「透流・・・貴方。」
「はい・・・申し訳ありません。」
透流はリーリスの目を見て縮こまってしまった。
するとリーリスは橘とみやびに見えるか見えない程度に核鉄を見せてこう言った。
「初めまして、透流の仲間で補充として転入したリーリス=ブリストルよ。」
宜しくねとそう言うとみやびはこう聞いた。
「けどどうしてこの学校に?フォレン聖学園ってうちと
あまり変わらないでしょ?」
そう聞くとリーリスはこう言った。
「簡単よ。向こうでの調査が終わってこっちにお鉢が回ったのよ。」
「透流の調査でもあるホムンクルス関係は創造主を見つけない限り
終わらないんだから。」
そう言いながらリーリスは紅茶を飲んでいた。
そして紅茶を飲み干すとこう続けた。
「それに、学園側からオファーを貰ったのよ。」
「あたしも透流と同じ《異能(イレギュラー)》だからね。」
「「「!!!」」」
それを聞いて3人は驚いていた。
透流と同じとなると彼女の武器は一体どんな武器なのか予測がつかないからだ。
するとリーリスが透流達に向けてこう言った。
「あ、それとアタシこう見えてもレベルⅡだから皆よりも強いわよ♪」
「「「「・・・・・えええええええええええ!!!!」」」」
それを聞いて本当の意味で4人は驚いた。
「と言う訳で、事前に説明したと思うけど、コイン10枚以上を獲得して
無敗だった子達は特別賞与として《昇華の儀》を受けれることが
決まりました―――♡」
パチパチパチと月見先生はそう言って拍手してこう続けた。
「ええとね、受けれるのは3組。」
①透流、ユリエ組
②橘、みやび組
③トラ、タツ組。
「以上だよ!今言われた人達は土曜日に受けるから遅刻しないでねええええ。」
月見先生はそう言ってホームルームを終わらせた。
そして部屋に戻ると・・・・。
「あ、お帰りー、透流、ユリエ♡」
「・・・何でここにいるんだ?」
リーリスがのほほんとそこにいた。
そして透流の言葉を聞いてリーリスはこう返した。
「あ、簡単よ。部屋がないから今日からここに住むことになったのよ。」
「いや、訳わからねえよ!って言うか何でここ!?俺とユリエで手一杯
何だぞ!」
透流がそう言うとリーリスがこう続けた。
「仕方がないでしょ?アタシ《デュオ》がいないし貴方と一緒の方が
都合が良いって九十九理事長がおっしゃったんだから。」
「犯人はあの子供理事長か!って言うかお前が戦団にいるっていう事は
知っていても何で!!」
「《異能(イレギュラー)》同士で《デュオ》組んでデータ取りが
目的なんじゃない?」
リーリスはそう言うとああもうと透流は思っていた。
ただでさえユリエだけで困惑しているのにここに来てリーリスも加わるって
どういう罰ゲームだよとそう思いたいがリーリスはこう続けた。
「あ、それとここじゃ狭いから土曜日頃に三人部屋に改装した部屋に移るから
それまで待つようにだそうよ。」
そう言うとマジかと思っていると気になるワードを見つけた。
それは・・・。
「なあ、リーリス。《デュオ》がいないってどういう事だ?」
そう聞くとリーリスはこう返した。
「ああ、簡単よ。アタシの《デュオ》がホムンクルスの一体でアタシが生成所に近づいたから消されそうなところをぶっ飛ばしてやっただけよ。」
そう言って透流はあ、そうと答えた。
するとユリエは透流に向けてこう聞いた。
「トール、お聞きしたいことがあるんですが?」
「何だ?ユリエ」
透流はなあんだろうと思っているとユリエはこう聞いた。
「リーリスはトールの同僚だと聞きますがお二人は如何やって
出会ったんですか?」
そう聞いたのだ。
恐らくは透流もリーリスも同じ理由だろうかは察知できるが一体なぜだと聞くとリーリスはこう答えた。
「そうね、透流にはもう教えたけどユリエちゃんも錬金戦団の事は聞いてるし
何時かは分かっちゃうんだから今更良いか。」
そう言うとリーリスはある事を思い出した。
燃え上がる我が家。
倒れ捕食される人たち。
そして・・・血に染まった家族と・・・・。
「大丈夫か?」
セーラー服を着た・・・太ももに武器を取り付けていた・・・・・。
蒼髪の鼻に傷を持った眼光の鋭い少女を。・・・・
次回の主役はリーリスの過去語り。