アブソリュート・錬金   作:caose

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 関係ないお客様は・・・どっか行け。


お前らは客じゃない

商店街の近くで全身を黒い外套で覆った人間たちが20人ほどがバラバラに

散らばって無線機を持って待機している中で一人がこう言った。

 

 

 

 

 「創造主から伝令だ。《目的は

『操焔の魔女(ブレイズ・デアボリカ)』の確保》と《『イクシードの殲滅』》。

邪魔立てするならば容赦するな。・・・気に入った人間がいたら玩具にしても

構わないだそうだ。」

 「女でもですか?」

 男の一人の言葉を聞いてもう一人が下卑じみた笑みを浮かべているとこう答えた。

 「ああ・・・ナニしてもだ・・・だそうだ。」

 そう言うとヒヒヒと笑い声がそこらかしこに響くと・・・男の体が変貌した。

 そして他の人間たちも・・・変貌した。

 動物や昆虫などと言った・・・鋼鉄の生命体になると

リーダー格の男性であったナニカがこう言った。

 

 

 

 

 

 

 『サア・・・カリトシャレコモウゼ。』

 その声と共に進軍した。

 

 

 

 が・・・彼らもまた知らなかった。

 最強と思うこの力にも・・・弱点がある事を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「行くぞ---!!」

 「「「ォォォォオオ!!」」」

 2年生の《レベルⅢ》の言葉と共に全員が出て行くのを見てリーリスは

こう言った。

 

 

 

 

 「行ったわね。」

 「それじゃあ俺らも行くぞ。」

 透流の言葉を聞いて全員がこくりと頷いた。

 今いるのは疲弊している《レベルⅡ》が2人だけと完全にこちらを

なめているのかと思うだろうがそうではなかった。

 

 

 「どうだ?リーリス」

 透流がそう聞くと鏡を持っているリーリスがそれを見てこう言った。

 「やっぱりね。《レベルⅢ》との距離が予想よりも近いわ。もし攻撃したら

こっちが挟撃されるわ。」

 そう言ってリーリスは鏡を懐に入れると全員に向けてこう言った。

 「作戦変更ね。天井から行ってユリエ達に報告。私達が囮になるからユリエ達は強奪犯を援護しつつ攻撃に参加。良いわね?」

 そう聞くと伝達係が裏から天井に上って伝達に行った。

 そしてリーリスがこう聞いた。

 「それで良いかしら?」

 透流に向けてそう聞くと透流はこう答えた。

 「ああ、それじゃあ戻ってきたら作戦・・・・・!!」

 透流は何か言いかける前に何かを感じて後ろを振り向くとリーリスも何かに

感づいた。

 

 

 

 

 

 「感じたか?リーリス」

 「ええ・・・この感じは・・・間違いないわね。」

 そう言うと二人はお互いに視線だけを交わして・・・そっちに向かった。

 「!!どうしたの!?」

 攻撃部隊の一人が透流とリーリスに向けてそう聞くと二人はこう答えた。

 

 

 

 

 「「ちょっと様子見。」」

 

 

 

 

 そう言って二人は天井に上って周りを見渡して・・・こう言った。

 

 

 

 

 「「あいつらだ。」」

 そう言うと透流とリーリスは懐から核鉄を取り出すと・・・上空から何かが

来るのを感じた。

 「「!!」」

 二人がそれを感じて避けるとそこにいたのは・・・。

 

 

 

 『ケーケッケケッ!ナカナカカンガイイナガキ‼!』

 蝙蝠型の・・・ホムンクルスであった。

 すると蝙蝠型のホムンクルスが・・・リーリスを見てこう言った。

 『ヘエ・・・ガキニシチャアイイカラダツキジャナイカヨ。チョット

イイコトシテモバチハアタラネエナ!!』

 そう言いながら翼を大きく広げて再び飛ぶとリーリスは透流に向けて

こう言った。

 「透流、ここは私に任せといてくれない?」

 「リーリス!?」

 「あいつは私を御指名のようだしそれに・・・私も戦士よ。」

 そう言うとそれを見た透流はこう答えた。

 「・・・分かった。取り合えずそいつは雑魚だから適当に片しとけよ。」

 「勿論ヨ。」

 リーリスの言葉を聞いて透流は天井から降りて下に向かうと蝙蝠型の

ホムンクルスはそれを見て笑いながらこう言った。

 『ヒャハハ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ!!ザコダト?コノチカラヲモッテイルオレハサイキョウダ!!アトデアイツハユックリトイタブルトシテマズハソコノ

カワイコチャンヲオレゴノミニ』

 蝙蝠型のホムンクルスが言い終わる前にリーリスは自身の《ブレイズ》を使って攻撃すると蝙蝠型のホムンクルスはこう続けた。

 『ヒャハハ!!ムリムリ!!コノカラダニハキカネエヨ‼!』 

 そう言うとリーリスは《ブレイズ》を消すと核鉄を構えてこう言った。

 「ねえさ、あんた。それが最凶だって言ったわね?」

 『ソウサ!!コノチカラヲツカッテオレタチハスベテヲエル‼!』 

 そう言うとリーリスはこう返した。

 「アンタらって本当に・・・バカよね。」

 『ナンダト!?』 

 「この世の中には最凶なんて何処にもないの。」

 「表があれば裏もある。そしてホムンクルスは錬金術から産まれた。」

 「なら・・・それを倒すのもまた・・・錬金術。」

 

 

 

 

 

 

 

 「武装錬金!!」

 

 

 

 

 

 リーリスは核鉄を上空に構えるとソレハ光り輝いた。

 『!!』 

 蝙蝠型のホムンクルスはその光に思わず目を瞑った。

 そして光が収まって蝙蝠型のホムンクルスはリーリスを見ようとした

その瞬間に・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 光が幾つも自身に襲いかかっていくのを最後に蝙蝠型のホムンクルスは・・・

消滅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「な、何なんだこいつらは!?」

 二年生の一人が・・・トラ型のホムンクルスを見てそう言った。

 いきなり20近いバケモノが現れ全員が何が何だと思っていると《レベルⅢ》の

生徒が一人で猿型のホムンクルスに《小剣(スモールソード)》で

突き刺そうとして当てるも・・・貫くことはなかった。

 「なあ!?」

 それを見て驚くと猿型のホムンクルスは笑いながらこう言った。

 『キカネエナ‼!』 

 そう言って《小剣(スモールソード)》の使い手を吹き飛ばすとこう言った。

 『マズハオマエカラダ』

 そう言って口を大きく開くと・・・後ろから声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 「おい」

 『?』 

 猿型のホムンクルスは何だと思って振り向いて・・・頭にある紋章を

貫かれて終わった。

 

 

 

 

 

 「大丈夫か!?」

 「あ・・・あああ。」

 透流は二年生に向けてそう聞くと二年生はポカンとしながらそう答えた。

 そして透流はこう続けた。

 「今すぐに他の皆を連れて逃げろ!」 

 「馬鹿言うな!1年生に助けられただけじゃなくて逃げるなんて

そんなカッコ悪い」

 「今すぐ逃げないと死ぬぞ!!!」

 透流は二年生の言葉を聞いて大声でそう言いながら

他のホムンクルスの方に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 いま、大規模な戦闘が始まろうとしていた。




 次回はリーリスの武装錬金について説明します。
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