アブソリュート・錬金   作:caose

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第46話

「畜生が!ホムンクルス何て何で来てんだよ!?然も大量に!!?」

 月見先生はそう言って自身の《ブレイズ》を展開すると九十九理事長が

隣にいる三國先生に向けてこう言った。

 「三國、貴方も援護に行きなさい。生徒たちの避難程度にはなるでしょう。」

 「畏まりました。」

 三國は九十九理事長にそう言って頭を下げると月見先生と共に出撃した。

 そして九十九理事長は懐からある物を出してこう呟いた。

 

 

 

 

 「・・・未だこれを出すには時期が早いですわね。」

 

 

 

 

 そう言って九十九理事長はある資料を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 ・・・六角形の形をした金属を・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ちょっと!?何よこれ!!」

 「化け物がこんなに一杯って・・・何なんだよ一体!!」

 生徒たちはそう言いながらホムンクルス相手に《ブレイズ》で戦っていた。

 然し相手の体は傷ついても傷ついても再生してしまう為効果は薄かった。

 そう・・・透流以外は。

 

 

 

 

 

 「これで11体目!!!」

 そう言って透流は犀型のホムンクルス相手に槍型に変形した

《フォース・セイバー》で貫いた。

 然し敵は空からも来ており正直な所じり貧であり然も・・・全員が

ボロボロであった。

 このままじゃあ無理だと思っていると上空から・・・光が出現した。

 

 

 

 

 『『『『『ウワアアアアアア!!!』』』』』

 全員がそれに驚いていると爆風と同時に・・・彼女が現れた。

 「リーリス!!」

 「遅くなってごめんね透流!上空から来る連中を倒すのに手間取ってたわ!!」

 そう言いながらリーリスは片手に装備している・・・巨大な銃器を見て

透流はこう聞いた。

 「そいつがリーリスのか?」

 それを聞いてリーリスはこう答えた。

 「ええ、これが私の武装錬金!」

 

 

 

 

 

 

 

 「ガトリング砲の武装錬金《ショック・フレイア》よ!!」

 

 

 

 

 

 そう言ってリーリスは《ショック・フレイア》を構えて目の前にいる5体の

ホムンクルス相手に向けて・・・こう言った。

 

 

 

 

 

 

 「消えなさい!!」

 そう言うとガトリング砲から幾つもの・・・光がホムンクルス達を貫いて・・・消滅した。

 そしてリーリスは透流に向けてこう言った。

 「後は4体!さっさと片すわよ!!」

 「おお!」

 お互いそう言うと透流の前に7人ほど・・・現れた。

 

 

 

 

 

 「だったら俺らが力貸すぜ。」

 

 

 「先輩!それにユリエ達も!?」

 そう、《レベルⅢ》の先輩たちとユリエ達が前に立つとこう続けた。

 「お前らの武器だけがあいつらに効いてる。それならお前らの武器が

当たりやすいように援護に徹するよ。」

 「ま、本当なら俺らがやらなきゃあいけないだろうけどここは後輩にってな。」

 「ちょっとカッコ悪いがな。」

 先輩たちがそう言って笑っている中でユリエ達もこう続けた。

 「ヤー、前回は助けられませんでしたから今度は一緒に。」

 「貴様らだけじゃあ逃しそうだからな。」

 「・・・・・」

 「怖いけど・・・透流君と一緒なら私・・・頑張れると思うの!」

 「何時も何時も助けられてばかりでは橘流の名折れだしな。」

 「・・・お前らナ。」

 「人が良いのやら馬鹿なのやら分からないわね。」

 透流とリーリスはそれを聞いて頭を抱えているが仲にいる

ゴキブリ型ホムンクルスがそれを見てこう言った。

 

 

 

 

 『ケエ!!ナニカッコツケテヤガル!!ヤッチマエ‼!!』

 『『『『ウォォォォォォォォ‼!』』』』

 ホムンクルスの残党が透流達に迫ると更に声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 「何勝手に楽しもうとしてやがんだアタシも混ぜろ!!!」

 

 

 

 

 

 

 そう言うと月見先生は中にいる犬型ホムンクルス目掛けて蹴りを入れた。

 

 

 

 

 

 「月見先生(先輩)!!』

 「よお、お前ら。死ぬ気があるのなら大歓迎!!徹底的にこいつらボコすぞ!」

 そう言うと透流は月見先生に向けてこう聞いた。

 「あのう、先生!!他の生徒たちは!!?」

 そう聞くと月見先生はこう答えた。

 「おおよ!そっちは三國先生に丸投げだぜ!!」

 「・・・なんつう教師だ。」

 「諦めろ1年。この人は昔からこうだから。」

 「《デュオ》していた人も大変だっただろうな。」

 「いや、人から聞いたんだがあの人の《デュオ》も負けず劣らずの

変人だったらしいぜ。」

 マジかよと透流はそれを聞いて呆れていると月見先生はこう言った。

 「ほらほら!さっさと畳みかけるぞ!!」

 『お、ォォォォ‼!』

 それを聞いて透流達は取り合えず意識をちゃんとしてから突撃した。

 

 

 

 

 

 

 そして無論けが人はいたが今回は犠牲者なく戦闘が終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「成程、今回襲ってきたホムンクルスは幾つかのグループに分けられていますが大体はこのトレーラーに?」

 「はい。近くにあった防犯カメラによる映像を片っ端から調べたところ

これ以外に不審な車両はいなかったそうです。」

 「そうですか。それなら今後も調査のほどを。」

 ではと言って九十九理事長はあの戦闘の後に来たホムンクルスの動向を

調べていた。

 すると近くにいた三國先生が九十九理事長に向けてこう聞いた。

 「九十九理事長、もうじき例の合宿が開かれますが今回の事を考えて

万全の状態にした方が宜しいかと。」

 「そうですわね。それならば三國と月見先生・・・それとあれも持って

行きましょう。」

 「待って下さい。あれは未だ試作段階で戦闘に向くかどうかは賭けになるかと」

 「それならばそれですわ。そこまでの人間であったこと。」

 

 

 

 

 

 

 「全ては《アブソリュート・デュオ》に至らん為に必要な事。」

 

 

 

 

 

 

 

 そう言うと九十九理事長はテレビを映すとある映像が流れた。

 そしてそれにはこう書かれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 《レベルⅣ共鳴干渉発生器》と言う・・・名が刻まれていた。




 リーリスの武装錬金
 名称  ショック・フレイア
 シリアルナンバーⅢⅡ
 武器 ガトリング砲
 能力 光弾の斉射及びガトリング砲の形状変化に伴う威力操作。
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