外に出てみると広場にテ分校組の生徒たちがバーベキューの準備をしていた。
そして準備が終わると代表として伊万里が前に出ると全員に向けてこう言った。
「ようこそ、『晃陵学園分校』へ!!入学式から今回の《ブレイズプラクティス》やらまあ色々とあったけどその辺りはお肉と一緒にお腹の中に納めて今日から1週間宜しくお願いします!!」
そういう中で・・・月見先生が焼けた肉を掲げてこう言った。
「と言う訳で京は夕食兼親睦会も兼ねてバーベキューだよ、皆ー♪」
「ちょっと、月見先生でしたよね?未だ乾杯していないのにどうして
お肉を焼き始めてるんですか!?」
「気にしちゃいけないよ、尻尾ちゃん★」
「スミマセン、彼女は昔からああなので。」
三國先生がそう言って伊万里に向けて謝罪した。
・・・心中お察し申し上げます。
そんな中で全員に紙皿と箸、紙コップが配られて全員に配布されジュースが
注がれると伊万里はコップを天高く掲げてこう言った。
「それでは・・・乾杯!」
『『『『『カンパーイ‼!』』』』』
その声と同時に・・・バーベキュー目掛けて多くの人間が殺到した。
最早あそこは戦場となった。
「アハハ・・・。」
伊万里はその光景に後ずさりしそうになっているが透流が隣に来てこう言った。
「お疲れ様、伊万里。」
「あ、お疲れ様透流。」
お互いそう言ってコップをちょびっと当てた。
すると伊万里はこう聞いた。
「あれ?行かなくて良いの?」
なくなっちゃうよと伊万里がそう聞くと懐から透流は・・・小さな木の実を出してこう答えた。
「ああ、少し散策した時に見つけてな。食べれる奴だったしそれに
今あの中に入っても体力消耗するしな。」
「確かにね・・・。」
そう言うと伊万里はその木の実を貰って食べながらこう聞いた。
「そういえば透流の《ブレイズ》って変わった奴なんだね。」
盾って珍しいよねえとそう言うと透流はこう答えた。
「まあな、だからこそ《イレギュラー》って呼ばれるんだよなあ。」
そう言っている中でユリエがこっちに来るのが見えた。
皿を見れば・・・野菜しかないなと確信した。
そしてリーリスの方を見てみると野菜と肉が2皿分入っていた。
恐らくは透流の分であろう。
すると伊万里の《デュオ》も来ているのが見えた。
それを見た2人は少し笑ってこう言った。
「それじゃあ行くか。」
「そうね。」
そう言うとお互いの相棒の下に向かって行った。
彼らは知らない・・・・。
この合宿に蔓延る・・・悪意がすぐそこまで来ているという事を。
特訓はダイジェストで出ます。