ユリエに対して。
透流はあの後に教室に入ってみると・・・。
「変わった机だなあ。」
机が個別ではなく二人で使う横幅が広いタイプなのだ。
透流は取り合えずという事で入り口付近の空席に座った後透流は周りを
見渡していた。
如何やら一部の生徒は直接的な打撃で治療中のようであるため開始までは
時間がかかるそうだ。
他の生徒たちも皆思い思いの時間を過ごしているようだ。
そして暫くすると・・・又もや静けさが訪れた。
「?・・・・ああ。」
透流は何だと思って見てみるとそこにいたのは・・・。
例の銀髪の少女であった。
そして彼女は暫く周りを見た後に・・・透流の方を見た。
「?」
何だろうと思っていると少女はそのまま透流に近づくとこう言った。
「トール」
「(何で俺の名前を・・・ああ。そう言えば理事長が言ってたな。)」
そうお思いながら銀髪の少女を見ていると・・・。
鈴の音が近くまで来ていた。
「?」
透流は何でこんなに近くだと思っていると銀髪の少女は透流を少し
見つめた後に・・・隣の席に座った。
空いている席など幾らでもあるのにもかかわらずだ。
然も・・・。
|д゚)・・・|д゚)チラッ
何故か横眼で見つめてくるので堪らずにこう聞いた。
「ねえさ・・・良いかな?」
「?」
銀髪の少女は何だろうと思って見つめると透流はこう聞いた。
「俺達ってさ・・・何処かで会った?
そう聞くと銀髪の少女はこう答えた。
「ナイ。」
「・・・・・へ?」
透流はそれを聞いて目を点にした。
然もその後にも何度か横眼で見てくるので正直な話居心地が悪いと思っていた。
そして暫くすると治療中の生徒たちも戻ってきた。
やがて全員が揃ったところで透流は・・・窓から何かが来るのを察知して
窓を閉めようとすると・・・声が聞こえた。
「ちょっと待った---!!」
そう言って・・・うさ耳付けた自分と何ら変わらないような女の子が
窓から・・・出てきたのだ。
そしてうさ耳付けた少女は全員に向けてこう言った。
「ハロハロー♪アーンド、試験お疲れ様ー★アーンド、入学おっめでとーー!」
『『『『『・・・・・』』』』』
全員唖然としているとうさ耳付けた少女はこう自己紹介した。
「はっじめましてーー!皆の担任の『月見 璃兎』でーす♡親しみを込めて
『うさセンセ』って呼んでねえーー★」
このハイテンションにどう対応したらいいんだと思っていると少女、
『月見 璃兎』はこう続けた。
「ありゃりゃ・・・どしたのかなあ?」
「(アンタの登場に全員驚いてるんだよ。)」
透流は全員に変わって心の中でツッコミを入れるが『月見 璃兎』は
こう続けた。
「はっ!?もしかしてアタシの可愛さに見惚れちゃってたりする?」
「イヤー、そう言うのは結構慣れてるつもりだったけど、流石に
新入生全員がって言うのは嬉し恥ずかし照れまくりだよ~~♪」
「(なんつうポジティブ!!)」
透流はそう思っている中で『月見 璃兎』の服装を見てこう思っていた。
「(あれで教師って言うのが不思議だよなあ。)」
何せミニスカメイド服にうさ耳ヘアバンドを付けているところを見て・・・
ふざけているのかと言いたいところであった。
すると照れ臭そうにしているこの自称担任がいる教室から・・・
もう一人が入ってきた。
「いや、引いてるだけですよ・・・」
「なーんだ、引かれてただけなの・・・ってええええええ!!
見惚れてんじゃなかったの---!!」
『月見 璃兎』はその声に対して驚いている中で全員こう思っていた。
『『『『『(先生グッジョブ!!)』』』』』
そう思いながら言っているのは・・・先ほど進行係をしていた三國であった。
そして三國は月見を見てこう続けた。
「あまりふざけ過ぎていると別の人間に変わって貰いますよ。」
「大丈夫ですって!泥船に乗ったつもりで任せて下さいな★」
「沈みますよ。」
「(そんで俺ら沼の中で溺死)」
「さーて、それじゃあ改めて自己紹介の続きねえ!!」
「聞いてました。」
「(先生ガンバ!!)」
月見の言葉に対して三國がツッコミを入れて透流もそれに続くが当の本人は
唯我独尊上等で続けるので透流は三國に対してそう思うしかなかった。
「実は私この春にこの晃陵学園を卒業したばかりのうら若き乙女なので、
至らない事はたーくさんあると思いますが、精いっぱいやっていくつもりだからよっろしくねえーー♪」
「(まさかの18って・・・おい待てよ、教員資格あんのかこの人)」
違法じゃねえかと透流はそう思っていると三國がこう説明した。
「月見先生は昨年の卒業生の中においても特に優秀な成績を修めているため、
本年度から特別教員として抜擢されました。」
「まあ・・・人格はともかく、技術や能力に関しては申し分ないのでご安心してくださいね。人格はともかくですが。」
「(そこ重要なんですか!?)」
まさかの人格問題発言に透流はそう思っているが当の本人はこう説明した。
「何か凄く棘のある言い方だったけど、皆気にしないでねえーー。今日は
初日という事だから自己紹介と今後のスケジュールについて」
「その前に《ブレイズ》についての注意事項ですよ。」
三國が月見に向けてそう言うと月見はちぇーっと舌打ちしながらこう言った。
「それじゃあ《ブレイズ》なんだけど学園側からの許可なく具現化するのは
厳禁だからしないでねえ!!」
凄く怒られるからねえと言いながらクラスメートの自己紹介を執り行った。
そして月見は・・・変人先生。