午前中は透流以外はゆっくりと過ごした後午後からはスイカ割りや
ビーチバレー等を楽しんで過ごしていた。
そして夕方ごろになると巴達が洞窟から制服姿で現れた。
「待たせたな、透流。」
「よう、・・・あれ?伊万里は??」
透流は伊万里の姿が見えなかったので何処だと聞くと・・・。
「アハハ、ごめんね。お待たせー。」
タイミングよく洞窟から出てきたので彼らは分校組に戻る事にした。
「今日は楽しかったねえ。」
「確かに、今日はゆっくりと休めたから体が楽になったわあ。」
伊万里の言葉を聞いてリーリスがそう言うと・・・。
「あ!!」
突然、伊万里が大きな声を出したので全員が足を止めると透流がこう聞いた。
「どうかしたか?」
そう聞くと伊万里はこう答えた。
「さっきからなんか忘れてるなあって思ってたら・・・ポーチを置いてきちゃったみたいなのよね。」
「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。ドジッタナ。流石に誰かに拾われ・・・・いや、
猿に獲られるって事も考えたら・・・。」
透流がそう言って考えていると中で伊万里がこう続けた。
「そうね、確かに・・・。けどアタシ、夕食の食材を広場に出す当番だったからうーん。ポーチを取りに行くとなると係をさぼっちゃう事になりそうだし・・・」
伊万里はそう言って頭を捻っているとユリエがこう言った。
「ヤー、ここからなら全力で走れば10分d」
「はいはーい、ユリエちゃんは黙ってようねえ。」
ユリエが何かを言いかけた瞬間にリーリスがその口を塞いだ。
すると伊万里はみやびを見て目の前で両手を合わせてこう言った。
「そうだ!ねえ、みやび。すっーーーーーーごい申し訳ないんだけれど、アタシのポーチを取ってきてくれないかな?お願い!この通り!!
後でお菓子奢るから!!!」
「え・・・?えっと・・・う、うん。良いよ。」
みやびは必死にそう言う伊万里を見て頷いた。
みやびの美点は努力家である事とお人好しな点である。
まあ、そういう所が本人の良い所なのだが。
「ありがと、みやび!本当に恩に着るわ!!・・・・あー、
でも女の子一人じゃあ何かあったら危ないかもしれないわねー。良くないわー。
心配だわー。」
「伊万里、お前何だか棒読みしてるところあるけど何企んでるんだ?」
「・・・別に―。」
「俺の目を見て答えろ。」
透流は目線をそっぽ向けた伊万里に向けてそう聞くと美和が透流を見て
こう言った。
「それなら九重君が一緒に行けば良いんじゃない?」
「ふぇ!」
「そうね、透流ならそんじゃそこらの動物なんて片手間で
叩きのめせれるだろうし大丈夫よね!!」
「ふぇええ!!」
美和と伊万里の言葉を聞いてみやびが驚いていた。
そして伊万里は透流の肩に・・・万力の如き握力で透流を掴んでこう言った。
「行ってくれるわよね?・・・透流」
「あ・・・ハイ。」
透流は伊万里から流れ出る気迫に・・・成すすべなく従った。
「それじゃあ行こうか、みやび。」
「え?え?え?」
みやびはその言葉を聞いて何が何なのやら分からなかったのだが伊万里が
みやびの背中を軽く叩くとこう言った。
「ファイト。」
「う、・・・うん!」
みやびはそれを聞いてそう返事してついて行くと・・・ユリエと巴が揃って
こう言った。
「トール、みやび。私も一緒に戻ります。」
「そうだな。私も付き合おう。」
そう言って着いて行こうとした瞬間に・・・2人が突如倒れた。
「!!!」
伊万里がそれを見て驚くと・・・リーリスが2人を見てこう言った。
「あら大変ね、熱中症で倒れちゃったわ。伊万里、巴を運んでくれる?ユリエは私が運ぶから。」
「え・・・ええ。」
伊万里は今の姿に恐怖した。
何せあの1瞬で・・・2人の首元目掛けて手刀を当てて失神させたからだ。
そして2人を運ぶ中で月見先生はこう言った。
「・・・・皆やっさしーねえ。」
そう言って離れていった。
とある学校の寮の1角
そこにはツナギの服を着た大柄の男性がそこにいた。
無精ひげを生やし何かを読んでいた。
「それで・・・これは真実なんだな?」
「・・・・『戦士 斗貴子』」
「はい、その通りです。『戦士長』」
そう言っているのは鼻の頭に傷がある青みがかかったショートカットの美少女。
『戦士 津村 斗貴子』である。
彼女はとある理由でこの学校に転入した中である一般人に『核鉄』を心臓として差し出してその人間と行動を共にしている。
そしてこの大柄の男性こそ・・・
『戦士長 キャプテン・ブラボー』である。
すると斗貴子はブラボーに向けてこう続けた。
「先の戦いで『蝶野家』から押収した資料と透流達の報告書を鑑みた結果・・・間違いないかと思われます。」
「この男がな。」
キャプテン・ブラボーはそう言ってその資料と同封されている写真を見て
そう云う中で・・・電話が鳴った。
「はい、こちらキャプテン・ブラボー」
そう言うと電話の主からの伝言で・・・目の色が変わった。
「分かった・・・直ぐに向かう。」
そう言うと電話の電源を切ってこう言った。
「斗貴子、カズキと一緒にある島にへと向かう。」
「何かあったんですか?」
斗貴子がそう聞くとブラボーはこう答えた。
「ああ、如何やら・・・ホムンクルスが2つ同時に出現したそうだ。」
「!!」
斗貴子はそれを聞いて場所はと聞くとブラボーはこう答えた。
「晃陵学園とそいつらが保有する島だ。」
すみません。告白は如何やら次回だそうです。