アブソリュート・錬金   作:caose

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 世の中って・・・邪魔ばかりあるよな?


告白?・・そんなのするって誰が言った?

「一体どこにあるんだポーチはよ?」

 透流はそう言いながら洞窟の中を探していた。

 伊万里の物と思われるポーチを探しているのだが何処に置いたのやらと思って

探していくと・・・みやびが透流に向けてこう言った。

 「あ・・・ここにあったよ、透流君。」

 そう言って・・・岩陰から隠すかのように置いてあるポーチを持ってそう言うと

透流はそれを見てこう呟いた。

 「・・・何でそんなところに置いてあるんだ?」

 透流はそれを見て呆れながらそう言うと同時に疑問を持った。

 まるで・・・態と置いてあるかのような・・・そんな感じであった。

 それにより大きく時間がロスされたが日が落ちる前よりかは着けるだろうと

思っていた。

 そして透流はみやびが持っているストローバッグにポーチを入れるのを

確認してから2人は肩を並べて夕暮れの砂浜を歩きだした。

 するとみやびは海を見てこう言った。

 「わあ・・・綺麗・・・・。」

 「・・・・確かにな。」

 透流はみやびの言葉を聞いて海を見て・・・そう答えた。

 水平線へと近づきつつある夕日と煌く海面から反射される夕日の日の光が

海面に光の道を創り出していた。

 するとみやびが透流に向けてこう言った。

 「あ、あのね、透流君。」

 「?」

 透流はみやびの言葉を聞いて何だろうと思っているとみやびはこう答えた。

 「もも、もしよかったら、少しね・・・このまま夕日を・・・

見ていきたいなって・・・。」

 そう言うと透流は時計を見て・・・こう答えた。

 「ああ、良いぜ。夕日が沈むまでまだ時間がたっぷりあるからな。」

 そう言って2人は夕日を見ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「綺麗だね、透流君。」

 「そうだな・・・これが自然が生んだ芸術って奴かもな。」

 お互いにそう言いながら夕日を見ている中で透流はこう言った。

 「もしかしたら伊万里はこれを見せたいがためにポーチを

態と置いたって事は・・・ないよな?」

 「ああ・・・タブンネ。」

 透流の言葉を聞いてみやびも確かにとそう思っていた。

 彼女はここで3か月間の間暮らしているためいつ何時になればこのような夕日が見られるのかを把握しているのだ。

 だが何故自分たちだけなのかを透流は納得しているようではなかったが。

 ・・・本当に唐変木。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ねえ、透流君。一つ聞いても良い?」

 「うん?何だ?」

 みやびの言葉を聞いて透流はどうしたあのかと聞くとみやびはこう聞いた。

 「もし・・・全部終わったら・・・どうするの?」

 みやびは透流に向けて聞いたのは・・・今後の事だ。

 透流とリーリスは錬金戦団からの任務で学園に調査滞在している。

 だが若し・・・任務が完了したらどうするのかと聞くと透流はこう答えた。

 「まあ・・・間違いなく次の任務が来るまで戦団が保有する学校に

転入しているな。俺達は根無し草みたいに幾つもの学校や住居を転々とするような組織だから一つの場所にずっとって訳にはいかないからな。」

 「そう・・・なんだ。」

 みやびは透流の言葉を聞いて少しだが・・・落ち込んでしまったのだ。

 もしこのまま・・・自分の胸の内にある思いを告白しなければ・・・後は無いとそう感じてしまったのだ。

 そしてみやびは勇気を振り絞って・・・こう言った。

 

 

 

 

 

 

 「ああああ、あのね、透流君!」

 「うん?」

 透流はいきなり立ち上がるみやびを見て何だと思って自分も立ち上がると

みやびは透流に向けてこう言った。

 「何時も透流君は・・・元気とか・・・頑張る気持ちとか・・・力とか・・・色々と色んなものを貰ってばかりなのに私は何一つ返していないよね・・・。」

 「別に良いって。」

 「ううん、これは私の問題なのに透流君はいつも私の悩みを

聞いてくれたりしててね・・・このままじゃあ駄目だって思うから・・・

今言うね。」

 みやびはそう言いながら透流を見つめて・・・

 

 

 

 

 

 「私、透流君の事が」

 言いかけた瞬間に・・・携帯が鳴った。

 「あ、悪い。」

 「あ・・・・。」

 みやびはそれを聞いてなんて間の悪いと思っている中で透流は携帯を取り出して着信相手を見てみると意外な人物が出ていた。

 其れは・・・。

 

 

 

 

 「キャプテン・ブラボー?・・・何だろう。」

 透流はキャプテン・ブラボーからの通信だったので取敢えず聞いてみようと

思って通話してみた

 「はい、こちら九重」

 『透流!お前今例の島だよな!!』

 「ああ、はい、そうですけど・・・一体何が?」

 滅多に電話なんてしないのにと言うとキャプテン・ブラボーはある事を告げた。

 其れは・・・。

 

 

 

 

 『良いか、よく聞け!今お前の学校の本校が襲撃されている!!』

 

 

 

 

 「何だって!!」

 「へえ!!」

 透流の携帯から聞こえる声を聴いてみやびも驚いていた。

 そしてキャプテン・ブラボーはこう続けた。

 『そっちの方は別の錬金戦団に任せている!俺達はお前たちの方に

向かっている!!』

 「こっちの方って・・・まさかホムンクルスが!!」

 「!!」

 みやびはそれを聞いて顔を青くした。

 あの時は2年生も込みとはいえ死人が出なかったのが奇跡だと

思っていたからだ。

 そしてキャプテン・ブラボーはこう続けた。

 『良いか!俺達がそっちに着くまで大体・・・8分!!

それまで耐え忍んでくれ!!』

 そう言った次の瞬間に・・・爆発音が分校から聞こえた。

 「「!!」」

 透流とみやびはそれを聞くと一目散に分校に向かった。

 




 次回はホムンクルス戦。
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