『サア・・・コロスカ。』
《K》と呼ばれていたモンスター型のホムンクルスがそう言うと同時に・・・
一瞬で透流達に迫った。
「「「!!!」」」
3人はそれを見ていつの間にとそう思っているとまず攻撃を受けたのは・・・
リーリスであった。
「グハ・・・・!!」
息を無理やり吐かれる様な声と共にリーリスは学園の建物に向かって
飛ばされ・・・その向こうに迄行った。
「リーリス!!」
透流はリーリスの飛ばされた方向を見てそう言うと月見先生が《K》だった
モンスター型のホムンクルスに向けて刃付きのアンカーを飛ばしながら
こう言った。
「手前!こっち見なよ!!」
そう言いながら《スネイク》を振りかざしながらアンカーを突き刺そうと
縦横無尽の動きを見せていた。
まるで踊るようなその動きに目では負いきれまいと確信していた月見先生は頭部に目掛けて攻撃しようとすると・・・《K》と呼ばれていたモンスター型の
ホムンクルスは月見先生に向けてこう言った。
『ワルイノデスガキョクゲイニツキアッテルジカンハナイノデ』
そう言った次の瞬間に・・・月見先生の左顔面目掛けて拳が襲い掛かった。
「ヤバい!!」
月見先生はそう言いながら体勢を変えようと《スネイク》で建物に向けて
巻き付いて方向転換しようとするも・・・更に迫ってこう言った。
『オソイデスネ』
そう言って月見先生を地面にめり込ませる勢いで殴りつぶした。
「・・・・・・!!!」
声も出ないほどの悲鳴で月見先生はそのまま倒れてしまった。
「畜生!!」
透流はそう言って《フォース・セイバー》をブレード形態にして月見先生を
殴った腕に目掛けて斬り落とそうとするも・・・途中で止められてしまった。
「何で!!」
透流はそう言うと《K》と呼ばれていたモンスター型ホムンクルスは
こう言った。
『ワタシノカラダハソウゾウシュニヨッテカタクツクリナオサレテイマシテネ、ソンジャソコラデハ・・・イタクモカユクモアリマセンヨ‼!』
そう言って左腕の方で透流を殴り飛ばそうと拳を振りかざして・・・当てた。
「ゴファ・・・!!」
透流はその攻撃に息を無理やり吐かれるも《フォース・セイバー》の能力を
使って何とか学園に向かう事もなかったがいきなりの方向転換によって
内臓にダメージを負ってしまった。
「・・・くそが・・・!!」
透流はそう毒づきながらも口から血を吐いた。
「トール!」
「来るなユリエ!!」
透流はこちらに来るユリエに向けてそう言った。
3人がかりでも勝てない敵を相手に如何にユリエでも守りながら戦うのは
不可能だと分かっているからだ。
ユリエは透流の言葉を聞いてストップしてしまった。
すると《K》と呼ばれていたモンスター型のホムンクルスはユリエを見て
こう言った。
『センジョウデハウゴカナイモノカラシヌトオシエラレマセンデシタカ!?』
「!!!」
ユリエは咄嗟にガードするも諸にその腕の攻撃に当たってしまい
そのまま森の向こうにへと飛ばされてしまった。
「ユリエ!!」
透流はユリエの方向に目を向けて一瞬の間に《K》と呼ばれていた
モンスター型のホムンクルスが目の前に来たのを見てもう間に合わないと思って
目を瞑ろうとすると・・・。
上空から声が聞こえた。
「ついええええええええええ!!」
「?」
聞きなれぬ男性の声に誰だと思って上空を見てみると・・・綺麗な山吹色の光が見えた。
そしてその勢いのまま《K》と呼ばれていたモンスター型のホムンクルスの
右腕を・・・斬り裂いた。
「!!」
『ナニ‼!』
《K》と呼ばれていたモンスター型のホムンクルスはまさかと思って
驚いているともう一人の声が聞こえた。
「大丈夫か!九重!!」
「・・・斗貴子さん!?」
透流はその女性を見て間違いないなとそう思っていると更に上空からの
人影を見て・・・透流は安堵した様子でこう言った。
「・・・キャプテン・ブラボー。」
ブラボーは最後に飛び降りて着地すると透流に向けてこう聞いた。
「無事か!透流!!」
そう聞くと透流はこう答えた。
「はい・・・何とか。」
そう言いながらも透流は血反吐を吐いた。
そして透流はブラボー達に向けてこう言った。
「気を付けて下さい、あいつの体に直接的打撃は効きません・・・!!」
そう言うと斗貴子はホムンクルスの形状を見てこう言った。
「あれは確かカズキの学校で見た奴と同じタイプ。」
「ああ、だけど前見た奴よりも様子が違う。」
斗貴子は隣にいる大型の槍らしき武装錬金を保有する青年・・・カズキと名乗る青年に向けてそう聞くとカズキは何かが違うとそう答えると
キャプテン・ブラボーはこう答えた。
「恐らく、データを基に改修され、強化されたようだな」
そう言いながらキャプテン・ブラボーは《K》と呼ばれていたモンスター型の
ホムンクルスの斬られた個所を見て2人に向けてこう言った。
「良し、俺とカズキが奴を相手取る。」
「ハイ!」
「斗貴子、君は透流とリーリスを連れて生徒たちを守ってくれ。」
「分かりました。」
そう言うと透流は足を引きづりながらもこう言った。
「待って・・・下さい・・・俺も・・・!!」
そう言うが透流を見てキャプテン・ブラボーはこう言った。
「透流、君はここ迄よく戦った。休んでいてくれ。」
そう言うとキャプテン・ブラボーは斗貴子とカズキに向けてこう言った。
「良し・・・やるぞ!!」
「「ハイ!!」」
次回は対モンスター型のホムンクルス対原作錬金戦団。