1日遅れですが今後も御贔屓でよろしくおねがいいたします。
《アハハハッハ!!そいつはこれから大変だなあ透流!!》
「そう笑わないでくださいよ『キャプテン・ブラボー』。俺だってまさかとは
思いませんでしたからあ。」
透流は通信装備でキャプテン・ブラボーに向かって通信していた。
定期報告と今後についてだ。
《然しまあ施設がもう一つあるとは。》
「ええ、それでそっちについてなんですが」
《分かってる。そっちが保有している島があるのかどうか探ってみるよ。》
「ありがとうございます。」
《ま、任務とは言え学生生活は楽しまないといかんぞ。》
「ええ・・・まあ。」
透流は濁しながらそう7答えた後にこう言った。
「それじゃあまた。」
《ああ。》
キャプテン・ブラボーとの通信はそれで終わらせて透流は荷物を見た。
着替えが少々と通信装備、そして・・・「核鉄」もあった。
本来ならば少ないだろうなと思いながら透流はこれで十分だと思っていた。
別れるときに物が多かったらどうしようもないからだ。
すると後ろから・・・声が聞こえた。
「フわあ・・・。」
それを聞いた透流はああと思っ振り向きながらこう言った。
「ああ、ユリエか。ちょっと質問・・・がアアアアアアア!!」
透流はそう言いながら驚いていた。
何せ今のユリエの格好が・・・際どいのだから。
パジャマを上半身しか着ておらず、下半身の白い足などがばっちりと
見えてしまっているからだ。
おまけに眠たげなのかどうかわからないが湯上りの肌が張り付いて華奢な体の隅々が色々と見えてしまいボタンをかけ間違っているため隙間が
見えてしまっておる。
それを見た透流は慌てながらジャージを出してユリエに向かってこう言った。
「ユリエ!直ぐにズボンと上着・・・ああもう!!まだ濡れてるじゃないか!!ちゃんと体を拭いてから出なさい!!!」
そう言って透流は直ぐにユリエを脱衣室に押し戻した。
そして透流は暫くして・・・こう言った。
「・・・疲れたア。」
透流はそう言ってため息ついた。
そしてさらに数分後・・・。
「着替えました。」
「おお・・・前よりはマシだな。」
透流はそう言ってユリエを見た。
自身が貸したジャージのズボンをはガバガバなようなのでベルトを
着けさせておくとユリエはこう言った。
「少し・・・暑いです。」
「我慢してくれ」
俺の精神衛生状の為にと言いながら気になることを言おうとすると・・・
ユリエは・・・倒れこんだ。
「ウォォォォ。どうしたんだユリエ」
「くー、クー。」
「寝てる・・・。」
透流はそう言いながらユリエを見た。
華奢で然も落としたら壊れそうだなあと思って透流はユリエをベッドに
連れて行って下ろそうとするとユリエの体が・・・少し動いた。
「ん・・・・。」
「ユリエ?」
体を僅かに丸め、体を寄せて甘えてくるかのようにぎゅっと服を掴んだ。
そして寝言で・・こう言った。
「パパ・・・。」
そう言いながら・・・涙を流した。
「(やっぱり寂しいようだな。)」
どんな理由かどうか分からないが年頃の女の子が住み慣れた国を離れて、
たった一人で日本に着て不安なのであろう。
そして透流は目元に浮かぶ涙を掬ってこう言った。
「お休み・・・ユリエ。」
そう言って透流は寝るかと思って上のベッドに横になった。
次の朝早朝。
「はっ、はっ、はっ、はっ。」
透流は日課となっているジョギングを始めていた。
走り込みは昔は苦手だったのが今じゃあと思って苦笑いしていると
少し走った後に透流は寮の近くにある雑木林の中に入って「核鉄」を
取り出して・・・こう唱えた。
「武装錬金!!」
そう言うと幾つかの電流が流れて・・・静まって・・・トレーニングを
再開した。
「ふ~~。あれ、おはようユリエ。」
「ヤー、おはようございます。トール。」
ユリエはそう言って既に体操服らしき格好に着替えていると透流はこう言った。
「早いな。」
「ヤー、何時もこのくらいの時間に起きてトレーニングしているので。」
「そうか、じゃあ俺はシャワー浴びてるから。」
「ヤー、それでは行ってきます。トール。」
ユリエはそう言って部屋から出て行った。
そして透流はシャワーを浴びながらこう考えていた。
「定期報告はユリエが風呂に入っている時にするか。」
次回は朝食です。