転生者は言った 「…型月世界で100年(生きるの)は無理じゃね?」と。   作:名無しのクラゲ

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どうも、名無しのクラゲというものです。

深夜テンションで思いついたものをそのまま書きました。多分続きません。

駄文注意です。

最初に言っておきます。

すまんかった。


神は言った。『第一話。…この小説多分続かないよ。』と。

 

「おい!しっかりしろ!」

 

…誰かの声。救助隊がやっと到着したのだろうか?

 

「■■■■さん!助けが来…た……■■■■さ…ん?」

 

昨日からずっと一緒に居た声。…どうやら、最期に私は、この子を救えたらしい。

 

一面の銀世界。その中に私は倒れていた。

 

俺は今から死ぬのだということが分かる。体の中から暖かさが無くなってしまったような、そんな感覚がする。

それなのに凄く眠たくて、目を閉じてしまいたくなる。

 

 

 

 

 

…私はいわゆる転生者ってやつだった。

 

前世はなんで死んだんだったか…、確か、飛んでいた鳥が私の頭に石を落として、それが当たって倒れたところにトラックだったはずだ。…古代の哲学者かな?

 

まぁ、なんかいろいろあって転生したのだが、特に転生特典なども無く、生きていた時代より少し前の時代に生まれ変わっただけだったのだ。

 

 

 

…いや、厳密に言えば異世界ではある。というのも、この世界の日本には『冬木市』が存在する。つまり、型月世界…更にはおそらくだがFateの世界だったのだと思う。

 

なぜFateだと思ったのかと言えば、それは私の家の近くの教会に一時期、例の神父がいたからである。…マジカル八極拳の使い手であり、外道で麻婆かつ愉悦部な方である。ちなみに私の八極拳の師匠でもある。

 

ただ、調べても1990年代の冬木市では大火災は起きていなかったし、また、聖杯戦争が起きた跡のようなものも無かった。

 

つまり、せっかくFate世界らしいところに転生できたのに、私は何にも関われないまま死ぬのである。…私は悲しい。(ポロロン)

 

 

 

「…っ、■■■■さん!なんでっ、なんでこたえてくれないの!」

 

…ますますキツくなってきた。てか、死ぬ。目を瞑ったら死ぬのが分かってるのに凄い眠い。

 

「とりあえずそっちの子に毛布回せ!そっちはあまり凍傷も進んでない!」

 

う〜ん、ナイス判断。私はもう助からないだろうから、せめてあの子は後遺症とかも無く幸せに暮らして欲しい。

 

…って、そろそろマズい。眠すぎて死ぬ。いや、これから死ぬのであながち間違いでは無いのだが。

 

「■■■■さんっ!■■■■さんっ!!なんでっ!なんでっ…」

 

…うん。なんか凄い申し訳ないなぁ…。なんか最期に気の利いた一言でも言ってあげるべきなんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ、死んだな」と思って目を覚ましたらそこは一面真っ白な世界だった。

 

いわゆる転生待ちの場所である。

 

正面にはちゃぶ台と座布団。それになんか白っぽい青年が座っている。…普通そこは女神だろ。

 

と、青年が口を開く。

 

『君さぁ、あと100年寿命が残ってるんだけどさぁ…。なんでこんな早死にしてるの?』

 

第一声がこれである。

 

「えぇ…そんなこと言われましても…。って私、116歳まで生きる予定だったんですか?」

 

どうやら、自分は本来なら大往生する予定だったらしい。正直、驚いている。そこまで健康に気を使ったりもしていなかったのだが。

 

『そうなんだよねぇ…。というかさ、君の死因なんなの?凍死とか、なかなか無いよ?』

 

「実際それで死んだのはホントですしねぇ…?それに、前回のデスコンボよりはマシじゃないですかね。」

 

あのデスコンボより珍しい死に方…チーズ?

 

『…まぁ、とりあえずだ。君は本来116年生きる設定だったのにたった16歳で死んでしまったわけで…そうすると100年分寿命が余ってしまう訳だ。で、それは僕にとって都合が悪い。』

 

それはつまり…

 

「つまり転生ってことですねわかります。」

 

『お、おう。つまりはそういうこと。なんてったって君にはあと100年分の寿命を使い切ってもらう必要があるからね。』

 

ここで私は思ってしまった。

 

「型月世界で100年は無理じゃね?」

 

『…そこらへんは私に考えがある。』

 

何故か凄まじく不安感を煽られるコメントいただきました。…コンボイはNG。

 

『まぁ、そこらへんは次死んだら話すよ。』

 

「なんでそんな私がすぐ死ぬみたいな言い方するんですか?」

 

『人生2回あって、人生の合計年数が40年超えてないやつが言うな。』

 

誠に遺憾である。…私は悪く無い。悪いのは外的要因だ。

 

「で、今回こそ転生特典は付きますか?」

 

『(転生特典なんて)ないです。』

 

「何故だっ!!」

 

『そんなもんつけたら流石にアラヤとかに怒られちゃうだろ!』

 

えぇ…そこらへんそんな軽い感じでいいのか?

 

『まぁ、よっぽどやらかさない限り、抑止も来ないようにしてあげるから…これで許して?』

 

「許す。」

 

流石に、抑止に目をつけられて何もしてないのに討死は誰だって嫌だ。

 

『んじゃ、そろそろ転生させるよ〜。』

 

「はいはい、わかりました〜。」

 

私の体が光の粒子に分解されていく。…前回の転生のときはここでガチビビリした。今も若干ビビってる。

 

『あ、そうそう。なんかフレッシュな気持ちで転生できるように、前前世や前世の記憶をある程度消した状態で送るから、楽しんできてね〜。』

 

「は?ちょっと待て、今とんでもないこt」

 

 

私の意識はここで途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、どうも。転生者です。と言っても、前世の記憶は曖昧なんですけどね。

 

ただ、物心つく頃には「あれ?自分転生者じゃね?」と思って、八歳になった今では立派に転生者ライフを楽しんで…楽しんで?おります。はい。

 

日々、畑を耕したり、狩りをしたり、体術…いわゆる八極拳というやつと弓の練習にいそしむ毎日で、ついでに兄から槍を教わっております。

 

しかし……、今では槍もしっかり振れるようになりましたが、転生者であれば少し位は転生特典があるのが普通だと記憶にはあります。それなのに私には特に何もなく。…神様は実はケチなようで。

 

閑話休題。

 

実は、先程少し話にもあげましたが、私には頼れる兄がいるのです。

 

っと、噂をすればなんとやら兄が帰って来たようです。

 

「兄さん、お帰りなさい。」

 

私はいつも通り庭先で、狩りから帰って来た兄に声をかけます。

 

「おう、今日は適当に2、3匹獲ってきたぞ。」

 

狩りの後で少し血がついていますが…()()()()()に、()()()。村で一番強い、私の自慢の兄です。

 

「う〜ん。猪2と熊1ですか…。後で母と捌くので台所の外に置いといてください。」

 

「おうよ。」

 

返事をして、狩りの獲物を引きずって行く兄。私はふと思いついたことがあり、兄に声をかけます。

 

「そうだ、兄さん後で少し手合わせ願えますか?」

 

「んあ?あ〜、また何か思いついたのか。」

 

…兄がどこか少し呆れたような目で見てきます。どうやら私の考えを察したようです。

 

「…はい。」

 

「じゃあ、飯のあとでな。」

 

でも結局付き合ってくれる兄。優しい。

 

「わかりました!」

 

兄は、私が八極拳の技を思い出したり、新しい技を思いつくたびに練習に付き合ってくれます。また、(私だけ)搦手有りで模擬戦のようなものをしたりもします。…今まで一度も勝てた試しはないのですが。

 

まぁ、それも仕方ありません。

 

だって…

 

 

 

 

 

 

兄の名はセタンタ。

 

 

後にクー・フーリンと呼ばれる大英雄。それが私の自慢の兄なのですから。

 

 

 

 

 

 

 

 




ライダーの星5鯖を引けたら投稿します(予定)
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