Fate/Grand Order NIOH   作:BD3

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頭に浮かんだ。後悔などありませぬ


青き瞳のサムライ

『死・・・生・・・入り口』

『・・・な・・・は・・・生する・・・・中で、水の・・・で』

『死と生は・・・・する』

『・・・がいる・・・・あなた・・・・でも・・・に、蘇る』

『・・・て死から・・自由に・・・』

 

耳元で彼女の声が聞こえた。しかし途切れ途切れで半分聞き取る事ができなかった。

 

意識の海でゆらりゆらりと近づいてくる影。

 

自由(シアーシャ)だ。

 

意識が引っ張られる様に影から遠ざかっていくのを理解し、自由(シアーシャ)に手を伸ばすが段々と離れていく。

 

だが、この言葉はハッキリと聞き取る事ができた。

 

『あなたが信じ続ける限り、わたしはあり続ける』

 

 

 

 

 

 

 

 

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暗闇から目を開くとそこは炎に包まれていた。

 

そして目の前には黒髪と蒼い瞳を持った少年と西洋で見るシールドより大きい物を持っている少女と優秀で偉そうではあるが今にもヒステリックを起こしそうな女性がいた。

 

按針・・・ウィリアムはこの状況を理解できず、彼等に声を掛けた。

 

Where is here...?(此処は何処だ?)

 

「「「!?」」」

 

彼等は困惑していた。

 

女性は金切りに近い声で少年と少女に「なんで英語が喋るサーヴァントが出てきたの!?」と発言するが召還した本人は戸惑うしかなかった。

女性は此方に振り向き言いかけた瞬間、女性は目を大きくし小さい悲鳴を上げ後退りした。

 

何故ならそこには眼帯をつけ尻尾が2つあり宙に浮く()がいたからだ。

 

『んぉ~?お主儂が見えておるのか?』

 

「猫又・・・どうなっている?」

『ううむ・・・儂も突然の事じゃから未だ理解出来ておらぬ。じゃが・・・お主らが儂らを()()したのじゃろう』

 

 

猫又は背後にいる少年少女を見るが女性と同じく目を大きく驚いていた。

 

「猫が・・・猫が喋ってる!英語を喋る英霊といい、猫が喋るといい、貴方達はどうなっているの!?」

 

「オルガマリー所長!そんな大きい声を出されては敵がこちらの存在が・・・!」

 

少女の制止は間に合わず同時に武装したスケルトン数体何処ともなく現れ、不愉快な音を出しながらゆらりゆらりと近づいてくる。

 

「友達になりたい・・・って雰囲気じゃないな」

 

軽口を言いつつ按針は腰に携えた備前伝打刀(びぜんでんうちがたな)を抜き、()()に構えその刀身をスケルトン達に見せ敵意を察したスケルトン達は一斉に飛び掛かった。

 

(骸武者と同じだな)

 

そう思いつつ淡々と回避し、後ろから驚きの声が上がった。

 

そこからウィリアムの反撃が始まった。

 

スケルトンの胴体を斬り前ステップで飛び上がり刀を脳天に叩きつけ消滅。

 

呼吸を整え刀を鞘に納め、居合い型に入った按針。刀を鞘に納めたまま走り、間合いに入った敵を勢いよく斬りつけ消滅した。

 

残り一体となった敵は臆することなく立ち向かうが背後に回られ、足蹴をモロに食らいバラバラになった。トドメに刀を頭に刺さ消滅した。

 

雑魚ではあるがスケルトンを按針は一人で全滅させたのだった。

 

 

刀を鞘に納め、彼等の元に戻った按針。

 

「紹介が遅れた。俺はウィリアム。日本では按針とも呼ばれていたが・・・どっちでも構わない。クラスは・・・セイバーだ」

 

「藤丸立香です。こっちは──」

 

「マシュ・キリエライトです。こちらは偉そうですが私達のリーダーであるオルガマリー・アムニスフィア所長です。そして先輩の端末で映っている男性はロマニー・アーキマンです」

 

『長いからDr.ロマンと気軽に呼んでもいいよ!』

 

偉そうって・・・。そんなことよりロマニ!ウィリアムとか按針とかの名がある人物は存在しているのかしら!?」

 

偉そうと言われ小声で愚痴るオルガマリー。しかし彼女が気になったのは目の前にいる()()()()()()()()()()()()だった。

 

『ちょっと待ってくれ・・・なるほど・・・え?』

 

「一人で納得しないでちょうだい!!最後の「え?」は何よ!?」

 

『ご、ごめん!ちゃんと彼は存在しているよ!簡単に言えば彼は()()()()に認められた人物だよ』

 

「徳川家康!?あの江戸幕府を作った!?」

 

立香は驚いた。それもその筈、日本において誰もがその存在を知っており歴史の教科書にも載るぐらい有名だからだ。

 

『うん。でも彼が認められたのは大型船を造船したことだけだね。その功績を讃え家康が旗本として召し使えさせたんだ』

 

「あ~Dr.ロマンだったか?俺は槍とか弓とか使えるが?」

『なんだって・・・?』

 

ウィリアムは槍を持った。一瞬、ウィリアムの体が光ったが本人は気にしていなかった。

 

「セ、セイバークラスからランサークラスに変わった・・・!?」

 

「なにか不味いのか?」

 

『不味くはないけど逆に凄いぞ・・・!槍を持っただけで霊基が変わるだなんて聞いたことがない!前代未聞だよ!』

 

 

「別に凄くは無いと思うが・・・まあいい。立香・・・よろしく頼む」

 

「こちらこそよろしく、ウィリアム!」

 

 

 

 

 

2人は握手をかわした。この地獄を切り抜けるために

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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