GS美神 マギカ大作戦!!   作:ぶんた

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リポート34【続リポート2ー2】

 休日朝。美神除霊事務所前。

 外出の準備を整えたほむらがそこにいた。

 美神がいうには修行に最適な場所らしい。連休含めてそこに出掛ける予定であった。

 

「ほむらちゃん!」

 

 そんなほむらに思いもよらぬ声が掛かり、ほむらはびくりと肩を震わせ。

 がばりと振り向いた視線の先。そこに佇む人物を見つめたほむらは目を瞬かせて固まってしまう。

 

「…………!!」

 

 そこには、ラフなお出かけコーデの鹿目まどかがにっこりと微笑んでいたからだ!

 

「えーとね?ほむらちゃんの応援をしてっていわれてー、ね?」

 

 そういうまどかの視線の先には、なんだか隠れつつそわそわと様子を窺う横島とおキヌ。

 

「…………」

 

 ほむらはきゅうと唇を噛み。

 

 ――まどか。

 

 ほむらはは目を瞬かせてその人物を見つめた。

 

 鹿目まどか。

 

 そう。彼女こそ、ほむらにとっての最初で最後の最高の友達であり。そして魔法少女になるきっかけであった人物。

 ほむらの願いは『彼女との出会いをやり直したい』こと。彼女に守られる私ではなくて、彼女を守る私になりたいというものだったからだ。

 

 そして今。幾度ものやり直しの果て、彼女の死亡を回避した。その彼女が目の前にいる……。

 

 ――でも。でも、あなたは、あなたではない。

 

 ほむらの記憶にははっきり残っている。『最初の彼女』の冷たくなった手の感触が。

 そして幾度と目にした『彼女』の最後の顔。そのどれもを記憶していて……。

 

 ――あなたであって、あなたではない。そして私も……。

 

 そのココロに整理をつけることができず……。なのでほむらは願いを叶えた後でも、まどか本人との接触を避けていたのだった。

 そして今回のことは、それに気をもんだ横島とおキヌの差し金であった。

 

「ほむらちゃん?ええーとね?」

 

 あからさまに動揺するほむらに対し、まどかも大慌て。

 

「おお!すまんすまん!えーっとほら!」

 

 同じく慌てて参上した横島は、まどかとほむら、かたまる二人の頭に手を当てて。

 

「今日はお出かけじゃ!ささー準備できたか?まどかちゃん!ほむらをよろしくな!」

「あ、はい!」

 

 親し気にまどかに話す横島にもほむらは驚きつつ。そんなほむらに横島は顔を向け。

 

「ほむら!修行はたいへんかもだけどーあそこはいいとこだぞ?!まどかちゃんと気楽に楽しめや!」

「……!」

 

 そうして微笑みかけてくる横島とまどかに、感情を揺さぶられたほむら顔を下げた。

 

(すまん。驚かせすぎたか?)

 

 そんなほむらの頭に横島からの念話が届く。

 

(まどかちゃんには、ほむらの事情なんかは話してないぞ?でも修行にいくほむらの応援をしてくれっていったら、快く引き受けてくれてな?いいこだなーまどかちゃん!まどかちゃんは、そういう娘なんだろ?)

(……)

(だから、大丈夫だ)

(…………)

 

 溢れそうになる感情を飲み込んで顔を上げたほむらを、横島とまどかは優しく見つめていた。

 

「さていきますか!」

 

 横島は両手に文珠を持ち、珍妙なポーズをキメる!

 

「転移!妙神山へ!」

 

(転)(移)キイイン!

 

「いってらっしゃい!」

 

 横島の術式が発動し、笑顔で手を振るおキヌの前から三人の姿は消え。

 

「…………!」

 

 そして。目の前にそびえる荘厳な趣のある日本風の巨大な両開きの門。それぞれに大きな鬼の顔が装飾されている。そのうえには『妙神山 修行場』の看板。その門を護るように両側に配置されたであろう首のない巨像。

 その風景にほむらとまどかは目を瞬かせ、息を呑む。

 

「いらっしゃい、おふたりさん!ようこそ妙神山へ!」

 

 横島はおどけつつ、にっこりと二人にそう宣言したのだった!




◎謎のオマケコーナー!その2

謎の右「なっ!」

謎の左「ななっ!姫様の出番がないではないか!」

謎の小竜姫「…………」

謎のヒャクメ「まあまあ。優秀な分析官である私の予想ではー次こそは平気よ!あ、でもー」

謎の小竜姫「でも?」

謎のヒャクメ「フラグってしってるー?そろそろやばいかもしれないのねー!あはは!」

謎の小竜姫「!!」

(謎の猿と謎の幼女は、謎コーナーに飽きてTVゲーム中)

 ――つづく?

◎おまけ2

美神「んーなんか面白くないわね……」

おキヌ「美神さん?」

美神「本編オチはああだったし、私かなり冷遇されてない?」

おキヌ「えーと、どうでしょう?でも出番の偏りはあるかもですね?」

マミ「……」

美神「そうよね?ちょっと抗議しとこうかしら?」

美智恵「それより令子」

美神「!」

美智恵「ほむらちゃんを働かせたの?しかも深夜?」

美神「え!いや違うのよ!ママ!」

美智恵「ふーん?」

 ――つづ……

美神「続けるな!」


*****


→これのために10話を観なおして。
→ああーもうー。久しぶりだったからかーやられました……。つらい。
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