修正にあたり新たに加筆修正した結果ゲストを登場させる事になりました。
グレイと先日出会ったクーリエ。
そんなクーリエはイベント会場の広場にて後輩を待っていた。
「身バレ対策はしたって言ってたけど、どんな対策したのかしら?」
白銀美南ことダイバーネーム:ミーナはVRゲーム初心者がやりがちなリアルの姿のまんまなダイバールックしてしまっており、リアルが有名人の彼女はそのせいで多くの人に絡まれ大騒ぎになった事があったのだ。
それからは色々なアクセサリーアイテムで変装したりしていたが、バレバレ過ぎる変装ですぐに騒ぎになるのが今までのテンプレだったのだが、今回の変装は本人曰く「自信がある」というのだ。
その為、人が多いサマーフェスにもどうしても見たいトークイベントがあるという事で参加を決意したんだとか。
その待ち人がやってきたのだが………
「先輩〜、お待たせしました!」
「遅かったじゃ………えっ?」
やっと現れたミーナの方を向くとそこには人間大のペンギンがいた。
「………ミーナ、よね?」
「ふっふっふ、どうです?この完璧な変装は!」
「変装というか着ぐるみじゃない………というか、そんなの何処で見つけたのよ」
「この前一人でログインした時にあった女の子の紹介で行った着ぐるみタイプのアクセサリーショップですよ」
どうやら同じペンギン好きのダイバーだったらしく、意気投合したんだとか。
「他にも面白いデザインの着ぐるみもあったんですけど」
「そのペンギンに一目惚れしたわけね………」
「はい!」
「まあ、それなら身バレもしなさそうだからいっか」
という訳で二人で会場を回りながらBCで自分達のガンプラの強化に使えそうなパーツや屋台の食べ物を買って食べ歩いて*1いると、紫の三編みポニーの少女に金髪碧眼の少女が手を引かれて歩いているのが見えた。
「ほらほらセレンちゃん、こっちこっち~」
「まっ、待ってヴィオレ」
「あれは………」
「知り合い?」
「い、いえ、知り合いだなんて恐れ多い」
「という事はG-Tuber?」
「はい!あまり配信はしてない方ですけど、よく美少女G-Tuberとコラボしたり作成動画を配信してるんです!」
実はミーナは大のG−Tuberファンでもあり、彼らの配信はいつも視聴しているのだ。
「うん?私の美少女センサーに反応が」
「あっ、ペンギン」
すると、あちらの二人もクーリエ達に気付いた。
「こんにちは〜」
「こんにちは」
「あっ、こんにちは!」
「こんにちは」
「あの、ヴィオレさん、ですよね?」
「貴女は?」
「あっ、私はミーナといいます。訳あって身バレしてるのでこんな格好してますが」
「私はクーリエよ」
「お二人共私の美少女センサーが反応してます!色々変装とかしてるみたいですが私は誤魔化せませんよ?」
「言ったでしょ?私達はちょっと身バレしちゃって変装が必要なのよ」
「あっ、これは失敬」
素直に謝るヴィオレに少し好感を持ったクーリエはせっかくなのでミーナに話を振る。
「そういえばミーナはヴィオレを知ってるって言ってたわね?」
「およ?」
「そうなんですよ!前のテトラさんとのコラボ配信とか見てました!」
「おっ、ありがとうございます」
「私、色んなG-Tuberの人の動画をチェックするのが趣味なんですよ」
「なら今度一緒にやります?専用のスタジオとかありますし、そこなら身バレしてても大丈夫ですよ?」
「そ、そんな!私なんかが!」
「また言ってるわ」
前にクーリエは「そんなに好きなら自分でもやってみたら?」と言ったのだが、「身バレしてる上に私なんかがG−Tuberの皆様と並ぶなんて恐れ多い!」とか言っていたが………クーリエは思う、女子フィギュアの日本代表である彼女も十分有名人だろうに。
「ヴィオレ、時間」
「あっ、そうだった!最後にスクリーンショット良いですか?」
「こんな格好で良ければ!」
「構わないわよ」
その後、クーリエ、ミーナ、ヴィオレ、セレンの四人でスクリーンショットを撮ってフレンド登録をして別れるのであった。
「ふふふ〜ん」
「ご機嫌ね」
「だってG-Tuberの方とスクリーンショットですよ!?あ〜、この格好じゃなかったら!」
「ミーナ、時間いいの?」
「あっ!ステージイベント!?」
「ほら行くわよ」
という事でステージイベントが行われる広場までやってきた。
そこでは有名G−Tuber達のトークショーが行われていた。
「今日のあんたのメインはこれだったわね」
「司会がイオリんで、他にも有名なG-Tuberの皆さんに大注目のクオンちゃんです!」
そのステージを見てミーナは興奮気味である。
そんな時だった。
『ふぁああああああ!!消せ!これ以上私を辱めるなぁあああああ!!』
スクリーンに映る自身のスクリーンショットを前に絶叫するクオン。
「やっぱクオンちゃんはこれがあるからいいんですよねぇ〜」
「ほう?お主わかっているでござるな?」
すると、ミーナの隣に忍装束のダイバーが立っていた。
「だってクオンちゃんはあのギャップが最高なんじゃないですか」
「わかりみ深いでござる」
初対面のはずなのにすっかり意気投合する二人。
だが、そこでクーリエが注目したのはクオンではなく、そのガンスタの主であった。
写真の提供元としてスクリーンの隅に名前が載っていたのだが、そこには[カメラマン:グレイ]の文字が………
「彼もここに来ていたのね………」
「先輩、顔ニヤけてますよ?」
「えっ?」
「ほう、そちらはグレイ殿のお知り合いでしたか」
「お知り合いなんですか?」
「何を隠そう、先程のタレコミを入れたシラヌイとは拙者にござる」
「アンタが犯人か!」
そう、ミーナと意気投合していたダイバーはシラヌイだったのだ。
「ところで、先輩はそのグレイさんの事が気になるんですか?」
「そ、そそそんな事!あの写真を撮ったのがこの前知り合ったダイバーってだけよ!」
「「え〜、本当でござるかぁ〜?」」
「オルレアンのドラゴンスレイヤーか、アンタ達は!」
二人がハマっているソシャゲのネタで弄ってくる後輩と忍者にチョップを食らわせて黙らせるクーリエなのであった。
ゲストはオーマピションさんのガンダムビルドダイバーズ スターダストよりヴィオレとセレンを出させてもらいました。
https://syosetu.org/novel/248197/
ヴィオレ(ガンダムビルドダイバーズ スターダスト)
主にガンスタグラムで活動するダイバー。
美少女好きで美少女G-Tuberとコラボ動画等をしたりもする。
今回は友人のセレンを連れてフェスを回っていた。
セレン(ガンダムビルドダイバーズ スターダスト)
作品にて主人公のナツキの仲間になるELダイバー。
今回はヴィオレに誘われて出店を回っていた。