ガンダムビルドダイバーズ:Finder   作:ミストラル0

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サマーフェス修正版③です。
今回もオーマピジョンさんのとこからキャラを出張してもらいました。


GBNサマーフェス③ (修正版)

シラヌイと別れたグレイとラスターはそのまま出店廻りを続けていた。

 

「このパーツデータは」

 

「おっ、お目が高い!そいつはとあるビルダーが使っていたもののレプリカパーツさ」

 

「四枚羽の姿勢制御スラスターを備えた支援機か………レプリカとはいえちゃんとした造りだな」

 

「店主、このパーツデータとそっちのそっちのプラグインデータをもらえる?」

 

「毎度あり!」

 

店主にビルドコインを支払いデータを購入すると二人は出店廻りを再開する。

 

「次は何作るんだ?飛行型ならアストレイ用のシュライクを弄ったオプションあったろ?」

 

「ちょっとGフライトみたいな高速飛行オプションか飛行能力の高いガンプラにしようかなって」

 

「あ〜、Gフライトか。アウトフレームやテスタメント系はキット化されてねぇからな」

 

一応アウトフレームとテスタメントはそれぞれスクラッチしたものを持っているが、せっかくのGBNでなりきりプレイをする程ではない二人。

なのでグレイは各撮影用にカスタムしたガンプラ、ラスターは依頼に応じて乗り分ける用にカスタムしたガンプラを複数所持して使い分けているのだ。

 

「そういや新しい水中オプションはどうなったんだ?」

 

「ちょっとテストの時に不具合があったから今日はサダルスードを持ってきたよ」

 

「まあ、今回のルールを考えるとサダルスードが妥当だな」

 

グレイのサダルスードことサダルスードGはグレイがダイバーランクを上げる用にデュナミスをサダルスード改造キットを使ってサダルスードFにしたものを更にカスタムしたガンプラだ。

 

「そういうラスターは?」

 

「フォルネウスが出来たからソイツでいく」

 

「また新しいガンプラ作ってるよ………」

 

ラスターが憧れるカイト=マディガンの如く多数の使用ガンプラに呆れればいいのか、感心したらいいのか………そんな時、グレイは見知った顔を見つける。

 

「あれは………ナツキ君かな?」

 

「あ〜、ナツキって前に会った星屑坊主か」

 

それはガンダム試作1号機を改造したスターダストガンダムというガンプラを使う少年で、何かと面白い少年だったのでフレンド登録しているのだ。

 

「よぉ、星屑坊主」

 

「えっ?ラスターさんにグレイさん!?」

 

せっかくなのでと二人が声を掛けると、ナツキは何か信じられないものを見たような顔になる。

 

「ど、どうしてお二人がここに!?」

 

「あ〜、フォースは組まないって前に話してたもんね」

 

「簡単な話だ。このフェスに出るためだけにコイツともう一人で臨時の仮フォースを組んだだけだよ」

 

「あっ、そういう事だったんですね!」

 

「ナツキさん、このお二人とお知り合いだったんすか!?」

 

そこでようやくナツキと一緒にいた水兵のようなダイバールックをした少年が声をあげる。

 

「前に色々とあって………もしかして、お二人共、有名人?」

 

「何言ってんですか!?ラスターさんは【万事屋ラスター】の二つ名で知られる登録ガンプラ数が3桁を超える傭兵のプロにしてありとあらゆる依頼を請け負う何でも屋!グレイさんはガンスタグラマーでも数少ないプロを公言してるプロカメラマンっすよ!?」

 

「へぇ〜、俺はともかくグレイのやつについても中々詳しいじゃねぇか、お前」

 

「あっ、申し遅れたっす!僕はスカロプって言うっす!グレイさんに関してはヴィオレさんの配信で」

 

「またアイツか………」

 

「あ〜、あのGN狂いの嬢ちゃんか」

 

スカロプを名乗った彼からヴィオレの名が出ると、途端に二人の顔が苦いものに変わる。

 

「ほんとアイツと何があったんです?」

 

「初めて会った時に写真を撮らされたって言ったのは覚えてる?」

 

「あっ、はい」

 

「その時にアイツと一緒にいた女性ダイバーが困惑するぐらい大量の写真を撮らされてね………」

 

「幼馴染みが大変失礼しました!」

 

リアルではヴィオレと幼馴染みらしいナツキがそう訊ねると、二人は苦笑しながらナツキにそれを教えると、ナツキは土下座をしかねない勢いでグレイに頭を下げた。

 

「俺はヴァルガで機体テストしてたら射線上に嬢ちゃん入って落としちまってな………何でもヴァルガで生き残りタイム配信をゲストとやってたらしく、一分もせずに俺に落とされたもんだからクレームつけに来られてな」

 

「あっ、その配信僕も見てましたっす。中々誘っても応じてくれないダイバーだったらしくて、何とか一回だけのヴァルガで生き残り配信ならって条件で受けてくれたのにアレだったもんっすから落ちた直後めっちゃ荒れてましたっすね」

 

「後で聞いた話だとアイツ………そのゲストのダイバーなんだが、狙って俺の射線上にアイツを誘導しやがったらしい」

 

「おぅ………」

 

幼馴染みの知らなかった醜態を聞き、項垂れるナツキ。

 

「そういや前のセレンとかいったELダイバーの嬢ちゃんはどうしたんだ?」

 

「………セレンならそのヴィオレが連れていきましたよ」

 

「ほっんとブレねぇな、アイツ」

 

「あはは………」

 

そんな話をしていると、ステージイベントが行われている辺りが騒がしくなる。

 

「何の騒ぎだろう?」

 

「大方シラヌイのやつの仕込みだろ」

 

「その通りにござる」

 

ナツキが首を傾げ、ラスターがその原因を指摘すると、その原因と言えるシラヌイがいつの間にか四人の傍にいた。

 

「うわぁ!?」

 

「驚いたっす………」

 

「シラヌイさん………ステージの方はもう良いんですか?」

 

「大丈夫にござる。目的だったクオンちゃんの出番は“終わった”でござるよ」

 

「“終わらせた”の間違いだろ」

 

「二人とも、何やったのさ?」

 

シラヌイが何かやらかしたのはわかったが、ラスターも何か知っているようなのでそう訊ねると………

 

「これにござる」

 

そう言ってシラヌイが見せたのは先程グレイがアップしたガンスタグラムのページだった。

 

「これがどう………うげっ!?」

 

そのコメント欄を見てみると、とある写真に偶々写り込んでいたクオンのアップ画像が貼られており、その下に多数のコメントがついている。ちなみにそのコメントの投稿者は目の前のシラヌイである。

 

「この忍者、やりやがった………」

 

「えっと、これは一体?」

 

「あ〜、これはっすね………」

 

「なにやってるんですか………」

 

置いてけぼりのナツキにスカロプが事情を説明すると、ナツキもシラヌイに呆れた眼差しを向けた。

 

「シラヌイ、その時の竜女の画像はあるか?」

 

「抜かりなく」

 

「どれどれ………ダハハハ!」

 

「あ〜、これ絶対に後でお詫びしに行かないと………」

 

「「ご愁傷様です(っす)」」

 

シラヌイとラスターのやらかしに頭を抱えるグレイの肩にナツキとスカロプはそっと手を置いて慰めるのであった。




ヴィオレが誘っていたゲストについてはサマーフェス中に登場する予定です。

次回からは宝探しパートのリメイクとなりますが、リメイク前とは内容を大きく変更する予定です。
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