ガンダムビルドダイバーズ:Finder   作:ミストラル0

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今回はクーリエとミーナの機体のお披露目回となります。
あとせっかくのシャフランダムということで色々な機体をぶち込んでみました。


シャフランダムと舞姫

シャフランダム、それは5対5のチーム戦でありながらメンバーはそのミッションを受注したものからランダムで選ばれるという特殊なミッション。事前にパーティーを組んでいればチーム分けに反映されるとはいえ、味方とのシナジーが合わなかったり、編成の偏りで不利になったりもする。

また、一部の有名なネタのようなダイバー*1を引いてしまうとあっという間に全滅なんて事もある。

 

「先輩、ホントにシャフランダムでやるんですか?」

 

「そうよ、ミーナがヴァルガは嫌だというからこれ(シャフランダム)にしたんじゃない」

 

「普通、ヴァルガやシャフランダムで新しいガンプラのテストなんてする人いないと思うんですけど………」

 

クーリエとミーナはそんなシャフランダムに新しいガンプラでチャレンジするようだ。

 

「ごちゃごちゃ言ってないでさっさと行くわよ!」

 

「せめて、スカーレット隊はいませんように」

 

そして、登録を終えてバトルフィールドに転送された二人は早速今回のチームメンバーを確認する。

 

『お前らが今回のチームか』

 

一人はレーゲンデュエルの改造機で腕をアスタロトリシナメントの大型ナックルに換装し、肩をバルバトス第4形態のものにしたデュエルボクサーに乗る筋肉質のダイバー・グレン。

 

『よろしくな!』

 

『よろしくお願いします!』

 

残る二人は3本ドリルの戦車という変わったデザインのガンプラ(?)に乗る厳つい親方風のダイバー・コウジと、その戦車と意匠が似た大型戦闘機に乗る学者風の男のダイバー・ミナモトだ。

 

「よろしくお願いするわ」

 

クーリエのガンプラは以前まで使っていたガンダムマスカレイドの外装を外し、ブラッシュアップを施したガンダムリリス。

このガンダムリリスは上下に外装パーツを装着する事で性能を変化させる事が可能で、今回は上半身に軽装の外装を着け、下半身はリリスのものをそのまま大型化したような脚部そのものがGNソードの高機動斬撃仕様であるガンダムメルトレイダー。

 

『よろしくお願いします』

 

最後にミーナのガンプラはガンダムAGE-3ノーマルをベースにペンギンをデザインに盛り込んだガンダムPGE-3 ペンタ。それとプラグインによってSFSとして持ち込んだ換装ウェアのGラグナー*2である。

 

『フィールドは月面か』

 

『見た感じガンダムAGEの4部のルナベース奪還戦のステージだな』

 

「こちらは連邦サイドということはあちらはヴェイガンサイドがスタート地点ね」

 

『なら俺に作戦があるが、乗るかい?』

 

そう告げたのはドリル戦車のコウジ。なにやら秘策があるようだが………

 

***

 

一方、ルナベース側にポップしたチームはというと………

 

『私と舞うに相応しい相手はいるかしら?』

 

『ルキさん、あまり出過ぎないで下さいよ?』

 

『わかってるわよ!もぉ、クロードはうるさいんだから!』

 

ルキと呼ばれた少女ダイバーが操るのはGN-X Ⅳにガンダ厶レギルスのパーツを流用して作った黒ベースに緑の装甲をしており、クリアグリーンの細い管のようなパーツが取り付けられたガンプラであるGクリンデ。

その相方であるクロードのガンプラは同じGN-X Ⅳをベースにレギルスを使った黒と赤の装甲にクリアグリーンの管状のパーツを着けたGクムント。

 

『がぁあああ!!目の前でイチャイチャすんな!』

 

ルキとクロードの言い合いを痴話喧嘩とみたチームのメンバーである人寄りの竜人系男ダイバー・ドランが使うのはダナジンをベースに各部をよりドラゴンに近付けたドラグジーン。

 

『皆さん、ちゃんと警戒して下さいよぉ〜』

 

自由な三人に涙目になっている魔女っ子ルックの少女ダイバー・ルルが乗るガンダムナドレに魔法使いのような外装を装備させてたガンダムマギウス。

 

『来るぞ、各自警戒!』

 

最後の一人はロングコートにミラーグラスの怪しい感じの男性ダイバー・ロンのHGサイズながら3等身の胸部に大型のキャノンユニットを持つ白いガンプラ・ナイトホワイター。

そんな五人のセンサーが突然警報を鳴らす。

 

『ペグマシスキャノン、発射!』

 

それは月面から見て上空からミーナがガンダムPGE-3 ペンタのシグマシスキャノンを改造したペグマシスキャノンによる砲撃だった。

 

『AGE-3の改造機!?』

 

全機回避はしたものの、背後にあったルナベースの施設は着弾地点が大きく抉れており、その火力を物語る。

 

『私が撹乱に!』

 

「させると思って?」

 

『ぐっ!?』

 

『ルキさん!?』

 

『余所見は禁物だぁ!』

 

ルキがミーナに向かって行こうとすると、それを妨げるようにクーリエのメルトレイダーがGクリンデを背後から強襲し、その隙にグレンのデュエルボクサーがクロードのGクムントを殴り飛ばす。

 

『こいつら、一体何処から!?』

 

ドランが周囲を見渡せば自分達の後方のルナベースの一部に大穴が開けられており、そこには両腕がドリルになっている特撮映画から飛び出してきたようなメカが立っていた。

 

『な、何だそりゃ!?』

 

『知らんのか?なら教えてやろう!これがMOGERAの力だ!』

 

そう、そのドリルメカはドリル戦車を操るコウジと大型戦闘機のミナモトの機体が合体した対怪獣用決戦兵器MOGERAだったのだ。

そのMOGERAは両腕のドリルを唸らせながらドランのドラグジーンを襲う。

 

『あわわわ!?乱戦になってしまって魔法が撃てませんよぉ〜!?』

 

いきなりの乱戦にifsユニットを使ってGN粒子を魔力に変換して魔法を放つガンダムマギウスは下手な攻撃が出来なくなってしまい、ダイバーのルルはあたふたと慌て出す。

 

『くっ、まさかMOGERAで地中から侵攻してくるなんて!』

 

ナイトホワイターを操るロンは一先ず最初に砲撃してきたミーナを倒そうと胸部のキャノンユニットから粒子砲を連射するも中々当たらない。

 

『このガンダム、ペンギンみたいなふざけた見た目なのに強い!』

 

『ペンギンを馬鹿にすんなです!目にもの見せてやる!来て!Gラグナー!』

 

ペンギンを馬鹿にされてキレたミーナはSFSとして持ち込んだGラグナーを呼び出し、ブリタニアスライフルの射撃でナイトホワイターを牽制する。

 

『それは!?ラグナウェアだと!?』

 

『チェンジ!ペンタアウト!』

 

その隙にペンタのウェアを外したPGE-3はそのウェアをナイトホワイターに向けて特攻させ、その間にラグナウェアを装着してガンダムPGE-3 ラグナへと換装を完了させる。

 

『完成!ガンダムPGE-3 ラグナ!』

 

『ウェアで特攻なんてさせてくるなんて!』

 

ペンタウェアは破壊したものの、ウェアの爆破によってナイトホワイターも少なくはないダメージを負ってしまう。

 

『いって!ファンネル!』

 

ラグナウェアの12基のファンネルがナイトホワイターを襲い、ボディが大破して頭部のコアユニットがナイトロンへと変形して脱出はしたものの、すかさずブリタニアスライフルで狙撃されてロンはリタイアとなる。

 

「アハハハハ!楽しいわね!」

 

『このガンプラ………なんて優雅なの!?』

 

メルトレイダーとGクリンデの戦いは両者の戦闘スタイルが舞をモチーフにしている為かまるでダンスを踊っているかのような戦いだった。

 

『でも、今度はこちらから行くわよ!』

 

Gクリンデの脚部は二本脚のように見えて実は多脚機構を有しており、普段はそれを二本脚に纏めている。その多脚とかつてGPD時代にとある選手が使用した粒子を足元で固めて足場とする機能を合わせて変幻自在のステップで敵を翻弄するのがこの機体の最大の特徴である。

対してメルトレイダーは脚部がGNレッグブレイドというブレードとなっており、手に持つGNグレイブと合わせて三次元軌道のフィギアスケートといった流線軌道を使う。

同じ脚にギミックを持つ機体ではあれどコンセプトが全く異なる二体のガンプラの戦いは主兵装であるGNホイールブレードをレッグブレイドで両断された時点でクーリエが優勢となっている。

 

『これが異形の舞姫のガンプラ………』

 

「貴女のそのガンプラも中々ではあったけど、この子(メルトレイダー)の敵ではなかったわね」

 

そう告げると、クーリエはスラスターからGN粒子を大量に噴射しながらGクリンデの周りを旋回し、高濃度のGN粒子に覆われたところで上から踵落としの要領でレッグブレイドを振り下ろして機体を両断する。

 

「これでフィニッシュよ」

 

『きゃああああ!?』

 

その間にMOGERAはドラグジーンを穴だらけにして撃破し、Gクムントはデュエルボクサーを撃破するも、グレンの最後の置土産として放ったゲイボルグが右腕を砕いてしまい、その後にやってきたミーナのPGE-3 ラグナのファンネルを捌き切れず爆散。

残ったルルはMOGERAに地面を隆起させる魔法で攻撃するも、ドリルであっさり砕かれて胸部から放たれたプラズマメーザーカノンで散っていった。

 

『うむ!作戦通りじゃな!』

 

『すまんな、あの赤いやつ、思ったより骨があったぜ』

 

『いえいえ、バズーカストライカーで最後に右腕を壊していたじゃないですか』

 

『バズーカストライカーを有効に使用した人を初めて見ました』

 

『いや、これはこんな腕だから手持ち銃器持てないからな』

 

『あっ、なるほど!』

 

「でも、今回のMVPは………」

 

『あのMOGERAですよねぇ………』

 

合体したコウジとミナモト*3のガンプラ(?)による地中からの電撃作戦とおそらく相手チームで最もパワーのあったドラグジーンを相手に圧倒的な力を見せつけたMOGERA。

自分達の新型のお披露目すら食ってしまったロマンの塊にクーリエ達は勝ったはずなのに苦笑する他なかった。

*1
スカーレット隊ロールのダイバー

*2
ラグナウェア

*3
リアルは親子らしい




Gクムント、Gクリンデ
元ネタはヴァルヴレイヴの1号機と4号機。
読みはジークムントとジークリンデで、概要としてはほぼ元ネタ通りだが、動力源がGNドライヴになった事でオーバーヒート等のデメリットはなくなった。
Gクムントはトランザム時に胸部を開いてGNドライヴからエネルギーを直接取り込んだセップクブレードを必殺技として持つ。

ドラグジーン
ダナジンを見た目が完全にドラゴンになるように改造したガンプラ。頭部には火炎放射器とパルスレーザーキャノンを内蔵しており、尻尾の先もチェーンソーにしてある。また、腕は大型のバイブレーションクローになっている等の普通に相手するなら苦戦しそうなガンプラだったのだが、相手が悪かった。

MOGERA
説明不要の某特撮の対怪獣ロボ。勿論ガンプラとしてスクラッチしたもので、装甲には耐熱対ビームコーティングを念入りに施した重装甲。
分離合体機能もちゃんと再現しており、別々のダイバーが運用する事で合体時の出力を強化している。
実はベースはMGのインパルスガンダム。
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