IS 織斑家次男坊の学園生活   作:るーちゃー

1 / 4
初めまして、これからよろしくお願いします。


第0-1話 家族

  ゴポ……

  ゴポ……

 

 

『……が…つに……れ……』

 

『はや……き……』

 

 

 誰? 知らない人……ここはドコ? 何を言ってるの? …………わかんない、何もわかんないや。それにすっごくねむい……おやすみなさい。

 

 

『……つ……や……にあ…………ど……だ』

 

 

 ▲▼▲▼▲

 

 

「起きろNo.0」

 

 

 さっき聞いた声だ、『なんばーぜろ』? それにさっきより声がはっきり聞こえる。だから目を開けて見てみた。

 

 

「……」

 

 

 薄暗い場所。色々な機械が置いてあって広い部屋だと思うけど狭く感じちゃうね。それにあの大きな筒はなんだろう? 

 

 

「No.0? どうした、聞いているのか?」

 

「やはり失敗じゃないのか?」

 

「いや、今はどちらでもいい、少しでも時間が稼げるなら……」

 

 

 また『なんばーぜろ』ってさっき聞いた声で言われた。それ以外にも声がしたのでその声の方を見てみるとおじさんが3人いた。

 

 

「おじさん達だーれ? ここはどこ?」

 

「……ここは研究室だよ、これから大事なお客様が来るんだ」

 

「お客様……?」

 

 

『なんばーぜろ』って呼んでた声の人がさっきみたいに急いでる感じじゃなくて優しい声で言ってきた。その人が言うには、これから大事なお客様が来るのでおもてなしをしてほしいってことみたい。

 

 

「でもボク、おもてなしの仕方がわからないよ?」

 

「それは簡単さ、これをやろう」

 

 

 そう言って別のおじさんが黒い塊を渡してきた。

 

 

「ここを握って、違う反対だ、そうだ、そしてここを相手の顔に向けてこの引き金をひくんだ」

 

「こうでいいの?」

 

「そう、それでいい。これで相手も喜んでくれるよ」

 

 

 かたまりの使い方を教えてくれるおじさん達、ボクは嬉しくなってお返しがしたくなった。だから

 

 

バンッバンッバンッ

 

 

 迷うこと無く『なんばーぜろ』と呼んでくれたおじさんに3回

 

 

バンッバンッバンッ

 

バンッバンッバンッ

 

 

 かたまりの使い方を教えてくれたおじさん2人にもに3回ずつ。合計金額9回全部を顔に目掛けて引き金を引いた。

 

 

 ▲▼▲▼▲

 

 

「お、おじさん?」

 

 

 かたまりをおじさん達に向けて引き金をひいたら突然倒れて動かなくなった。心配になっておじさん達の方へ行こうとした時後ろから

 

 

「あーあ、自分達で作っておきながら殺されてやんの」

 

 

 って女の子の声が聞こえた。その女の子は不思議な子だった。ボクより大きいからきっと年上の人だろうなーって思ったんだけど、その声はボクより子供っぽく聞こえる。でも何処か冷たく感じる。そんな人

 

 

「お姉ちゃんがおじさん達が言ってた大事なお客様?」

 

「……そうだよ、大事なお客様だよ」

 

 

 暗い声だったけどそれを聞いてボクは嬉しくなった。なんでか知らないけどおじさん達は赤い水を出して寝ちゃったけど、大事なお客様におもてなしできる! って思ったの。だから

 

 

「じゃあ、おもてなしするね!」

 

 

 迷いなくその女の子に引き金を引いた

 

 

 カチッ……カチッ…カチッ

 

 

「?」

 

 

 引いてはみたけどさっきみたいに大きな音がしないし光らない。壊れちゃったのかな? って光る先っぽを覗こうとしたら女の子が

 

 

「ありがとう、お陰で手間が省けたよー」

 

 

 さっきとは違って明るい声、顔もニコニコ笑顔だ。おもてなし成功したんだ! って嬉しくなったからボクも笑顔になった。

 

 

「ホント? 喜んでもらえた?」

 

「うん、もう大助かりだよ!」

 

「えへへー」

 

 

 今日は良い日だなー、起きてからおじさん達に勉強させてもらってそれが成功して喜んでもらえた! そんな時女の子が

 

 

「今日はね、君に会いに来たんだよ」

 

「ボクに?」

 

「そ、家族に会わせてあげる」

 

 

 家族に! おじさん達とは違う家族に会える! 

 

 

「そのおじさん達は君を預かっててくれたんだよ、そして私が迎えに来たんだ」

 

「そっか! ねーねー、お姉ちゃん、ボクの家族ってどんな人?」

 

 

 と家族に会えることが嬉しくてついつい聞いてみた。

 

 

「私の親友だよ」

 

 

 そういう女の子はすごく嬉しそうだった。

 

 

 ▲▼▲▼▲

 

 

「ちーちゃん、おまたせ」

 

 

 女の子に連れて行かれた場所には黒い髪のカッコイイ女の子がいた。ちーちゃんって呼ばれたその子はボクを見てビックリしていた

 

 

「束、その子が……」

 

「そ、ちーちゃんといっくんの新しい家族だよ」

 

「は、はじめまして!」

 

 

 このカッコイイ女の子がボクのお姉ちゃん! 凄い! 

 

 

「……はじめまして、私は織斑千冬。君は?」

 

「ボク……は……わかんない、多分『なんばーぜろ』だよ!」

 

「なんばーぜろって……んー、じゃあ『なお』にしよう! 君はなおだよ!」

 

「なお……? ボク、なお!」

 

「よろしく、なお」

 

 

 そう言って微笑む千冬お姉ちゃん。それと

 

 

「そうだ、お姉ちゃんの名前は?」

 

「あ、私? 私は『篠ノ之束』! 束さんって呼んでね!」

 

「うん! よろしくね束さん!」

 

 

 

 

 これは『織斑奈桜(おりむらなお)』の初まり




お読み頂きありがとうございます。宜しければ感想や評価のほどよろしくお願いします。




オリ主紹介

「織斑 奈桜」(おりむらなお)
性別 男
年齢 15?(本編開始時) 第0話中 3~4歳?
容姿 中性的な顔をしており身体は細いので女子に間違われがち。髪は白色で片目を隠している(NieRの2Bの髪型をイメージしてください)。目は明るい青色。
身長 165cm

説明
織斑計画からの派生である《新人類創造計画》(新人類=ニューマン)の最初にして最後の個体。織斑計画の知識と技術者があり、人の形と生まれながらの多少の知恵があったが、その寿命は極端に短いものであった。
篠ノ之束に拾われ織斑家次男となったが、篠ノ之束の研究の手伝いと自身の生命維持の為の治療を受け、投薬していれば平均寿命まで生きれるようになった。(薬はカプセルタイプの飲み薬)
本編開始から10年前に起きたテロ事件、後に『白黒騎士事件』にIS『黒騎士』と呼ばれる機体に搭乗しあり、IS『白騎士』(織斑千冬)と共に世界を救った。
本編開始までは基本は篠ノ之束の元で生活をしており、週に3回程度の(割と高い)頻度で織斑 一夏や織斑 千冬の元へ行き過ごす、もしくは篠ノ之束が興した会社の関係で変装して旅行(主に海外)という生活を送っていた。
一夏の元へ行った時は学校への突然訪問等を度々行い、それゆえ篠ノ之 箒や凰 鈴音とも友人である。(最初は両名よりその顔から恋敵なのではと思われたが、篠ノ之 箒には奈桜が名乗れば、凰鈴音には一夏の弟だと明かせば割と早くに仲良くなれたらしい。)
会社の関係でイギリスに行っており、その時にセシリアと会って家庭教師のような事をしている。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。