今回はレジギガスVS主人公ズの伝説ポケモン。楽しんでいただけると幸いです。
レックウザに乗ったユウキの登場に狼狽えるエーダたちプラズマ団したっぱ三人組。空から飛来するホウオウから飛び降りてきたのは、いずれも若い少年少女たち。
ジョウトのチャンピオンにしてホウオウの主、ヒビキ。ホウエンのチャンピオンにしてレックウザの主、ユウキ。シンオウの元チャンピオン、ヒカリ。イッシュのチャンピオン、メイ。カロスの元チャンピオン、セレナ。アローラのチャンピオン、ミヅキ。ユウリとトウヤ、そしてレッドこそいないが、いわゆる主人公と呼ばれる面子である。
「まずは僕から行くよ!レックウザ、ガリョウテンセイ!」
邪魔者を排除せんとレジギガスの振るった拳と、レックウザの体当たりが激突。大きくレジギガスを後退させる。それを見て、遠距離攻撃でレックウザを狙うとりまきのレジアイス、レジロック、レジスチル、レジエレキ、レジドラゴ。レックウザはそれを易々と回避。そこにホウオウが割り込んで大きな体で攻撃を受け止めた。
「ホウオウ、せいなるほのおだ!」
ヒビキの指示で、放たれる光り輝く青い炎。レジアイスたちはそれに薙ぎ払われやけどを負うが、いわタイプのレジロックはやけどを負っただけで全く問題にしてない。レジギガスは両手で地盤を引っ掴んで持ち上げて盾にし無事だった。その間にそそくさとその場を離れるプラズマ団三人組。
「ヘビーボンバーだ!」
エーダがアクロママシーンを握りながらそう指示すると、その巨体からは考えられないほどに天高く跳躍するレジギガス。急降下してくるその姿は、隕石の如し。もし地表に激突すれば被害甚大だろう。ユウキがレックウザで対抗しようとするが、その前に出たのはヒカリだった。
「行くよ!ディアルガ!」
繰り出されたのはシンオウに時の神と伝えられるドラゴン、ディアルガ。落ちてくるレジギガスに向けて、口を開く。
「ときのほうこう!」
とてつもない咆哮が放たれる。するとレジギガスは時を巻き戻す様にして地表へと戻った。時間を押し戻す咆哮だ。
「なら…アームハンマーで叩き潰せ!」
「いわなだれ!」
エーダとボルドーが指示、ズンズン歩くレジギガスが右腕を振り上げ、やけどを負ってるレジロックが岩の雨を降らす。前に出たのは、ミヅキだ。
「ジガルデ、サウザンアロー!ソルガレオ、メテオドライブ!」
繰り出したのは秩序の監視者ジガルデと、太陽を喰らいし獣ソルガレオ。地面から繰り出された土の矢で岩雪崩を粉砕し、ソルガレオがレジロックを一撃で吹き飛ばした勢いのままレジギガスの拳と激突。大きく弾き飛ばした。
「たたみかけるわよ、イベルタル!」
「私も続きます、ゼクロム!」
セレナとメイもそれぞれボールを握り、セレナは天災と死の化身イベルタルを、メイは黒き英雄ゼクロムを繰り出し、満身創痍のレジアイス五体に突撃させた。
「デスウイング!」
「クロスサンダー!」
命を吸い取る赤い光線と、青い雷が炸裂。レジアイスたち五体は沈黙し、ボルドーとカーターの手で慌ててボールに戻される。さらにレジギガスをレックウザ、ホウオウ、ディアルガ、ジガルデ、ソルガレオ、イベルタル、ゼクロムの七体がかりで押さえ込む。ジムリーダーさえ倒したポケモン達があっという間に倒され、したっぱトリオは大混乱だった。
「クソーッ!なんなんだ、あいつらは!」
「知らないのかボルドー。奴等は他地方のチャンピオンやチャンピオンに一度なったことがある奴等だ!ほら、前に俺達を倒したメイもいるじゃねえか!」
「なに、本当だ!」
「あんたたち、ガタガタ五月蠅い!私の護衛をしなさい!レジギガスまで敗れたら洒落にならないわよ!」
「へー、その機械で操ってたんだ」
「「「!?」」」
背後から聞こえてきた聞き覚えの声に、恐る恐る振り返る三人組。そこには、笑顔のユウキと不敵に笑うヒビキ、怒ってますと言いたげなふくれっ面のヒカリがいた。その背後にはそれぞれバクフーン、ジュカイン、エンペルトがいた。
「ま、待って…お願い……」
「ゆ、許してください…」
「お、俺達上の指示に従っただけで…」
「バクフーン、ふんえん!」
「ジュカイン、リーフストーム!」
「エンペルト、ハイドロポンプ!」
「「「ギャアァアアアアアアア!?」」」
命乞いする三人組だったが、それぞれ黒焦げ、服を刻まれ葉っぱ塗れ、水浸しで目を回して倒れ伏した。同時に、小爆発を起こしてアクロママシーンも全て破壊され、ヒビキ、ユウキ、ヒカリの三人は物色し、レジアイスたち五体が入ったボールと、強奪されたであろうポケモン達のボールを回収、鞄に入れる。
「よし、これであのレジギガスと言うポケモンは止まる筈…なに?」
レジギガスの様子を見ると、未だに暴れていて伝説ポケモン達が必死に抑え込んでいて。ヒビキは黒焦げのエーダの首根っこを掴んで持ち上げる。
「おい!どうなってんだ!?この機械で操ってるんじゃないのか!?」
「ふふ、ふふふふ…グレイ様が私達なんかに最重要な役目を渡すはずがないでしょ…私がしていたのは、現地でのレジギガスへの指示…暴れる命令はプラズマフリゲート本体から送られているわ」
「プラズマフリゲートにはグレイ様を始めとし、幹部陣が勢ぞろいだ!俺達の勝ちは決まっていたんだよ!」
「それに、予定だとそろそろレジギガスのスロースタートも終わる頃だぜ…ざまあみろ!」
「なんだって?」
勝ち誇る三人組をエンペルトのれいとうビームで頭部以外を凍らせて拘束し、レジギガスを見やるヒビキたち。するとレジギガスは身体の器官を輝かせていて。腕を振り回し、足踏みして準備運動の様な挙動を取った。
「な、なんだ!?」
「気を付けろ、みんな!本気を出すぞ!」
レレレレジジジギギギギギギガガガガギギギギギ!!
咆哮と共にレジギガスのスロースタートが終わる。その瞬間、レジギガスはとんでもない速度で飛び出し、イベルタルを掴んだかと思えば一瞬にして握り潰した。
「イベルタル!?」
「この…ソルガレオ、メテオドライブ!ジガルデ、サウザンウェーブ!」
ソルガレオのエネルギーを纏った体当たりをアームハンマーの一撃で地面に沈め、地面の津波も、地盤を掴み引っくり返してそのままジガルデにブチ当てることで攻略するレジギガス。あまりの強さに、主人公達の間に不安が募る。
「ホウオウ!せいなるほのお!」
ヒビキの声でホウオウが空から襲いかかるも、炎を出そうとした嘴をレジギガスは跳躍してむんずと掴んで着地、そのまま振り回されてゼクロムに叩きつけられ、ダブルノックダウンしてしまった。
「ディアルガ!ときのほうこう!」
今度はディアルガに目標を定めて歩いて近づいてきたため、ヒカリの指示でときのほうこうを放つがしかし。レジギガスは力づくでときのほうこうを突破して右腕を振り上げ、背中にアームハンマーを直撃させてディアルガを撃沈させた。
「100%!いっけえジガルデ!」
「メガシンカだ、レックウザ!デオキシス、君も行ってくれ!」
叩き潰された地盤を突き破り、現れたのは体力が半分を切り特性のスワームチェンジでパーフェクトフォルムに変身したジガルデと、メガシンカしたメガレックウザとユウキが追加で出したデオキシス・アタックフォルムがミヅキとユウキの指示で襲いかかるが、レジギガスは三体の突撃を簡単に受け止めた上で投げ飛ばしてしまう。
「レックウザ、ガリョウテンセイ!デオキシス、サイコブースト!」
「ジガルデ!グランドフォース!」
ジガルデの地面が大爆発する技を受けて怯んだところに、最高火力の念動力の塊と隕石すら突き破った突撃が放たれるがしかし、レジギガスはその両腕で受け止めてしまい、サイコブーストに至っては握り潰されてしまう。顔面を掴んだメガレックウザを振り回し、咄嗟にデフェンスフォルムになったデオキシスを地面に埋め、メガレックウザを地面に叩きつけてその踏みつける。残る伝説ポケモンは、最高峰のスペックを誇るミヅキのジガルデ・パーフェクトフォルムのみ。
「コアパニッシャー!」
天高く飛び上がって緑色の光線を放ち、Zを描く様に地面に刻んで大爆発させるジガルデだがしかし、レジギガスは爆発を利用して跳躍。ジガルデの頭部を鷲掴みにして握り潰し、二体揃って落下。ワイルドエリアの湖に落ちて大きな水飛沫を上げた。
「…プラズマ団の切札、ここまでとは」
湖から這い上がり、咆哮を上げるレジギガスに戦慄するユウキたちだがそれでも諦めず、残りの手持ちを繰り出し、大陸を動かしたと伝えられる巨人へと挑みかかった。
レジギガス無双。本気を出してない状態でジムリーダーを壊滅させたっていうね。
・ユウキ
レックウザとデオキシスと、あと一匹伝説ポケモンを持つアルファサファイアの主人公。メガレックウザとデオキシスの自慢の技を防がれた挙句瞬殺され半ば茫然。一人称は「僕」で冷静。主人公ズのリーダー格。
・ヒビキ
ホウオウを持つハートゴールドの主人公。エンテイやらは手に入れてない。バクフーンが相棒。ケンカっぱやい。
・ヒカリ
ディアルガと、後三匹幻ポケモンを持ってるダイヤモンドの主人公。性格はゼノブレイド2のヒカリを参考にしてる。
・メイ
ゼクロムを持つブラック2の主人公。ボルトロスとかコバルオンとかは持っていない。大女優もしている。
・セレナ
イベルタルを持つYの主人公。売れっ子モデルもしている。
・ミヅキ
ソルガレオとジガルデ、あとウルトラビースト各種を持つムーンの主人公。ウルトラはしてない。主人公の中ではとある一人を除いて最強格。
・したっぱ三人組
実はレジアイスたちは操っていたが、レジギガスに戦闘の指示をしていただけ。レジギガスはプラズマフリゲートからの電波で操られている。
次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。