わたしのろどす   作:月宮如月

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久しぶり
戻ってきたよ



かえってきたぞわがろどす

やぁ、みんな。久しぶりだな。

さて、ここにくるのはいつぶりだろうか。

なぜここまで期間が空いたかっって?それは話せば長く・・・いや、そこまで長くもないか。そんなことより助けてくれ。

今、私の目の前に

 

魔王(アーミヤ)がいる。

 

「で、ドクター。こんな長い時間戻らないなんて、なにをしていたのですか?」

「えっと・・・その前にその刀をしまってくれませんかね?」

「それはドクター次第ですね」

 

そう言いアーミヤは刀の腹で私の頬を叩く。

 

「えっと・・・単純にリアルが忙しくて・・・」

「えぇ、それはわかります。でも、落ち着いた後も放置していましたよね?」

「単純に忘れてました!」

「斬っ!」

「っ!?あぶねぇ」

 

突然アーミヤが首をめがけて切りつけようとした。避けられる速度で振るってくれたのでなんとか回避できた。

このくらいは私達の間ではじゃれあいです(思考麻痺)。

 

「まぁ、いいです。ほんとはドクターをバラバラにしたいところですが今回は我慢してあげましょうか」

「え、許してくれるのですかアーミヤさん!?」

「グムさんにボコボコにされたようですから」

「あ、うん」

 

はい、そうです。

久しぶりに姿を見せたらグムにボコボコにされました。

グムに声をかけた瞬間、グムの姿が消えたと思ったらなんと・・・。

 

私の右腕がなくなっていた。

 

グムが私の腕を噛み千切ったのである。

眼のハイライトを消して、私の腕を何度がモグモグした後「ぺっ」とした。

私は「腕が!僕の王の右腕がぁぁぁっ!?」と叫んだら今度は左足を噛み千切られた。

なるほど?「ちくしょう。もってかれたぁぁぁっ!」が正解だったか。

そんなアホなことを考えながら私は意識を失った。

ちなみに足と腕はやべぇ医者、アとワルファリンがしっかり治してくれました。

 

「あの時のグムさん・・・。恐ろしかったですよね」

「あぁ、グムが怒るとあそこまでやべぇとは・・・。ほんとグムってかわいいなぁ」

「重症じゃないですか。なんでそうなるのですか」

「え?だってそれほど寂しかったってことだろ?愛されてるって感じで良くない?」

「良くないです」

 

そんな感じにアーミヤと話しながらも手元の端末を操作して業務をこなしていく。

日誌を書くのをサボっていただけで任務はちゃんとやっていたんだよ。

オペレーターの取り逃しもないし、勲章もしっかりコンプしてるからね。

まぁ、ローグライクはさぼり気味だが。

 

「そういえば昨日からイベントの復刻が始まりましたね」

「うん、あの悪しき国土おじね。白国土の次は黒国土かよ。ドロップ素材もあまりおいしくない・・・。マンガンと砥石欲しい」

「最近は次々とオペレーターを昇進2にしていますが、その二つを必要としているオペが残っていますよね」

「ね、素材もそうだけどSOCも回収せねば。貯めこんだのも枯渇したし、なにもかも足りない」

 

そんなことを言ってもどうにもならんけどね。今あるイベントで回収できるものは回収しとかないと。しかたなくイベント任務報酬のためにWD-1~8を自動周回させる。

 

「あ、やっべ。8のオート崩壊してるやんけ」

「金平糖は枯渇しているので直ちに修正してください」

「・・・はい」

 




ほんと久しぶりに書いたぁ
また、ちょくちょく書いていきたいな
いつまで続くかわからんけどアニメも始まるし頑張れると思う

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