昨日、いや、もう今日か。
アーミヤさんお得意の「まだやすんじゃだめですよ?」によりひたすら仕事をこなしたドクターはようやくアーミヤさんから解放された後は少しでも休もうと部屋に置いてあるソファーに倒れ掛かりだらけていた。
(疲れた・・・。お腹も空いた・・・。でも、眠い)
時刻は7時。オペレーターたちは朝食を食べに食堂に集まる時間だが正直、食べる気がしない。今は食欲よりも睡眠欲が勝ってるため目を閉じて眠りについた。
「ドクター!起きてー!お仕事の時間だよー」
誰かに体をゆすられ目を開けると私の秘書ことグムがいた。
重装オペレーターグム
金庫の扉を盾とし武器はフライパン。料理が得意で戦場でも料理を作っては味方を回復させる我がロドスの守護神。
ちなみにグムが秘書になったのはアーミヤを秘書から外して誰を代わりにしようかな、と悩んでるときに出会ってしまったのだ。
空腹状態のグムに
グムは空腹状態になると食べ物求めて暴走する。たまたま近くにいた私に目をつけて噛みついてきたのだ。幸い常に着ているコートの強度が異常に高いおかげで噛み千切られることはなかったが右手の骨が折れる寸前だった。
このことに責任を感じたのか私の身の回りのことを「グムがやる!グムがやる!」と言いながら手伝ってくれるようになり、そのまま秘書の仕事も任せるようになって今に至ると。
そういえばこの前、仕事中にグムのお腹が鳴った時があってね。右手を出して、「お食べ」って言って見たんだよ。そしたら「じゃあ、ちょっとだけって・・・」って言って甘噛みしてきたんだよ。あの時のグム、すごい可愛かったなぁ。
「ドクター、また徹夜で仕事してたの?食堂に来なかったからもしかしてっておもったけど」
「うん、ドクター頑張ったよ・・・。悪いんだけど基地の見回り代わりにやっといてくれる?指示はいつも通りで大丈夫だから」
「うん!わかった!グムがやるからドクターはもう少し休んでていいよ!あと、食欲がなくても食べないと体に悪いよ!グムがお野菜たっぷりのスープ作ってきたから食べてね!」
グムが部屋から出て行ったあと、グムが作ったスープを飲みつつ、今日の業務をまとめていると、ノックがされ、サベージが入ってきた。
「おはよう、ドクター」
「おはよう。珍しいねサベージ一人がこっちに来るのは。いつもはアーミヤと一緒なのに」
「うん、そのアーミヤちゃんのことなんだけど・・・。一応確認するけど今日が何の日か知ってる?
「今日?今日は12月23日・・・何かあったけ?」
「あ、やっぱり知らなかったか・・・。今日はねアーミヤちゃんの誕生日なのよ」
「・・・え?」
「うーん、今朝のアーミヤちゃんの機嫌が悪そうだったのはそれが原因かな?ドクターに誕生日おめでとう!って言ってもらえなくて」
「・・・」
「ドクター?」
え?アーミヤの誕生日?どこに書いてあったの?あ、プロファイルですか。正直めったに確認しないから知らなかったのですが。ねぇ!みんなは知ってた!?そもそもプロファイルは資料のとこはちゃんと読むけど他はあまり覚えてないよね!?
え?そんなことない?CEOと押しキャラぐらいは覚えておけ?はい、すいません。
そんなことより今日がアーミヤの誕生日だと知らず私は昨日「ろどすのにちじょう」とかいってなんてものを書いてしまったんだ・・・。
アーミヤさんごめんなさい!見捨てないでCEO!クリスマスキャンペーンと次のガチャで意地悪しないで!お願いCEO!
・・・とりあえずアーミヤの機嫌をとらねば!
「サベージ!我らがCEO、アーミヤのために誕生日パーティを開催するぞ!金は全て私が出す!空いてるオペレーター総動員して準備しろ!私はプレゼントを買いに行く!」
「了解!アーミヤちゃんのために派手に盛り上げましょうか!」
こうしてアーミヤ生誕祭を開催した。
アーミヤは喜んでくれたが仕事を放りだしたことに激怒。
今日も仕事が終わらないな!
CEOを称えよ!CEOを崇めよ!
ほんとにアーミヤさん昨日はごめんなさい!