アを出すからこうなったんだよ?
密林の長が終わって報酬も沢山手に入ってご機嫌な私は今日も任務をこなしていく。龍門幣も十分あるし今度は誰を強化しようかな。スキルを特化させるのもいいよね。でも、やっぱり星6オペレーターを全員昇進1のレベル80までは上げときたいかな。
そんなことを考えてるとアーミヤにこう言われた。
「それよりもストーリーをいい加減に進めてください。ほら、7章で私が手に入りますよ?早く凸らせてください。それに私が大活躍できる場でもあるのですから」
とのお言葉をいただきました。うん、確かにストーリー進めないといけないよね。でも、フロストノヴァを倒したくないんだけど。
「ねぇ、ドクター。私のスキルってもっと強化できないかな?」
私が執務室で仕事をしていると秘書であるグムが話しかけてきた。
そういえばグムのスキルを特化してないから素材を集めに行こうか?と言ってみる。
「んー特化じゃなくて、私ってスキルで料理を作って周囲のオペレーター達を回復するけど料理に薬物を混ぜて回復と同時に強化もしたり、料理に毒をもって相手に投げつけたりできないかなぁって」
「おい、まて!どうしてそんな発想が出てきたの!?」
「えっとね、アお兄ちゃんが料理に薬物混ぜてみないか?って言ってサンプルを貰ったんだけど」
「うん、それは処分しようか。ちょっと私はアとお話してくるから」
私はアが使っている研究室に向かった。
アはかつては闇医者として龍門の暗部で活躍していた、医療部配属の特殊オペレーターだ。医学の知識は豊富だがおかしな薬を作ったり独特な治療をしたりで性格の悪さと好き勝手な振る舞いで度々トラブルを起こす。
なんなの?おならがスイカの香りになるものや、特定の色が認識不能になるものなど、何とも言えないものばかり作って。
「アー!入るぞー!お前、グムにおかしな薬を渡してんじゃねえよ!」
「お、旦那か。なんだよ、あの薬気に入らなかったのか?結構な自信作だったんだけどな」
「自信作って・・・。お前どうせ臨床実験とかしてないだろ?」
「あぁ、誰も実験体をしてくれないからな。旦那、人に見られなきゃ、敵を捕まえて実験体にしても公約違反にはあたらねぇよな?ちょっと捕まえてきていいか?」
「そりゃ誰もやりたがらないだろ。後、敵を捕まえるのはいいけど見られるなよ?」
レユニオン共を実験体に使う分には私は何も言わないさ。こいつ、戦場は俺には合わないとか言いながら嬉々として戦場に出るんだよな。
新薬の臨床試験ができるからか気味の悪い笑い声を上げながら敵に薬物を投与していく様は・・・うん、ご愁傷様と思うけどね。
「ところでグムに渡した薬って具体的にはどんな効果があるんだ」
「あーあれね。劇性増強剤・γを調整して食べ物に混ぜても違和感ないように改良しただけだ。最も効果はよく効く栄養ドリンク程度になってしまったが」
「それなら大丈夫なのか?まぁ不安だからこちらで成分をしっかり調べさせてもらうけど。で、もう一つの毒ってのは」
「そっちはアズリウス嬢ちゃんに協力してもらった毒だな」
「つまりヤベェやつですね。わかります」
気が付けば評価に色がついてた!
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