最近お気に入り増えんけど気にせず書き続けます
がんばるぞー!えい、えい、むん!
バニラが作ったゲームをすることになった私は食用オリジムシを育成することになりバニラの説明をもとに操作していると最初の選択画面が出た。
「オリジムシに名前を付けようって・・・いるの?」
「いりますよ!愛着がわくじゃないですか!私だってペットのオリジムシ達につけてますよ」
そういえばそうだった。バニラはペットの感染生物たちに名前を付けていてそれぞれマルコ、トゲオ、ドスグロ、ツヨシと独特な名前を付けている。
「それじゃあ、スナキモで」
「なんでスナキモなんですか?出荷する前提の名前じゃないですか」
「美味しいじゃん。どうせゲームの仕様上で負け確定な気がするし」
名前を確定し次の画面に移る。そこにはお馴染み?なトレーニング、お休み、お出かけの選択しが出た。とりあえずトレーニングの耐久を選択してみる。
『拷もn・・・トレーニングの時間だ!』
耐久が10上がった!
コンディション「性癖(M)」を獲得した!
訓練室でドーベルマンがオリジムシに鞭を振るう姿が表示された。
うん・・・ナニコレ?
気を取り直して次はお出かけを選択してみようとするとバニラが「あ、ドクター。それは―」っと言いかけたがすでに押してしまった。すると・・・
―オリジムシと一緒に精肉工場出掛けた。食用オリジムシはA5ランクのお肉に生まれ変わった!―
『GAME OVER』
「・・・なんで?」
「お出かけすると10%の確率で精肉工場に行くんですよ。ちなみに50%でステータスがランダムに向上、40%でなにも起こりません」
「10%で出荷はいらないだろ!?」
納得いかない私はコンティニューをしてもう1度やり直すことにした。
スピードは捨てて耐久を上げ、たまにお出かけもしてみる。2回目のお出かけで特殊オペレーター招集チケットというものを手に入れた。
「バニラ、このチケットってなんなの?」
「おぉ、いいものを入手しましたね。これはレースの妨害に使えるんですよ」
「妨害に?」
「えぇ、レースでは各コーナーにオペレーターが配置され妨害を行います。狙撃オペレーターが銃を撃ち、特殊オペレーターが引っ張りや吹き飛ばし。補助オペレーターが遅延など様々です」
「つまりこのチケットでウィーディを最終コーナーに置いて吹き飛ばしでブーストをすることも?」
「可能です」
これならワンチャンあるのでは?と思いながら残りのターンをこなしレース当日となった。
???『晴天のもとオリジムシ達が集まりました』
???『司会は私、オリジムシ農場の経営者ボブと』
???「BSW所属のジェシカです。あの、バニラさん?この台本通りに読めばいいのですか?』
「ボブおじ!?え、なんでこいつまでいるの!?ってかジェシカを巻き込んだのかよ!」
「ボブおじさんはオリジムシ愛好会の仲間ですよ。なので快く協力してくれました。ジェシカさんはなんとなくで。それより、レースが始まりますよ!」
内側から通常オリジムシ、アシッド、ハガネ、α、β、食用の順で配置されている。
ちなみに1番人気はハガネムシ。6番人気は食用オリジムシだ。
ボブ『各オリジムシ一斉にスタート!とはならず!」
ジェシカ『いつも通りですね。揃うことが奇跡ですから』
ボブ『先頭をきったのはハガネムシ!凄い速度だ!』
ジェシカ『続いてβ、α!そして動かないぞ、食用と通常!いや、食用が動き出した!だが遅い!』
ボブ『第1コーナ!高台に降り立ったのは・・・幼女!なんと幼女です!かわいいですね!』
ジェシカ『スズランちゃんですね。そして彼女のスキル渺然たる狐火が発動しました!』
ボブ『次々と効果範囲に突入し、リードが一気に狭まったぞ!』
ジェシカ『スキルも終了し直線に突入!おっと、ここで爆発だ!これはどういうことでしょうか』
ボブ『あれはイグゼキュターの地雷ですね。前回のレースで使われたのがまだ残っていたようです』
ジェシカ『先頭を走っていたハガネムシが動かない!その横をアシッドが通り抜けようとするがハガネムシの自爆が発動し巻き込まれた!』
ボブ『汚い花火ですねぇ』
ジェシカ『レースの途中ですがCMです。この番組はBSW、ボブの農場、ご覧のスポンサーの提供でお送りします』
ボブ『CMが流れている間に最後のコーナに突入!ここで来たのはウィーディだ!』
ジェシカ『彼女の吹き飛ばしは強力ですからね。耐えることができれば逆転も可能でしょ』
ボブ『ウィーディが先頭のβに狙いを定めて発射!βがゴール目前まで飛ぶが・・・動かない!動かないぞ!』
ジェシカ『さすがに厳しかったようですね。残るはαと食用、通常!今度は食用を狙っていますね』
ボブ『食用が吹き飛ばされた!しかも耐えたぞ!』
ジェシカ『1位争いは食用とα!リードは1虫身!これはどうだ!?』
ボブ『α、食用を抜いてゴール!』
―目標失敗―
スナキモは出荷された。
「・・・」
「ドクター、どうでしたか?」
「なにも言えねぇよ」
「ですよねー」
誰かこんなゲーム作らない?