あと、メカクシうぜぇ・・・
「アーミヤさん、今回のギミックすごくめんどくさいです」
「そんなこと言ってないで早く理解して攻略してください」
今回のイベント「画中人」では敵・味方ユニット属性が付与される。
「明」は白色、「晦」は黒色となり、同じ属性(「明」→「明」、「晦」→「晦」)を攻撃する場合、攻撃力が60%に低下し、反対の属性(「明」⇔「晦」)を攻撃する場合、攻撃力が140%に上昇する。
「同属性でブロックし、反対属性で遠距離攻撃するのが基本戦術とります。頑張ってください、ドクター」
「そんなことせずとも属性が付与されないマスに置けば関係ないだろ?」
「関係ないですけど、低難易度のステージから慣れておかないとEXで苦戦しますよ」
「その時はその時だ」
私は属性なんて関係ねぇ!と言わんばかりに攻略を進めていたのだが、とある敵の出現によりつまずくことになった。
「・・・おや?」
「ドクター、敵の情報をちゃんと視てくださいよ。メカクシは同族性のオペでないとブロックできないんですよ」
「マジかよ・・・あれ?メカクシのルートで白色のマスないとこもあるけどどうやるの?」
「爆竹があるじゃないですか。それを使えば属性を反転できるんですよ」
「あぁ、この墨か。なるほど」
私はアーミヤに言われた通りに墨をぶちまけて属性を変えるのだが、メカクシはブロックされずに通り過ぎていく。
「ドクター・・・メカクシを巻き込んでどうするんですか。床の属性と一緒にメカクシの属性も反転してますよ!」
「あ」
そんなこともあって3回ほどやり直してようやくクリア。なんか、パズルみたいで嫌になるよ。
そして攻略を進めると今度はオニビという白黒で重なると爆発する敵が出てて来た。
「なんだ、この迷惑な敵は。白と黒・・・いや、オスとメスが出会って爆発する。つまり、リア充かよ。爆発するなら人に迷惑かけるなよ」
「ドクター、明と晦を白と黒で表すのならともかくオスとメスで表すのはどうかと思いますよ?」
「ちなみに明がメスで晦がオスね。あれ、同属性でないとブロックできないメカクシは同性愛者ってことか」
「聞いてませんよ!?」
「そして朝暮の印は実質、性転換マスということになると」
「ドクター少し黙ってください」
「いや、このステージを見たらほとんどのドクターはそう感じるよ?」
そうだよな、戦友さん?
「そんなこと考えるのはドクターだけですよ。ほとんどのドクターは闇、光マスと表して、エイヤーさんを闇、私を光と表現して配置してるに違いありません」
「は?アーミヤは闇だろ?違うな、アーミヤ自身が闇で配置後に周囲4マスを闇、晦属性にして攻撃した敵も闇属性になる。これだな」
「・・・ドクター、あの・・・少しお話を聞いてください、いいですか?」
「うわぁ、信頼タッチのボイスなのに身の危険を感じるのはどうしてだろうー」
おかしいな。まだ前衛アーミヤを開放してないのにどこからか剣を取り出してるんですけど。
「何を以て貴様の不義理に報いようか?」
その日、ドクターはアーミヤを過剰なほど弄るのは良くないと学習した。
今日からEXやんけ