「グム―、やったよ!アーミヤからスカウト指名パック貰えたー!」
「ドクター、おめでとう!ずっとアーミヤお姉ちゃんに頼んでたけどようやく買ってもらったんだね!」
そう、この情報が出てからアーミヤに指名パックを頼んだのに却下されたのだ。
諦めきれなくて何度も頼み込んでいたら・・・
「え?他のオペレーター達の育成が追い付いてないのにスカウトするのですか?ロドスにそんな余裕ありませんよ?先日、Wさんとウィーディさんを向かえたばかりじゃないですか。それに最近は私を作戦に連れて行ってませんよね?昇進2にさせたエイヤさんとケオべさんばかり編成に加えて私はもういらない娘なのですか?」
と、ハイライトの消えた目で・・・。
今にもソウルブーストを発動しそうな感じでほんと怖かったなぁ。
なんとか貰うことができたが、経費ではなく私の自腹となってしまった。
サーマルEXの件で懐が寂しいというのになんという仕打ちだ。
「で、この中には☆6招待券と10連ガチャチケットが入ってるんだ!」
「わぁ!豪華だね、それでドクターは誰を指名するの?」
「勿論、まだ持ってないオペレーターかな」
「えっと、この招待券ではイベントスカウト「熱血!猛烈!大爆発!」までに登場した☆6オペレーターのうち1名を指名できる。って書いてあるね。そうなるとー」
グムが招待券の内容を確認していると突然、部屋のドアが破壊され機械の駆動音を鳴り響かせながら黒い機体が部屋に入ってきた。
「熱血!猛烈!大爆発!ですと!ドクター、それはこの私、膨張する熱い心!サーマルEXのことですね!」
「うるせぇ!お前のことは呼んでないよ!なんでいるの!?」
「いえ、本日の業務が終了したのでドクター様の暖炉として寄り添って差し上げようかと思いまして、このサーマルEX!参上致しました!」
「いらんわ!メイヤーのとこ行ってメンテナンスでもしてもらってこい!」
「っく、なんてことでしょ!今の私ではドクター様の役に立てないだなんて!仕方ありません、今日のところは撤退させてもらいます!」
なんだったんだ、あいつは・・・。
どうするんだよこの扉。壊して入ってくるんじゃねぇよ。
「さて、気を取り直して誰をスカウトするか。現在我がロドスにいないのはへラグ、モスティマ、チェンだな」
前衛のへラグ、HPの減少量に応じて攻撃速度上昇か。ドMかな?いや、火力が高くなることは分かるが高火力ならスカジがいるから今はいいかな。
同じく前衛のチェン、スキル強くない?通常攻撃が単体攻撃で2回攻撃か・・・。おしい、全体攻撃ならあのラノベと同じだったのに。
術師のモスティマ・・・声優が水〇奈々様じゃん!?スキルや素質も強いしモスティマでいいかな?
「と、言うわけでモスティマをスカウトすることに決めました!」
「わーい!エクシアお姉ちゃんも喜ぶね!」
「では早速・・・」
「どうしたの?ドクター?」
「ない」
「え?」
「スカウトできるオペレーターのなかにモスティマが・・・っていうか術師オペレーターがいない!?まさか、アーミヤがこれ以上、他の術師に出番がとられるのが嫌で抜いたのか!?」
「んー、さすがにアーミヤお姉ちゃんでもそこまでやるかなぁ・・・」
「いや、アーミヤならやりかない!ちょっとアーミヤのところに行ってくる!」
「いってらっしゃーい!」
アーミヤァ!出番増やしてやるからモスティマをスカウトさせやがれー!!
CEOなら術師を抜きそうだよえね