セラヴィーの額に叩きつけられた球体は、その瞬間に強い光を放って、そして消えた。
「おや? あなたは……エリザベス?」
「セラヴィー先生!」
洗脳が解けたのを確信したのか、セラヴィーに抱きつくエリザベス。
「え? なんでエリザベスが人間に? それにいったいここは?」
俺の固有スキルによって人間になったエリザベスが使用した球。
昨日、大魔王対策の宿題を剣士に確認したら、ドヤ顔とともに取り出したものだった。
ピンポン玉より小さな透き通った球体。スーパーボールのようにも見える。小さなオーブ?
「洗脳解除用のアイテムぜよ。これを使えば魔族の洗脳も解けるんじゃ!」
「そんな便利な物があるのか」
「魔族はよく洗脳を使うから定番のアイテムらしいぜよ」
なら、大魔王が洗脳されてるとわかった時に思い出してくれ。
「倒すのは諦めたんだな」
まあ、それは当然だろう。
あれの父親は、核をあびても平気なうえ、魔王ビームと無敵パワーを持つ大魔王。
その長男はさらに性格が悪い。倒すなんて今のレベルじゃ無理。
だから、洗脳解除の方向を選んだことで、少しは剣士を見直すべきだろう。
……そう思ったのだけど。
「実はのう、これ、ワシが修行を始めた時に貰うたもんの中にあったんぜよ!」
スタート特典?
どう考えてもこれって、運営は大魔王の正体を知っていてその対策として渡したってことだよね。
「どうぜよ! こんな方法、思いつかなかったじゃろ? ワシ、すごいじゃろ!」
……俺たちの最大の敵は、魔族でも運営でもなく、目の前で笑うこの
セラヴィーの洗脳が上手く解けたら、こいつの教育してくれないかな?
「……僕が大魔王をさせられていたですって?」
城の食堂なのか、巨大なテーブルにこの人数でも余る多数の椅子。妙に落ち着かない場所で、洗脳が解けたらしい大魔王サンダルことセラヴィーに事情を説明する。
「そうじゃ。もう何十年にもなるらしいぜよ」
「11年よ、番長さん」
セラヴィーの膝の上に座るエリザベスが補足。何十年と十何年じゃけっこう違う。
「そ、そんなに長い間……」
「ショックを受けるのはわかるけど、その間の記憶はないの?」
「……ぼんやりとですが、思い出してきました。魔界に連れ去られて、寂しさのあまりおかしくなりかけていた僕を……許せません!」
いったいなにがあったんだろう?
でも、聞くのも可哀想な気もする。
けれど、空気を読まない子がいました。
うん。うちの
「なんで魔界に連れ去られたんじゃ? あんなに強いんなら、なんとかなったじゃろ?」
「なんでって……僕がどろしーちゃんに敗れてショックを受けてる間に……どろしーちゃん? 11年もどろしーちゃんをほったらかしにしてしまった!」
おかげで面倒なことを思い出したようだ。
「どろしー?」
「セラヴィーの想い人」
首を傾げる嫁たちに説明する。
「彼女が幼い頃、金髪くるくるだったせいで、たぶんそんな娘を集めていたんだと思う。で、エリザベスのモデルでもある」
「エリザベスが成長するとなると、ずいぶんと美女になりそうね」
「今はカラス頭の……11年も経っているから中年のおばさんかしら」
エリザベス、腹話術でなくても辛口なの?
君を抱っこしているセラヴィーの顔がすごい事になっているんだけど。
「ど、どろしーちゃんが……」
「もう子供の1人や2人、いるのではないかしら? あの当時から物好きはいたのだし」
「うっ、ううっ」
うわ、ロリっ娘に泣かされちゃったよ、サンダルさん。
気持ちはわからないでもないけど、いい歳した男が泣くなんて……あるか。俺も嫁さんたちが他の男の子供なんて産んだらこんなもんじゃすみそうにない。
「やっぱりこんなことなら、世界を全て破壊して僕とどろしーちゃんだけにしておくんでした……」
ああ、こんなやつだった。そして、言葉だけじゃなくて実行できるやつなのが困ったところなんだけど。
「そうです。今からでも遅くはありません。どろしーちゃんを若返らせて記憶操作すれば」
やばそうなこと口走り始めたセラヴィーをエリザベスが止める。
「セラヴィー先生には私がいるじゃない」
「……エリザベス」
エリザベスを人間にしておいてよかった。
セラヴィーの暴走を止めないとエライことになりそうだ。
「だいたい、どうやって魔法の国に戻るつもりなの? ここは界外なの」
やっぱりここは、赤ずきんチャチャの世界じゃなかったのね。
この世界の住人にまだ会ってないからよくわからないけど、どんな世界なんだろう。
「僕は世界一の大魔法使いですよ。それぐらいなんとかなります。その前に……
怖い顔で笑っている。
復讐?
それって魔族に?
俺たちじゃないよね? 攻撃はしたけど、全く通用しなかったんだし。
「復讐するのはかまわないけれど、さらった女の子たちの責任は取りなさい」
華琳が手にしていた袁紹ぬいぐるみを、ずいっとセラヴィーに突き出す。
囮に使ったぐらいの袁紹だけど、心配はしていたみたい。
「ふむ。これは人形薬でしょうね」
渡された袁紹ぬいぐるみを手にして、調べるように裏返したり逆さまにしたり観察してから解説を続けるセラヴィー。
「元に戻すのは簡単ですよ。異性の口づけを与えればいいんです」
「異性の口づけ? なんでそんな……」
セラヴィーが視線を逸らした。
人形にするのが目的ではないってこと?
「想い人に使用して元に戻すために口づけ……いや、それならセラヴィー以外の男でもいいのか。……間違えて自分に使用したふりをして、想い人にキスしてもらおうとか考えていた?」
「僕がそんなことをするはずないですよ」
目はこっちを見てないままだ。
「俺ならそうするけど?」
助けるために仕方なくって理由があればもしかしたらキスしてくれるかもしれないし。
驚いた顔でやっとこちらを見るセラヴィー。
「あなたは?」
「自己紹介まだだっけ? 天井煌一。使徒なんてものをやらされている」
それから剣士や華琳たちの紹介。
嫁さんたちが俺の妻だって名乗ったら、セラヴィーに殴られた。
「この幸せ者ーっ!」
「セラヴィー先生、やつ当たりは駄目なの」
……さすがは大魔王、普通に殴られただけなのに、けっこう痛い。
自分で回復魔法を何度もかけてやっと回復。おかげで回復魔法(小)のレベルアップと、回復魔法(中)を入手してしまった。
「気持ちはわかるけど、俺はまだ嫁さんたちに本番を許してもらっていない。殴られるほど羨ましくなんかない!」
「そ、それは済みませんでした」
あのセラヴィーが素直に謝ってくれるとは。……やっぱり嫁さんとしてないっておかしいよね。同情されるぐらい惨めだよね。
なんだか俺まで悲しくなってきた。
「負け犬どうしで落ち込んでいないで、さっさと人形になった娘を元に戻しなさい」
負け犬ってそれはあんまりなんじゃ?
元に戻すにはキスしなきゃいけないんだし。
「僕はどろしーちゃん一筋ですので」
「セラヴィー先生?」
「どろしーちゃんとエリザベスがいますので」
泣きそうなエリザベスの顔を見て修正したセラヴィー。
「俺だって嫁さんがいる」
嫁さんたちの前で、ぬいぐるみにキスなんて変態行為はしたくない。
セラヴィーはチラリと剣士を見てため息。
「仕方ありませんね」
空いていた椅子に袁紹ぬいぐるみを置いて、少し離れてから。
「いきます……チュッ」
言いながら投げキッス。
BoM、という爆音と煙ともに袁紹がぬいぐるみから人間になってしまった。
「そんなんでいいの?」
という俺の疑問は。
「セラヴィー先生、口直し」
「エリザベス……」
というイチャイチャによって消されてしまった。
あんなロリ美少女とキスなんて羨ましい。今度は俺が殴ってもおかしくないよね? ね?
……無理なので、殴られたことは根に持つことにする。忘れないようにメモっておこう。
「駄目ね」
「え?」
「残り時間がわかるわ」
袁紹を鑑定した華琳。薬によっての状態異常はあれで治っても、恋姫†無双ぬいぐるみの方は効果がないのか。
「まあ、口づけで治るのだったら私はとっくに治っているはずね」
「ちょっと華琳さん、それはどういう意味ですの?」
人間に戻ってからキョロキョロとまわりを見ていた袁紹が問う。
「あら、人形の時に聞いてなかったのかしら? 私は煌一の妻だと名乗ったはずだけど」
「華琳さんがこの男の? ……考えましたわね華琳さん。人形を人間に戻す男の妻になれば、自分は人形になる心配はない。そういうことですのね!」
まあ、そうなんだろうけどさ。はっきり言われるとこたえるなあ。
「なるほど。だから煌一さんはそんなに奥さんがいるんですね」
「私も人間にしてもらったの」
「まさかエリザベスもお嫁さんにするつもりじゃないでしょうね?」
うわっ!
セラヴィーはんがすごい目でこっちを睨んではる。
「私はセラヴィー先生だけよ」
「セラヴィーの説得のためだけに人間になってもらったので、他意はない。それよりも剣士、これで救済ってことになるのか?」
危険を回避するために駄神に話をふる。
「ちいと待つぜよ」
マスターの書を取り出してペラペラとページをめくり、今度はビニフォンを操作する剣士。彼はコンカ同様、ずっと首にかけていたようだ。
「ええと……電話ってどうするんじゃったっけ?」
まだ操作覚えてなかったのか。
「コンカの機能もついているんだから、電話したいって念じればいい」
「お、そうじゃったか……できたぜよ!」
太くゴツイ指で電話番号を入力していく。入力も思念操作すればいいのに。
「あ、かかったぜよ。もしもし……これで救済ってことでええんじゃろうか?」
運営に電話しているのか?
「……そ、そうか……なんじゃと!」
あれ? 救済できてないのかな?
微妙な表情でビニフォンをぶら下げなおす。ちゃんと電話切ったのかな。
「セラヴィー、ぬしゃ、ワシんとこで使徒かファミリアになる気はないかのう?」
「え? それが救済の条件?」
「いや、救済はできちょるらしいが、その時に魔族から解放したやつは強力な味方になるんで仲間にした方がええって薦められたんじゃ」
ふむ。あの洗脳解除のアイテムって、もしかしたらセラヴィーを仲間にするのもこみな特典なんじゃないだろうか。
ゲームの初回購入特典みたいな感じで。
無理ゲーかと思ったらけっこうヌルゲー? ボーナスステージ?
「いやですよ。だいたい、あなたがもっと早く僕の洗脳を解いてくれればよかったんじゃないですか」
「セラヴィー先生ったらそれは逆恨みよ」
そう言いながらもエリザベスの両腕はぷいとそっぽを向いてしまった大魔王の首にまわしたまま。セラヴィー、羨ましいなあ。
「いくら強くても、変態は2人もいらないわ。煌一の呪いもかかりそうだし」
それはたしかに。セラヴィーは美形で通用する顔だし、金髪くるくるフェチも困る。嫁さんとられたらたまったもんじゃない。
「セラヴィーは諦めよう。彼はこのあとも忙しいだろうし」
「そうですね。異世界ワープの準備をしませんと」
「それもあるだろうけどね、攫った娘さんたちの面倒を見ないとね」
エリザベスがいた部屋には何十という人形がいた。
中には自作の人形が混じっているかもしれないが、攫った娘さんも混じっているだろう。
「彼女たちは人間に戻して帰ってもらいますよ」
「人形にされてから何年も経っている娘もいるんだろう? 帰る場所もわからなくなってるんじゃないか?」
この世界がどんなとこだかわからないけどさ、金髪くるくるなんて貴族の娘あたりなんじゃないの。そんなのを攫って、返してそれで済むとは思えない。
「数も多かったのだ」
うん。百はなかったと思うんだけどね。
一度に全員を元に戻すと大変そうだ。
「そういえば、城には全然モンスターも人もいなかったんだけど」
「ああ、彼らは帰しました」
帰したって……?
「そこの将軍2人に食べられては可哀想ですので」
見張りのつもりなのか食堂の入り口に立っていた2人の大リザードマンを指差すセラヴィー。
門番のトカゲだよね? 将軍だったのか。
「わ、我らハそこまで意地汚くはありませン!」
「味方を食ったりなド!」
抗議の声をあげる将軍トカゲたち。
「養父も似たようなことを言ってましたが、僕が子供のとき飼ってた小鳥もハムスターも犬も猫も食べられました」
セラヴィーってトカゲ男に育てられたんだっけ。
「ならその2人を帰せばよかったのに。彼らを残すなんて、その養父のことを懐かしんでいたんじゃないの?」
「……そんなことはありません。あの2人は強いから残しただけです。城の雑用なら僕1人で済んでしまうので、人手はいりませんし!」
このでかい城を1人で掃除とかしてたのか。とんでもない家事スキルだな。
……魔法でやってたのかも。
「たしかにそいつは強かったぜよ。大魔王の将軍なら納得ぜよ」
門番と思って油断してせいで倒せなかったという剣士。3対1だったよね? セイバーライオンもいたのに勝てなかったとか、見た目以上の実力者なのかも。
ワニ男だったら獣王かとも思えるんだけどトカゲ男だもんなあ。……セラヴィーの養父のように美少女のような姿に変身できたりするのかな?
「まあ、あの人形たちの中に残りたいって娘さんがいたらメイドなり、嫁さんになってもらえばいいんじゃないの」
貴族だったらメイドは無理だろうな。
「麗羽も残る?」
「なんでですの! 私の帰りを待つ者がおりましてよ」
文醜と顔良のことかな。
まだ救出してはいないんだけど。人形から戻す方法も俺の固有スキルしかまだわかってないし。
「セラヴィー、人形にされた人を戻すことってできる?」
「先ほど説明したはずですけど」
「いや、人形薬じゃなくて……どんな方法かはわからないけど、人形にされちゃった人間」
誰がどうやって人形にしたかもわかってないんだよな。手段だけじゃない。目的も不明だ。
剣士から聞いて、運営に電話して入手ルートを聞いた方がいいかもしれない。
「それは見てみないとわかりませんねえ」
そりゃそうか。
いったん戻って持ってくるしかないか。
「そういえば、人形が動けるようになる家ってあったよね?」
「おじいさんの人形屋敷ね。懐かしいの」
そこではエリザベスや他の人形も自由に自分の意思で動いたり喋ったりしていた。
「あれって作れない?」
人形のままでも動けることができれば、彼女たちのストレスも軽減されるだろう。
「人形屋敷ですか? うーん」
「攫ってきた女の子全員を一気に元に戻すのは無理でしょ。彼女たちのためにもあった方がいいんじゃないか?」
それに、人形屋敷なら俺のプラモも動くようになるかもしれない。本物にならずに!
見たい。すごく見たい。
両さんも動けるようになるだろうし。……待て。両さん銅像は数体ある。あれが全部バラバラに動くとなるとすごい事になりそうだ。
両さんは保留かも。
「セラヴィー先生ならできるの」
「エリザベス……仕方ありませんね」
うん。エリザベスを成現したのは正解だったな。
……ちょっとこの変態にはもったいないかもしれないけどさ。
「なんですか?」
じろりと俺を睨む
勘もいいんだっけ。悪口にも敏感だったな。注意しないと。
「いや、エリザベスを人間にしたのは俺の能力なんだけど、定期的に魔力を追加しないと人形に戻っちゃうから」
「なんですって!」
「こまめにくるから心配はいらないよ。今だってあと1ヶ月ぐらいは持つから」
大魔王との戦闘があるかもしれないから、MPを全部使うわけにはいかなかったので、それぐらいの時間指定で成現している。袁紹の方は1日分だけだけど。
「その時間を伸ばす方法はないの?」
泣きそうな顔で俺を見つめるエリザベス。不謹慎だけど、その顔も可愛いな。
「GPを使えば効果は永続っぽいけど、そんなにGPに余裕はないんだ。ごめんね。あとは俺の魔力を強化するしか」
「わかりました」
エリザベスを自分と向かい合うように抱きなおすセラヴィー。俺の視線に気づいたのかな。やばいかも。
「あなたを鍛えればいいんですね?」
にっこりと微笑んでる。これは危険かも。
「そうね。こっちなら魔法を使ってもあまり被害は広がりそうにないわね」
たしかに。攻撃魔法の練習ってできるとこ少ないんだよね。訓練所の使用もただじゃないっぽいし。
ゾンビ世界でもあまり建物壊すと、魔族に見つかりそうだしさ。
本拠地のグレードアップの時に練習スペースの確保が必要か。
「と、とにかく、救済ができたなら、GPもGMも貰えるんでしょ」
「おう。確認もしてもらったから、数日すれば届くじゃろ」
「すぐじゃないの?」
「運営も部署がいろいろあって、払ってくれるとこは違うらしいんぜよ」
神様のくせになんてお役所仕事。
「今は交流戦も近いから忙しいんじゃろ。届くのはたぶん交流戦の後じゃろうな」
交流戦か。3日後なのに祭りってしかわかってないんだけど。
「なにをごちゃごちゃ言ってるんです。さっそく特訓しますよ!」
い、いきなり特訓ですか?
疲れた。
セラヴィー、攻撃魔法教えてくれないし。
まあ、飛行魔法を覚えたからよしとするけど。……箒にまたがってっていう魔女スタイルだけどさ。
空を飛べるってのは気分いいけど、やっぱり箒なしで飛びたいな。跨る時に結構ポジションに困るんだよ、男って。サドルを追加しようかな。もしくは鞍と鐙?
箒の太さだと、膝や腿で押さえ込むってのも難しく、両手でしっかりと箒を握ってないといけないから、飛行中に他のことってしにくいんだよね。
手離しでって考えるとストパンのストライカーユニットはありなのか。
……あれもやっぱり男向きじゃない気がする。見た目的に。
でも、クランにバルキリーの脚ってのはイイかもしれない。
飛行装置、成現した方が早いかもしれないね。
秋葉原、行ってみるかな? イナズマワープじゃないけど、箒で一気に行けばいいし。
「やっぱり煌一の魔法使いのスキルはずるいわね」
箒に跨り、訓練中の嫁さんたち。飛べるようになったのは、華琳とレーティアの天才コンビ。魔法少女ネタがあったコンビでもあるな。
愛機での飛行経験のあるヨーコとクランがてこずっているのは、微妙に感覚が違うのかもしれない。
梓もレベル0のスキルは手に入れたけど、やっとわずかに浮く段階だ。
スカートじゃなくてよかったような残念なような。男が俺だけだったらスカートで飛んでもらいたいな。
「あなたたちは見込みありますよ。それに比べて」
セラヴィーの視線の先には、早々と箒訓練を投げ出して、トカゲ将軍たちとの格闘訓練を堪能して、大の字で地面に寝そべる剣士たち。友情芽生えちゃってる感じだ。
……トカゲ将軍、門番はいいの?
あ、袁紹も練習してたけど、ファミリア契約してないせいか全然浮きもしなかった。
彼女も契約した方がいいのかなあ?
活動報告に有双の一発ネタを投稿しました