回帰転生者のダンジョンに出会いを〜   作:仁611

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回帰と転生

目の前に広がるのはスカイツリーより高くそびえる塔と、周囲に広がる中世の欧米の様な街並み。

 

俺は凄く冷静に、城壁の様な場所に腰掛け自分の置かれる状況を振り返っていた。俺が冷静で居られるのには自身の特異な経験が活かされているからだろう…。

 

実は2024年の日本で屑な父を持つ中学3年だった時、実父の持つビール瓶に殴られる直前突如転生をしたのだ。中国の陝西省に当たる小さな寺で修行をする6歳の子になった俺は突然タイムスリップしたと思っていたが、実際はファンタジー要素っぽい武功などが存在する場所にいたのだ。

 

俺は俗に言う崋山派(カザンハ)梅花剣法(バイカケンポウ)の四代弟子だった。因みに派の頭である掌門人(ショウモンジン)の呂李君(ロ・リクン)が俺の師匠だった。

 

目を覚ますのは日の出前が当たり前、標高の高い山の上で武功を鍛え梅花剣法に次期掌門人として紫霞神功(シカシンコウ)それに幼少には梅花拳を習い、数え切れない苦行を行った。

 

紫霞神功を一成が入門として俺は最高位の十成まで到達し、天下無双を名実共に江湖(世間)からささやかれていた。

 

 

36歳の春…

 

 

刀の手入れを行なって居たら目眩が起きた為、強く瞼を閉じ治るまで目頭に指を添えて耐えて居た。目を開けるとそこにはビール瓶を振り上げる実父が居た。

 

そのビール瓶で俺の頭を力一杯殴りつけると、倒れた俺に『高校など行かせる訳が無いだろが⁉︎』そう怒鳴って更に殴り続けた…。当然先ほど迄の事が幻だと思ったが、倒れた俺は左手に刀を握り締めている事を認識すると意識を失った。

 

「とんでも無くややこしいな…」

 

俺は今最後に握って居た刀と、崋山派時代に羽織って居た白い羽織で梅花の刺繍が袖にある特徴的な着物の様な姿で居た。中学時代は短髪だったが今は肩口を少し越える程の長髪の様だ。これは間違いなく武功を学んで居た16〜20までの年齢ぐらいの頃の容姿だ…

 

丹田と言うお腹の中心に存在する気を蓄積する器には、36歳頃の全盛期であ境地の内功を感じられる。このチグハグな状況は転生>回帰>転生だろうと勝手に結論づけた…

 

どの様な過酷な境地でも修練を行なって来たからか冷静で居られるのだが、これが普通の中学生3年なら俺は直ぐに野垂れ死ぬとこだったろうな。

 

刀に手を掛け抜き出し自分の身体的変化があるか確かめる…。剣に気を送り梅花剣法を舞うと、周囲には梅花の花弁を思わせる気の残滓が舞う様子が見える。

 

「特に違和感は無いな」

 

俺が城壁から街中の方へ飛び降りると、ふわりと風が俺を掴む様に袖が後ろから引っ張られた。振り返ると日本では見ない金髪金眼の美少女が俺の顔を覗き込み、女子高生ぐらいの女の子は真剣な眼差しで見つめて来た。

 

「何か用ですか?」

 

「…アイズ。アイズ・ヴァレンシュタイン」

 

「?」

 

俺は要件より名前を教えられ要件を伺えないまま立ち尽くす。数秒の間を挟み間違い無くこの子がスーパー天然娘であると疑いの余地も無く確信した。

 

「…最上(モガミ)・陸(リク)だ。要件を教えてくれ無いか?」

 

「……貴方の剣、綺麗」

 

「ああ。ありがとう?」

 

「ファミリア、どこ?」

 

「ファミリアとは?…家族の意味か?」

 

「……付いてきて」

 

俺は急展開過ぎる彼女の行動と言動に、いくら過酷な環境に耐性が有っても意味を成さず前を歩く彼女の背を見送ろうとした。彼女は付いて来ない俺に振り返り首をコテンと傾げ近付いて手を握って引っ張られて行く。

 

結局ここは異世界の世情に疎いままでは困るのが目に見えている為、彼女に付いて行く事にした。手を繋いだままの為か彼女が美少女だからか街中を通過する間ずっと視線を集めて居た。

 

周囲にはファンタジー世界御用達のエルフ・ドワーフ・獣人と人の見た目のエネルギーの塊の様な存在が見受けられる。武装した集団は謎の巨大な塔に向かう者が多くいる様で、あそこには戦いが必要な場所がある事が容易に想像できた。

 

街を観察しながら彼女に手を引かれていると、歩調が少し緩み恐らく目的地だろう城の様な大きな建物の前に着いた…。それは突然襲って来たのだった。

 

「死ねやっ⁉︎」

 

飛んで来たのは犬か狼だろう獣人の青年だったが、俺は納刀したままの鞘で飛び蹴りを半歩避けていなす。地面に脚が付くと即座に「よけんじゃねぇ⁉︎クソ野郎」と言い追撃を仕掛けて来る青年、納刀した刀を地面に突いて彼の蹴りの力を地面に逃がす。

 

結果彼は地面を全力で蹴った様なもので、人を蹴ろうとしてた蹴り技でわ当然ダメージを受けるのは青年の方だ…。若干しかめ面をした瞬間手を繋いで居た少女から本気の回し蹴りが青年の顔面に叩き込められる。

 

「急に襲うの、ダメ」

 

青年は既に数回程地面を跳ねて30M程飛んで行った。天然発言をした彼女は門番らしき者達が呆気に取られてる間に、中へと俺を引っ張って行く。

 

そこの建物にはかなりの人数の16〜30歳程の多様な種族の者がいる様で、彼女は視線をものともせず目的地へ脇目もふらずに向かった。扉の目の前に着くとノックを数回する。中から関西弁の女性らしき声が「入ってええで」と言ってきた。

 

「おぉぉ〜⁉︎アイズたんがこない早い時間帯にうちの部屋に来るんは珍しいなぁ」

 

「凄い人拾った」

 

「「……」」

 

俺と室内の女性は沈黙した、余りに難解なその発言に女性は「少し待ってぇな」と言い扉を開けると大声で「フィン〜リヴェリア〜うちの部屋来たってぇ〜」そう言うと、1分もしない内にかなり小柄な青年らしき者とエルフの美人が入って来た。

 

「何だいロキ?」

 

「どうしたと言うのだ?」

 

「アイズたんが男を拾って帰って来たんや〜」

 

「「は?」」

 

若干不穏な空気が漂ったが直感が優秀らしいフィンと呼ばれる青年と母親(ママ)と揶揄されるが付き合いの長いのかアイズと呼ばれる少女の言葉を汲み取って行く。

 

結局は俺の言葉も聞き、不足する内容を補填してようやく理解された…。俺がファミリアが何かを理解して居ないのに剣術が凄いのは変だと思って相談しに連れてきたらしい、正直渡りに船だが信頼出来るかどうかはまだ測りかねている。

 

面倒事に巻き込まれるのは避けたいが、街の名前すら分からない状態では適当な返事は連れて来たアイズと言う少女の善意を無下にする可能性があると直感が言っている。

 

「正直にお伝えすると俺は今この街がどこかすら分からない」

 

「「「……」」」

 

3人は眉間にシワを寄せ怪訝な表情を作り思案し出した、始めに口を開いたのはロキと呼ばれる女性でその言葉は流石の俺も驚愕した。

 

「何やオモロそうな匂いがプンプンするやん。ウチら神の感は馬鹿に出来ひんで」

 

「はぁ〜」

 

リヴェリアと呼ばれて居たエルフは溜息を漏らし頭を抑えると、ロキは続けざまに多くの質問をして来た。

 

Q.何処から来たのか?

A.分からない(この世界基準では)

 

Q.出身地は分かるか?

A.島だった(日本と言う島国)

 

Q.どうやってオラリオに来た?

A.気付いたら外壁の上に居た

 

Q.行く宛があるのか?

A.これから探す

 

それらの質問をした後、神ロキは細い目を見開き片腕を天に突き上げ「美少年ゲットぉ〜」と言いエルフ美人に殴られた。フィンと呼ばれる彼とエルフ美人が相談してある提案をして来た…。

 

 

 

 

その時は恩恵(ファルナ)やレベルなどの情報を仕入れておらず、俺は言われるままフィンと呼ばれる彼と模擬戦をする事になった。アイズが「私が、する」と言って言う事を聞かせるのに手間取ったが、彼女は力加減が出来ないらしく今回は無しらしい。

 

「では始めようか。本気で来て来れて構わないからね」

 

そう言うフィンと呼ばれる彼は、小さな身体を補う為なのか武器は槍を使う様だ。俺は本気でと言われたので紫霞神功(シカシンコウ)の必中技である100の斬撃が一度に襲う雨剣殺(ウケンサツ)を行ったのだ。

 

「ぐあぁ⁉︎」

 

「なっなんやあれ⁉︎魔法か?」

 

「魔力は感じなかった」

 

小柄な彼は槍の斬撃で防ごうとするが、小回りの効かない槍では距離を無視する武功の前では魔法攻撃と変わらない。俺は更に紫霞神功(シカシンコウ)十二奥義が一つの紫霞霧剣(シカロケン)と言う俺が霧の様に消える技で彼の背後から手刀で気絶させた。

 

「「「は?」」」

 

「はぁぁぁぁぁぁ⁉︎フィンが負けた…」

 

観戦していた家族(ファミリア)と呼ばれる団員達も模擬戦の結果に驚愕していた。俺からすればアイズと同い年ぐらいだと思っていたフィンが、実は団長だと知ったり恩恵による身体能力に魂の昇華を教えられ冷や汗を流し言い訳出来ないと悟ってやんわり説明した。

 

 

フィン・ディムナ【勇者】(ブレイバー)

ガレス・ランドロック【重傑】(エルガルム)

リヴェリア・リヨス・アールヴ【九魔姫】(ナイン・ヘル)

ティオネ・ヒリュテ【怒蛇】(ヨルムガンド)

ティオナ・ヒリュテ【大切断】(アマゾン)

レフィーヤ・ウィリディス【千の妖精】(サウザンドエルフ)

アイズ・ヴァレンシュタイン【剣姫】(ケンキ)

 

ベート・ローガと言う狼人(ウェアウルフ)の彼以外が集まっているらしく、レフィーヤは準幹部だがロキファミリアの第一級冒険者と呼ばれる集団らしい。

 

俺が知らなかった内容の話も大方聞けた、この街は迷宮都市オラリオと言い世界で唯一ダンジョンが存在する場所。千年前に神が下界するまではダンジョンのモンスターが世界に溢れていたが、人類はダンジョンの上に蓋がわりに建築物を建てた。

 

当時の世界最高峰の数階建だった建物に、ある日神は天界に飽きて下界して来たのだが…。世界最高峰の建築物に下界時に衝突事故を起こし倒壊させてしまうが、お詫びとして建てたのが今の雲すら貫くバベルと呼ばれる塔だった…。

 

神は下界に際してルールを決めて降りてきた、それは【神の力】(アルカナム)の封印だ。それでは神は生き抜く事すらままならないと【神の恩恵】(ファルナ)と言うアビリティを授ける力と神威(神版の威圧)のみ可能とした。

 

そこで時を重ねて出来たのが神の恩恵を受けた家族(ファミリア)と迷宮都市オラリオだったのだとか。ダンジョンの進入にはギルドと呼ばれるとある一柱の神が作り上げた、恩恵を受けてない公的機関の様なモノに登録する必要がある。

 

ギルドには登録するには神の恩恵を受けた者である事が義務付けられており、恩恵を受けた者は基本的には戦力流失禁止の為オラリオ外へと出る事自体が厳重に管理された。

 

ギルドの主な収益は、魔石と呼ばれるモンスターの核(現代風で言う電池の様な物)を魔石製品に加工して輸出している。それ以外にも登録されたファミリアからの税収なども集め街のシステム化を図っているのだ。

 

多くの説明をエルフ美人のリヴェリアから聞き、フィンからは本人は小人族(パルーム)だと教えられて実年令は30代だと知った。更にリヴェリアは普通のエルフではなくハイエルフだとレフィーヤから教わり、どうやら本人は普通に接して欲しいがハイエルフは王族のみだとかで基本皆仰々しいとか…。

 

ロキが言うには俺が異世界から来た事は決して口外しない様に言われているのだが、どうやら神は面白い事や知らない事があるとストーカーになったり無駄に絡んで来るのだとか。

 

俺の能力がこの世界のレベル6を上回る可能性から古代の英雄と同じでは無いかと言う話になり、ティオナと呼ばれるアマゾネスが瞳をキラキラさせて居た。

 

一先ず恩恵を刻んでから再度話し合いをする事にしたらしく、皆が部屋の外へと出て行く中アイズだけは真剣な眼差しで残っている。ロキが言い聞かせるが動こうとしないのでそのまま実行したのだが…。

 

 


 

最上 陸

Lv.8

 

力:C672

耐:F356

器:A805

俊:C661

魔:——

剣聖:S

堅牢:B

忍耐:A

武功:B

断割:C

心眼:C

 

《魔法》

 

《スキル》

【武功武人】

・気を自在に操り自己回復、魔力回復、耐久値補正を行う事が可能になる。気の修練が微成長補正される。

 

【異邦人】

・理の違う世界から訪れた者が違う理に干渉され影響受ける。影響はアビリティへと還元される。

 

 


 

「なっなっな⁉︎レベル8〜」

「…凄い」

 

「「「はぁあ⁉︎」」」

 

アイズが発した声はロキの叫び声に掻き消され、扉前からも驚愕の声が聞こえて来る。聞いた話では都市最強と呼ばれる者ですらレベル7らしいのだ、きっと俺には平穏が訪れる事が無いのだろうと心の中で項垂れた。

 

 

「どうするのだロキ…私としてはやむ終えないがロキの手腕に掛かって来ると思っている」

 

「そうだね。僕はある程度彼のサクセスストーリーを創れるけれど、結局は不信感は凄い残ってしまうよ。オラリオの外だとどうしてもレベルアップの理由付けが難しいしね」

 

「ぐぬぬ。ここは開き治るしかあらへん⁉︎なんぼ不審かてレベル8に手出しする度胸がある奴何てそう居らへんやん」

 

俺のサクセスストーリーは正に古代英雄の育成方法と俺の武功を無理矢理組み合わせて、偉業認定にさせた様な話にしてある。恐らく魂の昇華は十成の先は仙功と呼ばれる仙人しか修得出来ない領域だから、ある意味神に最も近いのが仙人だとしたら俺はその一歩手前だと言う事になる…。

 

今回のサクセスストーリーには、おおいにティオナの英雄の知識が活きて来ている様だ。ロキの悪知恵で補強された内容で神に確認されても修練は事実だった為に暴きようが無いとか。

 

伊達に天界一のトリックスターと呼ばれて居た悪神ロキでは無いようだとおもった。

 

 

 

その日の内に俺はフィンと一緒に冒険者登録をしに行くと、担当アドバイザーはミィシャと言うピンク色の髪が印象的なヒューマン女性の人だったが、レベルを教えると驚き過ぎて声が出ずに椅子から転げ落ちた…。

 

叫ばれずに済んだのは良かったが、どんな人物か知らないからなのか俺に少し緊張した面持ちで苦笑いで愛想を振りまいて来る。レベルアップの経緯は別紙に記載した物を渡してその場は直ぐに立ち去った。

 

黄昏の館へと戻ると急ピッチで歓迎会の準備がされているが、団長と一緒に冒険者登録に行った所為なのか異様な程に団員からの視線が懐疑的で視線が刺さる様に向けられる。

 

「すまないね。大型新人何てまず来ないから慣れるまでは我慢を頼むよ…ダンジョン遠征などがあるからそれを共に乗り越えられたら皆ももっと君を受け入れられる様になるよ」

 

「そうか…。因みに今後の予定はどうする事になりますか?」

 

「そうだね、ダンジョンの知識を徹底的に覚えてもらいながら恩恵後の身体的差異を調整してもらったのち、ダンジョンでのモンスター討伐に慣れて貰ったら連携訓練かな」

 

「因みにダンジョンの知識は本の冊数でどれ程で?」

 

「2冊ぐらいかな。リヴェリアの授業は皆が逃げ出すから頑張って貰えるかな」

 

苦笑いを浮かべるフィンにその程度かと思い「問題無いだろう」と返事を返した。元々学生だった俺からすれば勉強などするのが普通だと思っている。

 

個人部屋を与えられるらしく、向かうと左隣がフィンで右隣がガレスと言う幹部専用部屋をあたえられ正直困惑した。後は夕飯まで5時間以上あるので自由にして構わないと言われ生活必需品用にフィンが実費で20万ヴァリスも渡して来た。

 

一応貨幣価値を知る為に、一般人の一食平均価格と冒険者の平均価格を聞いたが一般180ヴァリスで冒険者が300ヴァリス程らしい。明らかに20万は多いだろうが普通着の身着のままでいきなり手ぶらでこんな場所にきたら必要な物は多いだろうと余分にくれたらしい。

 

 

俺が適当に買い物に行こうと、フィンに借りた鞄にヴァリスを入れて下の階層へ降りて行った。そこでフィンの匂いを嗅ぎ付けたティオネがやって来たが、ティオナとレフィーヤにアイズが一緒に居た。

 

「何故貴方から団長の匂いがするの⁉︎」

 

「ん?もしかしてこの鞄の匂いか?」

 

「間違い無いわ⁉︎もっ貰ったのかしら?」

 

「イヤ。ヴァリスを袋で持ち歩く訳に行かないって事で借りた物だが問題あるか?」

 

「どっか行くの〜?」

 

「ああ。生活に必要な物が何一つ無いから買いに行くつもりだ」

 

「…道、教えようか?」

 

何故かアイズが俺に道を教えてくれるらしいが、他の3名はアイズの方に振り返り驚いた顔をしている。どうやら普段はこの様な行動は決してし無いのだろう事が伺える。

 

「アイズ生活用品の店までの道分かるの?」

 

ティオナに指摘され顎に手を当て長い沈黙の後「…知らない」と言いヒリュテ姉妹がズッコケる真似をした。その結果4人が案内してくれ鞄はティオネが持つ事になったが、何故かフィンに申し訳ない気持ちになって来た。

 

アイズが隣を歩くと、レフィーヤが俺を無茶苦茶睨んで来るのでじっと見つめ返すと赤面して違う方向に顔を向ける。なんとなくこの4人の性格やポジションが理解出来た気がする…。

 

道中は医療ファミリアに鍛治ファミリアと、冒険者必須の場所を色々教えてくれながら買い物を進めた。基本はティオネが説明して注釈をレフィーヤがしてくれる、趣味方面はティオナがするとアイズはじゃが丸くんの店舗の場所を教えてくれ以外にも楽しく買い物が出来たと思うしかんこう気分も味わえた。

 

何故か私服はレフィーヤのゴリ押しでエルフ御用達のメンズショップへと行き、細身のパンツと上着を合わせた小綺麗な格好が中心になったのだ…他の3名にも結構好評なようで冒険者に見えないらしい。

 

 

 

ホームに帰る頃には夕暮れ時で、多量な荷物は今日必要な物以外は明日の昼頃配送されて来る。綺麗どころが集まっている所為なのか男性団員からはジト目で見られ、先行きに若干の不安を覚えてしまった。

 

自室に向かう途中、リヴェリアに会ったので勉強する内容の予習をするから教材が無いかきいたら個人で作ったダンジョンの情報本があると言われそれを借り受けた。

 

食堂に早めに行きそれらを集中して読んでいると気が付かない内に何故か隣にはアイズが座っていたのだ。俺はどうやらアイズに凄く懐かれた様で俺が読む本の次巻を眉間にシワを作って覗き見していた。

 

俺が気付いた時には、アイズに懐かれている事が周囲に知れ渡りベート・ローガに無駄に敵視される運命が確定したらしい。現在はティオナが右でアイズが左その左はレフィーヤにリヴェリアと続いている。向かい側にはガレスとフィンにロキが居て当然の様にフィンの隣はティオネが居る。

 

既に宴会状態で、ロキは馬鹿騒ぎしており神の威厳を微塵も感じないのは見た目も含め人間臭いのが原因だろうな。俺の自己紹介はこの世界の情報にまだ疎いので山奥暮らしと言う感じで無知だから色々教えて欲しいと言う内容でした。

 

俺の威張らない態度に3割程(殆ど女性)友好的な視線に変わる。まあロキファミリアは団員の7割が女性なのはロキの趣味だが仕方ないのだろうな。

 

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