【完結】月闇絶唱シンフォギア   作:ネガ

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セイバーのプリミティブドラゴンと最光のエックスソードマンが公式から発表されましたね。また暴走フォームか…。カリバーが新たな姿で復活しないかなと思ってます。









第33話 堕ちた烈槍、歪んだ鏡。

スカイタワーにてマリアとナスターシャは米国のエージェントと講和を結ぼうとしたが、エージェントに裏切られ、聖遺物のデータを奪われそうになるが、ウェルの召喚したノイズでエージェントは全滅。その一方、スカイタワーに来ていた響と未来がノイズ襲撃に巻き込まれてしまう。響はスカイタワーから落下する寸前ギアを纏うが、同時に未来は爆発に巻き込まれてしまう。

 

 

「未来…」

 

響の脳裏に未来と過ごした思い出の日々が浮かぶ。

 

「何で…こんな事に…」

 

膝を付き、ギアを解除する響。そして涙がこぼれ落ちる。その時ノイズが響に向かって急降下する。その瞬間、ノイズが撃ち抜かれ、斬り裂かれる。

 

「立花ッ!」

 

「そいつは任せた!」

 

翼とクリスだ。2人は分かれてノイズ達を倒していく。クリスは歌いながらミサイルユニットを展開、MEGA DETH PARTYで上空のノイズを撃墜していく。

 

「目障りだァァァーーー!!」

 

 

(少しずつ何かが狂って…壊れていきやがる…あたしの居場所を蝕んでいきやがる!)

 

クリスはノイズを避けながら3連ガトリングを展開。BILLION MAIDENでノイズ達を炭素の塊に還す。上空には爆撃機型のノイズが飛来していた。

 

 

(やってくれるのはどこのどいつだっ!!? お前か!? お前らか!?)

 

クリスは更に追い討ちにミサイルポッドとガトリングをノイズに浴びせる。

 

(ノイズ!!あたしがソロモンの杖を起動させてしまったばかりに…何だ…悪いのはいつもあたしのせいじゃねぇか…。あたしは…!)

 

フィーネの甘言に騙されて、利用されてソロモンの杖を起動させてしまったクリス。今彼女の中にあるのは自分のせいでこの惨劇が起こってしまったという罪悪感だ。そしてその気持ちをMEGA DETH FUGAで2体の爆撃機型ノイズを木っ端微塵に吹き飛ばした。

 

 

 

 

 

 

「小日向未来がいない…! 」

 

カリバーは爆発したスカイタワーの展望台の中に入ると、未来がいない事に気がついた。仮に命を落としたのなら遺体があるはず。しかし、何も見当たらない。

 

「何処に行った…?」

 

その後、現場には二課と警察が到着。弦十郎は緒川の情報でF.I.S.は米国政府と交渉をしようとしたが、決裂したと判断。しかし、この惨状は第3勢力が横槍を入れたと結論を出した。そして響は未来がいなくなった事で手を離した事を後悔し、泣いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「この手は血に汚れて…。」

 

「セレナ…わたしにはもう……うわぁぁぁぁーー!!」

 

その頃、飛行機では自分が人を傷つけてしまった罪悪感に支配され、号泣していたマリアを調と切歌は見ていた。

 

「……。」

 

「教えてマム。いったい何が…?」

 

「それは僕からお話しましょう。君達に真実を明かします。」

 

ソロモンの杖を持ったウェルがやって来た。

 

「ナスターシャは10年を待たずに訪れる月の落下よりひとつでも多くの命を救いたいという僕達の崇高な理念を、米国政府に売ろうとしたのですよ。」

 

「マム…?」

 

「本当なのデスか?」

 

「……。」

 

調と切歌はナスターシャに聞くが、彼女は何も答えない。

 

「本当ですよ。僕はこの目で見たんですから。それだけではありません。マリアを器にフィーネの魂が宿ったというのも、とんだデタラメ。ナスターシャとマリアが仕組んだ狂言芝居…君達は騙されていたんですよ。」

 

ウェルはマリア達がスカイタワーで米国政府に聖遺物のデータを渡そうとした事、フィーネを演じ続けたマリアとそれを指示したナスターシャの事を2人に暴露した。

 

「……ごめん…二人とも、ごめん……」 

 

マリアは2人に謝罪した。

 

「マリアがフィーネでないとしたら、じゃあ…。」

 

「フィーネの魂は、既にカリバーによって消されたのでもうこの世には存在しません。」

 

「魂が…」

 

「消された…デスか…!?」

 

そしてカリバーによってフィーネの魂が消された事も。

 

「僕を計画に加担させるためとはいえ、あなたたちまで巻き込んだこの裏切りは…あんまりだと思いませんか? せっかく手に入れたネフィリムの心臓も…無駄になるところでしたよ…。」

 

ウェルが自分を利用した事を皮肉混じりに言った。

 

 

 

 

 

 

夕方、緒川は川から何らかのデバイスを拾い上げ、すぐに弦十郎に連絡をする様に伝えた。

 

 

 

 

 

 

 

「小日向未来は何処に行ったんだ…!」

 

隼人は寝室の中で、未来が何処に行ったのか推理していた。爆発の後中に入ったら彼女の姿はなかった。これがもし何者によるものだったら彼女は誘拐されたと言う事になる。そうなるとやはり考えられるのはウェル…。操られたノイズも彼の仕業…何処に連れ去ったのか隼人は考えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マム…マリア…ドクターの言っている事なんて嘘デスよね?」

 

「……。」

 

その夜、切歌はナスターシャにウェルが言った事は嘘だと聞くが、ナスターシャ何も答えない。

 

「本当よ…私がフィーネでない事も。カリバーがフィーネの魂を消した事も。人類救済計画を一時棚上げにしようとしたこともね…。」

 

ナスターシャの代わりに答えるマリア。

 

「そんな…。」

 

愕然とする調と切歌。

 

「マムはフロンティアに関する情報を米国政府に供与して協力を仰ごうとしたの。」

 

「だって…米国政府とその経営者達は自分達だけが助かろうとしてるって。」

 

「それに、切り捨てられる人たちを少しでも守るため、世界に敵対してきたはずデェス!」 

 

そうだ。自分達は人類救済の為に世界を敵に回した。でも米国と講和を結ぼうとしたなんて。2人は信じられなかった。

 

「あのまま講和が結ばれてしまえば、私達の優位性は失われてしまう…。だからあなたはあの場にノイズを召喚し、会議の場を踏み躙ってみせた。」

 

「フッ…嫌だなぁ…悪辣な米国の連中からあなたを守ってみせたというのにっ!」

 

「…このソロモンの杖で。」

 

ソロモンの杖を突きつけるウェルに身構える調と切歌。その前にマリアが両手を前に立ち塞がる。

 

「マリア…?」

 

「どうしてデスか…!」

 

「フハハハッ…!そうでなくっちゃ!」

 

マリアの行動に笑い出すウェル。

 

「偽りの気持ちでは世界を守れない…セレナの想いを継ぐことなんて出来やしない…。」

 

「……!」

 

「全ては力…。力をもって貫かなければ、正義を成す事などできやしない。世界を変えていけるのはドクターのやり方だけ…ならば私はドクターに賛同する!」

 

マリアはウェルの考えに乗った。迷いを捨て、世界を変えるために。

 

「……。」

 

言葉を失う調と切歌。

 

「クッ……フフフフフ……。」

 

ウェルが再び笑う。

 

「そんなの嫌だよ…。だってそれじゃあ…力で弱い人達を抑え込むってことだよ。」

    

調はウェルのやり方に反対だった。それは弱い人間達を力でねじ伏せ、切り捨てるという事だ。

 

「分かりました…。」

 

「…っ?」

 

「それが偽りのフィーネではなく、マリア・カデンツァヴナ・イヴの選択なのですね…。」

 

マリアはナスターシャを見つめる。すると、ナスターシャが咳き込む。

 

「ゲホッ…!ゲホッ…!」

 

「ぁっ…!

 

「大丈夫デスか?」

 

慌ててナスターシャに駆け寄る調と切歌。

 

「っ……!」

 

「後のことは僕に任せてナスターシャはゆっくり静養して下さい。さて、計画の軌道修正に忙しくなりそうだ。来客の対応もありますからね。」

 

そう言うとウェルは部屋を後にした。そしてとある部屋…檻に閉じ込められた未来の姿が。

 

 

「響…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、二課仮設本部。

 

「これは…?」

 

「スカイタワーから少し離れた地点より回収された未来君の通信機だ。」

 

弦十郎は響に未来に渡した通信機を見せた。

 

発信記録を追跡した結果、破損されるまでの数分間、ほぼ一定の速度で移動していたことが判明した。」

 

「え…?」

 

弦十郎の言葉に響は反応する。

 

「未来くんは死んじゃいない。何者かに拉致されたと見るのが妥当なとこだが――」

 

「師匠…それってつまり…!」

 

響が弦十郎に問う。

 

「こんなところで呆けてる場合じゃないってことだろうよ!さて!気分転換に身体でも動かすか!」

 

弦十郎は響の頭に手を乗せる。

 

「はいッ!!」

 

響は元気を取り戻した。未来は、生きている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やはり小日向未来は生きていたか。だがこれで安心だ。」

 

その様子をシャボン玉を通して見ていた隼人は未来が生きている事に安心した。そうと分かれば後は拉致した連中を居場所を見つけて斬るだけ。

 

「後は奴等の居場所だ。何処にいる…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、マリアは亡きセレナの形見のひび割れたペンダントを見つめ歌を口ずさんでいた。ふと檻の中の未来が目に入る。

 

「どうしたの?」

 

「いえ…ありがとうございました…。」

 

実はあの時、未来はマリアに助けられて、スカイタワーを脱出していたのだ。その時マリアは亡きセレナと未来が重なって見えたのだ。

 

「死にたくなければ来い!」

 

マリアの声に未来はついて行った。

 

 

 

 

「どうして私を助けてくれたのですか?」

 

「さぁ…逆巻く炎にセレナを思いだしたからかもね…。」

 

「セレナ?」

 

「マリアの死んだ妹ですよ。」

 

2人の元へウェルがやってくる。

 

「ドクター…。」

 

マリアとウェルを見つめる未来。

 

「この子を助けたのは私だけれど、ここまで連行する事を指示したのはあなたよ。いったい何のために?」

 

「もちろん、今後の計画遂行の一環ですよ。」

 

檻の中の未来に近づくウェル。

 

「そんなに警戒しないで下さい。少しお話でもしませんか?きっとあなたの力になってあげられますよ。ふふ…。」

 

ウェルは警戒する未来ににこやかな笑顔を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

(マリアがもうフィーネでないのなら、アタシ達は何の為に…。) 

 

切歌は洗濯物を取り込みながら、ウェルに言われた事を思い出していた。

 

「マリア…どうしちゃったんだろう…。」

 

「え?」

 

調の言葉に反応する切歌。

 

「…私はマリアだからお手伝いがしたかった…。フィーネだからじゃないよ。」

 

「う、うん…そうデスとも…。」

 

「身寄りが無くて泣いてばかりの私たちに優しくしてくれたマリア…。弱い人たちの味方だったマリア…なのに……」

 

『力をもって貫かなければ、正義を成す事など出来やしない!』  

 

あのマリアの言葉が、表情が忘れられない。どうして。優しいマリアが力で弱い人達を切り捨てようとするなんて。

 

「…調は怖くないデスか? マリアがフィーネでなくても、このままだとマリアがマリアで無くなってしまうかもしれないんデスよ…。」

 

「よく……分からないよ…」

 

「…それだけ?」

 

表情を曇らせる調。

 

「どうしたの?」

 

「--っ!」

 

調の顔を見るなり、切歌はその場から走り去って行った。

 

「切ちゃん!」     

 

 

 

その夜、響はベッドの中で未来を助ける為に備えていた。

 

(もう少し…もう少しだけ待って…未来……っ!?)

 

その時、胸が突然疼いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、飛行機にて寝ているナスターシャの代わりに操縦するマリアに調と切歌がナスターシャの具合を聞いていた。

 

「マムの具合はどうなのデスか?」

 

「少し安静にする必要があるわ…。疲労に加えて病状も進行しているみたい…。」

 

「そんな…。」

 

マリアの言葉に表情を暗くする2人。

 

「つまり、のんびり構えていられないということですよ!月が落下する前に人類は新天地にてひとつに結集しなければならない!その旗振りこそが、僕たちに課せられた使命なのですから!」

 

「……。」

 

突如、アラームが操縦室に鳴り響く。モニターに映し出されたのは一隻の艦艇。

 

「これは…?」

 

「米国の哨戒艦艇デスか!?」

 

「こうなるのも予想の範疇…。せいぜい連中を派手に葬って世間の目をこちらにむけさせるのはどうでしょう?」

 

「そんなのは弱者を生みだす強者のやり方…。」

 

「世界に私達の主張を届けるためには格好のデモンストレーションかもしれないわね。」

 

マリアはウェルの提案に賛成する様に言った。

 

「!」

 

「マリア…「私は…私達はフィーネ…。弱者を支配する強者のする強者の世界構造を終わらせるモノ…。その道を行くことを恐れはしない!」」

 

 

 

 

その頃、気分転換に海に来ていた隼人がガトライクフォンでノイズを検知。場所は、日本海だ。

 

「海だと…? ここからならそう遠くない!」

 

隼人は誰もいない事を確認して闇黒剣月闇を取り出す。

 

【ジャアクドラゴン!】

 

【ジャアクリード!】

 

「変身。」

 

【闇黒剣月闇!】

 

【Get go under conquer than get keen.(月光!暗黒!斬撃!) ジャアクドラゴン!】

 

【月闇翻訳!光を奪いし、漆黒の剣が冷酷無情に暗黒竜を支配する!】

 

紫のオーラと斬撃波と共に隼人はカリバーに変身。

 

【ストームイーグル!】

 

【ジャアクリード!ジャアクイーグル!】

 

ストームイーグルの力で空を飛行し、反応のポイントへ急いだ。

 

 

 

「ノイズのパターンを検知!」

 

「米国所属艦艇より応援の要請!」

 

その頃二課でもノイズの出現を検知し、米国艦艇から応援要請を受けていた。モニターには一隻の艦艇が映し出される。

 

「…っ!」

 

「この海域から遠くない!急行するぞ!」

 

「応援の準備にあたります!」

  

翼は駆け出し司令室を飛び出した。

 

「翼さん!わ、私も…!」

 

翼に続いて響も行こうとしたがクリスに止められる。

 

「死ぬ気かお前!」

 

響の制服のネクタイを掴むクリス。

 

「えぇ……」

 

「ここにいろって!――…な? お前はここからいなくなっちゃいけないんだからよ……。」 

 

クリスは険しい顔から悲しい表情をする。

 

「ん……。」 

 

「頼んだからな…。」

 

響のネクタイを締め直し、司令室を後にするクリス。

 

 

その頃、米国艦艇では兵士達が抵抗虚しく次々にノイズの餌食となっていく。その様子が飛行機のモニターに映し出されるのを見てマリアは唇を噛み締め、血が滲む。

 

 

「こんな事がマリアの望んでいる事なの?弱い人達を守る為に本当に必要な事なの?」

 

「くっ……。」

 

調の言葉に表情を険しくするマリア。

 

「調?」

 

突然調は飛行機のドアを開ける。

 

「何やってるデスか!?」

 

「マリアが苦しんでいるのなら…私が助けてあげるんだ。」

 

そう言うと調はは飛行機から飛び降りた。

 

「調ッ!」

 

 

その頃、カリバーは飛行中、遠くに米国艦艇が見えたのを確認した。

 

「あそこか…!」

 

「Various shul shagana tron」

 

「この歌は…?」

 

聖詠と共に遠くにピンク色の閃光をカリバーは目にした。調がギアを纏ったのだ。

 

「調っ…!」

 

切歌も向かおうとすると、ウェルが引き止める。

 

「連れ戻したいのなら、いい方法がありますよ。」

 

調は甲板のノイズ目掛けてα式 百輪廻を放つ。放たれた丸鋸をくらったノイズは粉微塵となる。そして着地と共に足のギアを展開。ローラースケートの様に滑りながら巨大な2枚の丸鋸を展開し、回転しながらノイズを斬り裂く。ブドウ型ノイズの爆弾を避けながら丸鋸で粉々に斬り裂くと、ヘッドギアへ収納した。その背後から人型ノイズが現れるが、背後から切歌が鎌を投げつけて倒した。

 

 

「切ちゃん! ありが…」

 

切歌は調の首に何かを打ち込んだ。

 

「何を…?」

 

 

 

 

 

切歌はある物をウェルに渡されていた。

 

 

「LiNKER?」 

 

「いいえ、これはAnti LiNKER。適合係数を引き下げる為に用います。その効果は折り紙つきですよ。」

 

そう。調を戦わせない為に切歌はウェルに渡されたAnti LiNKERを打ち込んだのである。そして調の足のギアが強制的に収納される。

 

「ギアが…馴染まない…?」

 

「……!」

 

「アタシ、アタシは戦いの中で死んじゃうかもしれないデス…。そうなる前に何か残さなきゃ…。調に忘れられちゃうデス…。」

 

「切ちゃん…?」

 

「例えアタシが消えたとしても、世界が残れば…アタシと調の想い出は残るデス。だからアタシは、ドクターのやり方で世界を守るデス。もう…そうするしあぁ!?」

 

「切ちゃん!?」

 

「さて、今度こそ貴様等を斬らせてもらおう。」

 

切歌の背中に斬撃波が命中する。到着したカリバーだ。そして海中から飛び出る謎のカプセル。中から翼とクリスが飛び出し、甲板に着地する。クリスは調を捕まえ、カリバーと翼は切歌に斬りかかる。

 

「邪魔するなデス!」

 

切歌も負けじと鎌を手に取り応戦する。翼が斬りかかり、切歌が翼の攻撃を防ぐとカリバーが隙を突いて斬りつける。切歌がカリバーに注意を晒すと今度は翼が斬りかかる。

 

「切ちゃん!」

 

「おい!ウェルの野郎はここにいないのか!?」

 

拘束した調にウェルが何処にいるか聞くクリス。

 

「ソロモンの杖を使う奴は何処にいる!?」

 

調を締め上げるクリス。そしてカリバーと翼に挟み撃ちにされ、首と背中に剣先を突きつけられる切歌。

 

「カリバーさん! 翼さん!」

 

指令室で見ていた響が声を上げる。

 

「切歌!」

 

 

「ならば傾いた天秤を元に戻すとしましょうよ。」

 

そこへウェルが動き出す。

 

「…!」

 

「出来るだけドラマティックに、出来るだけロマンティックに…。」

 

ウェルは操縦室のコンピュータを操作した。

 

「…まさか!あれを!?」

 

マリアはウェルがしようとしている事が分かった。それは…

 

「Rei shen shou jing rei zizzl」

 

「この声…この歌は…!?」

 

響き渡る聖詠にカリバーが声を上げると直後に白い閃光が放たれ、甲板の先に何者かが勢いよく着地した。そして甲板にいる5人と指令室の2人、そしてマリアは驚愕する。煙が晴れ、見えたその人物。

 

 

「あの子は…!?」

 

翼が声を上げるその人物は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「小日向…未来…!?」

 

カリバーが驚きの声を上げる。

 

紫を基調としたシンフォギアを纏う未来だったのだ。

 

「未来…!」

 

 

響は呆然としていた。




いかがだったでしょうか?とりあえず第2章まで書き上げたいと思います。カリバーが新たな姿で復活したら第3章に出す予定ですが、復活するのかなぁ…。次回はいよいよ響と未来がぶつかりますがカリバーは介入させない方が良いのか迷ってます。


今回はここまでです。感想お待ちしています。
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