神の力を具現化し、バラルの呪詛を解くというパヴァリア光明結社。
そんな中隼人は闇黒剣月闇の力で最悪な未来を何度も体験。装者達は抜剣を封殺されたまま。
しかし、エルフナインが、響の体内から出た鉱石についての資料を見つける。これが後に、逆境を覆す鍵となる。
その夜。都内某所のホテルのバスルームにアダム達がいた。アダムはジャグジーバスに浸かりながらワインを優雅に飲んでいる。
「確かに言ったはずだよ。僕は。カリバーの持つ剣と本の確保、シンフォギアの破壊をね。」
「…申し訳ありません。」
「…前はいい所で邪魔したくせに。」
「…いけすかないワケダ。」
アダムの指摘に不満に思いながらも、あの時はカリバーに追い詰められ、危険な状態と判断した上での撤退だった。
「聞こえているわよ、三級錬金術師共ッ!アダムの悪口なんて許さないんだからッ!」
ジャグジーバスに両足を浸かせながらアダムを悪く言ったサンジェルマン達を非難するティキ。本当にアダムの事が好きな様だ。
「アスペクトはついに示された。ティキが描いたホロスコープにね。」
ワインを飲み干したアダムはジャグジーバスから出る。
「ならば、祭壇設置の儀式を。」
「えへへへへッ!」
「この手で掴もうか。神の力を。」
アダムはティキを抱え、ジャグジーバスの中で高い高いをしている。されているティキは笑顔を浮かべ、非常に嬉しそう。
「いや〜ん、ティキ、飛んでっちゃうッ!」
「完全世界の実現の為に。」
そんなアダムとティキを見てサンジェルマンは呟く。アダムはティキを抱えたままジャグジーバスから出てその場を後にした。
「嫌味な奴。あんなのが結社を統べる局長ってんだから、やりきれないね。」
「そうだね。だけど、私達がついていくのは、あいつでも結社でもないワケダ。」
2人はアダムに不満がある様だ。そしてサンジェルマンを見つめる。そう。私達がついていくのはサンジェルマンだ。それは揺るがない決意。
「2人とも…」
「これ以上、アダムにデカい顔させない為にも、本気出さなくちゃね?」
「しかし、私は祭壇設置の儀式に取り掛からなければならないわ。」
「だったらカリバーの剣と本の確保とは、こちらに任せて欲しいワケダ。」
その頃、電気も消えた暗い部屋で隼人はベッドに座り、顔を俯かせていた。闇黒剣月闇の力で自分が見た最悪の未来の啓示。
これが闇の剣士カリバーの宿命。絶対に逃れられない。おまけにプリミティブドラゴンに乗っ取られて本能のままに破滅を求めてしまう。
かつての富加宮隼人を初めとした歴代の使い手も自分と同じ様な目にあったのだろうか。だとすれば、どうやって乗り越えてきたのだろう。
そう考えるが、隼人の精神は擦り切れ、そんな事も考えられなくなっていた。
誰とも繋がらない事が、今の自分が考えられる最悪な未来を回避する唯一の方法。しかし、そうすれば暴走した時に誰も止めてくれる者がいない。
だが何故あの時響が暴走を止められたのか。謎は深まるばかりだった。
「それでも…俺は手を繋げない…」
翌朝、エルフナインのラボに弦十郎達や装者達が集合。響の胸から出た鉱石の資料が出されていた。
「これは?」
「以前、ガングニールと融合し、いわば生体核融合炉と化していた響さんより錬成されたガーベッジです。」
「あーッ!あの時のかさぶた!?」
響もかつてフロンティア事変でこれが出てきたのを思い出す。かつて融合症例として扱われた響の胸から出た物。これが何を意味するのか。
「…とはいえ、あの物質にさしたる力は無かったと聞いていたが…」
「世界を1つの大きな命に見立てて作られた賢者の石に対して、このガーベッジは、響さんという1人の小さな命より生み出されています。つまりその成り立ちは正反対と言えます。」
つまり賢者の石とこのガーベッジは、相反する物という事だ。
「今回立案するシンフォギア強化計画では、ガーベッジが備える真逆の特性をぶつける事で賢者の石の力を相殺する狙いがあります。」
「つまりは対消滅バリアコーティングッ!」
藤尭が思い付いた様に何を意味していたのか言う。つまりイグナイトの力を剥がす賢者の石の力をこれで防ぐという物だ。
「そうです。錬金思想の基本であるマクロコスモスとミクロコスモスの照応によって導き出された解答ですッ!」
「誰か、解説して欲しいけれど…」
「その解説すら分からない気がするデス…」
これが逆境を覆す突破口。響が生み出したこのガーベッジが希望となるのだ。しかし、調と切歌はどういう意味なのか理解するのは難しい様だ。すると、クリスが口を開く。
「その物質、何処ぞのバカの中から出たってんだから、差し詰め愚者の石って所だな?」
クリスはこのガーベッジに愚者の石と命名した。ちなみに愚者=バカ…すなわち響の事である。
「愚者とは酷いよクリスちゃん…」
苦笑いを浮かべる響。
「うむ、なるほど。賢者の石に対抗する、愚者の石…」
「うわ、まさかの師匠までッ!?」
弦十郎はさっそく愚者の石と呼び始める。これには響も驚きだ。切歌は口を押さえて吹き出すのを必死に耐えている。
「それで、その石は何処に?」
対抗策が見つかったのはいい。だが問題はそれがどこにあるのかだ。
「一通りの調査を終えた後、無用不要なサンプルとして深淵の竜宮に保管されていたのですが…」
友里の声を聞いて、クリスが思い詰めた表情を浮かべる。そう。深淵の竜宮は魔法少女事変にてクリスが放ったミサイルによって壊滅しているのだ。
そして一行は深淵の竜宮跡地…ヘリポートとクレーンが設置されている海上の人工島まで来ていた。
「愚者の石の回収は、まさに泥の中から1粒の砂金をさらう作業だ。長丁場になるが、頼んだぞ。」
「了解。」
海底では潜水艇が捜索にあたり、地上のラボのパソコンからクリス、調、切歌が見ている。
「あちゃー…」
「思ってた以上に…」
「ぺちゃんこデスよ…」
調と切歌が見るも無残な海底で瓦礫の山と化した深淵の竜宮を見る中、クリスは考え事をしていた。
(あの時も…)
魔法少女事変でレイア諸共深淵の竜宮をミサイルで吹き飛ばした事…
(バルベルデの時も…)
ステファンの危機に咄嗟の判断で足を切断し、カリバーが足を再生して自分の為に憎まれ役を買わせてしまった事…
(今思えば、もう少し冴えたやり方があったのかもな…)
自分のして来た事を振り返るクリス。しかし、悔やんだって過去は戻らない。だからこそ、今やるべき事をやるのだ。
その頃、小型潜水艇に乗り込んでいる響、翼、マリアはバキュームを使用して海底の砂を吸引していた。
地上では敷かれたブルーシートに砂が敷かれ、クリスを始め多くの作業員がまだ愚者の石をタブレット片手に探知機で探している。
「こんなんで本当に見つかるんだろうな?」
その時、作業員の悲鳴と共にアルカ・ノイズが襲来。作業員に牙を剥く。
「アルカ・ノイズの反応を検知!」
「反応座標、絞り込みますッ!敵は…ッ!? 我々のほぼ直上ですッ!」
「まさか、こちらの動きに合わせて!?」
相手に思わぬ不意打ちをくらってしまったのだ。しかし…
「Killter Ichaival tron」
「Various shul shagana torn」
「Zeios igalima raizen tron」
海上に3人の聖詠が響き渡り、ギアを纏う。挨拶代わりに調がα式 百輪廻でアルカ・ノイズを一掃。勢いに乗ってクリスと切歌も殲滅する。
「大丈夫デスッ!落ち着いて避難を─」
逃げ惑う作業員に切歌が呼びかける。すると…
「大丈夫なんて簡単に言ってくれるじゃないッ!このお気楽系女子ッ!」
「誰がお気楽系デスとッ!?」
「決まってるでしょう!」
カリオストロが襲来、切歌をお気楽系と小馬鹿にすると、光線を放つ。切歌は避けるも、それが作業員を貫き消滅させてしまう。
「あらら、誰のせいかしらぁああッ!?」
突然、カリオストロを横から蹴り飛ばす者が現れる。現れたのは、ジャオウドラゴンになったカリバーだ。
「会いたかったわよカリバー!今日こそあなたの剣と本を頂いちゃうんだから!」
「寝言は闇の中で言え…!!」
カリバーは闇黒剣月闇を納刀し、無銘剣虚無を手にカリオストロに斬りかかる。同時に切歌も向かおうとすると、光線を放たれ吹き飛ばされてしまう。
吹き飛ばされた切歌をクリスが受け止めようとするが、受け止められずに吹き飛ばされる。
「切ちゃん!クリあぁッ!?」
直後に調に巨大な剣玉の球が直撃する。プレラーティもやって来たのだ。
「ダインスレイフを抜剣出来ないシンフォギアなど、チョロ過ぎるワケダ。」
「ここでぶち壊されちゃいなさい。そしてカリバーの剣と本をゲットしちゃう!」
「連中の狙いは闇黒剣月闇と無銘剣虚無にライドブックとシンフォギアの破壊…!?」
「愚者の石ではないのデスか…!?」
カリオストロの発言にクリスと切歌が疑問を抱く。彼女らなら愚者の石を狙うはず。
それがカリバーの持つ闇黒剣月闇と無銘剣虚無にワンダーライドブックとシンフォギアの破壊とは。どういう事なのか。
「だったら派手に行くぜ!」
クリスはお構いなしにMEGA DETH PARTYを放つ。
「水上施設が攻撃を受けている!」
「何だと!?」
「すぐ浮上しますッ!」
その様子は作業中の響達にも伝わっている。こうしちゃいられない。すぐに3人に加勢しなければ。しかし、思わぬ命令が下される。
「そのまま作業を続けて下さい!」
加勢するのではなく、作業続行だ。
「奴等は愚者の石の事は知らない様だ。回収作業の事が知られれば、邪魔されかねない!」
「でも、賢者の石の力が相手では…!」
幸いにもカリオストロ達は愚者の石の事はまだ知らない。もしこれが知られれば元も子もない。だが、現状対抗手段が無い。すると、緒川が口を開く。
「ユニゾンです。切歌さんと調さんの歌を重ねれば…」
「抜剣せずとも対抗出来る!」
現状カリバー以外で対抗する手段はそれだけだ。
地上では押されている調からプレラーティを引き剥がす為カリバーが無銘剣虚無で斬りかかっている。カリバーがエターナルフェニックスを取り出すと…
「うッ…!? まただ…!!何度も何度も…!」
闇黒剣月闇の未来予知が発動。
今の彼には「プレラーティによってシュルシャガナとイガリマが破壊され、調と切歌が命を落とす」という最悪な未来が啓示された。
「やめろ…やめろ…!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
頭痛と共に頭を抱え始め、絶叫するカリバー。死なせたくない。失いたくない。哀しみが流れ出す。そして哀しみは原初の竜を呼び覚ます。
「まさか…!」
調にはこの後起こる事が見えた。そのまさかだ。
「隙ありなワケダ!」
プレラーティが剣玉の球をカリバーに向けて放つ。
しかし、そこからプリミティブドラゴンがボイドタロンで球を弾き飛ばし、ジャアクドラゴンではなくエターナルフェニックスを掴み、セットする。
【エターナルフェニックス!】
【ゲット!】
カリバーが闇黒剣月闇を抜刀してプリミティブドラゴンをスキャンし、邪剣カリバードライバーにセット。
【ジャアクリード!】
【闇黒剣月闇!】
【プリミティブドラゴン!】
プリミティブドラゴンの腕と闇のオーラが身体を包み込み、カリバーはプリミティブドラゴンエターナルフェニックスに変わった。左肩にはエターナルフェニックスの表紙の絵が。
「グォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!」
雄叫びを上げて無銘剣虚無を右手に、闇黒剣月闇を左手に持ちプレラーティに飛びかかり、斬撃を浴びせる。まるで調を助けるかの様に。
「暴走を止めれるバカは今は海の底…このままじゃ…!」
「拉致が開かないわよ!」
カリオストロが攻撃を仕掛ける。暴走を止められる響は今は回収作業中だ。このままだと自分もやられてしまう。しかし、目の前の敵に対抗するにはユニゾンが必要。ならば…
「だったら拉致をこじ開ける!」
クリスはアームドギアをガトリングに変形させ撃ちまくる。
カリオストロは水のバリアを張って防ぐが、クリスは叫びながら走って撃って来るではないか。
そして水のバリアが剥がされるカリオストロの顔にガトリングが突きつけられ、大型の弓矢に変形させる。
(ベーゼ可能なゼロレンジッ!だけど、あーしの唇は安くないッ!)
その時、クリスの後ろから切歌が飛び出す。
「!? どっきんハァァーットッ!?」
そしてカリバーに押されながらも隙を見てボロボロの調に接近するプレラーティに攻撃を仕掛け、カリバーをワイヤーで雁字搦めにして拘束する。
「さぁーて、いっちょやらかすデスよ!」
「切ちゃん!」
調に手を差し伸べる切歌。その手を取る調。
そして2人は走り出し、鎌と剣玉の打ち合いになる。そこへ災輪・TぃN渦ぁBェルを繰り出し、そこへ調がヨーヨーで追撃。
2つのヨーヨーが1つとなり巨大ヨーヨーに変化。プレラーティが打ち返すも、そこへ切歌が切・呪りeッTぉを繰り出す。
「調ちゃんと切歌ちゃんのフォニックゲイン、飛躍しています!」
「この出力でならッ!」
更に調が非常Σ式 禁月輪でプレラーティに攻撃の隙を与えない。
「くぅぅ…うだつの上がらない詐欺師まがいだった私達に、完全な肉体と真の叡智、そして理想を授けてくれたのはサンジェルマンなワケダ…だから、彼女の為に負けられないワケダッ!」
実はカリオストロとプレラーティは元は男性。サンジェルマンの錬金術によって女性へと生まれ変わっているのだ。
「プレラーティ!」
「グガァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!」
そこへカリバーが切歌のワイヤーを力ずくで引きちぎり、カリオストロに襲いかかると、無銘剣虚無で何度も斬りつけ、殴りつける。
「楽しい事気持ちいい事だけでは…理想にはたどり着けないワケダッ!」
プレラーティの言葉を無視して調と切歌の歌声が1つになる時、もう止められない。
調のヨーヨーと切歌の鎌が合体、巨大な車輪状となり、禁合β式・Zあ破刃惨無uうNNが放たれようとする。
「理想の為に!」
調と切歌が突撃し、プレラーティも負けじと剣玉の球を放つ。
カリオストロを執拗に痛めつけていたカリバーが哀しみの雄叫びを上げながらプリミティブドラゴンのページを無銘剣虚無で2回押した。
「グァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
【グラップ必殺読破!】
【クラッシュ必殺撃!】
カリオストロ向けて闇に染まったエターナルフェニックスが放たれ、襲いかかり、爆発する。
「ああぁぁぁぁぁぁッ!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁッ!」
爆発と共に地面を転がるカリオストロ。同じ頃、プレラーティも調と切歌の一撃を受けて海に落下し、爆発して光が空へ伸びた。
「今日はここまでにしてあげるわ…!」
そう言うとカリオストロはその場から引き上げていった。獲物がいなくなったカリバーはクリスを見つけると唸り声を上げて1歩、また1歩と迫る。
そこへ切歌がワイヤーで再びカリバーを拘束し、ボイドタロンが出る前に調がヨーヨーで邪剣カリバードライバーからプリミティブドラゴンを切り離した。
「グォォォォォ…!グゥゥゥゥ…!!」
プリミティブドラゴンとエターナルフェニックスは地面に転がり、カリバーの変身も解け、隼人は息を荒げながら膝を付いた。
【グッバイ!】
「ベルトから引き離せば変身は解けるみたいだな…」
「大丈夫デスか?」
「また暴走していたけど…」
クリス達が駆け寄ると、隼人は疲労した表情を浮かべながら調を見る。
「俺が見た未来と違う…」
「えっ…?」
隼人がそう呟くと闇黒剣月闇と無銘剣虚無を支えに立ち上がると、エターナルフェニックスを拾い上げ、プリミティブドラゴンも拾おうとすると、クリスが先に拾い上げる。
「これはあたし達が預かる!また暴走するかもしれねぇんだぞ!」
しかし、隼人は何かを知っているかの様な素振りを見せて何も言わずにそのまま姿を消した。
何言ってんだあいつと思いながらクリスがプリミティブドラゴンを見つめると、突然プリミティブドラゴンが光り出し、割れる様に消えた。
「なっ…!」
「消えた!?」
「何処に行ったデスか!?」
そして夕暮れ。調と切歌はお互いの手を繋いで見つめていた。
「重ね合ったこの手は…」
「絶対に離さないデス…!」
「そういう事は家でやれ…」
そんな2人にクリスは呆れながらも見守っていた。
「やってくれましたね。」
「あぁ。今日の所はな。だが、本当の戦いはこれからだ。」
「えぇ。」
指令室では弦十郎と緒川がこれから激化するであろう戦いに気を引き締める様に言った。
その夜、ホテルにてプールに浮かべているティキの目からは光が放たれており、そこにはワインを飲むアダムとサンジェルマンの姿が。
「順調にいっている様だね。祭壇設置の儀式は。」
「はい。ですが、中枢制御の大祭壇設置に必要な生体エネルギーが不足しています…」
サンジェルマンの報告にアダムが恐ろしい提案を立案する。
「じゃあ…生贄を使えばいいんじゃないかな?」
「ッ!?」
「あの2人のどちらかを。十分に足りるはずさ。祭壇設置の不足分だってね。完全な肉体より錬成させる生体エネルギーならば…」
「局長…あなたは、どこまで人でなしなのか…」
「選択してもらおうか。君の正義を。」
天井に星座の早見表が映し出される中、アダムの邪悪な野望が動き出そうとしていた。
「どういう事だ…」
暗い部屋の中、隼人は自分が見た未来と違う未来になっている事に疑問を持っていた。
闇黒剣月闇が見せたのは「プレラーティにシュルシャガナとイガリマが破壊され、調と切歌が命を落とす」というもの。
しかし、プレラーティは暴走している間に撃破され調と切歌は生きている。一体何故なのか。でも…
「それでも…未来は変わらない………っ!?」
そう呟いたその時、再び闇黒剣月闇が光りだし、未来予知が発動する。机には消えたはずのプリミティブドラゴンも同調して光り出す。
そして見せる自分が世界を滅ぼしてしまう未来。何度も。何度も見せられる。
「やめろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!」
隼人の絶叫が夜のワンダーワールドに響き渡った。
いかがだったでしょうか。さて、最後に隼人が見た未来と違った未来になりました。そしてクリス達が響と手を繋ぐ以外に暴走を止める手段を見つけましたね。後プリミティブドラゴンにエターナルフェニックスを入れる所は読者の方のアイデアを取り入れてみました。
ここから彼は更に未来の啓示に苦しめられていきます。その様子を是非楽しんで下さい。
余談ですが、この小説のワンダーワールドは昼夜がある事にしています。
今回はここまでです。感想お待ちしています。