【完結】月闇絶唱シンフォギア   作:ネガ

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アニメパートも残すところ今回を入れてあと2話となりました。
勤務時間の影響で執筆スピードが落ちるかもしれません。
クロスセイバーの変身音が完全に歌ですね。
もしこの主人公がセイバーだったら音声が装者バージョンになってたかもしれません。
それとも響の力で神獣鏡を含めた7つのシンフォギアの力を秘めた聖剣が生まれる所を妄想してました。


第70話 目覚めし、破壊神。

神の力を独占しようとするアダムはまさかの人形。ディバインウェポンとなったティキの蹂躙で窮地に追い込まれるも、土壇場で響の纏うガングニールに神殺しの力が宿っている事が判明。

カリバーとサンジェルマンとの協力もあり、器であるティキを破壊した。

しかし、神の力は響に流れ込みやがて巨大な蛹の様な姿へと変貌した……。

 

 

 

 

 

「台無しだ……僕の千年計画が……それでも、神の力をこの手にッ!」

 

そう言うとアダムは姿を消した。

残されたカリバーとサンジェルマンは巨大な蛹と化した響を見つめる。

 

(神の力が立花響に一体何をさせたというんだ…)

 

(立花響……お前は一体……?)

 

下手に刺激すればどうなるのかは目に見える。ただ静観するしか無かった。

一体響の身に何が起きたというのだろうか? その答えは心臓の鼓動を響かせ赤い光を妖しく放つ巨大な蛹だけが知っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、48時間後…

 

響の誕生日会の準備をした部屋に置かれたカレンダーには、9月13日には印が付けられていた。

そう。今日がその日。9月13日だ。

蛹が出来ている場所には立入禁止のテープが張り巡らされ、マリア、調、切歌が蛹を見上げている。

そして彼女達から離れて隼人もビルの屋上で見つめている。

すぐに対処出来る様に来ているのだ。

 

『立花響が、神の力と称されるエネルギーに取り込まれてから、48時間が超過……国連での協議は最終段階……間もなく、日本への武力介入が決議される見込みだ。そうなるとお前達S.O.N.G.は国連指示の下先陣を切らなければならないだろう…』

 

通信で指令室の弦十郎達に言っているのは八紘だ。

 

「やはりそうなってしまうか…」

 

今やこの状況、世界各国でも緊急事態となり、武力投入されるのも時間の問題となっている。

 

『さらに状況が状況である為、事態の収拾に反応兵器の使用も考えられる。』

 

「反応兵器ッ!? だが、あの中には響君がッ!」

 

『無論、そんな暴挙を許すつもりは無い。だが、世界規模の災害に発展しかねない異常事態に、米国政府の鼻息は荒い……』

 

「──ッ、消し飛ばされた軍事衛星が、口実を与えてしまったのか…ッ!」

 

ティキが放った一撃で軍事衛星が破壊された事によりアメリカは神の力が入った立花響を危険視しているという事だ。

 

『引き続き、局面打開に尽力して欲しい。それがこちらの交渉カードになりうるのだ。』

 

「分かった。すまない兄貴。」

 

弦十郎と八紘は会話を終えると通信を切った。

 

「国連決議による武力介入…ほんの数週間前のバルベルデと同じ状況に、今度は我々がなってしまうなんて…」

 

日本のS.O.N.G.がアルカ・ノイズを軍事利用しているバルベルデ共和国に武力介入したが、皮肉にも今度はされる側だ。

 

「あの蛹状の物体内部に、響さんの生体反応を確認しています。恐らくは、神殺しの力が融合を食い止めていると思われますが…それもいつまで持つか…」

 

「時間が稼げているうちに対策をッ!」

 

「あぁ。その為の彼女達だ…」

 

「彼女…達?」

 

弦十郎の言う彼女達とは。そこへ誰かが指令室に入ってくる。

 

「響があの中にいるんですね? 響は無事なんですか…?」

 

入ってきたのは、未来だ。

 

「勿論だ。その為に君を呼んでいる…マリア君達に繋いでくれ。」

 

「はい。」

 

弦十郎に言われて友里はマリア達に通信を繋いだ

 

『こちらの準備は出来ているわ。』

 

「どうやったら、響を助けられるんですか?」

 

「これを使います。」

 

エルフナインは、紫色の液体が充填されたピストル型注射器を取り出した。

 

『LiNKER…違う、あれは…』

 

LiNKER似ている液体。フロンティア事変にて調は投与された事がある為それを知ってきた。

 

『Anti_LiNKERデス。』

 

そう。Anti_LiNKERだ。それを調に投与した事がある切歌も知っている。

 

「LiNKERとAnti_LiNKERは表裏一体。LiNKERを完成させた今、Anti_LiNKERもまた生成可能です。」

 

『でも……適合係数を引き下げるAnti_LiNKERを使ってどうやって……?』

 

果たしてエルフナインが考案した響を助ける方法とは?

 

「ヨナルデパズトーリとディバインウェポン…どちらも依り代にエネルギーを纏って固着させたもの……まるで、シンフォギアと同じメカニズムだと思いませんか?」

 

「ッ!?」

 

エルフナインの言葉に一同がハッとする。

 

「響君を取り込んだエネルギーと、ギアを形成する聖遺物のエネルギーの性質が近いものだとするならば…」

 

「Anti_LiNKERで、ぽんぽんすーにひん剥けるかもしれないんだなッ!」

 

Anti_LiNKERで適合係数を低下させてシンフォギアを解除させるシステムを応用して、響からエネルギーを引き剥がすという事だ。

 

「はい、その為に…」

 

エルフナインの手には5つのコンバータユニットが。

 

「コンバータユニット…それではッ!」

 

「反動汚染の除去は完了。いつでも作戦に導入可能です。」

 

満を辞して遂にギアが翼達の元へ戻ってきた。

 

「あの…私にも出来る事があれば…」

 

すると、未来が口を開いた。

親友を助ける為に、自分にもやるべき事があるかもしれない。

 

「君はこの作戦のエースインザホール……切り札だッ!」

 

「私が……?」

 

弦十郎の発言に驚く未来。

自分が切り札とは一体どういう事なのか。しかしそれはリスクのある方法だった。

 

「危険を承知でお願いします…」

 

「…分かりました。」

 

「そしてもう1人…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、本部の内部ではサンジェルマンが4人の黒服の男性達に拳銃を向けられていた。

 

「協力者に失礼だッ!銃を下げろッ!」

 

「ですが、しかし…」

 

目の前にいるのは敵対した錬金術師。黒服達もかなり警戒している。サンジェルマンもそれを承知でここにいる。

 

「何かあったとしても、俺が動きづらくなるだけだ。」

 

弦十郎に言われ黒服達は銃を下ろした。

 

「情報は役に立ったかしら?」

 

「賢者の石に関する技術無くして、この短期間に汚染の除去は出来ませんでした。ありがとうございます。」

 

サンジェルマンに礼を言うエルフナイン。

実は、サンジェルマンが賢者の石に関する技術を提供し、ギアの反動汚染を除去を手助けしていたのだ。

 

「……何よりだわ。」

 

「それで、我々への協力についてだが…」

 

「それでも、手は取り合えない…」

 

「……。」

 

しかし、サンジェルマンは手は取り合えないと言う。

 

「それより気になるのは、カリバーの言った事が本当になった事だ。何故立花響が神の力に取り込まれる事を口にしたのか。まるで予知したかの様に…」

 

(闇黒剣月闇の力か…上條は立花が今の状態になる災いの啓示を見たというのか…)

 

 

 

「どうすれば立花響を助けられる………ッ!? う……ッ!くぅぅ…ッ!」

 

ここに来て頭痛と共に闇黒剣月闇の未来予知が発動した。カリバーの目に映る未来は…

 

「こ……これは……ッ! 自衛隊が……立花響を……ッ!このままじゃ……うぁぁ…ッ!」

 

すでに体力も精神も限界に近づいている隼人は頭を押さえながら身体に鞭を打って向かおうとするが、倒れてしまう。

 

「こんな所で……倒れる訳には……ハァ……ハァ……!」

 

 

 

 

S.O.N.G.本部では、弦十郎に藤尭から通信が入る。

 

「どうしたッ!?」

 

「司令ッ!鎌倉から直接──!」

 

その通信相手は勿論、訃堂だ。

 

護国災害派遣法を適用した。』

 

「……ッ!」

 

訃堂の発言に弦十郎が恐れていた事態になったという表情をした。

 

「ごこく…?」

 

「まさか立花を……、第二種特異災害と認定したのですかッ!?」

 

 

護国災害派遣法…それは、特異災害であるノイズ以外にも、聖遺物や異端技術に起因する災害に対して自衛隊を出動させる事が可能という新法だ。

 

『聖遺物起因の災害に対し、無期限に火器を投入可能だ。対象を速やかに…殺処分せよッ!』

 

殺処分…その言い分は弦十郎達は納得しない。

 

「ですが現在、救助手段を講じており───」

 

『儚きかな。国連介入を許すつもりかッ!その行使は反応兵器……国が燃えるぞッ!』

 

皮肉にも訃堂の言い分は間違っていない。国連が介入すれば間違いなく反応兵器が発射され、日本は火の海と化す。

 

「待ってくださいッ!」

 

訃堂に異議を唱えたのは翼と未来だ。

 

「響は特異災害なんかじゃありませんッ!私の……友達ですッ!」

 

「国を護るならば風鳴ならば、鬼子の私は友を……人を防人ますッ!」

 

「翼ッ!その身に流れる血を知らぬかッ!」

 

「知るものかッ!私に流れているのは天羽奏という、1人の少女の生き様だけだッ!」

 

鬼子であろうと、友を防人る。それが翼の決断だ。

その時、S.O.N.G.に警報が鳴り響く。モニターに友里が入電する。

 

「司令ッ!響ちゃんの周辺に攻撃部隊の展開を確認ッ!」

 

遂に自衛隊の戦車部隊が響の周辺に到着。

 

「作戦開始は2時間後…我の選択した正義は覆さぬ。」

 

そういうと訃堂は通信を切った。

 

「あれもまた…支配を強いる者…」

 

 

 

 

 

 

 

そして2時間後、自衛隊による作戦が開始され、響に戦車部隊が砲撃をしている。

 

『次いで第二波、攻撃開始。』

 

『第二波、攻撃開始ッ!』

 

隊長の指揮の下戦車が砲撃。全弾が命中。すると、外殻部にひびが入った。

 

『全弾命中ッ!……対象の外殻部に亀裂確認ッ!効果ありッ!」

 

 

その様子を藤尭と友里とエルフナインは見ていた。

 

「彼らは知らされていないのか…? あの中には人が取り込まれているんだぞッ!」

 

「このままでは……響ちゃんが……ッ! 攻撃部隊に接触した反応を確認ッ!……カリバーですッ!」

 

モニターに映し出されているのは、自衛隊の攻撃部隊に接触しているカリバーだ。

僅かに回復した彼は自衛隊を退ける為に来たのだ。

 

「勝手な真似はさせんぞ…!」

 

 

『隊長!カリバーが来ましたッ!』

 

隊員が隊長に通信でカリバーが来た事を伝える。

 

『カリバーだと!? 構うなッ!次いで第三波攻撃──』

 

『待ってくださいッ!あれは…!』

 

突如、蛹の亀裂から黄金のエネルギーが溢れ出す。鼓動は強くなり、さらに亀裂が走る。

 

「ま……不味い……ッ!!」

 

カリバーは仮面の下で顔色を変えた。あの時見た未来が現実となる。恐れていた事態が起きてしまう。

そして殻を破り、光を放ちながらそれは地上へと降り立った。

地表はエネルギーで剥き出しとなり、その姿を露わにする。

それは白い身体に赤いライン、禍々しい頭と口は剥き出しだ。

カリバーが見た未来。「立花響が神の力に取り込まれて、巨人となり破壊の限りを尽くす」…今、ここに破壊神ヒビキが降臨した。

 

「やってくれたな…!!」

 

「アアァァァァァァァァァァァァァァァァッ!」

 

自衛隊に怒りを覚えるカリバー。

雄叫びを上げ響は口から破壊光線を放ち、辺り一体を木っ端微塵に吹き飛ばし、破壊の限りを尽くす。

 

『まさか、さっきの砲撃が、目覚めを早めてしまったのかッ!?』

 

響は自衛隊の戦車部隊に再び破壊光線を放つ。

 

「く……ッ!」

 

【エレメンタルドラゴン!】

 

【エレメントマシマシ!キズナカタメ!】

 

それを見たカリバーはエレメンタルプリミティブドラゴンに姿を変え、炎、水、風、土、そして闇と光のエネルギーを出す。

そこへギアを纏ったマリアも入り、2人で光線をかろうじて受け止めるが、大きく吹き飛ばされてしまう。

 

「「うあぁぁぁぁぁぁ────ッ!!」」

 

吹き飛ばされたカリバーとマリアをギアを纏った調と切歌が受け止めた。

 

「大丈夫ッ!? マリアッ!隼人さんッ!」

 

「あのデタラメな強さは…何だかとっても響さんデスよッ!」

 

そして翼もカリバーとマリア達に合流した。

 

「この戦場はこちらで預かる。撤退されよッ!」

 

翼が自衛隊の隊長に対して撤退するよう命じるが…

 

「国連直轄の先遣隊か。我らは日本政府の指揮下にある。撤退命令は受けて───」

 

「聞こえなかったかッ!? 撤退しろと言っているんだッ!死にたくなければ今すぐ消え失せろッ!」

 

声を変えたカリバーの怒号と共に突然戦車の砲塔が全て斬り裂かれた。やって来たのは、ファウストローブを纏ったサンジェルマンだ。

 

「理由が必要ならば…くれてあげる。」

 

「力を貸してくれるのか…?」

 

「これは共闘ではない……私の戦いだ。」

 

「お前、案外素直じゃないんだな。」

 

「フッ…あなたこそ。」

 

カリバーの言葉にサンジェルマンはそう答えた。

自衛隊の戦車部隊は撤退し、そこへS.O.N.G.の特殊車両隊が現着した。

 

「特殊車両隊、現着。司令、いつでも行けますッ!」

 

これで全ての準備が整った。響を救う為に皆が結集して行う作戦。

 

「ようしッ!響君のバースデーパーティを始めるぞッ!」

 

 

 

 

 

 

 

四つん這いになって獣の様な唸り声をあげる響達を見る7人。

 

「ここにお前らが来たって事は、何かいい作戦があるんだろ?」

 

「当然だ。まずは動きを封じるッ!」

 

翼の声で一斉に駆け出す。カリバーが風と炎を、サンジェルマンがスペースキャスターを、クリスがクロスボウを響に撃つ。

 

「じゃじゃ馬ならしだッ!」

 

そして翼が大きく飛び上がり、無数の小刀で影縫いを放つ。

しかし、響は無理矢理動き影に刺さった小刀は次々抜けていく。

 

「やはり対人戦技では……効果が望めぬか…!」

 

「だけどこの隙を無駄にはしないッ!──はッ!」

 

マリアは小太刀で三角形状のエネルギーを生成し、走る。

カリバーは響の足元に玄武神話の力で足を岩で固め、サンジェルマンは銃弾をひたすら放っていた。

 

「神殺しを当てに出来ない以上、このやり方でしかッ!」

 

銃弾を受けて苦痛の声をあげる響。そこへマリアがダガーのエネルギーで響を包み込み拘束しようとする。

 

「止まれぇぇぇぇぇぇッ!」

 

「アアァァァァォォォァァァァァァッ!」

 

響は雄叫びを上げ、破壊光線をビルへ放つ。

かろうじて避けたマリアは着地し、引きちぎりられない様に抑える。

 

【ジャアクリード!ジャアクピーターファン!】

 

そこへカリバーがピーターファンタジスタの力で闇黒剣月闇から鎖付きフックを伸ばしてマリアのエネルギーの上から更に拘束した。

そこへ調と切歌が手を繋ぎ、カリバーとマリアの背中に触れる。

 

「マリア、隼人さんッ!私達の力を…!」

 

「束ねるデスッ!」

 

響がエネルギーと鎖を引きちぎろうとする。そこへ翼とクリスも加わる。

 

「お前達だけではないッ!」

 

「みんなであいつを助けるんだッ!」

 

「あぁッ!戻って来いッ!立花響ッ!」

 

縛られた響の口から、破壊光線が放たれようとする。

しかし、これが狙いだった。

 

「今ですッ!緒川さんッ!」

 

「心得ていますッ!」

 

特殊車両から、Anti_LiNKERが充填された3発のホース付きミサイルが発射された。ミサイルは全発胸に命中し、響が痛みで絶叫。Anti_L i N KERが注入される。

 

「アアアア……アアアアアア……!!」

 

更に尻にも2発が命中、更に注入される。

 

「Anti_LiNKER命中ッ!注入を開始ッ!」

 

「対象より計測される適合係数、急速低下ッ!」

 

そこへ八紘からの入電が入る。

 

「弦、間も無く国連の協議が終了する。結果は日本の……立花響の状況次第だ。」

 

「人事は尽くす、尽くしているッ!」

 

『趨勢は圧倒的に不利。個人を標的に……反応兵器の投下が承認されてしまいかねない。』

 

八紘は通信を切った。現在趨勢はこちらが圧倒的に不利。いつ反応兵器が使用されてもおかしくない状態だ。

 

「響君…」

 

 

 

 

 

 

「ウゥゥゥゥ…アアアアアアアアアアアアッ!」

 

拘束されてAnti_LiNKERが注入された響は沈黙を破り、頭から蒼いエネルギー発し、エネルギーと鎖を力ずくで引きちぎった。

 

「「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」」」」」」

 

その衝撃に6人は大きく吹き飛ばされてしまう。

そして響が再び破壊光線を放つ。しかし、それをサンジェルマンが防いだ。

 

「繋いだ手を振り払うのが、お前のやりたかった事かッ!立花響ッ!」

 

 

 

 

 

「ここに来て、低下していた適合係数の上昇を確認ッ!」

 

「神の力に備わる防御機構……Anti_LiNKERの理を、リアルタイムに書き換えて…」

 

そして、低下していた適合係数が上昇を始めた。

 

「適合係数、数値反転ッ!急上昇しますッ!」

 

「あぁ、そこまでの予測は付いている……だからッ!」

 

こうなる事は予測済みの弦十郎。そして彼女が動く。

響を助ける為の、逆境を覆す切り札(ジョーカー )

 

「響ィィィィィィィィィ────────────ッ!!」

 

そう。未来だ。彼女の叫びを聞いて突然響の動きが止まった。

 

「響ちゃんの活動、止まりましたッ!」

 

「適合係数の上昇によって、融合深度が増している今ならば…電気信号化された未来さんの声は、依り代となっている響さんにねじ込まれるはずですッ!」

 

つまり、ここから響に直接未来が語りかければ響に未来の声が届くはず。今がチャンスだ。そして未来は響に向けて話し始めた。

 

「今日は響の誕生日なんだよ…なのに…」

 

棒立ちしたままの響を見つめる7人。そして胸が点滅を始めた。

 

「なのに…響がいないなんて…おかしいよッ!」

 

 

 

 

 

 

深い深い意識の中…眠る響に、未来の声が聞こえる。

 

 

(呼んでいる…この声…)

 

そして響は目を開けた。

 

「響……お誕生日おめでとう。ううん。きっとこの気持ちは…ありがとう、かな? 響が同じ世界に生まれて来てくれたから……私は、誰かも並んで走れる様になったんだよ?」

 

「未来…。」

 

その声は響にしっかりと届いていた。呼んでいる。未来が自分を呼んでいる。

 

『誰かとなら、1人では越えられないゴールにだって届くかもって気づかせてくれた……』

 

「未来…私の陽だまり…!」

 

「響…私のお日様…!」

 

目の前には、手を伸ばした未来がいた。そして手を伸ばしたその時…

 

 

 

 

響の身体が光り出し、ヒビが入っていく。そして頭から次々に粒子となり消滅していく。そして、胸の中から響が解放された。

 

「響ッ!信じてたッ!」

 

響が解放された時、未来は特殊車両から飛び出し一心不乱に響の元へ向かう。そしてゆっくり落下する響を受け止めた。

 

「響ちゃんは無事です、生きてますッ!」

 

「あぁ…」

 

響が無事に生きているという方が確認され、八紘が入電し、朗報が入る。

 

「こちらでも状況は確認している。国連による武力介入は、先程否決された。」

 

そう。響が無事に解放された事で武力介入は否決となったのだ。

 

「八紘兄貴…」

 

「これまでお前達が築いてきたS.O.N.G.の功績の大きさに加え、斯波田事務次官が蕎麦にならったコシの強さで、交渉を続けてくれたおかげだ…」

 

「人は繋がる…一つになれる…」

 

ところが…

 

 

 

 

 

「……ッ!? う……ッ!? くぅぅ…ッ!」

 

突然、カリバーがこめかみを抑える。闇黒剣月闇の未来予知が発動したのだ。

 

「上條ッ!?」

 

「どうしたんだよッ!?」

 

「闇黒剣月闇が光ってる…まさか未来予知!?」

 

ここで啓示される未来は…

 

「海の向こうから飛んで来る…!あれは…兵器ッ!戦略ミサイル…!? いや違うッ!何処だ!? 何処から飛んでくる!? 太平洋方面だッ!命令した奴がいる場所は…アメリカ!?」

 

「何だとッ!まさか、反応兵器ッ!? 何故だッ!? 立花は助かったではないかッ!」

 

「あいつら…!武力介入が否決されたにも関わらず、独断で発射したぞ…ッ!」

 

 

 

 

 

 

 

「そうだ…反応兵器は使われない…」

 

しかし、カリバーの言う通り海から1発のミサイルが発射された…その様子は勿論指令室に映し出されている。

 

「太平洋沖より発射された、高速の飛翔体を確認ッ!──これはッ!」

 

『───撃ったのかッ!?まさか、米国政府が独断でッ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり、アメリカのとあるゴルフ場。そこにアメリカ大統領が別荘で反応兵器発射のボタンを押していた。独断で。

 

「国連など知った事か。そもそも我が国の成り立ちは、人が神秘に満ちた時代からの独立に端を発している。この鉄槌は人類の人類による人類の為の新世界秩序構築の為に。」

 

しかし、この行為がカリバーの逆鱗に触れている事を大統領は知るよしも無かった。

 

 

「迎撃準備ッ!」

 

「この距離では間に合いませんっ!着弾まで推定330秒ッ!」

 

時間が無い。モニターには着弾地点へ伸びる矢印が。

 

 

「ぬぅぅぅぅぅ……!」

 

その様子は勿論訃堂も見ており、鬼の様な形相でパソコンの画面を見つめ、画面を割って憤慨していた。

 

 

 

そして空からミサイルがキラリと光る。

 

「だったらこっちで斬り飛ばすデスッ!」

 

「ダメッ!下手に爆発させたら、辺り一面が焦土にッ!向こう永遠に穢されてしまうッ!」

 

そこへカリバーが迫るミサイルの方へ向かう。

 

「なら、闇黒剣で闇の世界に………うッ!? うぅぅ…ッ!」

 

突然、カリバーの身体に力が入らなくなり、膝を突いて胸を押さえる。

 

「隼人さんッ!」

 

「大丈夫デスかッ!?」

 

「うぅ……何で……ッ!こんな時に……ッ!」

 

ここに来て暴走と未来予知を繰り返して消耗して来た体力が、遂に限界を迎えたのだ。

ボロボロの身体に鞭を打ってきて身体が限界を迎えた今、思う様に動けない。

それでも立ち上がる。しかし、立っていられるのがやっとだ。

 

「お前、心も身体もボロボロなのに身体に鞭打って戦ってたのかよッ!」

 

「……くッ!」

 

万事休すか。その時…

 

「私はこの瞬間の為に、生き長らえてきたかもしれないな……」

 

サンジェルマンが口を開いた。

 

「何を言って…」

 

「お前……まさか……ッ!」

 

そのまさかだ。この時カリバーは未来が見えていた。サンジェルマンの行く末が。

 

「おい…!やめろ…!」

 

カリバーの静止を無視してサンジェルマンは魔法陣を展開して空へ向かう。そして、空の彼方から迫るミサイルを見つめる。

 

「独りでやれるか……いや、だとしても…だったわね。」

 

すると、サンジェルマンの胸のペンダントが光り出した。

そして、歌い出す。その時、隣にカリオストロが現れ一緒に歌い始めた。そしてプレラーティも。

 

「カリオストロッ!? プレラーティ!?」

 

死んだはずの2人が現れるなんて。一体どうしてなのか。

やがて3人の歌声が重なり、3人は共に向かう。

 

 

「1人だなんて…」

 

「さみしい事を言ってくれるワケダ。」

 

「2人とも…」

 

涙を流すサンジェルマン。彼女の中の、仲間を思う気持ちが2人を呼び寄せたのだろうか?

そして3人の歌声で響が目を覚ます。

 

「この歌声は…?」

 

「響ッ!」

 

「…未来…? 隼人さんに、翼さん、みんな…? それに…」

 

空へ向かうは3人の錬金術師。何故2人がいるのか。それは…

 

 

 

「女の勘で局長を疑ったあーしは、死んだふりなんて搦め手で、姿を隠していたの。」

 

「そんなカリオストロに救われた私は、一矢報いる為の錬成をこっそり進めてきたワケダ。」

 

何と、カリオストロは死んだ訳では無かったのだ。

生き延びていた2人は密かにアダムを欺き、一矢報いる為にここに来たのだ。女の勘、恐るべし。

 

そしてプレラーティが錬成した弾丸を受け取ると、スペルキャスターに装填、迫るミサイル向けて放った。

弾丸は魔法陣を突き抜け巨大化し、ミサイルに命令し起爆した。

 

 

「反応兵器、起爆ッ!」

 

「衝撃の到達予測…ってこれはッ!?」

 

反応兵器は爆発する事なく光球になって留まっている。

 

「これも、ラピス・フィソロカス…」

 

賢者の石の力によって、反応兵器が抑え込まれているのだ。

サンジェルマン達からは黄金のオーラが出ている。

 

(現時点で最高純度の輝き、つまりは私の最高傑作なワケダッ!)

 

(呪詛の解除に始まったラピスの研究開発が、やっと誰かの為に…)

 

(本音言うと、局長にブチ込みたい未練はあるけどね。…でも驚いた。いつの間にかカリバーとあの子達と手を取り合ったの?)

 

「取り合ってなどいないわ。」

 

カリオストロの質問にやはり取り合ってなどいないと答えるサンジェルマンであった。

そうしている内にエネルギーは大きくなっていく。

 

 

 

 

「エネルギー内圧、更に増大ッ!」

 

「このままでは持ち堪えられませんッ!」

 

「ぬぅぅ──ッ!」

 

弦十郎は顔を険しくした。

肥大化していく光球がサンジェルマン達に迫る。それでも彼女達は命を燃やす。

 

(完全なる、命の焼却はッ!)

 

(ラピスに通じる輝きなワケダッ!)

 

(カリバーとあの子達と手を取り合ってなどいない…取り合えるものか…死を灯す事でしか、明日を描かなかった…私には──ッ!)

 

サンジェルマンはスペルキャスターから黄金の光球を放ち、膨張するエネルギーを打ち消した。

その光景に、誰もが言葉を失い、沈黙していた。

 

 

命を燃やした3人の体が粒子となっていく。

 

「付き合わせてしまったわね。」

 

「いいものが見られたからり気にしていないワケダ。」

 

「…いいもの?」

 

「サンジェルマン、笑ってる♪」

 

いつの間にか笑みを浮かべていた。

 

「あぁ……死にたく無いと思ったのは、いつ以来だろう…」

 

サンジェルマンの手からスペルキャスターが落ち、カリオストロとプレラーティが消滅。

 

「ねぇ…お母さん…」

 

そしてサンジェルマンも、静かに消滅していった。

その様子を皆が見つめていた。

 

「錬金術師…理想を追い求める者…」

 

「後は、分離した神の力を…ッ!?」

 

そこへ、招かれざる客が訪れる。ひび割れた空には左腕が。

 

「しなければね。君達に感謝を…」

 

現れたのは、アダムだ。

 

「よくも抜け抜けと……ッ!」

 

「アダム・ヴァイスハウプトッ!? またしても神の力をッ!?」

 

「僕の手に、今度こそッ!」

 

アダムは左腕を天へ投げ、神の力を手にしようとする。    

 

「止めるぞッ!」

 

アダムを止めるべく、カリバーも立ち上がり一斉に走っていく。

だが…

 

「もうさせないよ…邪魔立てはッ!」

 

右手から水流を放ちカリバー達を包み込むと、更にエネルギーを放って凍りつかせ、動きを封じる。

その時、とうとう限界を迎えていたカリバーの変身が解けた。

 

「だとしても───ッ!」

 

響もギアを纏い阻止するべく動くが、アダムもそれを察知して右手から魔法陣を展開する。

 

「近づけないよ…君だけ──」

 

「貴様は神の力を手に出来ない。」

 

アダムの言葉を遮り、隼人はそう言った。

 

「何?」

 

すると、アダムの脚にティキが抱きつき転倒してしまう。どこまで執着しているのだろうか。

 

「アダムノイケズ…ダイテクレナイカラ、アタシがダイチャウ…」

 

「おおおぉぉぉぉぉ────ッ!」

 

その隙を響が見逃す訳が無い。バーニアで加速していく。」

 

「やめろッ!都合のいい神殺しなものか、その力はッ!2000年前の想いが呪いと積層した哲学兵装、使えば背負うッ!呪いをその身にッ!」

 

「私は歌で、ぶん殴るッ!」

 

アダムの叫びも虚しく、巨大化すること腕を響はギアを大型化させナックルガードを展開、加速して打ち砕いた。

 

「あぁ……あぁぁぁぁぁぁッ!」

 

絶望の表情を浮かべるアダム。それと同時に氷が砕け、隼人達は自由の身となった。

空からは黄金の粒子が降り注ぐ。

 

(サンジェルマンさんの歌は、胸に届いていた。……だけど、何も出来なかったッ!)

 

「私はまた、ぶん殴る事しか出来なかったッ!」

 

涙を流し、拳を地面に打ち付けて何も出来なかった自分を悔やむ響。

作り出したクレーターの中心で泣き叫んだ。

 

 

 

 

「フォールアウト、EMP共に確認出来ません…」

 

「あらゆる不浄を払う、ラピス・フィソロカスの力…」

 

「ファウストローブだけでなく、命までも賢者の石に見立てて、反応兵器の被害を……ですが、その代償として……」

 

「あぁ、この国を護ったのは……理想に殉じた錬金術師だ。」

 

命と引き換えに散っていったサンジェルマン達。彼女達が命を燃やしてこの国を守ったのだ。

 

「ありがとう…サンジェルマンさん…もっと話したかった……分かり合いたかったッ!」

 

どうしてこんな結末になってしまったのか。もっと話がしたかったのに。

分かり合いたかったのに。せっかく手を取り合えたのに。響の中に悲しみが溢れる。

そんな響を嘲笑うかの様に脚にしがみつくティキをアダムは踏み砕き、響の元へ歩く。

 

「分かり合えるものかッ!バラルの呪詛がある限りッ!呪詛を施したカストディアン────アヌンナキを越えられぬ限りッ!」

 

「……だとしても……」

 

「だが、1つになれば話は別だッ!統率者を得る事で、無秩序な群体は完全体へ─ッ!」

 

アダムがなおバラルの呪詛がある限り分かり合えない、統率者を得る事で完全へとなると述べる。

その時…

 

「思い上がるのも大概にしろッ!」

 

「隼人さん…」

 

アダムやアメリカ、自衛隊達へ溜まっていた隼人の怒りが爆発した。

そして力を振り絞って歩き、響の隣に立つ。

 

「呪詛が何だッ!それがあるならついこの間まで暴走して手を取り合えないと死んだ面でほざいてた俺が何故ここにいるッ!? 何故あいつは俺と立花響と共に戦ったッ!? 人形の貴様には分からないだろうがなッ!……人間は理解し合うよりも争う方が簡単な生き物だ。」

 

「分かってるじゃないか。だから───」

 

「「だとしてもッ!!」」

 

アダムの声を掻き消す声で隼人と響の声が重なった。

 

「互いにいがみ合う仲でも、いざとなれば助け合えるッ!」

 

「分かり合う為に手を伸ばし続けた事、無意味ではなかったッ!」

 

アダムを倒す為に、カリバーと響、サンジェルマンは敵対していながらも利害が一致し協力した。同舟相救うとはこの事。

 

「ああ、この2人の言う通りだッ!」

 

「お前が語った様に、私達の出来は良くない。」

 

「だから、ナンチャラのひとつ覚えで何度だって立ち上がってきたのデスッ!」

 

「諦めずに……何度でもッ!そう繰り返す事で、一歩ずつ踏み出してきたのだからッ!」

 

「たかだか完全を気取る程度で、私達不完全を、上から支配出来るなどと思うてくれるなッ!」

 

「俺達は確かに不完全だ。だがそれは1人1人が可能性を持っているという事だ。不完全だからこそ可能性を生み出せる。だが貴様は違うッ!貴様からは何の可能性も感じないッ!貴様の様なつまらない人形が、神になどなれるものかッ!」

 

完全ではなく、不完全だからこそ新たな可能性が芽生える。

だからこそ、響達はその可能性でプリミティブドラゴンの哀しみの物語を終わらせ、エレメンタルドラゴンを誕生させたのだ。

 

「……愚かだ…ッ!」

 

「それが俺達人間なんだよ…ッ!貴様が手にするのは神の力じゃないッ!破滅だッ!」

 

憤慨したアダムはアルカ・ノイズを召喚して隼人にけしかける。

 

「ッ! 隼人さんッ!」

 

すると、突然空から何かが猛スピードで降下し、隼人の前に割り込むと、波動でアルカ・ノイズを消滅させた。

まるで隼人の危機を察知してきたかの様に。

それは、隼人の持つワンダーライドブックの力に引き寄せられ、ワンダーワールドに迷い込んでいた真紅とシルバーをベースに表紙が破れた中が見えている様なデザインに、銀の装飾が施された分厚いワンダーライドブックだった。

 

「ワンダーライドブック…!?」

 

「空から降ってきただと…!」

 

「神様からの贈りもんか…!?」

 

【オムニフォース!】

 

驚く響達に気にせず隼人はオムニフォースを掴み取り、起動すると表紙を開く。

ページには世界樹の様な絵が描かれている。

 

【伝説の聖剣と選ばれし本が交わる時、偉大な力を解き放つ!】

 

ライドスペルによる朗読が流れ、隼人はオムニフォースの表紙を閉じ、闇黒剣月闇にスキャンした。

 

【ジャアクリード!ジャアクスペシャル!】

 

そして勢いよく邪剣カリバードライバーに装填。

すると、いつもの待機音を掻き消す不気味かつ荘厳な待機音が流れ出し、隼人の背後に巨大なオムニフォースが落下し、黒い煙が立ち込める。

響達は今までにない雰囲気を出す光景に一体何が起こるんだと驚愕した表情を浮かべている。

それを尻目に隼人は右手で闇黒剣月闇を構え、邪剣カリバードライバーのボタンをグリップエンドで勢い良く押した。

 

【闇黒剣月闇!】

 

オムニフォースの表紙とページが開き、ジャオウドラゴンに似た姿の右腕とバストアップが描かれ、破れた様なページが露わとなった。

同時に後ろのオムニフォースを表紙とページが開く。

 

「変身……ッ!!」

 

怒りに震える隼人の声と共に後ろのオムニフォースの表紙とページから赤黒い煙と黄金の粒子が溢れ出した。

 

【OPEN THE OMNIBUS

  FORCE OF THE GOD!

  オムニフォース!】

 

【FEAR IS COMING SOON!】

 

「隼人さん…?」

 

黄金の粒子が隼人の身体を包み込み、鎧を形成し新たな姿へと変身させ、変身完了と共に衝撃波でアダムが怯んだ。

金と銀、そして黒で構成されたジャオウドラゴンに似たマスクに、黄金のソードクラウン。赤色の鋭いラインが入った複眼。

金と銀の騎士を彷彿とさせる甲冑、背中に装備された黒と赤のグラデーションが入り、下部分には無数の小さな穴が空いたマント。

胸部には赤い色でカリバーのライダーズクレストが刻まれている。

左手にはキングエクスカリバーに酷似した大いなる剣カラドボルグ、右手には闇黒剣月闇。

今、邪道に堕ちても、不完全でも未来と平和の為に戦う全ての力を手にした宵闇の剣士、仮面ライダーカリバー オムニフォースが誕生した。

 

そして始まる。最後の戦いが。

 

 




いかがだったでしょうか?
今回神に対抗する為に我慢出来ずにオムニフォースを出しました。
これは響達と手を繋いだからカリバーのままという事で、もし繋がなかったら…寿司屋という事です。
ソロモンとの違いは、ソードクラウン、胸のソードオブロゴスのマークがカリバーのライダーズクレストとベルト、ジャオウドラゴンの時の竜の眼部分が赤、変身音の「KAMEN RIDER SOLOMON!」の所を「オムニフォース!」といった感じです。
リード音は玩具に収録されていた「ジャアクスペシャル!」を採用しました。必殺技音は敢えて変えない形で行こうかなと思います。
作者の足りない頭では思いつきませんでした…
勝手な作者で申し訳ありません。
アンケートでもオムニフォースを出して欲しいが多かったので…
アニメパートも残すところあと1話となりました。
アメリカさんについては後々天罰を下そうと思います。

今回はここまでです。感想お待ちしています。







「ただの……人間だッ!」

「だって隼人さんは、まだスタート地点に立ったばかりなんですから。ゆっくりで良いんです。」

「未来が変わって来ている…」

「隼人さん、私待ってますからねッ!」

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