デザストがファルシオンに変身出来たのは、気まぐれで作られたから存在意義が無い、物語に必要ない虚無の存在だからと言われていて納得しています。
挿入歌も凄く良かったです。歌詞が隼人と響に合うんじゃないかと勝手に思ってます。
……あれ? そういえば隼人もファルシオンに変身出来ましたね。という事は…?
ジャアクドラゴン「ヤンデレ共が何か企んでる気がする…」
ジャオウドラゴン「不吉な事を言うな…!現実になったらどうするッ!?」
エレメンタルドラゴン「もしかしたら、もう動き出してるんじゃ…」
闇黒剣月闇「未来の災いを見た隼人の焦る顔、可愛くてとろけちゃいそう…防げなかった時の顔、すっごく可愛いだろうなぁ…もっと見せて…」
朝、リビングで朝食のクロワッサンとコーンスープを食べながら隼人はニュースで日米共同プロジェクトについての情報を見ていた。
隼人がアメリカのやらかしを全世界に公開してから世界情勢は一気に変わり、このプロジェクトも日本が主軸となって行われるのではないかと言われている程だ。
ただ腑に落ちないのは政治家達はカリバーが日本の為にやったと主張しており、日本にカリバーがいる限り他の国は手を出せないとたかを括っている事だ。
「お前らの為にやった訳じゃないんだけどなぁ…」
隼人はテレビに映る政治家にぼやきながらコーンスープを飲んだ。
同じ頃、リビングに設置された仏壇に手を合わせているのは制服姿のクリスだ。
「それじゃ、ガッコに行ってきます。」
そして、仏壇にはクリスの誕生日パーティーに撮った写真が飾られており、主役のクリスは少し恥ずかしそうにしていた。
枝だけになった街路樹が生える通学路を他の生徒が登校する中、クリスも歩いていた。
「えっくしぶッ!……かーッ、この寒さ、プチ氷河期どころじゃないぞ……」
可愛らしいくしゃみをしながら、寒さに震えるクリス。
年が明け、季節は冬。まだまだ冷え込みが強い。そこへ…
「クーリスちゃんッ!」
「おはよう、今日も寒いね。」
ニコニコしながら響がクリスを呼びかけた。もちろん未来も一緒だ。
「あぁ寒いな。」
「寒いよね〜、でもあったかいよね〜、お似合いの手袋…」
「ぐぬぬ…毎朝毎朝押し付けがましいんだよバカッ!
クリスの手袋について響の発言にイラッとしたのかクリスは響を鞄で叩いてしまった。
「調子に乗りすぎ。はしゃぎ過ぎ。」
「だってさ、一緒に選んだあの手袋、クリスちゃんに喜んでるもらえてるみたいだから。」
そう。実はこの手袋はクリスの誕生日プレゼントで響と未来が選んで買った物なのだ。
響の言葉にドキッとし、顔を恥ずかしそうにするクリス。
「手袋して、休まず登校してくれてるし。」
「言われてみれば、推薦で進学も決まっているのにね。」
そう。未来の言う通りクリスは既に推薦で大学に進学が決まっているほど成績が優秀なのだ。
「それはだなぁッ!」
「あたしは、みんなより学校に行ってないから……その分をだな…」
戦火の中にいたクリスは学校に行く事が出来なかった。
その分を埋める為に勉学にも励んでいる。恥ずかしそうに言うクリスを見て響と未来は優しく微笑むのであった。
「だけど、そろそろ呑気に学校に通っているわけには、いかないのかもしれないな……」
突然真面目な顔をするクリス。一体どういう事なのか?
その頃、街に聳え立つライブ会場にて、会場の裏では翼か何やら警戒した様子で辺りを見回している。
その様子をスーツ姿にサングラスをかけたマリアと、眼鏡をかけたマネージャーモードの緒川が見ていた。
「何かに心を奪われている様ですね。」
「そ、そうね。任務の合間に陣中見舞いしてみれば、このていたらく。凱旋ライブの本番は3日後だというのに……」
そこへ、2人の元へ翼がやって来る。
「お疲れ様でした。」
「……いえ……」
緒川にそっけなく返事をする翼。
「世界に再び脅威が迫る中、気持ちは分かるけどね……でも、ステージの上だって、あなたの戦う場所でしょ?」
「それはそうだが…南極からの帰還途中で、あんな事が起きたのに、果たしてここは、私の立つ所なのだろうか…」
実は、南極での任務の帰還途中にある出来事が起きていた。
しかしそれは、新たな闘争と災いの幕開けに過ぎなかった。それは…
南極から帰り、焼肉店に行く前に寝室で休んでいた隼人。何気なく闇黒剣月闇を手に取ると、その時、頭痛と共に闇黒剣月闇の未来予知が発動。
『うぅ……ッ! またか…ッ!……ッ!こいつは誰だ…? まさか……ッ!?』
ここで啓示される未来は、「アメリカ海軍の艦隊がアルカ・ノイズに襲われて全滅」という物だった。そしてある人物もその未来に現れていた。
すると、ガトライクフォンから電子音が鳴る。画面を見るとアルカ・ノイズの反応を検知している。
『何だと…ッ!』
ガトライクフォンの画面を見て血相を変える隼人。焼肉を食べに行く場合じゃ無い。すぐ様闇黒剣月闇とブックゲートを手にして寝室を後にした。
同じ頃、帰還途中のS.O.N.G.本部の指令室に調も切歌を除く4人が駆け込んできた。
『状況はッ!?』
『洋上にアルカ・ノイズの反応を検知ッ!』
指令室のモニターには、闇黒剣月闇の未来の災いの啓示通り、アメリカ海軍の空母がアルカ・ノイズの襲撃を受けている映像が映し出されている。
『米国空母トーマス・ホイットモアが襲撃を受けていますッ!』
『やっぱり、南極で回収した遺骸を狙ってッ!?』
『こっちの申し出を無碍にしやがるからッ!』
実はあの後、遺骸はアメリカ海軍の護衛の下でアメリカの研究施設に送られる事になったのだ。
『警戒待機していた調と切歌はッ!?』
『先行していますッ!』
上空では、調と切歌を乗せたロケットが打ち上がり、空母上空に差し掛かっていた。
同時に空母の甲板にカリバーがブックゲートを使い到着。それに気づき襲いかかってきたアルカ・ノイズの群れを闇黒剣月闇で斬り裂き始めた。
同じ頃、ロケットの部品が開き、調と切歌が空中へ飛び出す。
『LiNKERを忘れるなんてッ!』
調が切歌にLiNKERが充填された注射器を渡す。
どうやら切歌がうっかりLIiNKERを忘れていたようだ。
『よく気が付いたデスッ!早速そのポカを返上するデスよッ!』
お互いに空中で抱き合い、首にLiNKERを投与する2人。そして…
『Various shul shagana torn』
『Zeios igalima raizen tron』
大空に2人の聖詠が響き渡り、調と切歌はギアを纏った。
切歌は歌いながら上空のアルカ・ノイズを鎌で斬り裂き、甲板に降りる。
【月闇居合!読後一閃!】
カリバーは闇黒剣月闇を納刀してトリガーを押し、切歌の放った切・呪りeッTぉと共に斬撃波を飛ばしてアルカ・ノイズを斬り裂く。
調も歌いながら丸鋸をヘッドギアから展開して縦横無尽に甲板を駆け抜け、アルカ・ノイズを斬り刻む。お仕置きと言わんばかりにΔ式 艶殺アクセルで蹴散らす。
調と切歌、2人のコンビネーションは抜群。
フィギュアスケートの選手の様に決めポーズを取る。
カリバーも負けじと猿飛忍者伝を起動して闇黒剣月闇にスキャンした。
【猿飛忍者伝!】
【必殺リード!ジャアク忍者!】
【月闇必殺撃!習得一閃!】
闇黒剣月闇から放たれた紫色の2枚の大型の手裏剣が縦横無尽に飛び回り、アルカ・ノイズを纏めて一掃。
その様子は勿論指令室にも映し出されていた。
『アルカ・ノイズが相手であれば、調さんと切歌さんの敵ではありません。それに隼人さんもいます。』
『あぁ、だとすれば……な。』
弦十郎は何やら腑に落ちない様子。それは甲板にいるカリバーも同じだ。
(必ず現れるはずだ…ッ! )
ここに現れるはずのアルカ・ノイズを操る者が必ず。
3人は順調にアルカ・ノイズを次々に倒していく。その時、海から巨大アルカ・ノイズが出現。艦橋を破壊する。走りながらも崩壊する艦橋の瓦礫に巻き込まれそうになる。
「ッ!!」
【エレメンタルドラゴン!】
【エレメントマシマシ!キズナカタメ!】
カリバーはエレメンタルプリミティブドラゴンに変化すると、自身を風を纏わせ、切歌を瓦礫の下敷きになる前に連れて大空へ脱出した。
『助かったデスッ!』
『気にするな。』
カリバーと切歌は巨大アルカ・ノイズが放つ光線を避け、接近してカリバーが闇黒剣月闇で、切歌で腕を斬り裂く。
『これで決めるぞ。』
『ガッテンデスッ!』
【必殺読破マシマシ!】
カリバーは闇黒剣月闇を納刀してプリミティブドラゴンのページを2回押した。切歌も鎌の刃を大型化させ、左足に固定。バーニアでカリバーと共に加速。そのまままっすぐ巨大アルカ・ノイズに突っ込む。
【エレメンタル合冊撃!】
カリバーの右足に6属性のエネルギーが加わったキックと、切歌の断突・怒Rぁ苦ゅラが巨大アルカ・ノイズを貫き、大爆発を起こし、カリバーと切歌は甲板に着地した。
(ッ!? ここで奴が来る…ッ!)
その時、カリバーが未来予知で見た何者かが来た事に気づく。
咄嗟に切歌の肩を掴んで甲板を蹴って移動する。
実は、まるで猫の様な巨大な腕が握り拳を作って2人に迫って来ていたのだ。
『どうしたのッ!?』
『いきなりどうしたんデスかッ!?』
突如、カリバーが自身を掴んで回避行動をした事に疑問を持つ調と切歌。しかし、その疑問もすぐに考える暇も失せる。
『お出ましの様だ。』
『え…?』
『…ッ!』
カリバーが声を変えて闇黒剣月闇を抜刀し、アルカ・ノイズを召喚したであろう何者かが現れた事を調と切歌に伝える。3人の目の先には、スーツケースからその猫の様な腕を出した南極でカリバーと響達を観察していた少女の1人がいた。
『あれが、アルカ・ノイズを召喚した……』
『『『『錬金術師ッ!?』』』』
指令室の装者達の声が重なる。
『やはり出てきましたね。』
『あぁ…この一連を裏回しする、パヴァリア光明結社の残党だ。』
そう。彼女はパヴァリア光明結社の残党であり、錬金術師の1人…エルザだ。
(また錬金術師かッ!いつになったら平穏に暮らせるんだ…ッ!)
心の中で苛立ちを覚えるカリバー。
未来予知で見たあの少女。恐らくパヴァリア光明結社の残党だろう。年も明けようやく平穏に暮らせると思ったらこれだ。もしや運試しに引いたおみくじの大凶はこれなのかと考える。
だが、そんな事を考えてる暇は無い。新たな戦いの幕開け。1人が出てきたが必ずもう2、3人は現れるはずだ。
『私めが相手であります。』
エルザは甲板に空いた大きくんあけられた穴の中へと飛び込んでいった。
『追うぞッ!』
『やらいでか……デースッ!』
先陣を切って切歌が穴の中へ飛び込む。
『おいッ! 先走るなッ!』
『切ちゃんッ! もっと常識人らしくッ!』
カリバーと調も切歌に続いて穴の中へ飛び込んでいった。
しかし、この時カリバーは知らなかった。この日の夕方、4年前の惨劇と同じ事が再び起ころうとしている事を…
いかがだったでしょうか? ここまでは何とか書けました。次回は少し予習したんですが、ここからが問題です。
最初の難関、ミラアルクのライブ襲撃の部分をどうするかですね。月闇の未来予知で未然に防いでしまったらこの先の展開の意味が無くなってしまうのは目に見えています。
一応少しは新規の台詞等を考えてるんですが、本当にどうしよう…ここを乗り越えれば、何とか行けそうなんですが…
何かいい意見があればお願いします。いつも読んで頂きありがとうございます。
こんな作者で申し訳ありません。
短いですが今回はここまでです。感想お待ちしています。
「これはまさか…4年前と同じかッ!? ……これは…ッ!?」
「お前等が油断してたから、余計な犠牲が増えたんだゼ?」
「貴様ァァァッ!」
「ふざけた真似を……ッ!」
次回「