外伝マギアレコードRTA√男でワルプルギス間接的討伐   作:キュップイ

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それは箱庭だった。

文字通り"魔法少女"と言う超越者が造り上げたたった一人の男を閉じ込め愛でるための箱庭。

……なら。

その箱を壊すのも同じ超越者が起こすのが定めだろう。

では。

この時、誰が誰なのか?
本当に箱庭を壊す。そうイヴを唆した蛇は誰なのか。

……さぁ。幻想はここに壊れた。
目を醒ますのは、少年の自由か。それとも……世界を滅ぼす大嵐か。

幻想終焉黙示録・失楽するパライソ始まります。




幻想終焉黙示録・失楽するパライソ

 

確実な特大ガバが起きたRTAはーじめるよー。

前回はまさかのみふゆが主人公を襲うと言うイベントが発生しました。

 

本来これは有り得ることでは有りません。

好感度では低の中から中までの範囲で上がり下がりしています。

 

まあみふゆの印象としては"雇われ主の兄"………即ち"友達の友達とは聞いてるけど会ったことも話したことも無い奴"。そう言った感じです。

 

だと言うのに、好感度が最も高まった状態、しかもそれプラス"病み"が入っていなくては起きないイベント"逆夜這い"です。

これは極低確率過ぎるのでそもそもRTAとして出てきません。

しかもマギレコRTAで男は中々居ない(ほぼ見ない)のでさらにこのイベントが起きることが少なくなります。

 

……とは言っても話が進まない事にはどうしようも有りません。

まだガバと確定した訳では有りません。もしかしたら話し合いで解決して去っていただけたら最も楽です。

 

それでは命乞いのお時間です。

できる限り穏便に済むように話を進めましょう。

 

「………あはぁ!……ダメですよ?旦那様?……契りを破ることは許されませんよ?」

 

みふゆが歪んだ笑みを浮かべながら私の上に乗っかっていた。▽

 

どういう事と首を傾げると、私の頬を片手で撫でながらみふゆは嗤った。▽

 

「どうにもこうにも……私達は夫婦じゃありませんか……忘れてしまったんですか?」

 

みふゆはさらに嗤いながら服を脱がそうとする。▽

 

………おっとぉ………

くぉれは……

幻覚……ですかね?

 

今のみふゆの状態はがっこうぐらしRTAで散々ガバになる"ゆきちゃん化"が最も当てはまるかと思います。

 

………聖女(鮫)と一緒ですね。

それが"お姉ちゃん"から"夫婦"に変わっただけです。

 

とこうなるともう説得はほぼ諦めた方が良いです。

正気に戻る可能性より今ここで気絶させた方が速いです。

そうしなくては、喰われてしまい(意味深)出来ちゃった……となります。

 

いや?別に私はそれでも満足するんですけどね?

そうなった場合、神浜がと言うよりマギウスが危ういです。

 

別のキャラを病ませてこのルートを突っ走りましたが、魔法少女のデスマッチが始まり原作キャラがほぼ全滅となりました。(一敗)

 

蛇足はここまでにしてそれではどうするかを決めます。

本来、"逆夜這い"が起きてしまった場合は力を利用して抜け出すことが出来ますが、ホモ君は"病弱"が足を引っ張ります。

 

そもそもに"病弱"スキルには、RTA向きなバフ以外に走者の首を締め上げる程のデバフが有ります。

その中でもやはり"力減退、速度減退"が上げられます。

 

これはスキルランクによってはまちまちですが、このホモ君はAです。

殆ど最高に近い状態です。

 

となると何かの奇跡で振りほどけたとしても、持久力負けして捕まえられる可能性が高いですがそれ以上に今回は病んだ魔法少女が厄介です。

 

そう。幻覚を使える"梓みふゆ"です。

固有魔法がまた厄介で、"下手をすると逃げている夢を見せられた状態で搾り取られたりします。"(一敗)

 

これ以上は知りませんが、(と言うよりあまりみふゆは病ませた事が有りません)もしこれ以上が有ったら厄介です。

 

最悪アリナミンに手を貸してもらって魔女の餌にする事も考えなくてはなりません。(妹に〇人の片棒を担がせようとする人間のクズ)

 

そうならないために、今この場でしなくてはならない事は、落ち着く様に言うことと、出来てしまった場合どうしようもない事を何度もみふゆに言い聞かせるしか有りません。

 

「……え?……あはは。面白い事を言いますね。旦那様?……私は今一番落ち着いて幸福ですよ?……それでは始めましょうか……?」

 

半分以上の服が脱がされたが少し手が進むのが止まって次にまるで蛇が体を這うかの様にみふゆの手が広がり、みふゆが馬乗りから倒れてきた。▽

 

「……あはは。でも旦那様は穢いです。とても。」

 

その時、みふゆの嗤うかの様な顔から怨敵を見るかの様な……嫉妬の炎が瞳を彩った。▽

 

「………あんな……狂った愛情を向ける妹も!無口を装って一番貴方に触る塵も!疲れた様に装って貴方から離れない阿婆摩れも!!……全部全部全部!!!貴方を誘惑して……そうです。そうに違いないんです。……違いない違いない違いない違いない違いないッッッッッ!!!」

 

みふゆから出てくる言葉はまるで呪詛の様な憎悪な言葉を並べながらも、みふゆの顔は泣きそうなまるで置いてきぼりになった幼子の様な涙を堪えた顔をしていた。▽

 

……あっ……ふーん。

くぉれは……ヤンデレなのか嫉妬の暴走なのかこれもうわかんねぇな……

 

と言うかやっぱり御ガキ様達病んでるんですね……

そう言う素振りが無かっただけ有って今までガバが起きてはいませんが………

ああ。三人共病んでるからが原因の可能性も有りますね。

漁夫の利を起こさないために手を出さないのかもしれませんね。

それは追々。

 

「あはは。それじゃあ旦那様……?……始めましょうか。」

 

私に乗った時以来、始めて満面の笑みを浮かべた。▽

 

……っまあここからは18が入りますが残念な事に、そう言う事にはなり得ません。

 

御ガキ様とアリナミンが病んでるのなら……見ていない事は有りませんよねぇ…?

 

……有りませんよね??

 

「……そこまでだよ。……"梓みふゆ"」

 

突然、みふゆの首に首輪が付いたと思ったら、とても鋭そうな槍がみふゆの額を狙って浮いていた。▽

 

おっしゃぁ!!(コロンビアポーズ)

でっすよねぇ!!こんな(貞操の)危機に病んでる御ガキ様達がおめおめ休んでる訳が無いですよねぇ…

 

と。何で御ガキ様達が来ると分かったのか、それは……

"みかづき荘百合ヤンデレハーレム√"で学んでますから。

 

今回は√が違うので詳しくは話しませんが、旧みかづき荘そして5人のチームみかづき荘、どちらも状態"病み"で走破した√です。

 

勿論、好感度は全員MAXですので修羅場は良くありました。

何度背中からグサッ!!と逝かれたか。(461敗)

 

そしてそれ以上に多かったのが、夜這いからのレ〇〇〇プ、監禁、洗脳etc……と言った"たった一人だけに好意を向けるように"と言った物が多かったのでそれを……抜け駆けを禁止するために、贈り物として貰ったチョーカーの中に盗聴機やら服にGPSやら………挙げ句の果てには、ブラに仕込んだりやら一般人には見えないことを逆手にストーカーまでされていました。

ヤンデレ(複数)に愛されている気分が味わいたいもしくは愛されたい走者は走ってどうぞ。

 

トラウマが少し呼んだ?と鎌首を持ち上げましたが(呼んで)無いですと言ってお帰り願いましょう。(懇願+必死)

 

……話を戻しますが、こう言う風に複数人のヤンデレハーレムは必ずと言っていいほど"盗聴機"が付いています。

 

……何処に付いているかは知りませんし(多過ぎて)知ってしまいますと逆上して、洗脳や監禁をされても詰みます。(n敗)

 

と言う訳で、要約しますと"抜け駆け禁止の為に盗聴する"と言った常人にはまったく解らない思考回路がベースとなっています。

……考えるな感じろと言うわけです。

胸が熱くなりますね。

 

みふゆは観念したのか、両手を上げて灯花を見る。▽

 

灯花はそれを観念と見なしたのか部屋の中でも一番大きな部屋に来るように言った。▽

 

「……ちなみに……逃げたら……」

 

そう一言呟くと、額に添えられた槍がうねりを上げてみふゆに近付く。▽

 

……ひゃーこえぇ……

と言うわけで部屋までカット。

 

 

 

「まあ随分と私を裏切ってくれたヨウデ?」

 

部屋に付くと、まるで裁判の様に、みふゆが座る席を囲んで三人は座っていた。▽

 

「……それはこちらの台詞です。」

 

顔を下に背けていたみふゆが突然顔をあげたと思ったらこう言うことを言い出した。▽

 

「………どうやら私を今から裁判を始めようと思われているみたいですが……ここから始まるのは私の裁判じゃない…………それじゃあ始めましょうか。"ロキの口論"を!!」

 

みふゆの瞳はどこまでも危うい光を写し、口はまるで三日月の様に裂けていた。▽

 

「……あはは。"ロキの口論"だって?……面白いね小娘。私達の何を暴露するのさ。」

 

みふゆの言葉についにぶちギレたのか今までの口調を殴り捨てて、ねむは全力でみふゆを睨む。▽

 

「……暴露するのは貴方の事では有りませんよ。"里見ねむ"。……ねぇ?あなた様?ハッキリと言ってやってはどうですか?……"アリナ・グレイ"が………妹が怖いと。」

 

みふゆはしてやったりと嗤った。▽

 

………ああああああああああ!!!(キーボードクラッシュ)

 

やりやがったよ!!

確かに病んでたらホモ君"恐怖"状態になっていてもおかしくは無いけどさぁあ!!

 

ここでバラすか!?……ここでバラすか!?(二回目)

 

あああ………チャートが……チャートが……無に………還っていく………そんな……無惨な……

 

illi▄█▀█●illi<ガクッ

 

 

 

 

_ ̄_ ̄_ ̄_ ̄_ ̄_ ̄_ ̄_ ̄_ ̄_

 

「……おや?目を覚ましてしまわれたのですか?」

 

夜遅く。

獣も寝た星と月しか輝かない深夜に私はふと目を覚ました。

それは虫の知らせだったのかも知れない。

 

朝。きちんと目を覚ますためにカーテンはほぼ閉めておらず、白いレースカーテンから、月明かりが漏れていた様だ。

 

………本来聞こえる筈の無い少女の声が聞こえ、私の意識が少しずつ覚醒を始める。

 

ハッキリとした光が無いから、それは本来見える筈の無いものが静かに私の上に佇んでいた。

 

「……何事?………みふゆ?」

 

そう。そこに佇んでいたのは"梓みふゆ"だった。アリナが……妹が選んできたハウスキーパー兼アリナのモデルだ。

 

「………動かないで下さいね。」

 

そう言われても、下半身はみふゆの体に固定されているしで上半身を捻って動かすしかなかった。

 

………そうやって動かしてると、突然みふゆに振りほどけないほどの強い力で両手を押さえつけられた。

 

「………いったい何を?!」

 

「………あはぁ!……ダメですよ?旦那様?……契りを破ることは許されませんよ?」

 

みふゆは始めて、そんな歓喜の様な声を上げておかしな事を言い出した。

 

……契り……?

 

そんな契約した覚えなんて……無い……

 

「一体……何を言って……」

 

「どうにもこうにも……私達は夫婦じゃありませんか……忘れてしまったんですか?」

 

……え?

…そんな事………

 

「………本当に何を言ってッ!!!」

 

拒絶と恐怖を込めた殆ど叫んだような声は、みふゆには聞こえておらず、みふゆは上の服をスススと脱がす。

 

「……え?……あはは。面白い事を言いますね。旦那様?……私は今一番落ち着いて幸福ですよ?……それでは始めましょうか……?」

 

その静かなまでの動きに、私は始めて明確な"恐怖"を感じた。

 

その"恐怖"はみふゆが倒れてきた時がMAXだったと後の私は思うだろう。

 

その時、私は見て………しまったのだ。

 

………そうそれはまるで……深淵を覗いたような……

 

いや。それすらも生易しい。

例えるなら蛇と蛙。鹿と狼。

絶対的に勝つことが赦されない。

そんな………

 

"捕食者"の眼差しを……

 

「………………ぁ…………ぃ………」

 

その時の事を思い出そうとすると必ず体は震えを訴える。

まるで思い出すなと言わんばかりの………トラウマが。

 

「……あはは。でも旦那様は穢いです。とても。」

 

……そこから先はもう何も語れない。

 

だが一つだけ言える事は有る。

 

「………あんな……狂った愛情を向ける妹も!無口を装って一番貴方に触る塵も!疲れた様に装って貴方から離れない阿婆摩れも!!……全部全部全部!!!貴方を誘惑して……そうです。そうに違いないんです。……違いない違いない違いない違いない違いないッッッッッ!!!」

 

見るな。知るな。語るな。依るな。

 

…………その先を覗いて生きていられると思うな。

 

そう。

 

深淵は何時だって手を招いてこちらに堕ちることを何処までも………

 

ーーマッテイルノダカラーー

 

 





さあ。蛇は誰なのか。

箱庭に不純物を入れた少年の妹か。

それとも……愛に狂った愛されたがりやか。
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