外伝マギアレコードRTA√男でワルプルギス間接的討伐 作:キュップイ
皆さま…あけおめです。
そして投稿遅くなってごめんなさい……ユルシテ…ユルシ…テ
それでは小咄編。ホモ君は殆ど出番無いです。
今回はキャラ崩壊。口調崩壊が含まれます。
苦手な人はバック。重度なヤンデレ要素有り。
あ。それとマギレコで銀のパック買おうとしたらお金足りなかったので、周年まで多分ガチャ絶ちになるかも…
小咄①:絵描きとその弟子
[栄総合学園・美術室]
「ふと思ったんですが、アリナ先輩って姉弟がいらっしゃるのですか?」
……突然、背を向かい合って絵を描いていた時後ろから後輩に聞かれた。
「……ふーん。どうしてそう思ったのカナ?」
筆を一旦置き、後ろを振り向くまだまだ荒削りだけど磨きがいが有る後輩だ。
「だって……先輩の絵って」
後輩の指が作った作品を撮った写真を指差す。
「………"貴方が居るセカイ"。"貴方が見るセカイ"。」
特にお兄ぃの事を激しく描いた二枚を指差される。
「……紹介文には、消えたダレカと有りましたが絶対モデルが居ると思うんですよね~……」
こう言う所だ。
後輩に目を向けるのは。
絵の才能はそこまで無いだろうけど観賞の感覚はピカイチだ。
そこら辺でふんぞり返っている審査員に比べたら。
「………まあ。当たらかずとも遠からず。って所カナ?」
お兄ぃの事は言う気は無い。
口が軽い後輩の事だ。学校生活の事をばらされては堪ったものでは無い。
しかもお兄ぃの事だ。絶対学校生活の事を聞くだろう。
ーーーこれはまだ魔法少女となる前のお話ーーー
小咄②:魔法少女の狂愛
「………はぁ……エキサイトしちゃった…」
私が願って、手に入れた力"結界精製"その力にはビームで攻撃する力があった。
「お疲れ様。その魔女は幾もの魔法少女を倒している魔女だ。よく倒せたね。」
どこからか現れたきゅうべぇが話かけてきた。
「……ふーん。まあ強かったカナ?…あ。きゅうべぇ。」
使い終わって黒ずみ始めたグリーフシードをきゅうべぇに投げる。
きゅうべぇは器用に前足でグリーフシードを受け取り、背中の模様に仕舞っていく。
「アリナ・グレイ。君に一つ質問が有るんだ。」
「ナニ?きゅうべぇ。今日は心地が良いから聞いてあげない事もないケド?」
「感謝するよ。アリナ・グレイ。じゃあ何故君はもっと率直な願いを言わないんだい?」
アリナの手が止まる。
すぐに後ろのきゅうべぇを一瞥し、小さく吹き出す。
「……………アハッ」
「……………?何がおかしいんだい?アリナ・グレイ」
口から嘲笑の声が漏れでる。
漏れでてくる声は段々と大きくなり、そして思い出したかのように静まり出す。
「なんだ。そんなね。良いよ教えてアゲル。………簡単な事よ。」
「お兄ぃにはこの世に失望してもらわなくちゃならない。」
「……?どういう事だい?」
「だってそうなるとお兄ぃに頼れるのは私だけでショ?」
「………………………………………」
「あの時までは上手く行ってたのに…まったく顔も良い、性格も良い、包容力も有る完璧なお兄ぃが居ると大変だなぁ!!」
「……お兄ぃに近付く塵を片付けるのがさぁ!!」
アリナの狂笑はしばらくそこら一帯に響き渡った。
小咄③:灯花とねむの大きな発見
「………やっぱり。」
ねむと灯花は魔法少女になったばっかりの新米魔法少女だ。
固有能力は"具現"と"エネルギー変換"と言った珍しい能力だったが如何せんまだ完璧に把握仕切っていなかった。
「………わたくしとしては絶対に"ここ"はなにかが有ると思うんだけどなー」
「それは僕も賛成だよ。灯花。"お兄さん"の所だけ異様に魔女が近付かない。……まるで何かに怯えている様に。」
二人の手元に病院の平面地図と記された記号が有る。
そこには赤い線と丸。そして日付が書かれてあった。
「……うん。やっぱり半径5メートル以内には彼に近付かない。これは確実と見て良いと思うよ灯花。」
「わたくしとしてもにゃー?パパ様のこの病院に魔女が集まるお陰で街中を走らずにすむけど……」
「うん。けど………」
「「この病院に集まる魔女の量は可笑しい。」」
「それに魔女の行動性にも幾つか疑問が出る。」
「くふふっ。まあ何はともあれお兄様の所に忍び込めば良いんじゃないかにゃぁ?」
「…………そうだね。灯花。じゃあ夜に。」
(それでも幾つかまだ規則性が有る。必ずこの病院に入った魔女は彼の部屋の前を通る。………でも一体何故?)
病院の見取り図に唯一赤い線も丸も書かれていない場所が合った。
……それは仲良くしていた兄と慕う人間の所と合致していた。
[病院・真夜中]
「遅かったね。灯花。」
「にゃー!!ねむが速すぎるだけだよー!!」
「………まあ良いや。もう創ったお香は焚いているよ。」
「なら。」 「うん。」
ガラッ
ドアをあける。
そこにはベッドに横たわり、眠る美少年が居た。
カーテンを閉め忘れたのだろうか、月明かりがほのかに彼の顔にかかり、その美貌はますます魔性を孕ませる。
「…………"月下の美子"」
「奥ゆかしさがあるよね~」
そう。その美貌は月下美人。
見たもの全ての者を狂わし彼に捧げたくなるようなそんな魔性を孕ませる。
「にゅふふ~。ねむ。やっちゃいなさ~い!」
「うん。……………具現化。」
一言ねむが呟くとその手に握られていたのが、一本の注射器だった。
「にゅふふ~。身体を調べるのにまず始めに血液検査からだと相場は決まっているのだ~!」
「……………終わったよ。灯花。」
「じゃあ戻ろっか。」
「………………うん。」
血の入った注射器を灯花が持って帰ったのに対してねむは後ろを振り返って、回りに誰も居ないことを知ったら……
tyu。
「僕の……愛情…表現は…これしか知らな……いけど。…………受け取ってくれたら………嬉しいな。」
恋を愛を知らない少女はたどたどしい愛の囁きを持って少年の首に口付けをして脱兎の如く部屋から抜け出していく。
余談だが首に残った口付けは思いの外魔力が籠ってしまっていた。
見る人が見ればこう言うだろう。
"魔女の口付け"もとい"魔法少女の口付け"と。
[ある日]
「にゃーぁああああ!!!!こんな事って有るかーーーー!!?」
「灯花。……うるさい。何があったの?」
「何もこれも無いよぉ!!……これ見てから文句言ってよーー!!」
灯花はレポート用紙のような紙を持ちながら、ねむに見せる。
ねむはその紙を見ると、瞳を大きく見開き、小さくこう溢した。
「……………嘘。」
「だったら!どれだけ!よかったんだにゃーーーー!!!」
その紙に書かれてあったのは、"彼の血液の中から大量の魔力が溶けていると言うこと。"そして…"穢れの中に血液(仮称:魔力液)を垂らすと、穢れは中和される"と言う魔法少女の常識を根本から覆る事実が発覚した。
「これは……」
「しかも聞いて~!!」
そう言って投げられた別の紙にはもはや絶句するか、小さく笑うことしか出来ない事実がかかれていた。
「……………冗談でしょ?……」
「だと良かったにゃーー↓」
そしてその血液に触れていた彼の肉体は人間を逸脱しており、曰く細胞の分裂と崩壊をあり得ない速度で行われていると言う。
この結果を見ると、彼の部屋に自分だけ入り込んでいたみたいだけど今回は目を瞑ろう。
「………じゃあ……お兄さんの…体は…!」
「そうだにゃー。増えすぎた細胞を殺す為に免疫活動は活性化を続け、体温は37度を下回らず、そして身体がそもそも魔力に耐えきれてないから、本来身体が持たないはずだけど魔力の性質である仮称"中和"が起きているためプラマイ0。………」
「それじゃあ。………直す方法は有るのかい?」
「うん。最も手っ取り早いのは~直接血液と似たあれを抜く事だけど、私たちじゃ少しキツいし~……一番なのは、外から魔力を当てて強制的に鎮静化させる位かにゃー?」
小咄④:マギウスの結成
「………?お兄ぃ?誰か部屋に来てお兄ぃの所触った?」
アリナは最愛の兄にいつも通りに触っていたら、幾つか身に覚えのない魔力が首と腕から感知された。
アリナは心の底で激怒した。
魔力と言うことは魔法少女が正体しか無いからだ。
ちなみに魔女だと穢れを付けるらしい。
実際、とある事の為にアリナの魔力をお兄ぃに馴染ませてその状態が正常だと思うようにしている最中での事だった。
その中でのまるで自分の物と言わんばかりの痕跡はアリナを怒張点に達するのは明白の理だった。
勿論、アリナ以外は触れないから知らないとしか兄は言いようがない。
(まあお兄ぃが嘘を付く理由は無い。魔力だけ貰って後はゆっくり逆探知しよう。)
この時点でアリナ的に"ギルティ"。
少しは話を聞いてやろうとは思うが少しでも下手な事をしようと思ったら肉片一つ残さず消し潰すと密かに思った。
数時間が過ぎ、面会時間も終わりの頃、アリナはお別れの合図として何時もより少し過激にお兄ぃの首に甘噛みをして後を残した。
「………一体なにを?」
「キヒヒ!……強いて言うならお兄ぃへの愛情表現カナ?」
兄のその首にはアリナの歯形が付いていた。しばらくは落ちないだろう。
それでもアリナは納得したように頷いて蠱惑な笑みを少し兄に見せて病室を出ていった。
「………ネズミはこっち。」
病室を出た瞬間にアリナは表情を削ぎ落とし兄に触れた不埒者の粛清を始める。
「………まずはここかな。」
首に付着していた魔力はここが発信源の様だ。
余りにも濃く、そして濃厚に残っていたから簡単に探し出す事が出来た。
コンコン
「…………はーい。……どうぞ。」
少女の声が聞こえる。
どうやら自分と同い年位らしい
入った瞬間結界を作り出し、外に出る為の出口を隠蔽して袋小路にした。
「…………!結界。」
相手の雌も気付いたのかすぐさま魔法少女に変身して身構える。
「……早速だけどネ?…アリナの最愛に手を出したんだ。死ねよメスガキ」
絶望させる間もなく放たれる高密度の砲撃は相手を正確に穿った。
が、相対する魔法少女も一筋縄では無かった。
「………具現!」
眼鏡をかけた少女も自分の固有魔法でレーザーを防ぐ。
「………shit。」
アリナは相手の固有魔法の厄介さに気がつき、小さく悪態を付いたが攻撃の手は収めなかった。
「…………………」
相手の少女もアリナが中々の強敵と分かったのか、直ぐにでも魔法が発動出来るように構える。
「……………"具g……!…」
「………………しn………!!」
相手に致命傷を与えるため両者とも同じタイミングで走りだし、魔法を使う。
「………ちょっと待ったぁ!!」
相手との距離が数メートルも無く両者共即死レベルの魔法を放とうとした時にその少女は現れた。
「……アリナ的にどうやってここに入ったか聞きたいのデスケド。」
「にゅふふ~。結界は内側からは一見すると見えないけど外からは魔力反応が駄々漏れだったのだ~」
「…………チッ!」
アリナは両方の顔と魔力を見て、兄に触れた不埒者共と気がついたらしいが二対一だと形成が悪いようなので一端引く事にした。
「………ちょっと待ったらどうだい。兄さんの妹さん?」
「………みゅ?どういう事?ねむ。」
「簡単だよ。灯花。顔の形状や髪の色。何より魔力の型が似ている。これにより少なくとも血縁って事がわかって、この病院に来て尚且つ"少女"ならばお兄さんの妹しか無いからね。」
アリナは見透かされた事により少し顔をしかめたが、直ぐに吐き捨てるようにこう言った。
「……アリナのお兄ぃをお前らが呼ぶな。」
「…………随分と強い束縛心だね。嫌われるよ?」
「ハッ!…おあいにく様。お兄ぃに近付く雌が居なくなればお兄ぃに頼れるのは私だけなのダカラ。」
「………まったく。あの兄になんでこんな妹が産まれたのやら……心底救えないね。」
「っ!にゃぁああああ!!話を聞けぇえ!!……ホントにもう。この2人の相性最悪じゃん……」
まさに売り言葉に買い言葉。
アリナとねむはまた臨戦態勢に入ったが灯花がそれを中断させる。
「……とりあえず!情報の擦り合わせ!!……しないと。」
アリナと灯花。そしてねむは兄の事で情報の擦り合わせを行った。
「……成る程ね。少なくともお兄ぃを護る意思は有るって事ネ」
「話が早くて助かったよ。アリナ」
「………それで。どうするの?」
その話し合いは数日に渡った。
話し合いの中では兄の取り合いの為のねむとアリナの雑言罵言は多岐に渡り、灯花の胃と精神に少々のダメージを与え、兄に引っ付き離れない幼児退行を起こし"地獄の悪鬼羅刹ですら目眩を起こし倒れる程の口喧嘩"とまで称された。
その話し合いはようやく終着を始めた。
「………じゃあこれで良いかい?…お姉さま?」
「姉って言うなクソガキ。アリナは絶対に認めないから。」
(にゃ……もうどうでも良いからお兄様の膝の上でゆっくりしたい)
三者三様の様子のままとある組織がこの場にて発足された。
表の目標は"魔法少女を魔法少女の因果から解放する事"
そして本来の目的として"兄の異常性を隠し、愛す"
すなわち"絶対魔法少女解放戦線"マギウスの翼だ。
長くなりましたので失踪します。
本当に遅くなりました…反省。