鬼滅の刃 清めの音(ね)を持つ鬼   作:レイファルクス

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第34話

 

 

毒がある鎌の斬撃と帯による連続攻撃が迫る中、家屋が倒壊し瓦礫が次々と落ちる。天元は瓦礫を斬っていると、妓夫太郎が鎌を振るう。天元はそれをいなしながら『本当に蟷螂(カマキリ)みたいな奴だ』と思っていた。

 

 

そこに斬撃が迫るが、輝鬼がそれを日輪刀で受け流す。

 

 

『音の呼吸 伍ノ型 鳴弦奏々(めいげんそうそう)

 

 

天元は伍ノ型で追い込むが、帯が盾になろうとする。だがそれを輝鬼が閃光剣で地面に突き刺し、妨害する。伊之助と善逸は二体の猛攻のせいで避けるのが精一杯だった。

 

 

そこに雛鶴が到着し、屋根の上からクナイを"弓状のからくり"から"発射"した。

 

 

『血鬼術 跋弧跳梁(ばっこちょうりょう)

 

 

妓夫太郎はクナイを鬱陶しく思うも、血鬼術で防ぐ。天元はその隙に接近。妓夫太郎は天元の頚を斬ろうとするが、天元の狙いは妓夫太郎の"足"であり、妓夫太郎の鎌を避け、両足を斬る。そこにすかさずクナイが刺さり、妓夫太郎の再生が"遅くなる"。

 

 

そこに輝鬼が閃光剣で妓夫太郎の頚を狙う。だが妓夫太郎は"解毒"し、右足を再生させた。

 

 

『血鬼術 円斬旋回(えんざんせんかい)・飛び血鎌』

 

 

そして腕の血管を"破裂"させ、そこから斬撃を"腕を振らず"に広範囲に炸裂させた。

 

 

『音の呼吸 肆ノ型 響斬無間(きょうざんむけん)

 

 

天元は輝鬼を後方に蹴り飛ばし、肆ノ型で斬撃を相殺する。だがそこには妓夫太郎の姿は無かった。天元は雛鶴の方を向くと、妓夫太郎が雛鶴の顔を掴んでいた。天元は雛鶴を助けようとするが、帯がそれを妨害する。

 

 

輝鬼は咄嗟の判断でヒノカミ神楽と水の呼吸を"混ぜた"動きで妓夫太郎の腕を斬り、雛鶴を助けた。そして妓夫太郎の攻撃を凌ぐと

 

 

「竈門炭治郎、いや、輝鬼❗お前に感謝する❗」

 

 

天元が妓夫太郎の背後から頚を狙って刀を振るっていた。

 

 

一方伊之助と善逸は未だ堕姫に近づけなかった。伊之助は『早く頚を❗』と焦るが、善逸が『二体の鬼の頚が繋がっていなければ良い❗』と言った。それを聞いた伊之助は

 

 

「お前なんかすごいいい感じじゃねーか❗どうした❗❓」

 

 

と"心配"していた。

 

 

そして輝鬼も妓夫太郎の頚を狙って刀を振るっていた。今現在、輝鬼は右手に日輪刀、左手に閃光剣を持っていた。輝鬼は『いける❗』と思うが、妓夫太郎は鎌で刀を受け止めた。天元はもう一本の刀で頚を狙うが、妓夫太郎は"頚を百八十度"回転させ、"口で刀を受け止めた"。

 

 

そして妓夫太郎は再び円斬旋回・飛び血鎌を繰り出そうとする。それに気づいた天元は妓夫太郎諸共地面に飛び降りた。

 

 

伊之助と善逸は輝鬼に協力を要請し、輝鬼は承諾するが、二体の猛攻に翻弄される。雛鶴は即座にその場を離れ、彼らの勝利を祈る。

 

 

雛鶴はなぜ輝鬼を恐れないのか❓その理由は簡単。雛鶴が向かっている途中で箱を背負ったしのぶと出会い、そしてしのぶから炭治郎こと輝鬼の"容姿"を聞いていたからだった。なので輝鬼が自分を助けてくれた時は彼に攻撃をしなかったのだ。

 

 

『獣の呼吸 捌ノ型 爆裂猛進』

 

 

『水の呼吸 参ノ型 流流舞い』

 

 

『雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 八連』

 

 

輝鬼は伊之助を先頭に各々の型を使い堕姫へと迫る。

 

 

『獣の呼吸 陸ノ牙 乱杭咬み』

 

 

そして伊之助が堕姫の頚を斬った。そして堕姫の頚を持って遠くへ逃げた。堕姫は髪を伸ばして伊之助を攻撃するが、伊之助は刀で髪を斬り、凌ぐ。

 

 

だが、天元と戦っていた"はず"の妓夫太郎が伊之助を刺し、堕姫の頚を取り返した。輝鬼はなぜここに妓夫太郎が疑問に思って天元の方を見ると、『左腕が斬られ、倒れていた』。

 

 

堕姫の体は帯で輝鬼たちの周囲を斬り、足場を崩壊させた。そして輝鬼が周囲を確認すると、目の前に妓夫太郎が現れた。伊之助は屋根の上で倒れており、善逸は瓦礫に足を挟まれ動けないでおり、輝鬼は自身の刀が折れていた。そして妓夫太郎は輝鬼を罵った。首を掴み、持ち上げ、『今の気分はどうだあ❓』と言い、堕姫は頚を繋げた状態で二人のやり取りを見ていた。

 

 

輝鬼は妓夫太郎の腕を掴み、その手に力を込め、妓夫太郎の腹に渾身の蹴りを入れる。妓夫太郎はその蹴りの強さに少し驚き、首を掴んでいた手を離してしまう。

 

 

輝鬼はいつの間にか右手に"紫色の目玉"のような物『響鬼眼魂(アイコン)』を妓夫太郎に見せ、横のボタンを押した。そして輝鬼はそれを"自分の胸に押し当てた(・・・・・・・・・・)"。すると輝鬼の両腕と両足に炎のような模様が浮かび、胸に日輪のような円が浮かんだ。

 

 

「輝鬼・炎光」

 

 

輝鬼は自身の強化形態『輝鬼・炎光』へ姿を変えた。その姿に妓夫太郎と堕姫は驚いていた。輝鬼・炎光は妓夫太郎の頭を掴み、地面に叩きつけた。妓夫太郎は鬼ではあるが、この衝撃"だけ"はどうしようも出来ず、失神してしまう。そして音撃棒・閃光を取り出し、先端から"赤みがかった"刃『閃光剣・炎光』を出して妓夫太郎の頚目掛けて振り落とした。

 

 

刃は妓夫太郎の頚に当たり、斬られそうになる。その時、瓦礫から善逸が飛び出した。

 

 

『雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 神速』

 

 

堕姫は善逸を殺そうと帯を向ける。だが善逸はその帯を"足場"にして自身の"最高速度"を出す"奥義"を出した。堕姫は頚を帯状にするが、その速さゆえ善逸と一緒に吹き飛ぶが、刀は頚を捉えたままだった。

 

 

妓夫太郎は頚に走る焼けるような痛みで失神から回復し、円斬旋回・飛び血鎌を出すが、陽光と同じ力を持つ閃光剣の前では意味も無く、触れた瞬間に消滅する。

 

 

一方堕姫の方は頚を斬られそうになりながらも、善逸に帯を差し向ける。だがそれを"伊之助"が斬った。

 

 

「俺の柔ら"かさを"見くびんじゃね"え"❗内臓の位置を"ズラすな"んてお茶の"子さい"さい"だぜ❗」

 

 

「険しい山で育っだ俺に"は毒も"効かね"え"❗」

 

 

明らかに毒が効いている伊之助は堕姫の頚を"善逸とは反対側"から斬ろうとした。

 

 

「「アアアアアア❗」」

 

 

「ガアア"アア"ア"ア"ア"❗」

 

 

そして遂に妓夫太郎と堕姫の頚を"同時に"斬った。

 

 

互いの頚は地面に転がり、逆さではあるが、互いを見つめる形で止まった。

 

 

天元は三人の叫び声で覚醒し、妓夫太郎の体を注視していた。すると斬撃が発生しようとしているのを見た。

 

 

輝鬼・炎光は疲労困憊になりながらも胸に手を当て、『響鬼眼魂』を取り出した。すると身体中の模様が消え、強化形態は解除された。その時天元が『何かを言っていた』。

 

 

「逃げろーーーッ❗❗❗」

 

 

天元が叫んだ瞬間、妓夫太郎の体から円斬旋回が『四方八方』に飛んだ。

 

 

 

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