IS-オルタネイティブ-   作:3148

14 / 18
ラウラと遊園地デートしたい(迫真)キャラ崩壊、原作ブレイカー等、生理的に受け付けないという方はブラウザバックをお願いします。
そうだ、ラウラにネコ耳裸エプロンをしてもらえるようにお願いしに行こう!ジャンピング土下座と焼き土下座、どっちがいいかなぁ?(錯乱)

第十四話

エロエロビームの勢いはまだ収まらない。一夏の性欲に、燃えたぎるパッションに底はないのか……? 断ることが出来ないヒロインがまた、犠牲になっていく。
「嫌って言っても、とまらないからな」


【挿絵表示】



第十四話 並行世界 ラウラ?編

 もう見慣れた気がする、果てのない白い世界。時間の概念すらないように感じるが、次の世界に行くまでの間、考える。自分が何をすればいいのか、どうすればいいのか。そもそも、BETAとの戦いが待つあの世界に戻りたいのかすら、分かっていないのだ。

「何がしたいんだろうな、俺は」

 

 目を覚ますと、遊園地のベンチに座っていた。日は沈みかけていたが、休日と言う事もあり、周りは他の客で騒がしい。

「……絶叫系も結構乗ってたからなぁ」

普段の疲れも相まって、眠ってしまったのだろう。とはいえ、飲み物を買ってくると言ってから、そう時間は経っていないはずだ。

「待たせたな、一夏」

両手にストロー付きの飲み物を持って、ラウラが戻ってきた。今は見慣れたIS学園の制服でなく、ラフな私服姿である。

「流石にぬるいお茶はなかったが、氷は抜いてもらったぞ」

「注文が多くて悪いな」

お茶は素敵がつくほど冷たかったが、乗り物で消耗して疲れた体には心地よかった。

「ありがとう、ラウラ」

そう答えると、居心地が悪そうに答える。

「いや……私が考えなしに連れまわったせいだからな、許せ」

遊園地に来ると楽しそうにあれやこれや、と休みなしで目に入るアトラクションを行きたがるのだから、体力をこれでもかと言うほど使った。

「もう少ししたらパレードだ、それまで休んでいよう」

「……分かった」

どこかしら不満がありそうな顔しながら頷いた。俺は顔に出やすいとか色々と言われたけれど、よく見るとラウラも分かりやすい。普段はクールな印象ではあるけれど、興味がある事、驚いたりすることを隠す事は出来ない。

「……すまない」

「え、どうした急に」

「わ、私は、シャルや鈴音のように感情の機微に聡くないのだ。だから、お前が悩んでいるのは……分かるのに、どうして悩んでいるのか、その、上手く聞きだす方法を知らない」

ラウラは何時だって正直でストレートに感情をぶつけてくる。そういうところはとても素敵だとは思うんだけど。

「拷問の仕方なら知ってるんだが」

「一言余計だな」

怯えた表情をこちらに向ける。こうして見ると小動物のように見えなくもない。

「別に、ラウラの事で悩んでる訳じゃないんだけどな」

「そ、そうだったのか……てっきり、ジュースを持って帰ってきたあたりから顔色が悪くなっていたから」

それは乗り物酔いのせいではないだろうか、と突っ込みたくなったが堪える。いっそ話してしまえば、ラウラも安心するんじゃないだろうか、ということもあるし、こういった下剋上を狙う事ならラウラも得意じゃないかと思うからだ。

「私なら逃げるな」

「おお、そう来たか」

腕を組んで自信満々に答える。先ほどまでの怯えた表情はどこに行ったのやら、まぁ、得意分野になるとこうなるのは当然か。

「逃げ辛い状況におかれているのは分かるが、不利な状況で戦い続けても被害が多くなるだけだ。一般兵ならともかく、お前が預かっているのはISで失っていい様な戦力ではないからな」

ISが大事、それもあるがそれ以上に大切な仲間だ。わざわざ失う選択肢を選ぶ気はない。

「そもそも問題が、不利な状況を避ける事が出来なかったかどうかだ。自分よりも格段に強大な敵が現れる事を想像できなかったのか?」

それは想像していたと言ってもいいだろう。現実的に相対するビジョンがあった訳ではないが、もしも、束さんに近い存在になったとしたら、或いはBETAに近い存在になるかもしれないと、考えなかった訳ではない。ただ自分自身が、そうなって欲しくないと、希望的観測で、こんな事態に陥ってしまったのだ。

「……その顔を見る限り、避ける事は出来たようだな。だが、起こってしまった以上、仕方ない。次どうするかを考えなければならない、その上の選択肢の一つとして、逃げる事を選ぶべきだと、私は思う」

「万に一つぐらいの勝機があったらどうする?」

「そんなもので仲間の命をかけるのか、お前は?」

そう聞かれると、困る。仲間の命をかけてまで戦いたい訳じゃないけど。

「仲間の命を助けられるのが、万に一つだとしたら……どうする?」

そこで再び腕を組み直して、俯く。

「そうだな、そこまで来ると一夏がどうしたいか、になるな。言ってしまえば、その状況にならなければ、結果論でしかどちらが良いかは語れないだろう。先ほどの質問から、どうしたいかなんて明白だろうが……闘うプランはあるのか?」

「え~と、特訓とか……相手と同じISを用意するとか」

「出来るのか?」

特訓はともかく、ISを用意するってのはどうなんだろう。

「……その手段も考えていないのか。まずは出来るかどうかを考えるんじゃなく、どうしたら出来るかを突き詰めていけ。その後で初めて可否が見えてくるだろう。一夏のおかれている状況が特殊過ぎるから、私からどうとも言えんな」

「束さんに聞いたらどうかな?」

そう言うと呆れられる。

「私は出来るかどうかを聞いたぞ? 確かにあの人なら、可能な領域にいるかもしれないが、接触して協力を取り付ける事が出来るのかどうかだ」

協力は、どうだろうか。俺の頼みなら或いは、とも思うが、問題が問題だ、話しても協力してくれないかもしれない。だが、会う事は多分出来る。並行世界を渡っていけば、いつか彼女とである世界線に辿り着く事が出来ると思う。

「特訓にしてもそうだ。確かに効果的ではあると思うが、その時間があるのか? お前が用意できる時間は……」

そう言った瞬間に、横目に仮装した集団が目に入る。

「その……時間を充分に……確保」

「いいよ、先にパレードを見に行こう。この話は後でいいさ」

「……す、すまんな」

会話の途中でちらちらと見られたら、俺だって会話に集中出来ないさ。

 

 すっかり夜も更けて、パレードの灯りが頼りになる。キャラクターや妖精達が踊り、歌が流れ、幻想的な空間が広がる。

「綺麗だな」

しみじみとラウラがこぼす。彼女の生い立ちからか、こういう娯楽を楽しむことも少なかったのだろう。見ていればわかるのだが、パレードだけに目を向けている訳じゃない、それを楽しむ人たち、通行人にも気を配っている。そう言った人達まで一丸となってこのパレードを楽しもうと、そんな雰囲気をラウラは感じた事が無かったのかもしれない。

「……ラウラの方が綺麗だよ」

「ぶっ!! な、何を言ってる!?」

恥かしいが、嘘や冗談ではない。最初の出会いこそ、憎まれるような立場だったが、色々な出来事を共にし、こうして一緒に遊園地を楽しむ事が出来た。彼女の複雑な純真さは、宝石負けないくらい貴重で美しいものだと思う。それこそ、思わず見惚れてしまうくらい。

「わ、私があまり非常識だからといって、からかうなよ……」

「いやぁ、ラウラは可愛いな」

「だからぁ……もう知らん!」

そっぽを向かれてしまった。こういう事に弱いのは知っているけど、一々反応が可愛いからしてしまう。世間的にはからかっているということなんだろうけど。でも、今日は少し特別だから、思い切って肩を抱き寄せる。

「からかってない訳じゃないけど、冗談でもないからな……嫌なら、逃げても良いよ」

「……馬鹿な事を言うな」

ぎこちないけれど、ゆっくりとラウラも俺の方に体重を預けてくれる。細い肩と透き通るような白い肌は、ちゃんと人肌の温もりがあって、心地よくて余計に手放したくなくなってしまう。

「ちょ、ちょっと待て、周りに人がいるんだぞ?」

「暗くてよく見えないだろうし、そういう人も結構いるから大丈夫だよ」

見えなくても分かる、彼女はきっと顔を赤くして困惑してる。だけど、同時に期待もしてるんだ。こんな綺麗な夜景を前にして、馬鹿騒ぎの夜に恋人に期待しないなんて、ない。

「……馬鹿者」

深く深く唇を重ねる。息が苦しくて離れても、すぐにむさぼるように求めあう、お互いに。

「好きだ……ラウラ」

 

 「まだパレードの途中だというのに、せっかちだな」

「パレードなんて年中やってるさ。そんなものの為にこの気持ちを抑えたくないよ」

ホテルのダブルベッドの上、シーツをくしゃくしゃにしてラウラは押し倒す。流れる様な銀髪が、シーツに広がる。

「せっかちなのは、どっちだよ」

「い、言うな!」

ラウラも期待しているのか、これは一層昂る。

「さっきはああ言ったけど、もう嫌って言っても、止まらないからな」

「あっ……だめ、だめぇ……」

 

 香ばしい珈琲の香りで目が覚める。俺が用意した記憶はないので、ラウラが今朝食を作ってるということになる。

「……おはよう」

「今何時だと思ってる?」

「あ~……9時ですね」

エプロンをつけたまま頬を膨らます。テーブルの上には今しがた作ったと思われる食事があるのだが。

「お前が起きないから、モーニングに間にあわなかったではないか、馬鹿者め」

なるほど、それでラウラが食事を作っていたのか。

「起こしてくれればよかったのに……」

「……」

あ、黙ってしまった。これは、起こしてないな。

「もしかして、ラウラも起きたばっかりだったのか?」

「馬鹿言うな! 私はちゃんと7時に起きたぞ、ただ単に寝顔を見て起こしたくないな、って思っただ……けで」

顔を真っ赤にする。そっぽ向いてテーブルの方いってトーストをかじり始めた。

「……ほら、飯食う時までエプロンつけなくていいだろ」

「じ、自分で外せる!」

「はいはい」

ぱぱっと畳んで元あった位置へ。俺も腹は減っているので、トーストを口に運ぶ。うん、美味い。簡素な味だけど、適度に塗られたバターも程良く焼けてる。

「ありがとう、ラウラ」

「……ふんっ」

よかった、少しは機嫌を直してくれたようだ。

「さっきから座り難そうにしてるけど、やっぱりまだ痛むか?」

「馬鹿者がっ!」

 




長々と読了ありがとうございました。
駄目だ、エロいシーンとか書けないわ。18禁タグつける必要ないよね? もしあったら誰か教えて下さいorz
念願の朝チュンです。朝のコーヒーは苦いです(意味深)朝は起きられないですorz
あと二人分あります! お付き合いして下さってる方がいましたら、最大の感謝を。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。