IS-オルタネイティブ-   作:3148

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休憩か一泊か……選択は常に残酷である(意味深)キャラ崩壊、原作ブレイカー等、生理的に受け付けない方はブラウザバックをお願いします。
公園でデートとか、そんなに時間持たないから! 話すこととかそんなにないから! 出来る人はモテるんだろうな、とは思う。
シャルは興味津津だけど、むっつりなタイプ(確信)

第十五話

特に複線のなかった重大な事件をあったという前提で話が進む! でも特にこの先に関係ない話だから全く触れないぜ、HAHAHA! 今夜も一夏のエロエロビームがヒロインを襲う!


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第十五話 並行世界 シャルル?編

 特訓に関しては後回しだ。とにかくISを用意することを考える必要がある。現状の白式では太刀打ちできないのは明白なのだ。

「それだとやっぱり、束さんに接触するしかないな」

そう考えると、数に頼るしかないのだろうか。そうこう考えている内に意識が次の世界に引っ張られる。

 

 柔らかな日差しが緩やかに意識を覚醒させていく。とある公園で昼寝をしていたようだ。

「おはよう、一夏」

「……おはよう、シャル」

寝る前からそうだった気憶はないのだが、何時の間にやら膝枕をされている。彼女の太腿は適度に柔らかく、視線を真上に向けると少し顔が隠れる程度である。

「足、痺れたりしてないか?」

「大丈夫だよ、そんなに長い間してた訳じゃないし」

それならばともうひと眠りしようかと思ったら、流石に咎められた。

「もう、折角の休みの日に寝てばっかりなのは、感心しないんだよ?」

折角の、とはいうが、色々あった事が片付いて、IS学園側が機能しなくなっているだけなのだが。

「まぁ、確かに俺達の仕事も片付き始めたし、折角といえばそうなるのか」

当事者でもある俺達には、事件後、雑務を含めて働きどおしだった。平和になった証拠と思いながらこなしてはいたが、やはり休みとなると嬉しいものである。

「一番最初にするのが宴会っていうのは……まぁ、おいておくとしてもね。僕と一緒の時間は大事にして欲しいなぁ、って」

大事にしてないつもりはないんだけれど。

「シャルの膝枕が気持ちいいからなぁ、不可抗力ってやつだよ」

彼女の頬にそっと手を伸ばし、髪をすく。

「……調子がいいんだから」

「シャルといるのに、悪くなるはずがないさ」

そうだ、今はシャルといるこの時間を大切にしてあげなければ。一つ間違えば大三次世界大戦になりかねない闘争に巻き込まれ、大立ち回りを終えた俺達だったが、正直役者不足で多くの人の手を借りたり、少なくない犠牲を出してしまった。今更、悲劇を嘆く訳ではないが、彼女もまた、心を痛めていると思う。

「……本当に?」

「この辺に……書いてないか?」

自分の頬辺りを指差す。書いてないよ、と指で突かれる。そんなたわいないやり取りではやはり、誤魔化せないらしい。

「前の事件とは、関係ないんだけどな」

「……聞かせて」

 

 とりあえず、膝枕は足がしびれた事と、いつまでも日差しの下にいるのも、ということで、休憩場所を移動する。屋根のある公園の施設だが、余り手入れが行き届いていない様で、ベンチが少し汚れている。

「なるほどね、一夏は直接は関係ないんでしょ?」

「まぁ……直接は」

言われる通りだ。結局、これが解決しなかったからと言って、何かしら今の俺に関係がある訳じゃない。ただ、どうしても、放っておくと気持ちが悪いというだけなんだ。

「お人好しだね。とにかく、ISに関しては箒ちゃんに頼るしかないかなぁ」

「箒? 束さんじゃなくてか?」

シャルがくすくすと笑う。

「勿論、篠ノ乃博士に直接会えるならそれが一番だけど、その篠ノ乃博士に会えるのはどっちかというと、箒ちゃんの方でしょ? 紅椿の事もあるし、必要かどうかは僕たちでは分からないけど、協力を取り付けておくに越したことはないよ」

確かに、仮に紅椿が必要になったとしたら、手間が省く事も出来るし、箒の方にも可能性はある。

「特訓は……そうだね。その後からでいいんじゃないかな、結局ISが用意できるかどうか、に関わっちゃうし」

「そうか……とりあえず、箒に頼まないと、だな」

「多分、無理だろうけど」

シャルはほぼ断言してしまった。

「一夏からすると分からないかもしれないけど、こうなっちゃったし、紅椿まで手放してくれるとは、ちょっと思えないかなって」

宴会の時もそう、良い雰囲気ではなかった。今までの様な幼馴染としてではなく、少し距離のおいた関係になってしまった。良い友人であることには変わりはないが、それでも俺の選択は、彼女達との距離を広げてしまった。

「手を貸してはくれると思うけど、どうする?」

「止めておくよ、それはきっと、俺の役目じゃない」

出来るならしてしまいたいけど、きっともっと適任の俺がいるんだろう。わざわざ箒を怒らせる理由もないし。

「……これが俺の選択だから、な」

そうして、シャルと口づけを交わす。触れるだけでなく、舌を絡め、奥へ奥へと、互いがむさぼり合うような深い口づけを。

「ねぇ……一夏」

もう我慢できないようだ。二人は公園からでて、ホテルへと向かう。

 

 シャルの後にシャワーを浴びると、昼間のふんわりとしたワンピースとは違う、体のラインが顕わになる服装をしていた。

「どう……かな?」

「綺麗だよ、脱がせるのが勿体無いくらいに」

「ふふ、思ってもないくせに」

二人は倒れ込むようにベッドへ。窓からは薄く夕焼けがさしていた。

 

 気がつけば日は沈み、夜は深くなっていた。

「……もう泊まらないか?」

「だ、駄目だよ。明日は用事があるんだから……」

未だにベッドから抜け出せない俺と、着替えを始めているシャル。とはいえまだまだ下着姿だ。

「昼からだろ? 今から急いで帰らなくても間にあうんじゃないか?」

顔を真っ赤にしてシャルは俯く。

「だって……多分、朝起きれなくなっちゃうし」

「うん、否定はしない」

それなら俺も起き上がらない訳にはいかないだろう。シャルにはシャルの事情があるのだ。それに今彼女を一人で帰らせるのも面白くない。

「続きは帰ってからだなぁ」

「ふぁっ!?」

シャルが頭の中で闘っているのが分かる。俺の提案に乗って大丈夫かどうか、必死で計算しているのだろう。

「……シャルって意外と、誘惑に弱いよな」

「うぅ、一夏に言われたくないよぉ」

「俺は意外じゃないからな」

なんの言い訳にもなってないが、それでも、彼女が誘惑に弱いのは、嬉しかったり、複雑だったりする。俺の好意を素直に受け入れてくれるのは嬉しいが、他の男に引っかかったりしないか心配だ。

「続きは置いとくとしても、一緒に帰るだろ?」

「……勿論!」

忘れ物がないかチェックして、部屋を後にする。

「あ、夜景見に行くのと、DVDどっちがいい?」

「え? え~とね……いや、もう結構時間遅いよ?」

「そっか~、シャルは早く帰りたいのか~、仕方ないな~」

そこでようやく誘導に気付いたようだ。

「ち、違うからね! 早く帰りたい訳じゃないから!」

むきになって否定するというか、そこに考えが辿り着く時点で駄目ですよ、シャル。

「そっか~、違うのか~」

「も、もう、ホントに違うんだからっ!」

「いや、特に何するかは言ってないけど?」

シャルは左腕を掴んで体を預ける。これ以上ぼろを出すのを嫌がったのか、口数は減ってしまった。

「……嫌か?」

「ずるいよ……分かってる癖に」

ずるくないと思うんだが、なぜなら俺はシャルに勝てないんだから仕方ない。本当に可愛くて、本当はずっと一緒にいたいから。自分から手を繋がない癖に、離したくない気持ちは、不安とも言えるかもしれない。

「俺はどっちでもいいんだけどなぁ」

それでも、どっちがいいかなんて言うまでもない。

「……い、一回だけなら」

 




長々と読了ありがとうございました。
もしもシャルが付き合ったら、ベタベタイチャイチャするんじゃないかなという設定の世界線。
個人的には大好きです、もっとイチャコラしろ下さいorz
連続で投稿していますが、少し見直す予定(予定は未定)なので、後日投稿します。
残っているのはもう少しですので、早めに出せればと思います。
ここまで見て下さっている方がいれば、最大の感謝を。
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