対魔忍になりたかったのにどうして鬼殺なんだ!? 作:Meat Toilet
私の投稿した作品はR-18ばかりなので、健全な子供たちは読んでは駄目だぞ。私は不健全なので読みますがね。
ちなみに作者の座右の銘は『背徳』です。
そういえば、いつだったか人妻の魅力について語っていた気がする。しかし、私は触手の良さについて語るのを忘れていたので良い機会なので教えてあげたいと思う先ず触手というのは私の両の腕と足を拘束して全身を這うように舐めるように蠢き粘液によって発情させ蕩けさせた後に泣いて懇願する私のマ✕✕と✕ナルの穴に触手チ──―ゴフッ!!
瓦礫が頭にぶつかって血を流し、気を失って半月くらい寝込んだらしい。何か大事なことを語っていたかもしれないけど、それが何なのか思い出せない。
これは全て自分で出した型によって負った自業自得で、不名誉な負傷だった。幸いにしてぶっ壊した建造物には人っ子一人おらず、死傷者は無い。というのも、どこぞの有名ホテル会社が建てて、これからオープンするってところだったので良かったかもしれないけど、経済的損失は数人くらい首を吊るくらいデカい。しかし、産屋敷家で何とかしてくれたので私が何かするって事は無いらしい。
とりあえず、またしても上弦を狩れなかったことにナイーブになる。黒死牟を斬れたかもしれないけど、まさか足場が壊れるのは予想してなかった。次の機会があれば地面の上で戦おう。
半月くらい眠っていた体はバキバキで物凄く重い。対魔忍として情けない限りだ。
目が覚めて傍らにいた真菰ちゃんを起こし、嫁三人衆に抱きつかれておっぱい地獄を味わいながら思うのは、この三人はいつになったら子供を孕むのだろうという純粋な疑問だった。上弦を討伐したら引退して後に孕む、なんて考えているようだが、出会してないのにどうするつもりなんだろう。私ばっかりエンカウントしてるから、不公平感が拭えない。まさか、これが処女の呪いだとでも言うのか。
そんな事を考えていたら、長兄が病室に入ってきた。
「おう、派手に元気か?」
「元気に決まってるだろう。見ての通り五体満足だ」
「我が妹ながら派手に末恐ろしいな。お前、本当に人間か?」
「私が人外なら、長兄も人外になるぞ?」
「お前と俺を派手に一緒にするな。いいか、俺は神だ。わかったか?」
ううむ、わからん。
「うん、わかった。で、長兄は見舞いに来たという感じでいいか?」
「派手に様子見に来てやったんだ。嬉しく思え」
「わーい、嬉しい。ステキー抱いてー」
「おう、派手に抱いてやるよ」
「やっぱり無し。長兄に抱かれるとか末代までの恥だわ」
「俺もお前を派手に抱くとか末代までの恥だ」
そこまで言う!?
酷くないかな?
「大体、いざとなったら情けなくなる地味な女のくせして抱かれたいとか言うな」
「けふっ」
怪我人に更にダメージを与えるとか、長兄は人間の皮を被った鬼かもしれない。これが本当の皮被りか。
長兄じゃなくて包茎だわ。
「命を懸けて上弦の壱と弐と参を相手してた妹に地味だの何だの言って精神的な攻撃するとか何なの? 酷くない? 私は死の恐怖と戦ってたのに……!」
「お前が怪我したのは派手に自業自得だろう。お前のことを心配するとか一生かけても有り得ねぇな」
「血も涙もない。おまけに勝手に人を嫁扱いしやがって。謝って! そして、上弦と戦った私を崇め奉ってよ!」
「神が人を崇めるなんて無理に決まってんだろ」
「お隠れさせてやるよ!」
傍らにあった愛刀を抜いて、目の前にいる自称神とやらを八つ裂きにしてやろうとした時だ。
「怪我人は静かに寝なさい! 他の患者の迷惑よ!」
包丁が私と長兄の間を通過し、二人して押し黙って同時に投げたであろうアグレッシブな少女に目を向ける。
しのぶちゃんは身長のことでイジった時と同じように般若の顔で、日輪刀を抜いていた。次は刺しに来ることは確実で、私と長兄は顔を見合わせて静かにすることに決めた。
それから小一時間の説教タイムが幕を開け、とりあえずこんな大怪我を負うことになった元凶の鬼舞辻無惨には十二鬼月を模した人物の肉便器になってもらうことにします。第2巻はオークやトロルなどの対魔忍御用達のデカチンに孕まされるのも良かったが、気が変わった。ここはやはり配下が裏切って犯すというシチュエーションにしよう。でも、それやったら鬼殺隊の人間がエロ本書いてるってバレて面倒な事になるかもしれない。どんな反応するのか楽しみたいところだけど、ここは無難にやろう。
しかし、相手は平安から生きてるであろうエロの始祖なので並大抵のエロさでは喜んでくれないかもしれない。
説教タイムが終了し、すっかり意気消沈した私はベッドに潜り込む。
「ところで、長兄よ。何か話かあるのではないか?」
「情報共有だ。お前が復帰してから会議で話を聞くつもりたったが、早めに越したことは無いからな。こうして俺が派手に聞きに来てやったんだ」
「特に真新しい情報は無いな。精々、上弦の壱はかつて柱にまで上り詰めるくらい超強い鬼殺隊の人間だったって事か。月の呼吸だったか月経の呼吸だったかを使って、三日月が出てくるんだが、あれにも当たり判定が出る。要するに柱数人で挑んで犠牲にしてようやく勝てるんじゃないかな」
「だとしたら、なんでお前は一人で戦って派手に無事なんだよ」
「応援してくれた子たちがいたからだ。お世話になった一家の子供たちの顔を思い浮かべたら、なんか知らないけど力が湧いてきて撃退できた」
「派手に訳のわからんことをするな。というか、世話になった一家っていつ頃の話だ?」
「家を出てからの話だが?」
「変なことしてないよな?」
長兄の私に対する評価はどうなってるんだろう。鬼殺隊における美女ランキングだったら、ダントツ1位になる自信があるエロゲーヒロインだぞ。むしろ変なことされる側だと思うんだが。
「長兄は会ったことないから知らないんだろうけど、とてつもなく可愛くて良い子たちだぞ。ふふっ」
「本当に何もしてないだろうな?」
「しつこいぞ、長兄。あの子たちには姉と慕われるくらいそれはもう頑張って振る舞ったんだぞ。今度、久しぶりに顔を出す予定だから、付いてくるがいい。あっ、でもあの子たちが私並みの美少女だからって手を出そうとしたらいくら長兄でもぶっ殺すからな」
「誰が派手に手を出すか!」
「手を出すほどの魅力が無いというのか! この野郎、ぶっ殺してやる!!」
「なんでそうなんだよ!」
「静かにしろォー!!」
クソッ、またしてもしのぶちゃんが邪魔してきやがった。刀を持って憤怒の形相で接近するや、私の首筋に剣先を向ける。
「静かにしろって言ったわよね? バカなの? 死にたいの? 今すぐここで殺してやろうかしら?」
「そう怒らないの、しのぶちゃん。牛乳足りてないんじゃない? あっ、身長が足りないから仕方ないか。まったく、胸とお尻ばっかり大きくなってたら駄目だぞ」
最速の突きが掠め、髪が数本斬られてハラハラと舞い落ちる。
ああ、人ってマジで怒ると笑顔になるんだね。しのぶちゃんのおかげで初めて知れたよ。
「次は当てるわよ?」
相変わらずア○ル弱そうな女の子だなー。
「しのぶちゃん、怒ってる顔も可愛いぞ」
「いい加減、ちゃん付けはやめてください!」
「もうそういうの気にする年頃かぁー。しのぶちゃんの成長が喜ばしいよ。まあ、胸とお尻ばかりに栄養が偏って背丈は豆粒なのは仕方ないか」
「誰が豆粒ですか?」
「目の前で胸と尻ばかり成長する女性的魅力に富んだ小学生と同じくらいの身長の女の子で御座います」
「ふふふ。凜子さんはお世辞ばかり上手ですね」
「アハハ。ありがとうございます」
あら、怖い。
やはり、ア○ル雑魚のしのぶちゃんは背丈をネタにすると笑顔になる。恐ろしい。そして、ショタ食いのカナエは胸の話になると笑わなくなる。恐ろしい。蝶屋敷でマトモに話せる女の子はきよちゃんとすみちゃんとなほちゃんの三人娘とカナヲちゃんくらいだ。アオイちゃんは顔射が似合うのだが、よく怒るので困る。
こうして考えると、蝶屋敷のメンバーは私と相性が悪いかもしれない。
怒らせてしまったしのぶちゃんを帰らせ、ようやく一息つける。うん、休もう。
「それで、さっきまで背景と同化していた自称神様は帰らないのか?」
「地味なこと言うんじゃねーよ。とっとと派手に治しやがれ」
「わかってる。私、こう見えて怪我の治りは早いから心配しなくても大丈夫だ」
「そうかい。まあ、それだけ派手に元気なら心配いらないな」
それにしても、機能回復訓練が始まるんだよな。別にいいんだけど、他の隊士の目があるので服をきちんと着て行われるのは徹底し過ぎじゃないだろうか。
今更だけど、私が鬼殺隊に入って3年経つんだっけか。18歳となったのだな。
18かぁー。対魔忍なのに未だに処女ってヤバくないかな? わぁー、どうしよう!?
なんで鬼は私を犯そうとしにこないんだろうか。稀血だからか!? いや、もしかしたら処女だからなのかもしれない!
どうして私は処女なんだ!!
これはアレだ。早めに誰かが貰ってくれないと、一生かけても対魔忍されないぞ。
「ガッデム!」
またしのぶちゃんに怒られた。
正直、鬼舞辻無惨が童貞か否かは難しいところですね。
鬼となってから、食欲とか太陽を克服するとかそんな事ばっかりに心血注ぐハズもないと思いたい。鬼だって性欲くらいはあると思うので、まさかずっとマスかいてた訳でもあるまい。
もし童貞だった場合、約千年ものの骨董品レベルのナニということで国宝級ですね。
ちなみに主人公は前世から続く処女です。彼女の前で蜘蛛の巣の話をするのは地雷なので気をつけましょう。