雷帝の使い、智徳の天使龍と共にある、空より舞い降りん。   作:ARice アリス

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ミ・世界 ススム者

ミ・ルイガ。この世界はそう呼ばれている。この惑星も地球と似た公転を行っており。

 

 

そこには人類とは異なる生物も存在していた。

 

我々の指すところの。

 

 

       異世界 である

 

 

 

 

ある地方の街中が通りを通る一団を騒がしく迎えていた

 

華やかで、過美などない。機能的な鎧兵士たちの長い軍行進行列

 

その中央に位置する 軍騎鳥 (ぐんきば)に騎乗している黒き雷帝と呼ばれし漢は

 

 

髪は白。四十、五十ほどの齢と見受けられ、豊富な顎髭をたくわえ。鎧の上からも見受けられる

 

鍛え上げられた巨躯には誰もが圧倒される威圧感を放っていた

 

その姿を見た観衆たちは

 

『おお!!われらがゴッヴルス雷帝猊下!!』

 

観衆の誰もが諸手で歓声を上げた。

 

「荒々しき益荒男、国家を保っているのは彼あってこそだ!

 それに従う極氷結魔法のヴィクティア卿にも爽やかな顔表からは想像できぬ戦果という噺だ!」

 

雷帝と呼ばれたかの人物の周囲三人の騎乗者にも目は向けられている

 

『雷帝閣下は他国の境界線上の辺境域領主の融和策を『気に入らぬ』。と申して地方首領を『哭雷』で塵に変えたとか』

 

『閣下の雷が強大で城壁がいとも容易く崩れ去り、城攻めにならぬ、と聞いたぞ』

 

 

『なんだ、あの青ざめた色の全身鎧の騎士は…?』

 

『馬鹿!かのお方は御神から聖槍ニュリンルコを賜った

 " ヴァリュキリア "(神聖汝騎士)のクライ・ヴァ・ハイネ様だぞ!』

 

『あの、戦力比が個人でひとつの地方軍団ひとつ(一万人)に値するという!?』

 

 

『すげえ、こんな地方で見られる戦力じゃねえぞ…!』

 

 

 

『ん?なんだあの冴えない男は』

 

『見知らんな。なんだ、捕虜か何かか?』

 

『捕虜を騎乗させるのか?』

 

ざわざわとリッテンチャ・フャリーと呼ばれる町の出の我々の世界でいうところの

高校生のブレザー制服の学生服の前髪で顔が隠れた男は異様であり。

身なりと服の仕立ての良さから敵貴族の捕虜かとか

彼に対しての様々な憶測が飛ぶ。

 

 

 

 

「おいで、フィベレ・イス。」

 

片腕を鷹氏のように腕を水平に掲げた。そうすると小鳥が男子の方に留った

 

 

 

「おいで、その名を呼ぶよ。

             ―――――――フィベレ・レ・イン・トー・コ・コリス」

 

 

 

 

 

轟と轟木々は折れるように騒めき軋む、建物の屋根、柱の木材もギシ。と音を立てている。

 

上空には巨大な影。

 

 

 

 

そう、現在上空の雲を散らし。ただ、浮くように漂う浮かぶ山。

 

     それは街を飲み込まんほどの山のごとく巨大な巨龍であった

 

 

 

町人たちはその強大な力に畏れ慄き、土下座、地に伏して神の祈りを唱えた

 

 

 

同時に翠色に光るドラゴンが20匹、隣国の境である狂鋼山脈を越え、現れた。

 

戦力から十念に揃えられぬ数だし、どちらの過剰戦力も異様であった

 

 

が。

 

それでもドラゴン同士には数があっても子供と大人程の巨躯の差があった。

 

巨龍が街の防衛に回っているのでやっと同戦力の力量差だ

 

 

軍騎鳥兵に抱えられた国旗を雷帝ことゴッヴルス卿は受け取り、それを上に掲げ旗揚

 

周囲をくまなく見渡すように

 

騎鳥を操る。そして名を下した。

 

 

総員、掛かれ!と、言った瞬間。一人の男が悲鳴を上げはじめ。ゲル状に形を変えた

 

その悲鳴はやむことなく。大きなゲル状の塊がそこかしこに現れた。

 

 

 

「ススム。貴様の忠言。確かに。褒賞を期待せよ。」

 

 

「ハッ。お心のままに。」ススムと呼ばれた学生服で龍使いの彼は

 

騎乗したまま器用に最上位の敬礼を行った

 

 

「キリがありませんねぇ。このクソ蟲。」

 

 

「……………….!」

 

「おや。失礼、彼らも元は国家の無窮の民にして人間。

    一匹の 人躁影蟲 (ドッペルゲンガー)がここまで増えると厄介なのは初めて聞きましたよ。」

 

 

 

 

「………………!!!。………!?.」

 

 

 

「おう、わたしも同意見です。彼は脳裏に魔眼でも含めているのでしょうかねえ。

 

 

 

           あなたのこと、気になりますよ。ススム・ヴィーハ」

 

 

 

 

 




今年最後の投稿かも
エルフおじは近々
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