気になりましたら小説読もうで人中の蝮と検索すれば出てきますので興味がありましたら読んでみてください。
始まりですが・・・自覚はないです
いきなりこんなことも言うのもなんだけどもし転生した先に己が知っている人物がいたらどうしますか。ただいま俺は転生先で幼馴染でとんでもない有名人がいます。
その名前は織田久遠信長・・・そう、戦国時代を代表する人物である。だが、普通の戦国時代ではない。本来ならば男が普通なのだがこの世界は女性になっているのである。そもそも信長だけでいろんな世界にいるから本当に困る、後世でこれほどいじられている人物はほかにはいないだろうぐらいにいじられキャラになっている。
それは良いのだ、俺はその織田久遠信長の古き幼馴染に転生したのである。ついでに名前は荒木将希村重という名前だ・・・なんかこの名前はどこかで見た覚えがあるのだけど記憶が古すぎて思い出せないけどまあ、そこそこ有名人なのであろう。
俺は幼いころに先代様・・・久遠の父親に引き取られて育てられたのである。理由としてはこの子は将来絶対に大物になると確信したのか、久遠のお世話係として暮らしていた。本当に最初のころは久遠は元気がよく明るくて可愛い子だった。
こちらは前世の記憶がある以上、見た目はともかく中身が年上なのでいろいろと世話をしながら暮らしていた。もちろんお世話になっているから自分ができるだけの恩義は返しながら生活していた。そのおかげか本来の歴史よりも織田家の勢力が早い段階で拡大していた。
尾張統一はもちろんのことほかにも伊勢、志摩、伊賀を統一して計四か国を治める大名家に成長させることに成功した。これには久遠のお父さんは非常に喜んでいた、わしの目は間違えていなかったと言っていた。
だが、俺が余りにも有能なことをしたせいで先代様は久遠に対してお世話係の俺がここまでできているのにどうしてお前は出来ないのかと厳しく叱っていた。もちろん久遠も努力はしたけどすべて俺のほうが評価が高いのか父親に認めてもらえずに泣いているときもあった。
そして幼いころはあれほどなついて一緒に遊びをしていた仲だったのに次第に次第に険悪な関係となり俺に対して敵対心を見せるようになっていた。更にここで先代様はとんでもない爆弾を投げてきたのだった。
それは尾張の中でも天才と呼ばれている俺と久遠を結婚をさせたのである・・・うん、先代様には恩義がありますから言えませんでしたけど無理ですよ。明らかにこちらに敵対心がある人と結婚をしても絶対にうまくいきませんから、今からでも良いから考え直してくれると助かるのですがと思っている間に先代様が急死をしたのである。
もしかして先代様はうすうす己の限界が近いことを分かっていたから結婚をさせたのかと考えた。実際にこの後本来ならば織田家の内乱みたいなことが起きるがこの世界ではそれはなかった。
理由は久遠の夫が有能だからとか、俺は神様から愛されている者だからとかほかにもいろんな噂や事実などあり一つにまとまって国が動けていたが逆にこの結果で久遠は更に俺に対して敵対心を出してきた。
まるで自分一人では何もできないやつだと思われていることが嫌なのであろう。だから久遠と俺の間がうまくいっていないことは織田家のみんなは知っているほどである。
でも一応、俺はほかの人物には嫌われてはいなかった。美濃の国から来た美濃の蝮の娘である斎藤結菜と仲がいい、家臣たちとも仲は良い、特に滝川雛一益とはとても仲がいいと言っていいぐらいだ。
それで今はあの有名な戦い桶狭間の戦いが起きる前日で久遠が評定を開いたのだが結局決まることなく評定は終わりを迎えた。そしてみんながこれからどうすればいいのでしょうと聞かれてきたので俺はとりあえず思いついた作戦を伝えた。
「とりあえず、久遠には言ってはいないけどこんな作戦があるのだ。まず我々は圧倒的に不利なのは向こうも承知だろう。だからここは空城の策でまずは尾張と三河の国境辺りにある沓掛城をまず今川に貸す。その後、敵側はこちらが士気がかなり低いと思わせる。そして大高城、鷲津砦に丸根砦を相手に少し戦ってから相手に明け渡す」
そうしたらこれを聞いていた雛以外の者たちが不満の声が上がっていたがここで雛が
「大丈夫だよ、将希が考えもなしで明け渡さないから・・・ねえ、将希さん~でも考えなしだったら雛は驚いちゃうかもね~」
「安心してくれ考えはある、雛の言う通りにこれは俺なりの作戦だ。こうすれば相手は我先へと功績上げようとして後続の部隊など無視して攻め始める。そして今川義元はまず大高城に向かうことになるだろう。砦も近くに二つもあり身の安全も取りやすい。そのためにはまずは丸根砦に向かうはずだ。ここを義元の墓にする。みんなは知っているかもしれないがこの大高城と丸根砦の間には森が広がっている。数千の兵が隠れていても気づかれない。主力をこの森に隠し敵の先鋒が深追いをしたらこの丸根砦を襲って奪取する。その後は敵の旗をそのままにして義元をこの丸根砦にいれる・・・後は言わなくてもわかりますよね」
この作戦を聞いたら家臣たちはみんな、これならば勝算があるということで喜びの声が上がった。吉本の首をあげたら敵が大軍でも意味がない。家臣たちや雛たちがやる気を出していると騒ぎを聞いた久遠が戻ってきて
「そのような作戦をとれば織田はそのような卑怯な戦い方しかできないと思うだろうが、烏」
「久遠、今はそんなことを言っている場合ではない。この大軍差を無くすためにはこうするしか方法がないのだ。お前もわかるだろう、普通に戦っても勝ち目がないことぐらいは」
「それでもそのような戦い方をするぐらいならば潔く戦って討ち死にする・・この戯け者が」
そう言って久遠は再び評定の間を後にした、これを聞いた家臣たちと俺はため息をつくのだった。そこそこいい作戦だったと思ったのにな。こう見えて戦術や戦略は自信があるのに・・・なぜあると言えるのかと言いますと実は・・・
俺、もともと神様なのですよ。名前は八咫烏と言ってどこかで聞いたことがある名前の神様だと思いますがわかるかな?
あの須佐之男命の配下みたいになっている鳥みたいな神様ですよ、足が三本あって未来の日本でもいろんな所でシンボルとして使われています。
ついでに前の名前は島津将希と言う名前でした。出身は薩摩のほうであの戦闘狂で有名な薩摩隼人たちを束ねていた島津家の子孫です。だから今回の転生先には少し驚いております。
でも今は人になっていますがね。その気になれば神の力も使えますけど・・・人の体ですから無理は出来ませんから。でも本当にどうしようか、マジで神の力を使わないといけないのかと思いながら評定の間で考え込むのだった。
今回はゆっくりと書いていきますので温かい目で見守ってください。