幼馴染が有名人すぎる人の件について   作:人中の蝮

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久しぶりにラインを見たら大親友に匿名でこのような場所で出すのは良くないと注意されました。


今後は気を付けますのでどうか許してください。


足利家に訪問ですが・・・自覚はないです

そうして数日後には京の都に到着していた、応仁の乱で荒廃した都だが俺が堺との貿易や援助金を出したおかげで比較的にまともな都に戻っていたがまだまだ足りないなと感じるところがあるがそれは戦乱のせいでもあるからしょうがないと思いながら俺は二条城に向かって歩いていた。

 

 

そして二条城の前に到着して時に偶然にもいつものあの人が外に出ようとしていたので俺はその人物に声をかけたのであった。

 

 

 

「一葉、久しぶりだな。また外に出てごろつきもしくは散歩でもしようとしていたのか」

 

 

 

「お主は将希じゃないか、久しぶりじゃの。まったく、最近は来てくれないから余以外に女でもできたかと思っていたのじゃが」

 

 

 

「なんでそうなるだよ・・・ってその前に俺は一葉とそんな関係になった覚えはないけど。でも元気そうで何よりだよ、お土産もあるしそれに幽が好きそうなものを持ってきてるしな」

 

 

そう笑いながら言っていると急に後ろから気配を感じて振り返るとそこには細川幽の姿があったのである。

 

 

「いやー毎度毎度助かっていますよ。昔に比べたらマシになりましたが今だに火車に近い状況ですから」

 

 

本当にお金に関すると信じられないように出てくるよ、一応俺は神様ですよそれもそこそこ有名な神様の背後をとれるとは本当に油断ができない人だと思いながらいつものように城の中に案内されて城の中で話を始めた。

 

 

「それにしてもお主のところに天から舞い降りたという男がいるという話を聞いたのじゃがそれは誠か」

 

 

「一葉にしては情報を調べているなんて珍しいな、何か興味を持ったのか」

 

 

「そうだのう、それもあるがついでに情報は幽から聞いた」

 

 

「ですよねー、一葉がそんなことをするはずがないよね。もし一葉がそんなことをしたら明日には日ノ本が滅びると言われても俺は信じるぞ」

 

 

「何ー余の扱いが酷いのじゃ、余だって情報を集めることだってあるぞ」

 

 

そうなのかあの一葉が情報を集めることがあるのかと思い感心していたら幽がその答えを話してくれた。集めた情報はすべて俺に関する情報ばかりでありそれ以外は何もしていない事らしい。

 

 

全く、少しは感心したと思っていたらそんな情報を集めてどうするつもりなのかと思っていた。

 

 

「でも公方様が行っている行為は決して無駄ではないと思いますよ、将希殿・・・いいえ、八咫烏様」

 

 

本当にもっとうまくしていたら正体がバレることはなかったのに、でもあの時は正体を出さないと救えなかったからしょうがないかもしれないが。足利家を救うために一葉に幽そして一葉の妹である双葉ちゃんにはすでに正体がバレている。

 

 

でも正体がバレていろいろと問題はあるけど・・・そう考えるとまたため息をつく相変わらず一葉は俺を夫にしようとしてくるし幽も足利家の直臣にさせようとしてくるし困っている。

 

 

癒しは双葉ちゃんだけだが最近になってあの一葉が何かを吹き込んだのか、妻にしてくれませんかと言ってきたのである。それは困る、俺は久遠の夫だから無理なんだよと言ったら双葉ちゃんがでも仲が悪いという話を幽から聞いたのですがと言ってきたので俺は足利家の献上金でも減らそうかなと思うほどであった。

 

 

幽、神々に対しての行為は絶対に忘れないからな。責任はいつか取ってもらうからなと思っていると幽が小さい声で俺に対して聞こえるように

 

 

「では、八咫烏の妾となって責任でもとりましょうか」

 

 

俺はそんな責任の取り方を望んでいないというか人の思考回路を見るなと思いながら歩いて双葉ちゃんがいる部屋にたどり着いた。

 

 

「八咫烏様、お久しぶりです。双葉でございます」

 

 

うん、この子は本当に良い子なんだ。本当に純粋な子で誰かさんが悪いことを吹きかけなければ問題はない子なんだよな。でもそんなことをするような奴らがここには二人もいるからな。

 

 

 

そんなことを思いながら俺たちは座り話を始めた、やはりと言うべきだろうか幽は何か相談もしくは聞きたいことがあるのではないかと気が付いていた。流石、幕府の管領だと思いながら話を始めた。

 

 

「まず、最初に話したいことは知性を持った鬼が再び出現した。前は一葉たちは見ていると思うがあのような鬼がこの前再び目撃した。これは非常に危険なことであるために幕府の力が弱くなっているのは理解しているがそれでも協力してほしい」

 

 

「なるほどあのような鬼が再び現れたのじゃな、それは確かに危険な状況じゃのう。しかし、幕府も力が弱くなり誰も聞いてくれないのじゃ。せっかくお主の提案で山城、丹波、丹後の三ヶ国を持つ勢力にもなったのにじゃ」

 

 

なるほど確かに勢力は大きくなったが重要な拠点が抑えられなかったのが痛いか、そうなると一葉ちゃんたちができることは限られてくるかと思いこれは一旦置いといて俺は一葉たちに重大なことを話した。

 

 

 

「一葉、幽、双葉ちゃん、三人にどうしても伝えないといけないことがある。これは本気で君たちに降りかかってくるだろう災難になるかもしれないから聞いてくれ」

 

 

 

それを聞いて三人とも真面目な顔になり俺のほうを向いて話を聞く姿勢をしたので俺は静かにゆっくりと話をした。

 

 

「実はね、天から来たという新田剣丞がどこから来たということを調べたのだけどこの日ノ本とは少し違う所から来た人である。出身は神奈川県・・・いや、今の時代では相模の国と言うべきか。母親は島津家の最大の分家に当たる北郷家の者で父親は・・・・あの新田義貞の子孫にあたる人物であり・・・言わなくてもわかるか」

 

 

それを聞いて幽と一葉に双葉は難しい顔をした、それもそのはずだ。この新田義貞という人物は一葉のご先祖の宿敵と言うべき存在であり足利家にとってみれば仇討でもされる心配がある一族であり出来ることならば力を持ってほしくはないのが本音だろう。

 

 

それに今更であるが剣丞君が同盟を結んだ相手はどれも幕府に対しては良い印象を持っていないのが多い。今の幕府にとって代わって政権を握ろうとした、今川家に長尾家に味方をするので敵対している武田家、そして幕府というその存在ごと無くそうとしている織田家、もしかして剣丞君は幕府を滅ぼすつもりかもしれない。

 

 

だからこの三国同盟が結ばれたと言っても可笑しくはない、そうなると必然的に一葉たちが危ないが俺は織田家の家臣であり助けにはいきたいが・・・しかし、このままではと思うと何か考える必要がある。

 

 

・・・うん?待てよ、新田剣丞・・・足利家・・新田義貞・南朝、待てよ。もしかして今回の黒幕はあの人物ではないか。俺はすぐに一葉たちに伝えた。

 

 

「一葉、幽、双葉ちゃん。まだ仮説しかないけどもしかすると今回の黒幕が分かったかもしれない、この騒動を起こしているのは南朝の主であった後醍醐天皇ではないかと考えている」

 

 

それを聞いてほかの人ならばありえないだろうとか頭おかしいと思われるだろうがすでに神々の領域を見てしまった三人にはまさかという顔をしていた。幽がすぐにそんなことが可能なのですかと聞いてきたので俺は返答をした。

 

 

「ありえる可能性だ、もし後醍醐天皇が神になるための修行をして霊脈を見つけてそれを我が物にできたのならば下級神に転生することが可能だ。その後にも修行すればそこら辺の神よりは強くなる。もちろん信じられないぐらいの努力は必要であるが負けず嫌いならばなることもできるだろうな」

 

 

それを聞いて一葉がその霊脈と言うのはなんじゃと聞かれたので俺は三人に簡単に説明をした。

 

 

簡単に言うと自然の力が集まっている場所でそこではいろんな不思議なことが起きている。所であり神々がこの地上に降臨するときにも比較的に向かう場所でもある。これを見つけてそれを手に入れたのならば十分と現実味がある話になる。

 

 

それでその肝心の霊脈がある場所は限られている、日ノ本にもそんなに多くはない。でも実は三河の国にある野田城付近でそんなに大きくはないけど見つけてしまいました。だからそこを居城にした理由にもなりましたけど。

 

 

確かこの日ノ本で一番大きな霊脈は・・・隠岐の国にあった気がしたな・・・待て昔にこの後醍醐天皇が島流しになったと聞いたけど・・確か・・嫌な予感がしてきた。もしこの隠岐の国に島流しになったというならばすべての話に繋がると思い俺はすぐにでも隠岐の国に向かい確認したいといい飛び出そうとしたら一葉が

 

 

「そなただけずるい、余も連れていけ」

 

 

いやいや、遊びに行くのではないですよ。これは立派な調査であり遊びではありませんと言って話してくれる相手ならば苦労はしないかと思い幽を見てみると頭を下げてきたので俺は仕方がないと思い一葉を姫様抱っこをして翼を出してそのまま空に飛び出した。

 

 

もちろんほかの者には見えないように姿を消して飛び出したがここで一葉が

 

 

「やはり、空から見る日ノ本は最高じゃのう、主様」

 

 

だから俺はお前の嫁に向かえる気はありませんからほかのいい男を探してください、一葉と思いながら隠岐の国に向かうのであった。




いち早く、この世界の黒幕が後醍醐天皇だということに気がつく主人公でした。
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