幼馴染が有名人すぎる人の件について   作:人中の蝮

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不穏な空気ですが・・・自覚はないです

京の都から終えて帰っている最中でも重い足取りは無くなることはなく帰っていた。このままいけば足利一葉はもちろん足利家とも仲が悪くなっていく、それはすなわち幕府との関係が悪化につながる。それは久遠の天下を遠ざける行為となる。

 

 

 

それだけは何と手しても避けたいがその回避する方法が分かれば苦労はしないか、どんな時でもこの世な状況になっても恐らくあの宿敵でもあり一番の理解者とも言える友ならばどのような解決を導くのであろうな。

 

 

あの男ならばこのような状況をすぐにでも解決するだろうが・・・もうその男は今はどこにもいない。男はこんな俺のために命を懸けて散ってしまった、おそらく俺が長い年月をみて最強の男であり、誰よりも俺を理解してくれた男・・・松永紅龍。

 

 

 

紅龍よ、もしお前ならばどうしている。もしこのような状況になったらどうしている、どうか聞かせてほしいお前の意見を。だが、そのように願っても答えなどは帰ってくるはずもなかった。

 

 

でも俺の命はこうして生きているのは松永紅龍のおかげなのだ、ならばその最強の男が命を落としても救ってくれた意味・・・価値を与えなければ俺は死んでも死にきれない。あの世で紅龍に合わせる顔がない。

 

 

俺は自分の顔を両腕で挟むように叩いて気合を入れた、暗いままではいつまでも良いことは起きない。今は全力で事をやろうと気持ちを切り替えて歩き出した。

 

 

数日後には尾張に到着しており久しぶりに久遠に会いに来た、相変わらず犬子と和奏は元気そうで何よりだ。そして麦穂さんと壬月さんは相変わらず苦労をしてそうで本当にご苦労様ですと思いで挨拶していき。そしてついに久遠と訪問したらなんと不在で城下町に無断で出かけているらしい。

 

 

それを聞いた俺はたとえ俺のことが嫌ってもやはり久遠なのだなと思っていると結菜がどこに久遠がいるかわかるかしらと聞かれたので俺は昔は久遠と一緒に付き合っている時間がほとんどだったので久遠が行きそうな場所は理解していたので早速探しに向かった。

 

 

久遠がイキそうな場所はこの辺だと思うだけどなと探していると少し服装を変えているが幼いころから見てきた俺の目には誤魔化せないでいた久遠の姿を見つけた。俺は後ろから静かに迫ってから声をかけたのである。

 

 

「久遠、出かけるのは良いけどせめて誰かに声をかけた後ではないとみんなが困るよ」

 

 

「・・・烏、どうしてここが分かったであるか」

 

 

「どうしてと言われても幼いころからの付き合いだから久遠が行きそうな場所はこの辺かなと思ってきてみたら案の定にいたわけだ」

 

 

まあ、見つけたのは良いけど相変わらず俺を見たら不機嫌になりせっかく城から抜け出せたのにそれ以上の厄介者に見つかるとはと嘆いた。こちらも相変わらずの好感度の低さに嘆きたいです。

 

 

そもそもの原因は俺にあるのですけどそれでもそろそろ和解でもしていただけないでしょうかと思っていた。そのように考えている間にも久遠は俺から逃げようとしていたので俺はすぐに久遠の後を追った。

 

 

城下町から離れて山の中に入ってやり過ごそうとしていたが昔から久遠の行動を付き従っていたのでこれぐらい余裕だと思いながら逃がさないように追っていた。本当に元気があるなと思いながら追手いた。そしてついに捕まえて久遠に対して

 

 

「まったく、人が考え事をしている間に逃げるのは良くないよ。そんな隙を見せた俺も悪いかもしれないけど、俺はただ城のみんながどこにいるのかと心配をしていると伝えたいだけなんだよ」

 

 

「うるさい、お前は昔の爺やと一緒の言葉を出すか、この爺烏ー」

 

 

本当にこの辺は昔から変わっていないよな、良いことなのか悪いことなのかと思っていると周りに少し不穏な気配を感じて周りを警戒をした瞬間に久遠の背後から襲ってきた鬼を見つけたすぐに俺は

 

 

「久遠、危ないー」

 

 

そう言って久遠の盾になるように鬼の攻撃を受け止めた。急な攻撃だったのですぐに防御は出来なくて攻撃を受けた。もちろんのこと血が出たがそれよりも鬼を倒さないとと思い攻撃をして鬼を倒した。

 

 

しかし、致命傷まではいかなかったがそこそこな傷ができてしまったと思っていた。それにこれが一匹だけならば問題はなかったが数体まだ隠れていると感じ取れた。久遠に対して

 

 

「久遠、まだ鬼が周りに数体隠れているかもしれない。慎重に動いて山から出るぞ、流石にこの状況で勝手な行動だけはやめてくれよ」

 

 

「たわけ者が言われなくても我はそうする。烏こそ足手まといになったら置いて行くからな」

 

 

「そうか、構わない。さて、久しぶりに二人で頑張りますか」

 

 

そう言って俺と久遠は移動を始めた、もちろん鬼の襲撃はバラバラであるが攻撃をしてきたがどれも二人で返り討ちにしてなんとか山からの脱出に成功した。

 

 

俺の傷も何とか収まり一安心だと思っていると久遠が久しぶりに向こうから声をかけてきたのであった。

 

 

「烏、どうしてお前は我に従っている。我の夫だからか、亡き父上の願いだからか、答えよ」

 

 

俺はそれを聞いて一息をついてから落ち着いて答えるのだった。

 

 

「答えは簡単だ、約束だから。お前を天下人にさせると約束を果たしたいから、久遠は覚えていないかもしれないけど俺は覚えているよ。必ずお前を天下人にさせる。だから言わせてくれ、何が起きても俺は久遠の味方だと」

 

 

「ではお願いがある・・・烏の隠し事をすべて話せ。そうすれば信用してやる」

 

 

俺はこの言葉を聞いて返す言葉が見つからなかった。隠し事すなわち俺が神様であること八咫烏であるということを話せと言っているのか。でもこれだけは嫌だ、もし話して信用されても今度から将希ではなく八咫烏として見ることになるだろうから。

 

 

俺は嫌なのだ、八咫烏としてではなくただの将希として見ていたんだ。だからこれだけは久遠に話したくはないのでただ顔を地面に向けて久遠を見ないようにしていた。

 

 

すると久遠はこの愚か者と言ってその場から立ち去るのであった、俺は追うことができずにただそれを見守るしかできないでいた。久遠・・・もう俺たちはあの頃の関係に戻ることができないのか。

 

 

昔みたいに遊び歩いて仲が良かったころにはもう戻れないというのか。俺は空を見上げた。すると空は青空が広がっているのにもかかわらず雨が降ってきたのである。

 

 

木の下に向かってもその雨を雨宿りすることができないでいた。雨か・・・屋根なしはきついですよ。そう思いながら俺は空を見上げていた。

 

 

やむことがない雨は人がいる場所につくころには収まり俺は城に戻って結菜に報告しに向かった。そして伝え終えて帰ろうとしたときに剣丞が俺に対してこれをかけてきたのである。

 

 

「元気がなさそうに見えますが大丈夫ですか、将希さん」

 

 

「これは剣丞君か、そう見えるかな。流石に仕事の疲れが出てきたかもしれないね、剣丞君こそ大丈夫かな慣れない仕事で剣丞君こそ疲れがたまっているのではないかと心配しているけど」

 

 

「そうでもないよ、優秀な彼女たちがいるから。むしろすることが少なくて困っているぐらいだよ、そう言えばあれから部下も増えたので今度紹介をしたいと思っていますよ」

 

 

そうか、剣丞君は元気そうで何よりだ。その一方、俺はこんな状況になっていて人の心配をしている場合ではないか。でも剣丞君にはどうしても聞きたいことがあるから聞いてみることにした。

 

 

「剣丞君、風のうわさになって三河まで届いたのだけど剣丞君はもう複数の女性と関係を持ったという話は本当なのか」

 

 

 

それを聞いた剣丞は素直にそうだけどと返してきたので俺はすぐに剣丞に向かって言葉を出した。

 

 

「剣丞君、もしそれが本当ならば久遠はどうするつもりだ。俺は久遠が幸せになれるのならば俺は喜んで身を引こうとしているが・・・今の剣丞君の行動を見ていると久遠が幸せにしてくれるか怪しく感じるだから・・・」

 

 

「だから何ですか、それを決めるのはあなたではないでしょう。久遠が自ら選ぶことでしょう、別にあなたが決めることではない。あなたが久遠と仲が悪いからと言ってこちらまで指図はしないでほしいです」

 

 

そう言い終えた時にひよ子がこの場に来たので剣丞はではこの同じ女の子から意見を聞いてみることにしますと言って剣丞が

 

 

「ひよ子、もし自分か将希さんの二人から結婚するとするならばどちらがいい。自分はその知ってるかもしれないけどいろんな女性と関りはある。将希さんはそんな話は聞かなくてとても良い人だと思うけどどちらがいい」

 

 

 

それを聞いてひよ子は少し悩んだが結果的に選んだのは剣丞君のほうであった、俺はそれを聞いて少しそんなものなのかと思いながら落ち込んでいると剣丞が俺だけに聞こえるように

 

 

「だから今後はそんなことを言わないでくださいね・・・将希さん」

 

 

そう言って剣丞とひよ子は俺のところから去ってどこかに向かうのであった。そしてこのような状況になり俺は・・・織田家に・・いや、この世界から必要されているのだろうかと思うのだった。

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