幼馴染が有名人すぎる人の件について   作:人中の蝮

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模擬戦闘ですが・・・自覚はないです

それからも俺は修行をやめることはなく模擬戦闘する前日まで修行をしていた、こうして修行をしていると昔のことを思い出す。かつては神様を育成というより神様にさせるための学園の生徒の一人であり俺はその中でも落ちこぼれであったがそんな俺をこんな一人前に育ててくれたのが義理の父とも呼ばれる須佐之男命である。

 

 

 

確かに怖い一面はあったがそれ以上に信念や正義、そして神様の心得を押してくれた柱でもある。そして馬鹿にされないようにこんな風に修行をしていたな、あの時は出来ないことができるようになって本当に楽しかったな。もちろん今も楽しいが・・・子供みたいだが誉めてくれる人がいなくなり少し寂しい気持ちがあって昔みたいに集中は出来ないな。

 

 

本当にあの頃は楽しかった、いろんな人と出会いそして戦いもありながらも神になるためのことをしていた時代が・・・でもそんな時代も過ぎてゆき今はこうして生きているわけだ。

 

 

そろそろ義理の父、須佐之男命みたいに運命の女性とも出会いをしてみたいものだ。でもこの世界の女性たちはスタイルに顔がレベルが高すぎるのですけどもうみんなが可愛いので運命の相手が分かりません。

 

 

でもしいて言えば話していて楽しいのはやはり・・・粉雪になるのかな。とても話しやすい上に乙女らしい一面もある。性格もとても良く子供ができてもとても面倒を見てくれそうな女性だから正直に言ってかなり気になっている女性と言える。

 

 

まあ、向こうが嫌だと言われたらもう終わりだけどな。雛は運命の女性というよりは妹として見ている感じかな。だって雛がまだ五歳のころからの付き合いで成長してもやはり妹と見るのが当たり前だろう。

 

 

妹と結婚したいやつなど・・・大昔に本当の大昔にいたような気がするが後はこの時代で言うならば最上と最上とか最上とか、いたような気がするが気のせいだろう。

 

 

そして久遠は完全な幼馴染であり一人の女性とは見たことはないかなというよりすでに本人が嫌がっているのでそれもあってか考えに入っていない。

 

 

そんなこともあり今だに運命の相手は決まっていないといえるかな。結婚自体は久遠と一応形だけであるが繋がっているからな、本人はそれも嫌がっているけど。

 

 

そんなことも考えて修行をしていたのである、そしてついに模擬戦闘する日が来たの、俺は楽しみで昨日はすぐに寝れた。全力で楽しむために俺はいつもこんな時はすぐに寝れるのだ。

 

 

そして両軍分かれて会議をしていた、俺は犬子と和奏に対してある程度戦ったら初めてゆっくりと退却をしてそして相手と少し離れたら一気に退却をしてくれ後は壬月と話し合って相手を罠に嵌めるからと伝えて二人が陣から出た後に

 

 

「壬月さん、二人にはあのようなことを言ったがおそらく二人は何も考えずに敵に向かって突撃をすると思うから今のうちに壬月さんは優れた千の足軽を率いて背後に回ってもらいたい。俺は本陣に壬月さんがいるように見せて戦うからそれでいいですか」

 

 

それで帰ってきた答えはそれで構わないと言ってきたので俺はこの作戦通りに動くことにしたのだった。そしてついに模擬戦闘が始まった、二人はやはりいうことは忘れてしまったのか敵陣深くに突撃をしていた。

 

 

まったく相手が竹中詩乃がいるのにどうしてそんな風に突撃ができるのかと思っていたらいきなり二人がやられたという伝令兵が伝えてきたがマジで本当に早すぎませんか。まだ戦闘が始まったばかりですよ、でも完全に犬子と和奏は包囲殲滅されたように負けたらしいけど・・俺はため息をついて行動を開始した。

 

 

俺は敵に数を割いていることを気づかれないために敵部隊の前でただ一人で待ち受けていた。流石にこれは罠があると相手側は思ったのか向こうから迫ってくることはなかった。

 

 

一応、小隊ぐらいの規模でこちらに攻撃したがすべて倒して敵の軍師である竹中詩乃はただ俺の様子を見て考え事をしていた。おそらくこちらの本意でも考えているだろうがもう遅い、丹羽麦穂がいる陣から声が上がってきた。

 

 

それを聞いた竹中詩乃はすぐに理解して本陣の救援に行くように指示をした瞬間に俺はただ一騎で突撃を始めた。この行動に流石の竹中詩乃でも理解はできないようだったな。しかし、俺が戦いを始めた瞬間に周りの森から一気に旗をあげた上に声も上げるのだった。

 

 

もちろん周りには伏兵と入れるほどの人数はいなかったがこれは偽兵の計と言って簡単に説明しますとそこに兵士はいないのにいるように見せることを言います。

 

 

俺はそれで混乱した敵部隊を蹂躙していた、その時に壬月から丹羽麦穂を倒したと報告もあり勝負はなんとかこちらの勝利に終えることができたがそれでも満足がいく結果ではない上にあの二人には将としての自覚がなさすぎる。

 

 

今は壬月さんや麦穂さん、俺が居れば支えることができるがいつかは一人で戦場を任せられる日が来る。その時のためにの二人には少し厳しい言葉をかける必要があった。

 

 

厳しいとも言われえるかもしれないがそれでも将来の君たちのために、そして君たちを信じて付き従ってくる兵士たちを裏切らないためにも今は怒らないと思い俺は少し険しい表情をして待っていた。

 

 

そして帰ってきた二人に対して俺は久しぶりに厳しめな表情で二人に対して説教に近いことを話した。

 

 

「犬子、和奏・・・俺は最初に伝えたはずだよね。このような作戦で行くから従ってくれとそしてなんだ、約束を欠片も守ろうとしていなかったじゃないか。もし守る気があれば負けようが包囲されようが後退はしてくれるはずだ・・・なのにまったく下がっていないとは、これに関して何か言うことがあるのじゃないかな」

 

 

 

俺の言葉を聞いて二人はすみません、つい忘れていましたと言った次の瞬間、

 

 

「そうか、忘れていましたか・・・それで済む問題だと思っているのか、犬子、和奏!」

 

 

久しぶりに怒鳴った声に二人はもちろん壬月さんも少し驚いていた。普段からすればこんなことは言わないだろう人が言っているのだから驚くかもしれないけど。

 

 

「良いか、犬子に和奏は少なからず足軽たちの運命をお前たち一人が握っているということを忘れないでほしい。足軽も一人一人に家族がいるのだ、お前たちの軽率な行動でその足軽が死んだら残された者たちにどうやって謝るつもりなのか。今回は模擬戦闘だから死亡者は出なかったが、だからと言ってこの結果をお前たちは忘れていましただけで済ませるつもりか」

 

 

「で、でも僕たちが勝てたことだから良いじゃないですか」

 

 

「そうだワン、犬子たちが勝ったのだからここまで怒らなくても良いと思うワン」

 

 

「お前たちが言っていることは勝つためならば兵士たちなど全滅して良いですよと言っている者だぞ。仮に勝ててもその次の戦では必ず破れる、誰が死ぬ可能性が高い戦場に行くか、誰が部下を討ち死にさせやすい将の下で働くと思うのか」

 

 

俺は二人にこれまでにないほどの説教をした。今、ここで正しい方向を導いてあげないといつか大きな失敗をして多くの命が失ったときに一人で責任を感じ取り大きな負い目にならないようにさせるためにも今は心を鬼にしても二人を叱り続けた。

 

 

これが嫌われようが怖がれても結果的に二人のためになれるのならば構わないと感じながら怒るのだった。

 

 

そして説教が終えると二人は泣きそうになりながらもその場から立ち去った、ようやく説教を終えたと思いため息をついたら背後から壬月さんが

 

 

「それにしてもお前がここまで怒るのは初めてじゃないか。最初は流石の私でも驚いたよ」

 

 

「そう感じましたか、確かにそうかもしれませんね。でもここで強く叱りを受けておかないと将来もこのままで良いのだと勘違いして大きな間違いを起こしてほしくはないですからな」

 

 

「でも良いのか、おそらく二人からは当分の間、嫌われるかもしれないが」

 

 

俺は壬月さんの話を聞いて返した言葉はそれは分かっていますよと伝えて俺自身も欠点らしい場所を探して少しでも無くして行こうと思いまた修行でもしようかと思うのだった。

 

 

 

そして怒られた二人は今まであんなに優しくしてくれていた人からあそこまで言われて怒っていた。どうしてだと思いが将希に対して怒りを覚えていた時に

 

 

「二人とも今日はなかなかいい勝負だったな、あと少しだっただけどな。でもこちらの負けは負けだからしょうがないか・・・でも勝ったはずなのにどうして二人は泣いているのか、聞いても良いかな」

 

 

そうやって優しく言葉をかけてきたのは新田剣丞であった。二人は今までのことをすべて話した。戦いに勝っても将希による説教がありそれが余りにも厳しいものであり終えた瞬間に逃げるように走ってここまで来たと伝えた。

 

 

「確かにそれは言いすぎだ、二人が罠にかかったのは本当だけどそれで俺たちは勝てると油断を誘えたから壬月さんによる本陣奇襲が成功したと思うのに自分はそう考えているよ。だから、二人は褒められることはないけど怒られることもしていないと自分はそう感じたな」

 

 

それを聞いた和奏と犬子はそれは本当と聞かれてきたので剣丞は笑顔でそうだな、少なからず自分はそう思うよと返したのであった。二人はそれを聞いて剣丞と今日のこと、そして話などできなかったところを話し合いを始めるのだった。

 

 

だが、剣丞の脳内ではいろんなことを考えていたのである。それは将希に関することであった。

 

 

本当に将希は戦いに政治、知略はあるけど人の扱いに関してはとても下手な奴だ。勝手に関係が悪くなってくれる。自分はそうしてできた関係の隙間に入っていけば簡単に将希を孤立させることができる。

 

 

将希さんよ、あなたを例えるならば古の覇王、項羽ですよ。もちろん項羽よりも知略もあり政治もできる・・・しかし、人の扱いに関してはこの人並みですよ。ならば自分は勝者になった劉邦みたいにみんなの力を借りてあなたを倒せばいい、そして最後に笑うのは将希、あなたではないこの剣丞こそ最後には笑うのだ。

 

 

そう考えていたことにより顔に出ていたが二人からは何か楽しそうだなと思って深くは言わなかったのであった。

 

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